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某ドラマの弟×兄貴

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
某ドラマの弟×兄貴のアホ犬です

気を緩めてたとか、油断してたとか、そんなの言い訳に過ぎない。
ここがどこだとか他に誰がいるなんて考えなくても分かること。
だけど、俺は………気づかなかった。
兄貴のことで頭が一杯だったから。
兄貴とは正反対の顔をして、俺の事を見ていたあの人が後ろにいたことも。

「……それ、兄さんの制服だよね?」

その声で初めて気づき、ハッとその人物の方を振り向く。
急いでブレザーを脱ごうとした手を掴まれて、振りほどこうとした時にその人と俺の身分を思い出す。
俺は彼に逆らうことは許されないのだ。
力を抜くと彼は満足気にブレザーのボタンに手をかけ、わざとゆっくりと脱がす。
床にそれが落ちて彼が踏みつけても、俺はその場から動くことが出来なかった。
声を出すことも出来なかった。
ほんの少しでも彼を刺激するような事をしてしまえば、自分は止まらなくなってしまうだろう。
兄貴に迷惑がかかるのは嫌だ。
大丈夫、大丈夫だ。俺が何もしなければ、兄貴は大丈夫なんだ。

「そんなに強く唇を噛んだら、切れて血が出るよ。……それとも、血が出る方が好きなのかな、君は」

楽しそうに笑って、俺を押す。丁度、兄貴のブレザーの上に倒れるように。
何故だろう。あの、兄貴の弟なのに。同じ血が流れている筈なのに。
何でこうまでも正反対なのだろう。
人の良さそうな顔して。でも、実は誰よりもぎらぎらとした獣の眼を持っている。
そこだけは兄貴と似ていると言える部分、かもしれない。

「……威嚇して、捨て猫みたいだね」

ワイシャツの擦れる音に重なって彼がそう呟いた。

早く、早くこの時間が過ぎればいい。
事が終ったら、制服を洗いなおさなきゃいけない。
兄貴が帰ってきたら、何事もなかったように笑顔で「ご苦労様です」と言うんだ。
全身を貫かれるような衝撃、痛み。身体が軋む。
気づけば舌に鉄の味がじわじわと広がっていた。

「……数や、僕ならそんな辛い思いにはさせないのに……」

唇をなぞる指がやけに優しくて、怖いのに何故か切なかった。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
予想外の爆撃にやられました。犬萌え…!


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