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吾輩は主婦である

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  前回我が灰書いた者です
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  今回も我が灰書かせていただきます
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 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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今日も一日が終わろうとしている。
しかし、我が灰にとってはこれからが戦いなのだ。
「緑ちゃん」
きた!
はじまった。
我が灰が布団に入ると同時に、赤ぱじャまは我が灰を甘ったるい声で呼ぶのだ。
「ねえ、緑ちゃん」
しつこいぞ赤ぱじャま。
我が灰は夏眼漱席なのだ。つまり、男なのだ。
なぜ男の我が灰が毎晩毎晩同じ男の貴様の相手をせねばならんのだ。
「緑ちゃん、そっち、行っていい?」
「来るな」
何度言えばわかるのだ。
我が灰は男と同じ布団で寝るつもりはない。
まして、肉体関係など言語道断である。
しかし、赤ぱじャまもなかなかのしつこさ。
今朝など、いつの間にかお互い向かい合って寝ていたのだ。
目が覚めて、目の前に気持ちよさそうに眠る貴様の顔があった時の驚きといったら…

「緑ちゃん」
「しつこいぞ赤ぱじャま!
我が灰は死んでもお前と同じ布団になど入らんからな!」
思わず飛び起きて怒鳴りつけてしまった。
しまった…言い過ぎてしまった。
いや、別に言い過ぎてなどいない。
ただ、声が少し大きかったかもしれん。
いや、別に大きな声でもいいだろう。
ただ、赤ぱじャまが…
いやいや、なぜ赤ぱじャまの心配などしているのだ。
別に赤ぱじャまが傷つこうが我が灰には関係ない…
いや、別に赤ぱじャまが傷つくと思ったわけでは…
「我が灰、」
「いや、べつに…」
我が灰の心臓が大きく波打った。
我が灰の手をきゅっと握る手。
「布団、別でいいからさ、これだけ許してよ」
「ばっ…」
馬鹿者!
今すぐ殴ってやりたかった。
しかし、なぜか、しなかったのである。
あまりの心臓の大きな動きに、我が灰は驚いて何も出来なくなってしまったのである。

「…いい、ってこと?」
「えっ」
あまりの驚きに言葉も出ないのである。
赤ぱじャまの嬉しそうな顔。
やめろ、ますます何もかもが止まってしまう。
「じゃあ、おやすみ、緑ちゃん、我が灰」
そう言ってさっさと自分は寝てしまう。
卑怯だぞ、赤ぱじャま。
心臓以外が停止した我が灰は今、眠ることも出来ないのだぞ。
どうしてくれる。
我が灰は今、熱くて仕方がない。
心臓ばかりが異様なまでに動いている。
赤ぱじャま、お前の顔が頭いっぱいに広がっている。
苦しい。
苦しいぞ赤ぱじャま。
我が灰は貴様のことで苦しくて仕方がないんだぞ。

「…っていう話を考えてみたんですが、どう思います?」
「うーん…僕は別に構わないですけど。
でも先生怒りますよ。
『なぜ我が灰が赤ぱじャまに濃いなどしておるのだー!』って」
「しかも、アシスタントにそんなこと書かれちゃうんですもんね」
「確かに嫌でしょうね。
でもまあ、次回作、寄るツズカが書きたいのはこういう感じの恋愛もの、ってことでいいですか」
「そんなかんじです」
「わかりました。楽しみにしてますよ」
「その時はよろしくお願いします」
「はい。…で、これからどうします?」
「そうですね…とりあえずコマシさん、ウチ来ません?」
「何か最近毎日のように行っちゃって…すいません」
「いやいや」
「そういえばこの間、僕、先生の上に乗っかって寝てましたねー」
「あー寝てたねー。僕は別に構わないけどね」
「いやいや、本当に申し訳ないです。僕、寝相悪すぎですね」
「じゃあ、今度は僕が上に乗っかるように頑張って寝ようかな」
「いやいや、先生そんな寝相悪くないでしょ」
「わかんないですよー」
「あはははは」
今日も一日が終わろうとしている。
しかし、寄るツズカにとってはこれからが戦いなのだろうか。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ みんなかわいくてたまんないよ
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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最初番号抜けてしまった…

ドラマとしても面白く、萌えも盛りだくさんでした。
それから、前回コメントくださった方、ありがとうございました。


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