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とある電波会社の課長と部下の一週間

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                    |  オリジナル。とある電波会社の課長と部下の一週間。
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  電波ゆんゆんです。ご注意下さい。
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 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ SSデモナンデモナイ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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とある電波会社の月曜日
「北岡君、私はたまに真っ白な世界に行きたい事があってね。」
「はあ。」
「何も存在しないんだ。床も、天井も、空も、埃の一つさえ。そして私も。
  彩度は存在しない。」
「はい。」
「光も影もだ。光が当たれば当然当たっていないところは影が落ちて灰色になって
  しまうだろう?」
「まあ、そうですね。」
「何も。存在の有無も考えさせないような。視界はただひたすらに白で。」
「はい。」
「白だけ。白だけしか存在しない世界に行ってみたいとたまに思うんだよ。」
「終業後に視界は真っ白にしてさしあげますから今は仕事してください課長。」

とある電波会社の火曜日
「ふと思ったんだが。」
「はい。」
「白は体験させて貰ったよ。一瞬だったからあんまり覚えてないけどね。
  じゃあ黒はどうなんだろう。」
「黒というと。」
「真っ黒な世界。」
「部屋の明かりを消せば。」
「完全な黒ではないだろう?」
「目を閉じれば。」
「ムーミンパパは瞼の裏が見えると言っていた。」
「・・・目を潰してさしあげましょうか。」
「それは「してみたい」だとかそういう事の域じゃないだろ。」
「その程度の認識の物事考えるくらいなら、書類に目を通して下さい課長。」

とある電波会社の水曜日
「たまにどうしようもなく切なくて、苦しくて、泣きたいときってあるじゃない。」
「まあ。」
「そういうときってどうすればいいんだろう。」
「気が済むまで泣いて叫べばいいじゃないですか。」
「でも切なくて嫌だ。苦しくて嫌だ。」
「他の事で気を紛らわせたらどうです。」
「眠れない、書物にも集中できない、作業が何も手に付かない。そういうときもある。」
「誰かにあたったらどうですか。」
「あたった相手がそれで嫌な思いをするのはもっと苦しくて嫌だ。」
「僕にあたって下さい。」
「毎回あたったら嫌じゃないのかい。」
「嫌ではないです。」
「あたって、それで解決するのかい。私は苦しくなくなるだろうか。」
「疲労させて思考を途絶えさせて記憶を飛ばしてから寝付かせて差し上げます。」
「以前君にあたったときもそうだったけどそれ、起きたら腕に痣が残ってるんだよね。」

とある電波会社の木曜日
「昨日の続きだけど、君はそういう事無いの。」
「そういう事と言いますと。」
「苦しくなったり切なくなったり。」
「僕はたまに何かを壊したくなります。」
「へえ。」
「何でも。見える物もある物も全て。」
「生き物もかい。」
「何でもです。」
「壊すってどんな風に?」
「何でもいいんです。八つ裂きバラバラとか、無機物なら金属とプラスチック、
  有機物なら骨と肉に完全に解体するとか。首を落とすだけでも。
  そこらへんは気分です。」
「たとえば私なら何?」
「毒で長々と苦しませてその姿を楽しみたいです。」
「嫌な殺し方をするね。でもそれは殺し方であって壊し方では無い気がする。」
「破壊する方法は思いつかないのです。あまり外傷をつけたくない。」
「多少の傷は構わないんじゃない?心臓一突きとかでも。」
「傷をつけたいだけなら自己再生能力が働く生きている内に、殺さない程度にやります。」
「君が怖くなってきた。」
「ならば馬鹿な事聞いてこないで仕事してください課長。」

とある電波会社の金曜日
「この間部下の子に血液型何型ですかって聞かれてさあ。」
「ええ。」
「答えるのに困っちゃってさあ。私血液型調べたことないんだよね。」
「へえ。」
「それ言ったら調べたほうがいいって。もし大怪我とかしたらすぐ処置出来ないじゃないですかー、って。」
「それは別に調べなくてもいいとおもいますよ。」
「でもさあ。」
「課長採血とか針刺すの嫌いじゃないですか。」
「ううん、でもなあ。」
「・・・もしもあなたが献血される様な事があったとき、何型か分らなくて
  梃子摺ってる間にあなたが死んでしまえばいい。あなたの中に
  他の人間の血が入るならあなたが死んだ方がマシだなどという僕の想いを
  どうしてあなたに伝えられましょう。」
「声に出すなよ。」

とある電波会社に勤める二人の土曜日
「何か、映画借りてくるとか、本買ってくるとかしない?」
「僕はいいです。」
「新しい物を見聞きするのは良い事だと思うんだけど。」
「なぜです?」
「だって、可能性が広がるじゃない。」
「あなたは僕の死ねる可能性を常に摘み取っている気がするんですが」
「それは嬉しいね。」
「そしてあなたの、僕に構っている間に他の事で得れる可能性も摘み取っている。」
「それも嬉しいね。」

とある電波会社に勤める二人の日曜日
「最近思ったんだが。」
「はい。」
「君、休日も課長っていうのやめてくれない?」
「別にいいじゃないですか。」
「何かやだ。」
「課長は課長ですから。」
「休日は片方の自宅で暇を持て余す仲でも?」
「課長は課長です。」
「君、私の名前ちゃんと知ってる?」
「勿論です。」
「呼んでよ。」
「・・・コロ助。」
「それは猫の名前だ。」
「めぐみ。」
「それは妹。」
「聡一郎。」
「それは社長だ。」
「次長課長。」
「私はお笑いコンビじゃない。課長課長と言う割りに上司に向かって
  雑誌捲りながら生返事かよこの野郎。」
「今日は休日ですから知之さん。」

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 | |                | |     ピッ   (・∀・ )   ナニモノデモナイ
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  • もも萌えた! -- 2012-11-07 (水) 01:16:58

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