競馬
更新日: 2011-04-29 (金) 21:10:00
今週末の某大イベントの去年の覇者→それをグランプリで下した相手
萌えを吐くところがわからないのでここに……人間じゃないナマモノでスマソ
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
―ああ、またこの日が来るんだ……一生に一度だけの、頂点への戦い
日ごとに賑わう関係者達を見ながら、僕はしみじみそう思った。
賑わう反面、ぴりぴりもしている。それは、去年の僕も同じだった。
そう、去年参加した僕は、この時にはもうどうしようもないほどの自信と気合と、
それとあらゆるところからかけられる期待の重圧に押しつぶされそうになっていた。
―まあ、秋ほどじゃないけどね
心地よい風に目を細めながら、くらくらするようなあの秋の日も思い出す。
史上六番目の偉業への、最後の戦い。そしてそれを期待通りに成し遂げて満ち足りた思いと、
自分がこの世界全ての頂点に立ったような傲慢な自負……
でもそんなものは去年の終わりの冬、一つ年上の彼に木っ端微塵に砕かれてしまった。
―なのに彼、その後海外に行っちゃうし。しかもそこでも勝っちゃうし
僕との再戦なんて、きっとどうでもよかったんだろう。
確かに、再戦なんて負けた側しかこだわらないものなのかもしれない。でも。
―向こうで会ったら、どんな顔をするかな
彼も僕と同じ、世界最高レベルの難関に登録したことを、ついこの間のニュースで知った。
あの日の着差は1/2。
海の向こうでなら、越えられるだろうか。
越えたら、彼は僕のことをもっともっと気にしてくれるだろうか。
―あー、でも自分自身以外に興味を持つような性格じゃなさそうなんだよなあ
追いかけるのは僕ばっかりか。まあいいや、僕って追い込み得意だし。
中山でもフランスでも、ずっとずっと追いかけて……追い越してやるから。
去年はゆっくり味わうことができなかった爽やかな初夏の風を受けながら、
僕はあの冬に見た彼の滑らかな後姿を脳裏に思い描いていた。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
三冠君はもっとお坊ちゃんでもいいかと思ったけど、多少ふてぶてしいかなと。
凱旋門で再戦、今からwktk
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