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原石→点穀→電源!

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )74ガ オオクリシマース!

ナマモノ注意。
原石→点殻→電源!ゲイニソの頂点先導 ジミー×ニソニソ

「うぅ…」

横になっているのに、俺の平衡感覚ははっきりしない。
いつ洗ったか覚えてないシーツが、汗ばむ身体にまとわりつく。
目を開けても閉じても、チカチカするのには辟易する。

一昨日、雑誌の撮影で、風邪気味だったヤツが『うつせば治る』とか言って、本当にうつしやがった。
しかも、気味どころではなく、本気の風邪だ。

「ユウくん、冷えピタ替える?」

「勝手にしろ」

喋るのもシンドイ。
が、しんどさを増幅してるのは、ユウタだ。

ユウタにユウスケなんて、ただでさえ似たような名前なのに、相変わらず俺を『ユウくん』と呼ぶ。
さすがに人前では呼ばないが、2人しかいなくても気恥ずかしい。
もうそんな歳でもないだろう、って。

「雑炊作ったけど…食べる?」

「そんな気分じゃない」

「ユウくんの好きな、月見雑炊だよ?」

「………」

あぁもう。
そんな顔されたら、断るのが悪くなるじゃん。
病人だってのに、俺が悪者ですか?

「食べさせてあげようか?」

「……」

どこのバカップルだよ。
番組でやった、人気少女マンガのパロディコントもビックリだ。

「ほら、あーん」

顔が熱い気がするのは熱のせい。
頭がクラクラするのも熱のせい。
何か妙な気分なのも熱のせい。

全部が熱のせいだということにして、今日は不思議な気持ちに浸ってみようか…
なぁユウタ?

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・;)74デシタ!
ジュヨウモナニモ アッタモンジャナイネ

79さんが読むことを願って…


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