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芸人 オリエンタルラジオ

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  最近忙しそうなデンデンのゲイニンさんの二人だよ
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 設定は二人が大学生の頃だって 
 | |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
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今日はいつもより早く目が覚めてしまった
こんな朝はひとりでふらっと散歩でも悪くないかな
三月の朝はまだちょっとだけ空気がひんやりしている
パーカーを着込んで素足にスニーカー
扉を開けて公園を目指す
日差しが眩しい
昨日の雨が嘘みたいだな
鳥が歌うみたいに鳴いている
うきうきしちゃうよ
ヨークシャテリアを連れてる女の子が向こうから歩いてくる
おはよう、今日は良い天気だね!
って自然と話しかけたくなってしまったけど
知らない人に声かけるのはシャイな俺にはちょっと無理

いまごろまだ シ/ン/ゴは寝てるのかな
いきなり会いに行ったら迷惑かな
なんだか妙にハイテンションだ
だって 今 日 は うきうきしちゃうんだもの

行き先変更
駅に向かって歩き出す
水溜りをひょいと飛び越えて着地
さすが俺ってば かっこいい
早朝の住宅街で一人ポーズを決めても誰も見てない 歩いてない
いま世界は俺のもんだな

切符を買って電車に乗り込む
早朝から出勤お疲れ様です!サラリーマンの皆さん!
俺はこれからバカで泣き虫でひ弱でMで家族思いの優しい慎吾君の家へいきます
脳内演説をクールにキメる 企業戦士のみなさん 世界は俺が守る

あいつん家の最寄り駅に到着
ステップ踏んでホームに降り立つ
ラケット背負った部活少女がクスって笑った

もうすぐ街が目覚め始める時間
今日の大学の講義はサボってしまおう

ピンポーーン

シ/ン/ゴのマンションのオートロックのチャイムを押す
あいつは出ない
もう一度

まだでない

三度目の正直 最終兵器ボタン連打で
ようやく応答

「はい・・・」
「シ/ン/ゴ?」
「ア/ッ/チャ/ン!?どうしたんだよ 朝早すぎるよぉ」
「ここあけてくんない?」
「・・・・」
ガチャリと 無言で ロック解除

とうとう目的地にゴールイン
シ/ン/ゴの部屋の扉を開ける
「グッモーニンシ/ン/ゴ!」
寝ぐせ頭のシ/ン/ゴが
細身だからかやたら大きめに見えてしまうパジャマをだぶつかせて
両手で顔を覆うみたいに 眠い目を擦ってる
「勘弁してよー 今何時だと思ってるんだよー」
「ばかやろう!」
殴るまねして アッパーカット
寝起きでも 俺の相方は大げさに倒れてくれるのを忘れない
「ア/ッ/チャ/ンどうしちゃったの?」
俺は 両手を広げて 大きく息を吸い込んで 言った
「ハッピーバースデーシ/ン/ゴくん!」
・・・きまったね。 俺ってば ハリウッドスター顔負け?

しりもちついたままきょとんと俺を上目遣いで
俺を見上げてるシ/ン/ゴが
コマーシャルの チワワみたいで ちょっと笑いそうになる
やっと思考回路が繋がったのか シ/ン/ゴがぴょんって 立ち上がった

「わざわざそれを言いにきてくれたんだ!?」
ありがとうア/ッ/チャ/ンうれしいよ!
って抱きついてくるチワワ・・・じゃなくてシ/ン/ゴ
「わざわざっていうか たまたま散歩中に思い立っただけなんけどな」
なんだそうなんだってさびしそうな顔
こいつって ほんと 素直なやつ
思わず か わ い す ぎ て 
衝動的にシ/ン/ゴの細い体を抱きこんで下腹をパンチ連打(手加減あり)
「いたた なにすんのア/ッ/チャ/ン!」
ごめんな 俺が極度のSで
でもそんな俺でも 今なら 素直に言えるよ

「シ/ン/ゴが生まれてくれてよかったよ 出会ってくれてありがと」

シャイで素直じゃない俺だけど シ/ン/ゴの前なら素直になれる
これからもよろしくねって〆の台詞言う前に
シ/ン/ゴの目に涙がきらり
「ありがとう・・・ア/ッ/チャ/ンはほんと、優しい男だよ」
こいつってばほんと素直で かわいいやつ
それに 俺のこと 優しいっていつもいってくれるのって
シ/ン/ゴだけなんだ
思わず 感 動 し て 拳固でシ/ン/ゴの小造りな頭を
ごんって殴ってしまった(手加減なし)
「痛い 痛いよア/ッ/チャ/ン!」
シ/ン/ゴの目から別の涙が滲み出す
ごめんな、俺ってば 思いっきり極Sで
ぎゅーってシ/ン/ゴの体を抱きしめた
きっと 俺ってば 今 満面の笑みしてる

この世界に あなたが生まれてくれた奇跡
これからも ずっと 一緒にいようね

ハッピーバースデー シ/ン/ゴ

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ いつまでも仲良くね
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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最近過酷なスケジュールで二人がつかれてそうで心配で
楽しそうで仲の良い二人を書きたいと思いました
ずっと二人で仲良しでいてほしいな


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