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最強伝説黒沢 黒沢×浅井

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  最/強/伝/説黒/沢で黒/沢/浅/井。七巻のあたり
 ____________  \         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  でもダイアローグ中心…。
 | |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |

「またか…」
もう三度目になるのに、あいつはまだ出ない。
もう十一時過ぎている…さすがに今時分は帰ってきただろう…
ため息とともに電話を元に戻し俺は床にひっくり返った。
「散々な一日だったぜ…」
午前は魔王呼ばわり、昼飯時はフライ責め、午後は小/野になぜか懐かれて…その上仕事上がりに
便所にいたら変なやつに頭殴られて…そして夜のあのしけた飲み会…あんな気まずい酒ってねぇの……
で俺を襲ったやつはわからずじまい…
 なんつう波乱万丈な一日だ…!事実は漫画より奇なり…!まったくだぜ…
 起き上がって机のタバコに手を伸ばしてももてあそんでいるだけだ。一服という気になれない。
あいつの方が…オレより散々だったから…
 エビフライを取られて泣いているあいつ……頬を腫らして泣いていたあいつ…壊れた木魚になっちまった
あいつ…
 そんなあいつを思うだけで胸が痛んでくる……なんでもっとかばってやれなかったのかな…
あいつは…オレをかばってくれた…わざわざ追いかけてきて「いじめられても生きていてよかったね」
とあんなにでかい声で言ってくれて…バカヤローと思ったけど本当は嬉しかったんだぜ…どうして
オレはあいつに優しくしてやれないのだろう…あいつが笑ってくれるだけでも良かったんだ…
たまらなくなりオレはまた電話をとった…
一回、二回、三回…もう十回だ…もう切ろうか…でも切れない。あいつが出てくれなきゃ…だめなんだ…
「用事があるったら!」
いきなりあいつの声だ。知らずにオレの口元がほころんだ。
「あ、浅/井…今日は…」
「もういいよっ!黒/沢さんなんてどうでもいいったら!僕知らないよっ!」
それだけ言うと乱暴に電話が切れてしまった。
「はあぁ…」
一瞬だけの明るさがまた雲の中に閉ざされてしまった。オレは浅/井の声を思い出していた。
すんすんとこもった鼻声だった…まだあいつ泣いているのだろう…オレは…明日どんな顔をすればいい?
力なく横たわる。暗い雲がオレの中に立ち込めてきて…ただいま降水確率80%の下り坂ってやつだ。

……電話のコール……コール!?
たまらず電話を取っていた。
「もしもし…黒/沢さん…浅/井だけど…どうしたの?」
「どうしたのって…」
「あれから電話したけど黒/沢さん出ないから…さっきはごめんね…」
オレが電話に出なかった…!?まさかと腕時計を確かめる。
…!?午前一時じゃねえか…寝過ごした!!
「さっきはごめんね…黒/沢さん何度も電話したのに出ないで、せっかく電話してくれたのに怒鳴っちゃって…」
「いいよ、今日はオレが悪かった。それだけ言いたかったんだ。」
オレはやっと言いたい事を言えた。暗雲一掃…ただいまの空は星影のワルツ…
「ほんとにぃ…?」
や、こいつ語尾が伸びておる。
「ほんとにほんと?」
疑問には断言を…
「本当にすまない!」
「ホント?」
な、なんかこいつ立ち直り妙に早い…うぬぬぬ…ならば証を示さねば…
「じゃあ、明日オレにしてほしいこと言えよ…男に二言はなし…!」
「ええええっ!?いいのっ?なんでもいいのっ!?」
歌うような叫び…こ、これは…何?なるべくならお手柔らかに…

「んーじゃーねぇ、お金!5000円!」
なっ…5000円…か、この金額は浅/井の心に妥当な値段でしょうか、堀江さん?
「んな金…」
「ゲームのお金!今日買うはずだったんだよ!それなのに…うっうっうっ…」
まずい、またすんすん聞こえてきた。そうだあいつは小/野にゲームの金を分捕られていたのだった…
それなら払おう!男に二言などなし…!家計は痛むが…
「ああ、払ってやる!で、どういうゲームするんだ…教えてくれよ…」
ちょっとオレの声音はびくついている…我ながらせこい。
「ま・あ・じゃ・ん!!ボクできるんだよ!」
そ、そうか…ピコピコする奴で麻雀できるなんて知らなかった…ついでにあいつが麻雀できるなんて…
「二人でできるようになっているんだよ!黒ちゃんもする!?」
え…オレはかもられてばかりだからご無沙汰なんです…というかあいつはオレと対戦できるのか!?
「ねえ、しようよ!黒ちゃんと遊びたーい!」
そ、そりゃいいが…
「いいでしょ、いいでしょ、明日黒ちゃんと遊びたーい!」
すっかりあいつはその気ではしゃいでいる。さっきまでの鼻声がしんじられないぞ…
「明日だよね、二人で遊ぼーね、じゃーね、黒/沢さーん」
一方的にまくし立てると電話が切れてしまった。あいつのテンションの高さにオレの眠気は吹き飛んでしまった…
とはいえ明日は浅井に金払わなきゃ…と思うとなぜか口元がほころんでしまう。なぜだ?
そりゃあ、オレはこんな浅/井がかわいくてたまらないんだ。アホな奴だが、でもオレはかわいくてたまらなくなって
しまう。ふと腕時計をみればもう二時近い。なのになんで眠くないんだ?このオレのテンションの高さはまるで
遠足の前のようだ…家に帰るまでが遠足ですっ…明日どんな思いで家に帰るやら…きっと鼻歌まじりだろうな…
ああ、眠れん!

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ マイナージャンルですな…
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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