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寅と鈍太

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  小さい寅と鈍いアフロのお話だモナ。
 ____________  \         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  保存庫のネ申に触発されたんだって。
 | |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 一気にモエモエだフォルア
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |

小寅よ。何故だ。なにゆえと書いて何故なんだ。
そりゃあ気に入らない事もあったろう。全く思い浮かばないけれども。けどね、アタシは兄弟子だよ、お前さん。
ああもうそんなに怖い顔してホッペをなでなでしないでおくれ。頼むから。

鈍太は泣きそうになりながら硬直していた。
と、いうよりも先程から小寅にされるがままになっている。
小寅に付いて来いと言われて付いて行き、乗れと言われて車に乗り、
何処をどう通ったか何時の間にやら小奇麗なホテルに到着してしまった。
分からない。経緯が分からない。ネオンがキラキラしてるホテルだよ。
どう見たってラブの付くホテルですよ。
しかもコイツ脱いじゃってるよ。小寅ちゃんってば体制万全に整えちゃってるよ。
ヤる気満々だよ。舌噛んで死んで良いですか。舌噛んだら痛いか。痛いな。じゃあ止めとこう。
通路側には小寅が居て、ってえ事はドアは小寅の向こう側で、ってえ事は突破口が塞がれちゃってるよ。完璧だよ。
唯一の救いはコイツがヤり方を知らないってえ事だけだよ。
そんな思いがぐるぐると渦を巻いて、思考回路の何処か隅っこが「おーい、アンタ今パニクってますよー」と叫んでいる。
泣けてきた。否、むしろ笑えてきた?どうしよう。助けて俺の中の冷静な脳細胞達。
鈍太の吹き出しそうな口元を見詰めて、小寅は不思議そうな表情をした。

「……何笑ってんだよ」
「笑ってません御免なさい」
首を傾げながら凄む小寅に、思わず竦み上がる鈍太。
頬が引き攣り、動かなくなってしまったので手で真顔に戻す。
「理由を聞いてんだよ。いいから答えろ」
小寅は追求しながら迫って来る。
じりじりと後退しつつ顔面を小刻みに震わせながら、鈍太は意味不明な謝罪を続けた。
「御免なさい分かりません。理由が思い浮かびません」
やがてこれ以上行ったら落ちますと腰が伝える場所まで行き着いてしまった。
広いベッドだから此処まで逃げられたと感謝して良いのか此処まで来たら何処迄でも続けよベッドと恨めば良いのか。
それでも小寅はのすのすとやって来る。やって来るものだから無理を承知で後退する。
と、一瞬の浮遊感が体を襲った。
目を見開いた小寅が見えた。
思わず腕が伸びる。
伸びた腕を掴まれる。
反射的にその腕にしがみ付く。
いやいやいや。逃げるでしょう、普通は。すっころんでも這って逃げるでしょう。
馬鹿か俺は。俺は馬鹿か。
小寅の腕に抱かれ、落ちずに済んだと安堵する暇も無く――
――やっぱり二人は仲良く、ずるべしゃあと転げ落ちた。

落ちる時に情けない声を出したなあと思っていると、小寅はピクリとも動かない。
もがいてみる。動かない。
少しだけ暴れてみる。動かない。
小寅が上に乗っかっていて、けれどもコイツの腕は俺の下敷きになっていて……っておおい!
逃げられねえよ!!脱出不可能かよ!?
「怪我してねえか」
低い低い、地獄の底から声が聞こえた。
「ねえよ。どんな段差だよ。ああごめんなさいごめんなさい痛いです悪いのは私ですごめんなさい」
鈍太はぎゅうと抱き竦められて、自分でも呆れてしまうほど謝り倒した。
それでも小寅は力を緩めない。
ぎゅう。ぎゅうぎゅう。
「……いっ…ってぇえよ!寧ろ死ぬ。お前で死ぬ。俺はお前に殺される。」
キレちゃったよ情けない。情けないったらありゃしない。
三下みたいにきゃんきゃん吠えているのは自分だけ。そうですか。ああそうですか。
「アンタ、落ちるから」
「何ですか急に」
「……消えるかと、思った」
消えねえよ、という言葉が喉で引っ掛かる。

引っ掛けたのは小寅の肩だ。
後頭部を手の平で押され、小寅に押し付けられている肩だ。
顎に細かな振動が伝わる。多分、震えているのだろう。
より一層、強く押し付けられる。
ぐえぇ。何だコレ。本当に窒息死しますやめて下さい勘弁して下さい。
「…て、手、手!痛くありませんか?」
むせ返りそうになりながら苦し紛れに言う。
確か頭を打ったんだよな、俺。そうそう。コイツの手の平越しに。
ハ ズ カ シ ー 。
何だよそれ何なんですかそれ。思いっきり助けられてるじゃないですか。
「痛えけど痛くねえ。」
あ、答えですね。訳が分かりません。
鈍太は、混乱しきってどこかのお花畑へと飛んで行っていた自分の思考を棚に上げる事にした。
「痛いけど痛くないって事は痛いんですか痛くないんですかどっちなんですか」
「うるせえ」
一蹴。
折角アフロなしでも取り戻しつつあった自信が、くしゃりと丸められてゴミ箱に放り込まれる。
っていうか何してんですかアンタ。
うるせえって言うのは黙れって事で、で、何でそこでチューですか。女房とだって最近してませんよ。
黙って欲しかったんですか。言えば分かります。

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 | | □ PAUSE.      | |
 | |                | |           ∧_∧ ちょいと中断。
 | |                | |     ピッ   (・∀・;;)
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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次はエロくなりそう。つうか書けるのか…!?ああギャグがorz
初投稿でした。自分の中の萌えで一気に書いた。反省はしない。


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