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相棒 初代悪魔×二代目悪魔

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  相/棒の初代悪魔×二代目悪魔
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  キショめ注意報。
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 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドンダケ懐カシインダ、ゴルア!
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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事故で悪くした左足をこなして、彼は口の端だけで笑った。
「私は動かせないから、君がやるんだ」
それは多分、うそだ。
引きずっているけど、痛めてるのは足で、腰じゃない。
だけど僕は従順に彼の言葉に従う。

彼はつまらない此の世の抑圧から僕を解き放ってくれた。
僕は従順に彼の言葉に従う。
僕は今、彼の教えてくれた新天地に生きているから。

服を着たままの村輝さんと、皺くちゃのシャツを着てるだけの僕。
あの人の目が、僕の体に注がれている。
息を呑むと、さっきあの人が僕の口に押し込んだ十字架のピアスが僕の舌を引っかいた。

ベッドの上でゆったりと両腕を広げる彼の元までいざってゆく。
彼のベルトに手をかけてチャックを下ろし、まだ柔らかいままの彼のオスを取り出してそっとキスをする。
目で聞いたらそのままで、って言うものだから、彼をナカに埋め込むのに僕はずいぶん苦労した。
「はっ…」
圧迫感に息がつまった。覚悟してたよりは痛くない。
けど、見たらまだほんのちょっとしか入ってなかった。
ちょっと困って村輝さんを見ると、そこではじめて手を貸してくれた。
彼の乾いた手が僕の両手をとって、彼の喉元まで導く。
絡んだ視線がはずせない。
うすっらと彼が笑う。
「わかってるだろう…?」
そう言って手を離される。
僕の手がぱたりと彼の首に落ちた。
薄い皮膚を隔てて、てのひらに骨の感触と彼の拍動が響いてくる。
じっとりと汗ばんだ僕の手は、彼の肌にぴったりくっついてしまって離れない。

「さぁ」
じれたように彼が腰をゆさぶった。
バランスを崩した僕は、とっさに腕を張って上体を支える。
もちろん僕の腕の先は彼の首へと続いている。
てのひらに骨の継ぎ目まで伝わってきた。
ヒュッと高い音が鳴る。
彼の喉から出たにしては可愛らしい音だ。
僕はもっとそれを感じたくて、ますます上半身を傾けた。
まともに体重がかかって、みるみる彼の顔が赤く染まっていく。
その色の広がりに合わせて、僕の中に埋まっていた彼自身がどんどん膨らんでいくのがわかった。
僕の壁を押し広げて、彼が侵入してくる。
肉の絡む水音がする。
無意識に僕は腰を揺らして、彼をさらに奥へと誘った。
苦しげに喘ぎながらも、彼の瞳は快楽に濡れて光っている。
血が、競りあがってきて僕の耳を聾する。
僕は腕の震えを止められなくなって、彼の上へ倒れこんでしまった。
角度が変わって、彼のものがえぐるように僕の中をかき回す。
「や…ああぁ!」
頭の中が真っ白になった。
その拍子につい首を絞めていた力が緩んでしまう。
彼が不満そうに息を吐いた。
慌ててもう一度力をこめようとするのを、彼の手が遮った。

「もういい」
気だるげな声に僕はどきりとする。
(どうしよう)
気を悪くさせてしまっただろうか。
だけどふと、僕の中で彼がビクビク痙攣しているのに気がついた。
おなかの辺りが暖かくなって、僕はほっと息を吐く。
「…少し眠るから、そのままでいなさい」
僕のものはまだ達してなくて僕の体と彼の体の間で哀れっぽく震えていたけれど
僕は素直に彼の言葉に頷いて、村木さんの肩口に頬を寄せた。

気がついたら口の中に鉄っぽい味が広がっていた。
多分さっき倒れこんだときピアスで思いっきり引っかいてしまったんだ。
ふふ、っと笑って僕はちょっと体を起こすと、目を閉じている村輝さんに口付けた。
彼は何の反応もしなかったけど、軽く下唇を舐めたらちょっと口を開けてくれたので
すかさずピアスを彼に返した。

彼は黙ったまま、それを口の中で転がした。
僕の味、ちゃんとわかる?

僕は体を起こすと、後ろを振り返った。
僕らの背後の壁いっぱいに描かれた女の目が、僕らの全部を見ている。
――vim parior
空っぽの口の中で呟く。
目を閉じてこれからの未来を思う。
なんて魅力的なんだろう。
待っててね。いつか貴方に、僕がピアスをあげるから。
そっと彼の耳に囁いた。

「――vim parior」

僕は今、とても侵されている。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ 5話の遣り取りが、睦言にしか聞こえんでな…
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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