モーテルにて
更新日: 2011-05-01 (日) 08:55:03
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| 新年早々またお邪魔してしまいますモナ
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|60年代飴ナマモノ2人組(シ"ェリー×卜厶)。
| | | | \ 捏造舞台は'57年11月末くらい。16歳。
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) ナンダソノムイミナコマカサハ
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
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いつも萌吐きに利用させていただいております。これまでご反応下さった方、
スルーして下さっている方々、本当にありがとうございます。
前スレ351-357の続きになりますが、あまり関係はありません。
またひたすらの長文と多レス消費、申し訳ありません。
<注意>
・知識がないのに、今度は人種ネタに少し手を出しています。
・合意なしのことは行われませんが、行為は一方にとって苦痛の方が大きいです。
・直接の描写はありませんが、体内洗浄を連想させる部分があります。
・中盤以降、単なるエロ描写、PWP(プロットなしポルノ)化しています。
彼らが出したシングルは10万枚のヒットとなった。2人は有頂天だ。
実のところ彼らは星の数より多い、いわゆる『一発屋』の使い捨てティーンズロッカーであり、
後の逸話がなければまもなく歴史の彼方に跡形もなく消え去る存在である。
しかし現在のところ彼ら自身がスターだ。高視聴率番組「バンドスタンド」に出演し、
リー・ノレイスとの共演まで果たしたのだ。
彼らはかなりの印税も手にし、シ"ェリーは車を買った。赤いインパラ・コンパーチブノレ。
卜厶の得た印税は、大目の小遣いを除いては進学資金として貯金されてしまった。放課後や
休日、シ"ェリーはたった3ブロックを意気揚々と運転して卜厶の家に乗りつける。車を手にした
彼らの行動範囲は広がる。助手席で卜厶が地図と鼻を突き合わせて道を決め、適当な行き先で、
響きのいい、そして無人の場所―高架下やトンネルなど―を見つけては歌う。シ"ェリーは
軽く溜息を吐いて友人に付き合う。彼にとって、誰もいない場所で歌うことは自分達の才能の
無駄遣いとしか思えない。それでも友人が楽しそうに音響を試し、顔の向きを変えて、
声を響かせるための最適な角度を探る姿は彼の心を和ませる。うまくいくと、卜厶は得意気に、
「ここは僕の口の中と同じ形なんだよ。だからこんなに響くんだ。」と言う。
そんなはずはないのに。普段は嫌になるほど理性的で大人びているくせに、このことに
関してだけは理不尽で子供じみたことを言い出す卜厶はシ"ェリーにはかわいらしく
見える。
地域チャートでは10位以内に入るヒット曲を出した、高校生であり、スター歌手であるはずの
彼らではあるが、校内は不思議なほど平穏だ。各々が親と約束したように、
成績を落とさないよう、学校では今まで以上に熱心に勉強していたせいかもしれない。
学校では、彼ら2人はすでに部外者となりはてていたからかもしれない。
後年、楽屋を訪ねてきた当時のクラスメイトの女性をシ"ェリーは全く覚えておらず、
気まずい思いを味わう。
彼らは1週間後に4日間、他のミュージシャンと一緒に舞台に立つという仕事を受ける。
出演者の中で白人は彼らだけ。未成年なのも2人だけ。安全のためとして、
「夜は絶対に部屋から出ないように」という条件が契約に追加される。
「そこでお前を抱くから。」契約を結んだ帰り、高架下でシ"ェリーは軽い口調で卜厶に告げる。
卜厶は足を止め、腕を組んで、心配症の姉のような表情、年長者が無分別な若者を見る
ような表情を浮かべてシ"ェリーを見下ろす。2人は同い年、細かく言えばシ"ェリーの方が
3週間年上だが。
「冗談だろ?」
「本気だよ。」
「どうして?」
「そうしたいから。」シ"ェリーは満面の笑みを浮かべて卜厶を真っ直ぐ見つめる。
彼は知っている。こうして自分が傍若無人に振舞う姿が、卜厶を魅了していることを。
「きっと楽しいよ。」と続ける。
「楽しめなかったら?」
「止めて、元に戻ればいい。」それを聞いた卜厶が、信じられないというように目を見開く。
「本当に戻れるのかい?」
「誓うよ。」シ"ェリーは右手を挙げ、宣誓のポーズを取る。卜厶が噴きだす。
彼は腕を組んだまま、顔を伏せて考え込む。無意識に舌先が口から覗き、上唇の中心を
軽く湿して戻る。かすかに頷いたような動きを見せた後、頭が上げられる。
「それなら、一度試してみてもいいかもしれないな。」彼は身を少し屈め、周りを見回すと
シ"ェリーに軽くキスをする。
それからの1週間、彼らは本当に遠くの地までドライブに出かけ、ドラッグストアで
多少の準備物―ローション等―を購入する。その間中、卜厶は4歳年上の、自分にそっくりな
成人した兄から借りた身分証明書をポケットの中で握り締めていた。結局必要なかったのだが。
その兄は、弟が友人と旅先で秘密の酒盛りでもしたくなったのだろうとしか思っていないし、
それに協力することは兄として半ば義務だと思っている。
ステージはあまりうまくいかない。観客も全員黒人だった。本格的なR&Bシンガーの
中にあって、白人ロックンローラーの2人は胡椒瓶の中の2粒の塩のように場違いで、
観客達の冷笑の的となる。彼らは他の出演者の引き立て役だ。興行主の狙いもそこに
あったのだろう。
モーテルの部屋に戻ると、シ"ェリーはほとんど投げ出すようにギターを下ろす。
「そして俺たちは、明日のステージまでこの部屋から出られないわけだ。」
シ"ェリーが卜厶を睨んで、攻撃的な口調で宣言する。
卜厶が口を開く。意識して落ち着いた口調をつくり話しかける。
「シ"ェリー、僕たちは笑われるために呼ばれたんだよ。評価されなくて当然なんだ。
わかってるんだろう? だからそんな態度取るなって。」
シ"ェリーが深い溜息を吐いて頷く。
「ああ、その通りだ。お前に八つ当たりして悪かったよ。」
卜厶は知っている。シ"ェリーがこれほど動揺しているのは、抜け目のないはずの自分が
大人たちに出し抜かれたことを思い知らされたせいだろう。
「僕を抱くんだよね。身体洗ってくるから待っていて。」
ゆっくりと微笑みかけて、反応は待たずにバスルームへ向かう。
戻って、ローションの瓶をベッドの脇に置き、シ"ェリーを抱き寄せてキスをする。
彼の頬がほんの少し湿っている。ベッドに乗る。
「頭の中でどうやっていた? 僕はどうすればいい? 仰向け? うつ伏せ?」
「……仰向けで、足を開いて。」卜厶はそれに従う。シ"ェリーも服を脱ぎ、ベッドに上る。
「それからお前を触って一度いかせ…」
「いや、それは省略しよう。これからのことを考えると、絶対楽しめないから。
…いいから一度試しに入れてみてくれよ。」
シ"ェリーが肩をすくめ、自分の肉体の周りと、その指にローションを塗りつける。
指が1本、身体に差し込まれる。それほどの痛みはない。頷くと抜かれ、もっと太い塊が
押し付けられる。シ"ェリーが性器をあてがっているのだ。
「力を抜いて。」
先端が押し込まれる。先ほどの指と違い、明らかに無理な行為だ。卜厶は力を入れまい
とするが、身体は痛みに勝手に強ばってしまう。ローションの力を借りて先端の膨らみを
何とか潜り込ませるが、そこでシ"ェリーは動けなくなる。
「痛くなくなったら言ってくれ。」シ"ェリーが苦しい息の下から話しかける。
「それまで待つから。」
卜厶はしばらく待つが、苦痛は最初のレベルを保ち続ける。そのまま2人は活人画のように
見つめあう。
卜厶は痛みに抗うのをやめる。苦痛に浸り、それを自分の感覚の基本として受け入れる。
傷がついているのではないはず。単に痛いだけだ。特別危険はない。彼は日常生活での
外界に対する態度と同じように、「傍観者」として自らの肉体を認識する。
つい先程の自分の行動を思い出し、考える。身体を洗うために使った液体の量を思い出す。
大丈夫。奥まで入り込んだ分を差し引いても、今の自分の体内には、友人を受け入れる
スペースが十分あるはずだ。
シ"ェリーを見上げる。小柄な、でもエネルギーに満ちた姿。一瞬羨望を感じる。
彼と一緒にいると、自分が鈍い大男になった気がする。本当のところは、自分は平均より
ほんの少し背が高いだけなのに。
その彼は必死でなにかを耐えている表情を浮かべている。先端だけにずっと刺激を
受け続けて、もう限界を超えているのだろう。時折背中を震わせては首を振っている。
ほんの少し体重をかければ簡単に挿入できるだろうに。それでも自分の苦痛が治まるのを
待とうとする彼に、卜厶は紛れもない愛情を感じる。彼には確かに強引なところがあり、
少々わがままでもあるが、本質は優しい、得難い友人だ。自分の同意なしにことを進める
ことはしない。嬉しくなって微笑むと、期待に満ちた視線が返される。
「まだ痛い?」
「ものすごく。」
シ"ェリーの眉尻が下がり、少し情けない、犬のような表情になる。
「急ぎすぎたんだと思う。やっぱりもっと指で慣らせばよかっ…」
「シ"ェリー、傷がついていないか見てくれる?」
「…大丈夫みたいだ。…でも痛むんだよな。一度抜くから…」
「かまわない。」彼の腰に絡めた両足に力を込めて彼の身体を少し固定し、自分の腰を
彼に押し付けていく。「いいんだ、痛くても。」
新たに、今まで以上の痛みを伝えてくる自分の肉体に卜厶は一瞬感嘆する。苦痛で
明瞭になった意識が、周囲の光景をくっきりと目に焼き付ける。特に友人の表情の変化を。
摩擦の刺激を受けたシ"ェリーはさっきまで必死で堪えていた欲望に完全に支配されて
しまっている。本能的にずり上がろうとする卜厶の肩を彼の両腕が押さえこみ、その肉体を
貫いていく。もう身体が動くのを留めることはできない。シ"ェリーの腰は上下し、口から
漏れる呻き声と否定の言葉はどんどん大きくなる。
「…だめだこ…んなのは…これじゃおまえが…」
卜厶は少し首を持ち上げ、彼の頭を引き寄せて、その唇を自分の口で塞ぐ。
彼の口に舌を差し込むと、それが決定的な刺激になったかのように、彼が達する。
身体の奥に熱が放たれるのを感じる。卜厶の胸の上にシ"ェリーが身を投げ出す。
向かい合った2人の表情は対照的だ。苦痛に歪んだ顔で、目だけが笑っている卜厶。
快楽に溶けた顔の中でその目は苦痛を訴えているシ"ェリー。踏みとどまれなかった自分を
恥じているのだ。
「…痛かったよな。」
「ものすごくね。今も痛いよ。」卜厶が顔全体で笑う。
「でもいいんだ。この状態は嫌いじゃない。」シ"ェリーを両腕で抱きしめ、もう一度
唇を交わす。
「ほら。繋がっているのに、手も口も空いているんだ。」髪をかき乱す。シ"ェリーは
頭を左右にして振り払うが、笑顔になっている。
「そのうち、…慣れれば僕も楽しめるようになるかもしれない。」
―そう、きっと慣れるのだろう。シ"ェリーに慣らされるのだろう。
「ああ、この4日の間に、少なくとも痛くはない状態にしたいな。でも今夜はここまで。
これ以上お前の痛がる姿は見たくないんだ。」
シ"ェリーの後にシャワーを浴びて部屋に戻ると、彼は既にパジャマを着込んで、もう
一方のベッドに腰掛けている。彼が自宅から持参した、くたびれているけれど清潔な、
自分のものと似たような寝衣を見ると、やはり自分達にはハングリー精神が足りない
のかもしれないと卜厶は思う。
ついさっきその上で行われた行為を思い出させる、乱れたベッドで自分は眠ることに
なるのか、と少しげんなりしたのを見てとったのか、シ"ェリーが微笑んで招く。
「こっちのベッドで一緒に寝よう。」
下着を着けようとした手を止められる。
「君は裸で。」
「僕だけ?不公平じゃないか。」楽しそうな彼につられて、つい声が笑ってしまう。
「そのほうが君のためだよ。僕まで裸になったら、またやってしまう。
痛がらせてしまう。」
そのままベッドに横たわると、彼が背中から身を寄せてくる。改めてローションで
濡らされた左手が前にまわされる。熱を持った塊が腰に押し付けられる。
本当に軽く刺激される。今夜初めて感じる、純粋に肉体的な快楽。
「痛くした倍の時間、お前を気持ちよくさせてくれ。」背後でシ"ェリーが呟く。
彼の手の動きは繊細で、反応を引き出す術を心得ている。濡れて滑らかな、初めての
感触も素晴らしい。いつものように物陰でお互いを探り合うのではなく、ベッドに安全に
横になって友人に身を任せているのも心地良い。さっきまでの痛みをすっかり忘れさせてくれる。
口から喘ぎ声が漏れる。
込められる力が強くなるとあっというまにいきそうになる。あとほんの少し刺激されれば
達するだろう。彼の胸に背中を預け、絶頂に備える。頭の後ろでシ"ェリーがかすかに
笑い声を漏らし、耳朶の後ろに軽くキスされる。そして手が離される。卜厶は直前で
放り出されてしまう。
刺激を求めて腰が動く。触れるのは空気のみだ。彼の手は今では腹部から胸を這い上がっている。
「卜ミー、ゆっくりだ、ゆっくり楽しもう。」
彼がからかうような、ただし優しい声で囁きかけ、少し胸を弄る。
「シ"ェリー、焦らすなよ。」
「焦らしているんじゃない、さっきの埋め合わせをしたいだけ。」彼が真面目な口調に
切り替えて唱える。
「もう全然痛くない。十分楽しんだ…から…」
「なら今からもう一度入れたいと言っても大丈夫?」またさっきと異なる、熱を帯びた
声と共に腰に押し当てられたものが少し動く。
一瞬背中が強ばったのがわかったらしい。
「嘘だよ。今夜はもう絶対痛い思いはさせない。だから任せて。」
肩を引かれ、仰向けにされる。
「自分で触ってはだめだよ。」
シ"ェリーは友人の足の間に座り、気まぐれのように腹や内腿に指を滑らせる。
親友の無防備な肢体を見下ろす。先ほどは欲望に負けてほとんど目に入らなかったが、
全裸の彼を見るのは今夜が初めてかもしれない。
全体的にはシ"ェリーがそうなりたいと願っている肉体だ。すっと伸びて、余分な肉は
ひとかけらもついていない。感嘆と、かすかな嫉妬がシ"ェリーの心をよぎる。
しかしふと違和感を感じる。彼の体型は少しおかしい。ほんの少しバランスを欠いているのだ。
これまでそれほど熱心に運動に取り組んでこなかった彼の手足は骨張っているが細めだ。
ただ、胴体は異なっている。胸筋と腹筋だけが発達している。
『歌のせいだ』シ"ェリーは思い当たる。毎日のように歌っている、その呼吸によって
ついた筋肉だ。歌うために彼が身体を鍛えているのではない。彼の声が、宿主の卜厶の
肉体を内側から侵食しているのだ。彼は自分の身体が声の器に変化しつつあることに
気づいているのだろうか。そのアンバランスさは、シ"ェリーの官能を一層刺激する。
「どう?」
「どうって…焦らすなよ。本当にぎりぎりなんだから。」
「そうかい。俺もさっきぎりぎりの状態でかなり待たされたんだけどね。」
むっとした口調を装う。
シ"ェリーに対してだけは物怖じしない卜厶が、こんな状況下でも口を滑らせる。
「…でも、入れてからはすぐにいかせてやったろ。」
それを耳にしたシ"ェリーはうっすらと笑う。
「そんなこと言うお前は、きっともっと我慢がきくんだろうな。」
胸を撫でていた左手を下ろしていく。目に期待の色を浮かべる友人に微笑みかける。
性器の先端と接している腹の皮膚に指先を這わせ、そこにできた小さな水溜りを拡げる。
「ほら、こんなに濡れてる。」
「さっきお前が塗ったやつが垂れてるんだよ。」
「違うよ。」シ"ェリーがベッド脇からもう一度壜を取り、隣に少量のローションを
垂らし、交互に指先で延ばす。
「ほら、感触が違うだろ?」卜厶はなにも答えない。腹を撫でるシ"ェリーの指の側面が
極々かすかに先端を擦っている。そこから伝わるわずかな刺激に全身を支配されて、
喋れなくなっているのだ。ひたすら身を捩じらせている。
「違うよな?」シ"ェリーが楽しげに問いを重ねる。卜厶はなんとか頷く。
シ"ェリーが右手を後ろに伸ばしていく。先ほどと違い、硬直と弛緩を繰返した
その筋肉はほぐれている。
「明日は…これくらい触ってから入れることにするよ。そうすればあまり痛まないと思う…」
卜厶は必死で首を左右に振る。平静を装うが、あまりうまくいかない。
「シ"ェリー、聞いてくれ。もう本当に限界なんだ。これ以上何かされたら、
明日起きられなくなる。ステージに立てない。もう焦らさないでくれ。」
シ"ェリーのパジャマの裾を掴む。
「明日は午後まで空き時間だし、大丈夫だよ。それに俺の方が大変だ。この手でギターも
弾かなきゃいけないんだからさ。」強弱はあるにしろ、先ほどから休みなく友人の肌の
上を滑りつづけている手を持ち上げ、指をひらつかせる。
「だったら、もうさっさと…」返ってくるのは心底楽しそうな笑みだけだ。
シ"ェリーはズボンと下着を下げ、もう一度手にローションを落とす。右手を親友の
身体の脇に突いて、体には触れないように覆いかぶさり、左手を下ろしていく。
卜厶の視線が手を追うのを感じながら、彼の期待を再び裏切って、シ"ェリーは
自分の性器を握り締め、彼の上で自慰を始める。
少し大げさに呻き声を上げ、鼻からも甘く息を漏らす。
「ああ、手が濡れていると本当に気持ちいいな。さっきのお前の中の方が上だけど。」
友人を見下ろす。彼は刺激を求める自分の肉体のすぐ上で、別の身体を愛撫している
その手の動きから目を離せなくなっている。その顔にははっきりと飢えの表情が浮かんでいる。
目を見開き、ひっきりなしに唇を舐め、唾を飲み込み、体は自分以外に加えられる愛撫に
反応して跳ね上がっている。
卜厶の渇望の表情、欲望を露わにしたその顔が、自分の手の感触よりもシ"ェリーを
刺激する。おそらく自分しか知らない表情だ。卜厶が自分から何かを求めることは
ほとんどないのだから。
殊更ゆっくりと手を動かしてみせる。程なく限界が近づく。シ"ェリーはもう一度
卜厶に笑いかけると、腰を下げて先端同士をほとんど触れ合わせ、喉を鳴らすように
喘いで射精する。まるで卜厶が射精したように、彼の性器から腹にかけて白い飛沫が
飛び散る。
欲していたものを与えられずに身体を汚されて、卜厶は呆然としている。
シ"ェリーは少し息を切らして、相変わらず楽しそうに微笑んでいる。
「どうして欲しいか言って。ねだってよ。」
「…さっきからずっと頼んでいるだろ。もう焦らさないでくれ。」
「そうじゃなくて。」彼の耳に口を寄せ、ほとんど息だけで話しかける。
「やめさせたいことじゃなくて、して欲しいことを言ってくれ。」
「……いかせてくれ。お願いだから。」そしてこんな状態でも軽く笑ってこう続ける。
「あと、上脱いでくれよ。間が抜けている。」
「力を抜いて。
これからまた指を1本だけ入れる。痛かったらすぐ言ってくれよ。」そしてそっと、
ゆっくりと中指を滑り込ませていく。卜厶が軽く眉をひそめる。
「大丈夫?痛くない?」と尋ねると、頷く。指の根元まで収める。
指はそのまま動かさず、その指の根元に舌先を触れさせる。そのまま上に口を動かす。
辿っていくと、ローションの人工的な味、そして先端に付着した自分の精液の味を感じる。
それはどちらもまずく、シ"ェリーはつい先刻の悪戯をほんの少し後悔する。
数回同じように力を込めて舐め上げると、卜厶は堪えられなくなる。性器が絶頂の
前兆に震え、両足のつま先が丸まり、腰が持ち上がる。シ"ェリーは口を離し、
手のひらで性器を腹部に押し付けるようにして扱く。身体の中に収めた指が締め上げられる。
卜厶が身体全体を跳ね上がらせて達する。乾きかけた友人の精液に彼自身が放ったもの
が重なり、2人分のもので腹から胸が汚れる。
呆然とした卜厶が、自分でもわざとかどうかわからないままシ"ェリーを抱き寄せたので、
シ"ェリーの身体も汚れてしまう。
2人とも荒い息を吐いて、見つめあって微笑みとキスを交わす。
シ"ェリーが身を起こし、タオルとティッシュでお互いの身体を清める。ベッドに戻ると
卜厶を抱き寄せて、今度は単にその身体に腕を回して横たわる。
「何かを入れた状態でいって欲しかったんだ。
明日は後ろからも入れさせてくれる?」その耳に囁くと、卜厶はかすかに身を震わせ、
笑い声を立てて頷く。
まもなく2人は深い眠りに落ちる。ぴったりと身を寄り添わせて。
もう一方より明らかに乱れたベッドの上で。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ マタナガナガトハキダサセテ
| | | | ピッ (・∀・ ) クレテホントウニアリガトウ
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視点不安定でスマソです。
皆様とこのスレにとって良い年となりますように。
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