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ギリ神/アレス×ハデス

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                    |  夜中に書き捨て……短いうえにヘタレでスマソ
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  ギリシャ神話のアレス×ハデスですよ
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 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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ハデスは俺の叔父だけれども、俺よりも背がすごく低くて顔もどこかの子供みたいだ。
本人曰く冥府に来てから身体が成長しなくなったせいだという。なるほど、確かにこんなに
暗くて空気が湿っぽくて、体の芯から冷えていくような場所で成長できるものなんて魔物か
隠花植物くらいだろう。そんな場所に長く--そう、この俺が生まれるうんと前から--いるせいか
ハデスの躰は真っ白でか細くて、貧弱というか華奢というかわからないけれど、なにか衝撃を
与えたら折れてしまうような躰だ。本人は恥じているけれども、冥府独特の青い炎の明かりに
うっすらと照らされる躰を俺は心の底からきれいだと思う。
あいつが寒い寒いというからじゃあ暖めてやろうみたいなノリだったかもしれない。それから
ずるずるとこんな爛れた関係になってしまった。というか、俺があいつの躰を気に入って
しまったのだ。あの、白樺の小枝みたいな躰を。
情交の際、ハデスは声を決してあげない。耐えているのだ。俺は相手が女だろうと男だろうと
肉欲にあえぐ声を聞くのが好きだったから、それが不満だった。
 自分のああいった声を聞くのが辛い。自分自身がひどく浅ましい生き物だと自覚させられる
から辛いのだと、俺が理由を問うたときハデスはそう言った。あいつらしい答えだ。でも俺は
許してやらない。だから毎回俺はせめて一度でも声を上げさせたいと思って、あいつを他の
誰よりも激しく抱く。俺は満足して、あいつは恨むような目で俺を見た後、観念したように笑う。
その時間は俺にとってかなり幸せだった。

そして何度目だかもうとっくにわからなくなってしまったある日のその時間に、ハデスは疲れたのか
俺の腕の中で眠った。それまで、俺はともかくハデスが情交の後に眠ることなど--いや、俺の前で
眠るなどという無防備な姿を見せたことなど一度もなかったから、俺はなんだかものすごく嬉しくなって、
毛布を肩までかけてやると細い躰を優しく抱きしめた。すると、今までどんなに激しく抱いてもいっこうに
熱を持たなかったハデスの躰から、ほんのりと体温が感じられた。俺は更に腕に力を入れて抱きしめた
けれど、ハデスは眠ったままだ。たぶん俺が今まで見た中で一番安らかな眠りだ。みじろき一つしない。
ただ静かな、ゆっくりとした寝息が一定のリズムで聞こえる。それだけだった。ただそれだけなのに、俺は
俺の体温の全てをこいつに捧げてもいいと思った。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ もう何も言えない
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
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キャラねつ造甚だしくてすいません。ごめんなさい。もう帰ります。


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