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フットボールアワー

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  某ゲイニソの話
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|   チュウも何もしてないです
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 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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初投稿、巧くいくかな…

「……自分、最近おかしいで。」
俺は楽屋でぼんやりと煙草を吸う伍等に思わず声をかけた。
「何が?」
「いや、何が言われたら巧く言えへんけど」
「巧く言えやお前ゲイニソやろ」
「そういうタイプのゲイニソちゃうわ」
「お前なら言えると思ったから言うてんけどな」
「それや!」
「せやから何やー言うてんねん」
「自分、最近俺のこと見すぎや!見んな!」
…思っていたこととは少しニュアンスが違うような気もしたが、
口から出てしまったものは仕方が無い。じっとこちらを見続ける
伍等から俺は目を逸らした。

「漫才師が相方見て何がおかしい」
「見すぎや!」
「何や照れてんのん?」
「照れてないわ!」
「せやったらええやん」
「ええことあるか!」
「珍しいな、お前がそんな興奮すんの」
「興奮してんちゃうわ怒ってんねん!」
「何で。何に。」
堂堂巡りの会話を楽しむように、新しい煙草に火をつける仕草がまた
小憎らしい。気まずいのは俺だけなのか、些細な変化を気にする俺のほう
がおかしいのか。妙な空気の楽屋に紫煙が漂う。

「何や、アホらし…俺何でこんなこと言うてんねやろ…」
「そうそう、あきらめ。最近は皆オープンやからもうええか思てな」
「は?」
「東洋ラヂオはお互い何やいちゃいちゃいちゃいちゃしてるし」
「おい、ちょ待て」
「ダウソタウソさんも…まぁダウソタウソさんは昔っからか」
「比べる芸暦違いすぎるで」
「うん、せやし芸暦真ん中よりちょい下の俺が隠すんもアホらし思て」
「せやから何が!」
胸倉の一つでも掴んでやろうと立ち上がったその瞬間、濃い煙草の煙が
視界を遮った。逆に胸を突き返され、尻餅をつく。
「んー、蓼食う虫も好きずき」
「…何やねんそれ」
「あばたもえくぼ」
「ワケわからんわ……」
「わからんかったらそれでええんちゃうかー?」
腑に落ちないまま固まった俺を、伍等は面白そうに見下ろす。

2本目の煙草は、何故か妙に優しく丁寧に揉み消された。
何故かその仕草が、目に焼きついたのには目を瞑ることにして。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ 一気書き…オチゆるくてスマソ。
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某ゲイニソスレの姐さんにインスパイヤされたので…。


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