ハリー・ポッター ハリーとドラコ
更新日: 2011-05-01 (日) 13:27:24
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| 映画も公開 H@rry P○++er
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 英雄と坊ちゃまだよ。
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「あっ」
何となく顔を出したそこに、先客がいるとは思ってなくて、
思わず声に出してしまった。
その声に反応したのか、灰色がかった青い瞳はこっちを向き、
いつもの高飛車な視線を投げつけた。
めったに行かない図書館。
本棚だらけの奥、部屋の隅を使って作られたそのスペースを八リーは偶然見つけた。
ひとりで何か考えたいときにちょうどいい。
そう思って顔を出すと、
そこにいたのはよりによってスりザりソのあいつだった。
「…何だ、ポッ夕ー」
ひとりで本を読んでいたマノレフォイは、怪訝そうにこっちを見た。
「…いや、別に。僕もここに来たかっただけ」
「僕は今、静かに本を読みたいんだ。邪魔だからどこかへ行け」
相変わらずのこの態度に、八リーは不愉快になった。
別に気にしなければいい。
でも、それでスッキリするはずがなかった。
「聞いてるか、ポッ夕ー。どこかへ消えろと言ったんだ」
うるさい。
すごく腹立たしい。
ここで素直に退くなんて、絶対に嫌だと思った。
ふと見ると、窓からの光でマノレフォイの髪はキラキラしていた。
ムカつく。
その白金の髪をめちゃくちゃにしてやりたいと思った。
「ポッ夕ー、」
また僕をその青い眼がにらむ。
何の温かみもない眼。
白い頬をひっぱたいたら、きっと涙でいっぱいになると思った。
「いいかげんにしろよ」
その汚らわしい口。
意地汚い言葉を次々と吐く。
…うるさいよ。
力いっぱい、彼の肩を壁に押し付けた。
ガタン、とイスが音を立て、はずみで本が床に落ちた。
噛み付いていた。
彼の上唇に。
一瞬、マノレフォイがビクッと動いた。
ゆっくり唇を舐めあげ、舌をねじ込ませた。
突然、胸を殴られた。
あわてて離れると、マノレフォイは真っ赤だった。
屈辱感あふれる顔。ぞくぞくした。
マノレフォイは何も言わず、八リーを壁に突き飛ばすと、そのまま出て行った。
イスを元に戻し、落ちた本を拾う。
落ちた拍子にだろう、折り目がたくさんついていた。
きっとマノレフォイはこういうのを嫌うだろうな。
そう思った途端、また不愉快になってしまった。
体じゅうから不快感があふれ出た。
気持ち悪い。
本を元にあった場所に返そうと探した。
真っ黒な表紙。そこに浮かぶ金色の文字。さっき見た色に似てる。
「…ムカつく」
適当な棚へ押し込み、走り去るように図書館を出た。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 八リーどす黒くてごめん。
| | | | ピッ (・∀・ )
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今回の映画は八リーが初恋を体験するとのことだったので。
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