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#title(恋の課題3) [#j9edef8d]
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
| 日曜朝の闘う...
| ちょびっと赤...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| >>28-3...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
「シバサ、君に宿題だよ。…僕に恋をして。」
僕、光は小図家5兄弟の魔/法の先生。
只今小図家に居候中。
次男のシバサに宿題を出してから三週間が過ぎようとしていた。
シバサはほかの子より想像力が足りないので、てっとりばやく...
だって、恋した人間の想像力って、計り知れないものがあるじ...
とはいえ、シバサは実は小図家一の優等生だ。
シバサに足りないのはあとは想像力だけと言ってもいい。
それと、皮肉屋な所が無くなればもっといいんだけどねー。
まぁそこがかわいくもあるんだけど。
ああいけないいけない
最近他の子たちに先生贔屓ーなんて言われてしまう時がある。
僕も気を付けないとなぁ…
この間ちょっと大変な事があった。
シバサの恋の授業は継続しているけれど、
そればかりやっているわけじゃなくてちゃんと通常の授業もし...
ひょんな事からシバサが禁断の時間を戻す魔/法を使ってしまっ...
ある男の子を助けたい一心での事だったけれど、その魔/法には...
結局助かったんだけど一時は本当に死を覚悟したよ。
シバサの事を絶対に助けたかったからね。
雨降って地固まるというか、その事があってから僕たちの仲は...
僕も改めてシバサやみんなが僕の大事な生徒だって自覚できた...
良い絆が生まれたかな。
でも…あの時後を着いてきたシバサはかわいかったなぁ
いつもの皮肉屋がどこ吹く風で、せんせいがだめっていったの...
動けるような身体じゃないのにね。いつの間に僕の後を…
先生、君の為ならなんだってできるよ。
「だからって本当に一緒に風呂入んのかよ!」
「そうだよ。早く準備してきなさい。シバサ。」
「もういいだろ。毎晩一緒に寝てるだけで充分だ!」
「でもちっとも僕に恋しないじゃない。」
「…。」
「じゃ、待ってるからねー」
シバサの目がすわる。
だけど黙って二階に行ったって事は、ちゃんと支度しに行った...
遅い。
何をしてるんだシバサは。
ずっと魔/法部屋で待っているのにちっとも降りてこない。
まさかどうしても嫌でどこかへ行ってしまったとか?
不安になったので二階に行ってみる事にする。
階段を上る途中から聞こえてくるドスンドスンという音に何が...
「こら、貝!シバサ!」
「あっ光先生っ」
「先生、こいつうぜーんだよ!なんとか言ってくれよ」
また貝だ。
小図家末っ子の貝は何かと言うとシバサにつっかかってはケン...
まぁシバサの方から仕掛ける事も半分だけれど。
兄弟の下二人といえばこんなものかなぁ。
「貝、シバサはこれからお風呂に入るんだからね。ケンカは終...
「だって、先生と一緒に入るんだろ?!」
「そうだよ。」
「どうしても?!」
「どうしても。」
「…じゃあ、じゃあ俺も一緒に入る!邪魔しねーからさ、はじっ...
「だからなんなんだよお前は。先生と一緒に入りたいんなら今...
「チィニイのばーか!!」
「あ゛?!バカはお前だろうがこのバカ!!」
シバサが貝の頭を叩いて、またどつきあいが始まってしまった。
やれやれ。
呪文を唱えて二人の身体をそれぞれに拘束する。
「お仕置きが必要かな?」
「「げっ」」
言うや否や、貝はそそくさと自分の部屋へと帰っていった。
うーん。貝…
「…じゃ、行こうか、シバサ。」
ニッコリと微笑めば、シバサは下を向いた。
照れ屋なシバサは、案の定きっちりとタオルを巻いて入ってき...
意識してくれているのは良い事だけどこうもガチガチだと逆に...
少しシバサの気分をほぐさないと。
「シバサ、じゃあ、魔/法でシャンプーしてみようか。」
…そこからちょっとした魔/法の授業を真剣にやってしまった。...
シバサは熱心だから教える方にも力が入って楽しく授業してし...
気分をほぐすどころか、なんかすっかりラフな感じに…
一緒の湯船に入っているというのに全然恋だの愛だのいう雰囲...
今シバサは魔/法で水でっぽうみたいにお湯を飛ばす事に夢中に...
右から何番目、上から何番目のタイルに当てるとか言ってはし...
まぁ、かわいいからそのままにしてあげたいのは山々なんだけ...
「じゃあ、そろそろ10数えてあがるよ」
「ああ。あ?な、何だよ」
シバサの後ろにまわり、背中から抱きしめた。
「ちゃんと温まらないとね。」
「今夏だろうが!」
「はいはいい~ちに~い」
シバサの身体はもう充分あたたまって…というか熱いくらいだっ...
「お腹はもう平気かい?」
シバサの腹筋は見事に割れている。
件の呪いでこの腹筋に文字通り風穴が開いたんだ。
「お陰様で…てか、」
「よかった」
腹筋を指でなぞると温かいはずのシバサの腕に鳥肌が立った。
「ちょっと、先生」
「大丈夫だよ。何もしないよ。」
「すでにしてんじゃないの?」
「シバサは少しでべそかな~」
おへそをつっつくと腰が逃げた。
「おいっ」
「何もしないって。先生を信じなさい。」
「今先生を信じる勇気は魔/法に変えられない気がすんだよ。」
「さ~ん」
「てか2から3まで長すぎだろ!!」
「じゃあ一緒に数えようか」
「ハァ?子どもじゃあるまいし…」
「子どもじゃなかったら、もっと平気なんじゃない?例えば…」
人差し指でおへそからみぞおちへ、指を滑らせた。
そして、心臓あたりまでのぼり、そこから横へ進ませた。
「っっ4・5・6・7・8・7・9・10!!!」
ザバァッっとすごい勢いでシバサがお風呂からあがっていった。
「7が一個多かったね、シバサ。」
お風呂から出ると、貝が廊下で立って挙動不審な動きをしてい...
ぞうきんを持って、壁を拭いていた。
いつも掃除なんかしないのに、しかもこんな夜に。
さては聞き耳を立てていたな。
ま、耐えきれずに入ってこなかっただけよく我慢したってとこ...
…そんなに心配しなくても、シバサにヒドイ事なんかしないよ、...
「お前、その調子で自分の部屋も掃除しろよ」
「ここがすっげー汚れてたんだよ!!」
シバサも鈍いなぁ…
やっぱり想像力がかけてるのかな。
一緒にお風呂からあがって、一緒にシバサの部屋に入った。
ドライヤーで髪を乾かし、他愛の無い話をして過ごした。
そして一緒のベッドに入り、静かに電気を消した。
お風呂は初めてだったけど、寝るのはもうすっかり日常だな。
恋において、「日常」って言うのは一番厄介だ。
ここらで一つ、何か考えないとね。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
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____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| >>28-3...
| | | | ...
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| | | | ∧...
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| | | | ◇⊂ ...
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
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「シバサ、君に宿題だよ。…僕に恋をして。」
僕、光は小図家5兄弟の魔/法の先生。
只今小図家に居候中。
次男のシバサに宿題を出してから三週間が過ぎようとしていた。
シバサはほかの子より想像力が足りないので、てっとりばやく...
だって、恋した人間の想像力って、計り知れないものがあるじ...
とはいえ、シバサは実は小図家一の優等生だ。
シバサに足りないのはあとは想像力だけと言ってもいい。
それと、皮肉屋な所が無くなればもっといいんだけどねー。
まぁそこがかわいくもあるんだけど。
ああいけないいけない
最近他の子たちに先生贔屓ーなんて言われてしまう時がある。
僕も気を付けないとなぁ…
この間ちょっと大変な事があった。
シバサの恋の授業は継続しているけれど、
そればかりやっているわけじゃなくてちゃんと通常の授業もし...
ひょんな事からシバサが禁断の時間を戻す魔/法を使ってしまっ...
ある男の子を助けたい一心での事だったけれど、その魔/法には...
結局助かったんだけど一時は本当に死を覚悟したよ。
シバサの事を絶対に助けたかったからね。
雨降って地固まるというか、その事があってから僕たちの仲は...
僕も改めてシバサやみんなが僕の大事な生徒だって自覚できた...
良い絆が生まれたかな。
でも…あの時後を着いてきたシバサはかわいかったなぁ
いつもの皮肉屋がどこ吹く風で、せんせいがだめっていったの...
動けるような身体じゃないのにね。いつの間に僕の後を…
先生、君の為ならなんだってできるよ。
「だからって本当に一緒に風呂入んのかよ!」
「そうだよ。早く準備してきなさい。シバサ。」
「もういいだろ。毎晩一緒に寝てるだけで充分だ!」
「でもちっとも僕に恋しないじゃない。」
「…。」
「じゃ、待ってるからねー」
シバサの目がすわる。
だけど黙って二階に行ったって事は、ちゃんと支度しに行った...
遅い。
何をしてるんだシバサは。
ずっと魔/法部屋で待っているのにちっとも降りてこない。
まさかどうしても嫌でどこかへ行ってしまったとか?
不安になったので二階に行ってみる事にする。
階段を上る途中から聞こえてくるドスンドスンという音に何が...
「こら、貝!シバサ!」
「あっ光先生っ」
「先生、こいつうぜーんだよ!なんとか言ってくれよ」
また貝だ。
小図家末っ子の貝は何かと言うとシバサにつっかかってはケン...
まぁシバサの方から仕掛ける事も半分だけれど。
兄弟の下二人といえばこんなものかなぁ。
「貝、シバサはこれからお風呂に入るんだからね。ケンカは終...
「だって、先生と一緒に入るんだろ?!」
「そうだよ。」
「どうしても?!」
「どうしても。」
「…じゃあ、じゃあ俺も一緒に入る!邪魔しねーからさ、はじっ...
「だからなんなんだよお前は。先生と一緒に入りたいんなら今...
「チィニイのばーか!!」
「あ゛?!バカはお前だろうがこのバカ!!」
シバサが貝の頭を叩いて、またどつきあいが始まってしまった。
やれやれ。
呪文を唱えて二人の身体をそれぞれに拘束する。
「お仕置きが必要かな?」
「「げっ」」
言うや否や、貝はそそくさと自分の部屋へと帰っていった。
うーん。貝…
「…じゃ、行こうか、シバサ。」
ニッコリと微笑めば、シバサは下を向いた。
照れ屋なシバサは、案の定きっちりとタオルを巻いて入ってき...
意識してくれているのは良い事だけどこうもガチガチだと逆に...
少しシバサの気分をほぐさないと。
「シバサ、じゃあ、魔/法でシャンプーしてみようか。」
…そこからちょっとした魔/法の授業を真剣にやってしまった。...
シバサは熱心だから教える方にも力が入って楽しく授業してし...
気分をほぐすどころか、なんかすっかりラフな感じに…
一緒の湯船に入っているというのに全然恋だの愛だのいう雰囲...
今シバサは魔/法で水でっぽうみたいにお湯を飛ばす事に夢中に...
右から何番目、上から何番目のタイルに当てるとか言ってはし...
まぁ、かわいいからそのままにしてあげたいのは山々なんだけ...
「じゃあ、そろそろ10数えてあがるよ」
「ああ。あ?な、何だよ」
シバサの後ろにまわり、背中から抱きしめた。
「ちゃんと温まらないとね。」
「今夏だろうが!」
「はいはいい~ちに~い」
シバサの身体はもう充分あたたまって…というか熱いくらいだっ...
「お腹はもう平気かい?」
シバサの腹筋は見事に割れている。
件の呪いでこの腹筋に文字通り風穴が開いたんだ。
「お陰様で…てか、」
「よかった」
腹筋を指でなぞると温かいはずのシバサの腕に鳥肌が立った。
「ちょっと、先生」
「大丈夫だよ。何もしないよ。」
「すでにしてんじゃないの?」
「シバサは少しでべそかな~」
おへそをつっつくと腰が逃げた。
「おいっ」
「何もしないって。先生を信じなさい。」
「今先生を信じる勇気は魔/法に変えられない気がすんだよ。」
「さ~ん」
「てか2から3まで長すぎだろ!!」
「じゃあ一緒に数えようか」
「ハァ?子どもじゃあるまいし…」
「子どもじゃなかったら、もっと平気なんじゃない?例えば…」
人差し指でおへそからみぞおちへ、指を滑らせた。
そして、心臓あたりまでのぼり、そこから横へ進ませた。
「っっ4・5・6・7・8・7・9・10!!!」
ザバァッっとすごい勢いでシバサがお風呂からあがっていった。
「7が一個多かったね、シバサ。」
お風呂から出ると、貝が廊下で立って挙動不審な動きをしてい...
ぞうきんを持って、壁を拭いていた。
いつも掃除なんかしないのに、しかもこんな夜に。
さては聞き耳を立てていたな。
ま、耐えきれずに入ってこなかっただけよく我慢したってとこ...
…そんなに心配しなくても、シバサにヒドイ事なんかしないよ、...
「お前、その調子で自分の部屋も掃除しろよ」
「ここがすっげー汚れてたんだよ!!」
シバサも鈍いなぁ…
やっぱり想像力がかけてるのかな。
一緒にお風呂からあがって、一緒にシバサの部屋に入った。
ドライヤーで髪を乾かし、他愛の無い話をして過ごした。
そして一緒のベッドに入り、静かに電気を消した。
お風呂は初めてだったけど、寝るのはもうすっかり日常だな。
恋において、「日常」って言うのは一番厄介だ。
ここらで一つ、何か考えないとね。
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