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#title(nico)
旧局朝仁R 田和場×登坂
※未成年が喫煙する場面があります
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
裸のまま煎餅布団にうつぶせていた。日に焼けた畳は乾ききっ...
田和場さんは下着姿で新しいタバコの封を切っている。箱をト...
「一本吸わせてくださいよ」
何気なく頼むと、田和場さんはあからさまに嫌そうな顔をした。
「お前未成年じゃねえか」
「気にするんですか、そんなこと」
「吸い方も知らない奴にやるのはもったいない」
「だーいじゃうぶ」
私は中指をたてて答える。
「私ももう高校生、タバコ位たしなみます」
「その発言は色々と問題があるぞ」
ぶつぶつと文句を言いながらも、田和場さんはタバコを一本渡...
「タバコは高校生で覚えて、卒業と同時にやめるもんです」
「めちゃくちゃだなお前は」
呆れ顔の田和場さんをよそに、私は辺りにライターを探した。...
「ライター取ってくださいよ」
「馬鹿、枕が燃えるだろう」
そう言うと田和場さんはかなり短くなった自分のタバコから、...
先程はいかにも喫煙者めいたことを言ったが、実際吸うのは初...
――田和場さんも吸っているくらいだ、どうってことはないだろ...
その田和場さんは吸殻を灰皿の上で潰し、若干顔をしかめなが...
いざ吸ってはみたものの、煙がうまいという感覚はどうにもわ...
落ち着く、あるいは気分が高まるというのもいまひとつ実感が...
きっと一口二口吸ったくらいでは味や効能はわからないのだ。...
しばらく胸の中に煙をためていたが、特に何も起こらない。
若干のつまらなさを覚えながら煙を吐き出すと、何故か視界が...
と、同時に煙を出した肺になにかがこびりついているかのよう...
私は思わず口を押さえた。
「こら、灰が落ちる!」
あわてて灰皿を差し出した田和場さんの姿も何となく歪んで見...
「どうした?」
「何でもないです」
気取られまいと努力するが、タバコに関してはあちらに一日の...
たった一口吸っただけでこんな有り様だなんて、絶対に知られ...
田和場さんは心得顔で、
「ニコチン酔いしたならもうやめとけよ」
と言った。ニコチンに酔うことがあるなんて知らなかった。そ...
だからこそ、ここで素直にはいさうですか従うのは敗北であり...
「なんのこれしき、負けませんよ、私は」
こういって、吐き気をこらえてもう一口無理矢理煙を肺に入れ...
「もったいない吸い方をするんじゃない!」
衝撃で怯んだ隙に、手元のタバコが奪われる。今吸った煙が胸...
田和場さんは私の吸いさしのタバコを平然と吸う。ヤニの茶色...
何故あんなに平気でいられるのかと思うと釈然としない。私は...
田和場さんは不満げな私に気づくとニヤリと笑い、
「お前にはまだ早い」
と言いながら顔に煙を吹きかけてきた。思わず咳き込む私を田...
「…ひきゃうですよ」
抗議と共ににらみつけると、田和場さんはおどけたように笑っ...
「まぁ、慣れんことはするな」
と言ってあやすように私の頭を軽く叩いて天井に向かって煙を...
私が吸っていたタバコは田和場さんの口許で次第に短くなって...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
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旧局朝仁R 田和場×登坂
※未成年が喫煙する場面があります
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裸のまま煎餅布団にうつぶせていた。日に焼けた畳は乾ききっ...
田和場さんは下着姿で新しいタバコの封を切っている。箱をト...
「一本吸わせてくださいよ」
何気なく頼むと、田和場さんはあからさまに嫌そうな顔をした。
「お前未成年じゃねえか」
「気にするんですか、そんなこと」
「吸い方も知らない奴にやるのはもったいない」
「だーいじゃうぶ」
私は中指をたてて答える。
「私ももう高校生、タバコ位たしなみます」
「その発言は色々と問題があるぞ」
ぶつぶつと文句を言いながらも、田和場さんはタバコを一本渡...
「タバコは高校生で覚えて、卒業と同時にやめるもんです」
「めちゃくちゃだなお前は」
呆れ顔の田和場さんをよそに、私は辺りにライターを探した。...
「ライター取ってくださいよ」
「馬鹿、枕が燃えるだろう」
そう言うと田和場さんはかなり短くなった自分のタバコから、...
先程はいかにも喫煙者めいたことを言ったが、実際吸うのは初...
――田和場さんも吸っているくらいだ、どうってことはないだろ...
その田和場さんは吸殻を灰皿の上で潰し、若干顔をしかめなが...
いざ吸ってはみたものの、煙がうまいという感覚はどうにもわ...
落ち着く、あるいは気分が高まるというのもいまひとつ実感が...
きっと一口二口吸ったくらいでは味や効能はわからないのだ。...
しばらく胸の中に煙をためていたが、特に何も起こらない。
若干のつまらなさを覚えながら煙を吐き出すと、何故か視界が...
と、同時に煙を出した肺になにかがこびりついているかのよう...
私は思わず口を押さえた。
「こら、灰が落ちる!」
あわてて灰皿を差し出した田和場さんの姿も何となく歪んで見...
「どうした?」
「何でもないです」
気取られまいと努力するが、タバコに関してはあちらに一日の...
たった一口吸っただけでこんな有り様だなんて、絶対に知られ...
田和場さんは心得顔で、
「ニコチン酔いしたならもうやめとけよ」
と言った。ニコチンに酔うことがあるなんて知らなかった。そ...
だからこそ、ここで素直にはいさうですか従うのは敗北であり...
「なんのこれしき、負けませんよ、私は」
こういって、吐き気をこらえてもう一口無理矢理煙を肺に入れ...
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衝撃で怯んだ隙に、手元のタバコが奪われる。今吸った煙が胸...
田和場さんは私の吸いさしのタバコを平然と吸う。ヤニの茶色...
何故あんなに平気でいられるのかと思うと釈然としない。私は...
田和場さんは不満げな私に気づくとニヤリと笑い、
「お前にはまだ早い」
と言いながら顔に煙を吹きかけてきた。思わず咳き込む私を田...
「…ひきゃうですよ」
抗議と共ににらみつけると、田和場さんはおどけたように笑っ...
「まぁ、慣れんことはするな」
と言ってあやすように私の頭を軽く叩いて天井に向かって煙を...
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