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68-143
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#title(癒しの御手)
オリジナル触手もの
無駄に長いので2回に分けて投下します。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
ウィリウスは霞のかかった頭をめぐらし、必死で考えをまとめ...
教団の司教を名乗る男が彼の前に跪いている。ウィルは両脇を...
半ば強制的にその場に立たされている。ひどく疲れているせい...
そんなウィルに向って、司教は唐突に話しをきり出した。
「我らが『神』の贄となり、お力をお貸し願いたい」
まるで状況が飲み込めない。問い返そうとするが、言葉が思う...
「お体を損なわれる事はございません、本当はこのような無礼...
急がなければ。お前達、ウィリウス殿を『神』の御元にお運び...
司教の口調が厳しくなる。立ち上がり、振り返りもせずに暗い...
命令に応じて信徒達がウィルを運び出す。包帯を巻かれたばか...
それはこの教団で施された手当てであった。
『神の御前にあって全てのものは等しく同じ、癒されるべき人...
敗残兵として流れ込んできたウィルを、教団は優しく迎え入れ...
申し出てくれたのである。それをありがたく受けたのは、ほん...
そして今、ウィルは引きずられながら長い回廊を歩かされてい...
ウィルに事の次第を話し始めた。
「我々はこの地に古くから御座す『神』にお仕えする集団。神...
そのお心のままに人々を助け、傷ついた者を癒すことを旨とし...
「人の手で癒せる傷であれば、我らが手当てを行う。そして手...
…神の御手に委ねられる。ウィリウス殿は幸い、軽傷であられた...
一瞬振り返り、ちらりとウィルを見る。ウィルは多少のきまり...
それが顔に表れたのだろうか、司教はわずかに微笑むと言葉を...
「我々にとっても幸いなことにございます。神は今、お疲れに...
手助けを必要とされている。…本来ならば、近隣の村から壮健な...
慣わしでございます。しかし戦が長引き、神の求める健やかな...
徴兵されてしまっている」
その部分だけは理解できた。ウィルもまた徴兵を受け、遠く故...
余儀なくされた者の一人であったのだ。
一向は大聖堂に入り、その最奥にある小さな扉へとたどり着い...
ウィルは一旦、床へと下ろされた。周りをよく見ようとするの...
なかなか体の自由がきかない。少しずつ司教の言葉が頭の中で...
意味を成してきた。
(にえ。神の手助け。まさか生贄になれということなんだろう...
…しかも、私が軽傷で幸いだと。壮健な者が必要だと…)
扉が開かれた。そこは3メートル四方程度だろうか、何もない...
照明はない。しかし部屋の中にはほのかに光りが射し、奥に行...
部屋の奥、一人寝のベッドの幅ほどの部分が奈落になっていた...
その手前に、ウィルは丁重に横たえられた。薄い夜着を通して...
「それでは、ウィリウス殿。よくよく神をお慰めし…」
「ちょっとまって!」
やっとの思いでウィルは言葉をしぼり出した。今では恐ろしい...
ウィルは一人で小部屋に寝かされている。信徒達は外に出て、...
その前に、どうしても聞いておきたい事があった。
(「私は…捕まったのですか?最初からそのつもりで、助ける振...
「恐れながら。お食事に薬を混ぜさせていただきました。我々...
ような方が必要だったのです。健康で、体力もある健やかな若...
「…私は殺されるのですか?それとも一生、閉じ込められて…」
「そのようなことは決してございません。ただ、時間をかけて...
これより他に方法がございませんでした。ウィリウス殿。何卒...
全ての者たちのために、御身をもって神をお慰め申し上げいた...
司教は再び跪き、恭しく頭を下げた。その姿を隠すように小部...
ウィルは想像のつかない恐怖と共に、一人小部屋に取り残され...
やがて、彼らの『神』と呼ぶものが、奈落から姿を現した。
その姿を見て、ウィルは顔色を失った。
二本の長い縄のようなものが奈落から這い上がってきたのだ。
乳白色に輝くそれらは優に一握りはあるだろうか。伸縮を繰り...
ウィルに向ってにじり寄って来る。這いずった後にはそれの持...
跡が残っている。
「なに…いやだ…」
ウィルは逃げようともがいた。だか、司教の言った薬のせいな...
叩き起こされたような体はいうことをきかず爪先だけが力なく...
それはゆっくりと体に巻きついた。生暖かい粘液が肌に絡みつ...
柔らかい。しかし恐ろしいほどに力強く、ウィルの体を難なく...
そこには神の本体とも言えるものが鎮座していた。
『神は』異様な姿をしていた。地下に開いた巨大な花のように...
ざわざわと蠢き燐光を放っている。顔や胴といった、いわゆる...
(…これが神?触手の化け物じゃないか)
恐怖に嫌悪の気持ちが入り混じる。なすすべもなく吊り上げら...
運ばれてゆく。他の触手たちがウィルに気付いたように一斉に...
「やめ…ろ、放せ!」
所詮は無駄な抵抗だった。言葉が届くはずもない。触手は無遠...
夜着の袖を払い、両腕を這い回り、指先まで絡みつき一まとめ...
塗りつけられ、ちりちりと痛んだ。
さらにもう一本。足元から縋り、巻きつきながら夜着の裾を割...
縮むと瘤が連なるように表面が波打ち、そこから一層身を伸ば...
触手の動きに合わせ、重く湿った粘液の音がべしゃり、と響く。
限界だった。激しい嫌悪にまかせウィルは力の限り暴れた。か...
脚に絡む触手を蹴りつけようとする。つま先が触手に触れた。...
力を込め引っ掻きおろす。
触手の動きが急変した。それまでの緩慢な収縮をやめ、一気に...
脚に巻きついた触手はするりとウィルの男根に巻きつき、根元...
滑りもせずに力任せにねじ上げた。
「ひっ…ぎゃあああぁぁぁーーーっ」
ウィルは仰け反って絶叫した。敏感な部分を強く捻られ、痛み...
体の力が抜ける、しかし触手は蹂躙を止めようとはしない。両...
脚は新たな触手に押し広げられウィルの股間を無防備にさらけ...
さらに腰へ、胸へと触手が這い進んでゆく。もう一度、男根を...
「ぐあぁ…ああぁー…」
炸裂する痛みに気が遠くなる。もはや抵抗する気力もなかった...
大きく口を開けて浅い息を繰り返す。目の前の景色が揺らぎ、...
やがて、触手の動きが収まった。
ウィルは動こうともしない。涙が流れているのがわかった。暴...
傷の上にも直接触手が取り巻いている。男根の触手は力を弱め...
しかし、痛みも快感もウィルには感じられなかった。ただ、激...
涙を追うように、一本の触手が顔に張り付いてきた。先端を器...
薄く開いた唇をこじ開け、別の触手が侵入してくる。にじむ冷...
どこか淫靡な音が地下室に鳴り響いた。
胴を巻く一本の触手が離れ、腰骨を一撫でしてその奥へ、尻肉...
しばし先端で吸い付き、つつき廻したあと、探り当てた後孔を...
『御身をもって神をお慰め申し上げいただきたい』
司教の言葉をぼんやりと思い出す。たしかにこれでは、言葉通...
最後に一つ、陰部をぬるりと撫で、触手は硬く閉じた孔をこじ...
「んん…」
背筋に走る悪寒と新たな痛みに、ウィルはあっさりと意識を手...
「…気付かれましたか」
うっすらと目を開けたウィルの頭上に、穏やかな声が注がれた。
左手首に暖かなものが巻きついている。その瞬間、生暖かな触...
ウィルは飛び起きた。
緊張に身を固めながら回りを見回す。しかしそこは薄暗い地下...
数人の信徒が彼を見つめている。左脇には、傷を手当てしてく...
さっきのぬくもりは、脈を取る手だったのだろうか。
ウィルは清潔なベッドの上に寝かされていた。夜着は新しいも...
接触などなかったかのように彼はこざっぱりとした姿に整えら...
「呼吸、脈拍、お顔の色も問題なし。少し休まれればすぐにお...
医師はウィルの驚きなど意に介する様子もなく司教に見立てを...
司教は一つ頷くと、ウィルの前に進み出た。
「ウィリウス殿。まずはお礼を申し上げねばなりません。昨夜...
お喜びのご様子であられました。」
深く頭を下げる。あっけに取られているウィルに対し、さらに...
「ごゆっくり、お休みくださいませ。しかる後に故郷に戻れま...
あるいはもし、幸いにも続けてお力添えを願えますのでしたら…...
「待ってくれ!」
叫び声は悲鳴に近かった。言いたいことは山ほどある、しかし...
ウィルは必死で呼吸をととのえた。司教の目をまっすぐに見返...
「あれが『神』なのか?」
誰も答えない。
「あんなものが神なのか、あんな触手の塊が人を癒す!?じゃ...
それ以上は言えなかった。地下室での出来事がまざまざと思い...
滴る粘液の響き、肌を這う感触…
壁に背を押し付け、身をかがめてウィルは黙り込んだ。その肩...
直接は答えず、司教は震えるウィルの肩に手を乗せると、そっ...
「ウィリウス殿。ご自身の目でお確かめください」
そう言われ、ウィルはおずおずと夜着を捲り傷を探す。
傷は治っていた。昨日は確かに血が滲んでいた所が、今は古傷...
いるだけである。慌てて袖をまくってみると、前腕の小さな傷...
呆然とした顔で司教と傷跡を交互に見つめるウィルに向って、...
「これが神の御業なのです」
数日後。ウィルはまだ教団を離れられずにいた。
医師の見立ては間違ってはいなかった。一日もすると体の疲れ...
彼は回復していた。信徒達が留めだてしたわけでもなかった。...
行動を制限するようなことはなく、専ら身の回りの世話に専念...
すぐに水や書物を用意してくれる。頼めば、教団内外の事情に...
おそらくウィルが頼めば、帰郷の用意もしてもらえただろう。...
彼にはわかっていた。
教団はウィルを、必要ならば再び神への捧げ物にしようと考え...
ここに留まる以上、ウィルはそれに従うということになる。
彼の触手への嫌悪感は、決して消えてはいなかった。
それでいて彼は、ここを離れる決意が出来ずにいる。
ウィルの気持ちを迷わせているものは、一つはわき腹の傷跡だ...
動かしようのない事実として体と記憶に刻み付けられている。
そして、もう一つ。ウィル自身があまり認めたくない後ろめた...
思いは複雑に絡み合い、ウィルの足をこの場所に押し留めてい...
さらに十日も過ぎた頃だろうか。昼過ぎから振り出した雨は夕...
窓を叩いている。ウィルはその音を一人で聞いていた。常に側...
夜更け頃から教団の動きが慌しくなっていた。聞けば、近くで...
負傷したものが次々と運び込まれてくる。医師が忙しく走り回...
信徒達が機敏に対応する。手伝いを申し出たウィルだったが、...
「この様子では今一度、ウィリウス殿のお力をお借りすること...
それまでどうか、お体を休めください」
その言葉の意味するところを、ウィルは正確に理解していた。
(考えよう…)
他には誰一人いない。雨音が心の雑念を追い払ってくれる。ウ...
かつての戦場へと引き戻されていた。
同じ部隊にいたのは、彼と同じような身の上の者ばかりであっ...
名はなんといっただろう。漁師がいた。小間物屋のせがれだと...
ウィルより歳の若い者も、妻の髪を一房、懐に入れている者も...
本来の兵士ではない、徴兵されてきた者ばかりだった。
今、運び込まれている兵士達もまた、同じような身の上なのだ...
放り込まれ、嵐に紛れた奇襲に追い詰められ傷を負い、倒れ運...
雨は止まないまま、外は朝を迎えていた。ウィルはそれにも気...
めぐらし続けていた。
戸の外から声をかけられたのはその日の夜深く、じきに空も白...
いつの間にか雨は止んでいた。
「ウィリウス殿。お休みのところを失礼いたします。」
返事を待たずに戸が開けられる。姿を現したのは司教ただ一人...
「我らが『神』の贄となり、お力をお貸し願いたい」
深く下げられた額に向かい、ウィルが答える。
「わかりました。…ただ、お話したいことがあるのですが」
「道々でよろしければ。ご同行いただけますか?」
「はい」
あの日とは違い、ウィルはしっかりと自分の足で部屋を出て廊...
もう一つ、あの日と違うことがあった。前回は返事も返せない...
語りかけていた。今回は逆である。ウィルは、前を行く司教に...
「…私は、戦場から逃げ出してきました」
出来る限り率直に、胸のうちを伝える。言葉を飾る必要は感じ...
「怖かったのです。戦うことが…目の前で、人が死ぬことに耐え...
「無理からぬことにございます」
顔を向けることもなく司教が答える。
「お見受けしたところ、ウィリウス殿は本来の兵士ではないご...
「はい。粉引き屋の三男坊でした。ただ体力があるからという...
前線に放り込まれました」
暗い廊下に二人の足音が響く。
「本当に嫌でした。誰の為かもわからないまま戦って死ぬなん...
それだけを考えていた…本当に、自分が助かることだけを考えて...
廊下は外廊下となり、大聖堂へと続く。二人はその中へ入って...
大聖堂の中は人で埋め尽くされていた。誰もが大きな傷を負っ...
表情は見受けられない。ただ深く、規則正しい呼吸を繰り返し...
見知ったものはいないか―それと気付かないまま、ウィルは足を...
「眠っているのですよ、皆。神はご自身のお姿を人に見られる...
だから地下にお住まいになられたと言い伝えられている。その...
薬を飲んで眠ってから御元に向うのです。あの時のあなたと同...
ウィルは息を飲んだ。爪が掌に食い込むほど強く手を握り締め...
「…私は眠ってなかった。なのに何故、傷を治されたのでしょう...
気に入られたのですか?私は…ただ逃げ出しただけの臆病者です...
司教は何も答えない。
大聖堂の最奥、小さな扉へと辿り着いた。信徒達は皆、怪我人...
二人で小さな扉を開き、ウィルが中へと足を踏み入れる。
「私は逃げるとき、誰かを助けようなんて考えられなかった。...
人助けをしているつもりになっているだけなのかもしれません...
「ウィリウス殿」
二人は扉を挟み、向かい合って立っている。司教が表情を和ら...
ウィルを見つめる。
「神の御前にあって全てのものは等しく同じ。癒されるべき『...
ございません。恐れ多き事ながら、それこそが神の真意かと」
ウィルはゆっくりと夜着を脱ぐ。放り投げようとしたそれを司...
そのまま背を向けて、奈落の淵に立つ。司教が跪いたのか、背...
扉が閉じられる。ウィルは一人、神が現れるのを待った。
しかし神の様子は前回とは明らかに違っていた。伸びてきた二...
支えようとして落としてしまう。ウィルは二本の触手でできた...
滑り、したたかに床に背中をぶつけた。呻きながら身を起こし...
伸びた二本の触手はそのまま床の上に横たわっていた。わずか...
こようとはしない。そして本体とも呼ぶべき部分は明らかに一...
動きも弱く、燐光は消えかかり地下はほぼ暗闇で覆われている。
ウィルはそっと、本体に向って歩き始めた。
弱弱しい触手が、その足に絡まろうとする。試しに足を引いて...
床の上に落ちる。
少しためらった後、ウィルは触手をかき分け、押しつぶさない...
床の上に座り込んだ。
その大腿に触手が這い登ってくる。懸命に収縮を繰り返し、少...
その一部がウィルの中心にたどり着き、羽のような愛撫を始め...
尾てい骨から男根の根元まで、窄めた先端で吸い付きながら何...
ぺちゃり、ぺちゃりという音が響くたび、ウィルの下半身に甘...
いつの間にか手を後ろに付き、膝を開いて自ら腰を突き出すよ...
その腰から鼠径部へと触手が伸びる。その動きの弱さに焦らさ...
「…は…ぁ…」
あれだけ恐れていたはずなのに。猛々しさを失った触手に対し...
ようやく一本の触手が男根へと絡みついた。くるりとそれに巻...
先端が解け、鈴口から裏筋を繰り返し撫でつけ、再び亀頭部に...
ずるりと収縮する。
「んあぁ…はぁ…」
(なんだか自慰をしているみたいだ)
当たっているかもしれない、その考えは。苦笑いをかみ殺しな...
一本を手繰り寄せる。前回はどうしたんだろう。考えて、それ...
口に含んでみる。奇妙な感触だった。触手は器用に動き回り、...
歯列をなぞり、口内に吸い付きながら粘膜をこすりつける。粘...
直接、頭に響く。飲みきれない唾液が一筋、こぼれて顎まで伝...
口を触手に犯されるままに任せると、もう一本を手繰り寄せ、...
その弾力と暖かさを確かめるようにしっかりと指を絡ませ、揉...
手を上下に大きく移動させる。
ウィルの下半身はいっそうの熱を帯びてきた。男根は半ば立ち...
滲み出している。それを受け止めるように、触手はさらに力を...
忠実な快楽に、背を反らせて耐える。後孔を嬲る触手も徐々に...
ただ漫然と撫でていただけの触手が意思を得たように後孔を責...
皺の一本づつを舐めるように這い回る。先端をわずかにめり込...
硬く張った会陰に場所を移し縮んで瘤のできた表面を擦り付け...
咥えた触手に声を封じられたまま、ウィルはゆっくりと、確実...
手に抱いた触手を胸に押し付け、彼自身のもののように握り締...
慣れようと息を整える。
口の触手がぬるりと這い出した。涎を伝い、先端で首筋に吸い...
つんと硬くなった乳首に身を摺り寄せ、収縮して強く揉み、転...
ウィルに密着したまま大きく波打ち、下腹部へ、鼠径部へと這...
移り軽く捏ね、強く吸い上げる。くすぐったさの中に、体の芯...
「んぁっ!…あぁ…はぁ…あ……あっ」
ウィルは触手の感触に身を委ね、知らず知らずのうちに腰を動...
敏感な先端の括れを優しく揉みこんでくる。そのまま果てそう...
次の行動に出るのを待つ。
胸の触手がするりと滑り落ちる。そのまま内股まで降り、腿に...
滑り込ませる。少しでも楽な姿勢で受け入れようと、ウィルは...
少し考え、手の触手を離して両手を床につく。大きく息を吐き...
唾液と混ざり合った粘膜が孔に押し当てられる。一瞬、肩に力...
肩をつたい口元に現れる。ウィルはためらいもせずそれを口に...
後孔の違和感を忘れようとする。
ゆっくりと、孔が開かれた。
「ふぅ…ん…んぅ…っ」
入ってくる。普段、意識することもない内側の粘膜を押し開き...
繰り返し入ってくる。慣らされていたせいか、痛みはなかった...
体が震え、膝が崩れそうになる。その腰を他の触手が支える。...
確認するように一撫でし、背中を這い耳元へ進む。耳朶を愛撫...
大きく聞こえる。音に犯される感触にウィルの心は強張りを解...
「うぅん…ふぅ…んっ!むうぅぅっ…ふっぁ」
孔の触手が一旦下がり、再度奥へと進む。それが繰り返され、...
搾り出された粘液がウィルの内股をつたう。浅い息を繰り返し...
触手の暖かな愛撫を感じていた。違和感は次第に消えてゆき、...
違う感覚へと変わり始める。それに応じるかのように男根が激...
喘ぎに細く、声高い嬌声が混ざる。
じりじりと焦らされた末に、ウィルは鼓膜がしびれるほどの勢...
ポタポタと床に落ちる精を、触手たちが掬い取る。うつろな瞳...
ウィルはゆっくりと崩れ落ちる。その体を触手が抱き上げ、そ...
全身をなぞる。姿勢を変えられる瞬間、孔の触手がよじれ、粘...
鈍痛にも似た快感が再び体の中心へと集まりだす。
暖かい触手の海に抱かれながら、ウィルは涙を流していた。痛...
ただ訳もなく涙が流れ出す。
(これも神の癒しなんだろうか…)
漠然と考えるウィルの涙をおって、一本の触手が這い上がって...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
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#title(癒しの御手)
オリジナル触手もの
無駄に長いので2回に分けて投下します。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
ウィリウスは霞のかかった頭をめぐらし、必死で考えをまとめ...
教団の司教を名乗る男が彼の前に跪いている。ウィルは両脇を...
半ば強制的にその場に立たされている。ひどく疲れているせい...
そんなウィルに向って、司教は唐突に話しをきり出した。
「我らが『神』の贄となり、お力をお貸し願いたい」
まるで状況が飲み込めない。問い返そうとするが、言葉が思う...
「お体を損なわれる事はございません、本当はこのような無礼...
急がなければ。お前達、ウィリウス殿を『神』の御元にお運び...
司教の口調が厳しくなる。立ち上がり、振り返りもせずに暗い...
命令に応じて信徒達がウィルを運び出す。包帯を巻かれたばか...
それはこの教団で施された手当てであった。
『神の御前にあって全てのものは等しく同じ、癒されるべき人...
敗残兵として流れ込んできたウィルを、教団は優しく迎え入れ...
申し出てくれたのである。それをありがたく受けたのは、ほん...
そして今、ウィルは引きずられながら長い回廊を歩かされてい...
ウィルに事の次第を話し始めた。
「我々はこの地に古くから御座す『神』にお仕えする集団。神...
そのお心のままに人々を助け、傷ついた者を癒すことを旨とし...
「人の手で癒せる傷であれば、我らが手当てを行う。そして手...
…神の御手に委ねられる。ウィリウス殿は幸い、軽傷であられた...
一瞬振り返り、ちらりとウィルを見る。ウィルは多少のきまり...
それが顔に表れたのだろうか、司教はわずかに微笑むと言葉を...
「我々にとっても幸いなことにございます。神は今、お疲れに...
手助けを必要とされている。…本来ならば、近隣の村から壮健な...
慣わしでございます。しかし戦が長引き、神の求める健やかな...
徴兵されてしまっている」
その部分だけは理解できた。ウィルもまた徴兵を受け、遠く故...
余儀なくされた者の一人であったのだ。
一向は大聖堂に入り、その最奥にある小さな扉へとたどり着い...
ウィルは一旦、床へと下ろされた。周りをよく見ようとするの...
なかなか体の自由がきかない。少しずつ司教の言葉が頭の中で...
意味を成してきた。
(にえ。神の手助け。まさか生贄になれということなんだろう...
…しかも、私が軽傷で幸いだと。壮健な者が必要だと…)
扉が開かれた。そこは3メートル四方程度だろうか、何もない...
照明はない。しかし部屋の中にはほのかに光りが射し、奥に行...
部屋の奥、一人寝のベッドの幅ほどの部分が奈落になっていた...
その手前に、ウィルは丁重に横たえられた。薄い夜着を通して...
「それでは、ウィリウス殿。よくよく神をお慰めし…」
「ちょっとまって!」
やっとの思いでウィルは言葉をしぼり出した。今では恐ろしい...
ウィルは一人で小部屋に寝かされている。信徒達は外に出て、...
その前に、どうしても聞いておきたい事があった。
(「私は…捕まったのですか?最初からそのつもりで、助ける振...
「恐れながら。お食事に薬を混ぜさせていただきました。我々...
ような方が必要だったのです。健康で、体力もある健やかな若...
「…私は殺されるのですか?それとも一生、閉じ込められて…」
「そのようなことは決してございません。ただ、時間をかけて...
これより他に方法がございませんでした。ウィリウス殿。何卒...
全ての者たちのために、御身をもって神をお慰め申し上げいた...
司教は再び跪き、恭しく頭を下げた。その姿を隠すように小部...
ウィルは想像のつかない恐怖と共に、一人小部屋に取り残され...
やがて、彼らの『神』と呼ぶものが、奈落から姿を現した。
その姿を見て、ウィルは顔色を失った。
二本の長い縄のようなものが奈落から這い上がってきたのだ。
乳白色に輝くそれらは優に一握りはあるだろうか。伸縮を繰り...
ウィルに向ってにじり寄って来る。這いずった後にはそれの持...
跡が残っている。
「なに…いやだ…」
ウィルは逃げようともがいた。だか、司教の言った薬のせいな...
叩き起こされたような体はいうことをきかず爪先だけが力なく...
それはゆっくりと体に巻きついた。生暖かい粘液が肌に絡みつ...
柔らかい。しかし恐ろしいほどに力強く、ウィルの体を難なく...
そこには神の本体とも言えるものが鎮座していた。
『神は』異様な姿をしていた。地下に開いた巨大な花のように...
ざわざわと蠢き燐光を放っている。顔や胴といった、いわゆる...
(…これが神?触手の化け物じゃないか)
恐怖に嫌悪の気持ちが入り混じる。なすすべもなく吊り上げら...
運ばれてゆく。他の触手たちがウィルに気付いたように一斉に...
「やめ…ろ、放せ!」
所詮は無駄な抵抗だった。言葉が届くはずもない。触手は無遠...
夜着の袖を払い、両腕を這い回り、指先まで絡みつき一まとめ...
塗りつけられ、ちりちりと痛んだ。
さらにもう一本。足元から縋り、巻きつきながら夜着の裾を割...
縮むと瘤が連なるように表面が波打ち、そこから一層身を伸ば...
触手の動きに合わせ、重く湿った粘液の音がべしゃり、と響く。
限界だった。激しい嫌悪にまかせウィルは力の限り暴れた。か...
脚に絡む触手を蹴りつけようとする。つま先が触手に触れた。...
力を込め引っ掻きおろす。
触手の動きが急変した。それまでの緩慢な収縮をやめ、一気に...
脚に巻きついた触手はするりとウィルの男根に巻きつき、根元...
滑りもせずに力任せにねじ上げた。
「ひっ…ぎゃあああぁぁぁーーーっ」
ウィルは仰け反って絶叫した。敏感な部分を強く捻られ、痛み...
体の力が抜ける、しかし触手は蹂躙を止めようとはしない。両...
脚は新たな触手に押し広げられウィルの股間を無防備にさらけ...
さらに腰へ、胸へと触手が這い進んでゆく。もう一度、男根を...
「ぐあぁ…ああぁー…」
炸裂する痛みに気が遠くなる。もはや抵抗する気力もなかった...
大きく口を開けて浅い息を繰り返す。目の前の景色が揺らぎ、...
やがて、触手の動きが収まった。
ウィルは動こうともしない。涙が流れているのがわかった。暴...
傷の上にも直接触手が取り巻いている。男根の触手は力を弱め...
しかし、痛みも快感もウィルには感じられなかった。ただ、激...
涙を追うように、一本の触手が顔に張り付いてきた。先端を器...
薄く開いた唇をこじ開け、別の触手が侵入してくる。にじむ冷...
どこか淫靡な音が地下室に鳴り響いた。
胴を巻く一本の触手が離れ、腰骨を一撫でしてその奥へ、尻肉...
しばし先端で吸い付き、つつき廻したあと、探り当てた後孔を...
『御身をもって神をお慰め申し上げいただきたい』
司教の言葉をぼんやりと思い出す。たしかにこれでは、言葉通...
最後に一つ、陰部をぬるりと撫で、触手は硬く閉じた孔をこじ...
「んん…」
背筋に走る悪寒と新たな痛みに、ウィルはあっさりと意識を手...
「…気付かれましたか」
うっすらと目を開けたウィルの頭上に、穏やかな声が注がれた。
左手首に暖かなものが巻きついている。その瞬間、生暖かな触...
ウィルは飛び起きた。
緊張に身を固めながら回りを見回す。しかしそこは薄暗い地下...
数人の信徒が彼を見つめている。左脇には、傷を手当てしてく...
さっきのぬくもりは、脈を取る手だったのだろうか。
ウィルは清潔なベッドの上に寝かされていた。夜着は新しいも...
接触などなかったかのように彼はこざっぱりとした姿に整えら...
「呼吸、脈拍、お顔の色も問題なし。少し休まれればすぐにお...
医師はウィルの驚きなど意に介する様子もなく司教に見立てを...
司教は一つ頷くと、ウィルの前に進み出た。
「ウィリウス殿。まずはお礼を申し上げねばなりません。昨夜...
お喜びのご様子であられました。」
深く頭を下げる。あっけに取られているウィルに対し、さらに...
「ごゆっくり、お休みくださいませ。しかる後に故郷に戻れま...
あるいはもし、幸いにも続けてお力添えを願えますのでしたら…...
「待ってくれ!」
叫び声は悲鳴に近かった。言いたいことは山ほどある、しかし...
ウィルは必死で呼吸をととのえた。司教の目をまっすぐに見返...
「あれが『神』なのか?」
誰も答えない。
「あんなものが神なのか、あんな触手の塊が人を癒す!?じゃ...
それ以上は言えなかった。地下室での出来事がまざまざと思い...
滴る粘液の響き、肌を這う感触…
壁に背を押し付け、身をかがめてウィルは黙り込んだ。その肩...
直接は答えず、司教は震えるウィルの肩に手を乗せると、そっ...
「ウィリウス殿。ご自身の目でお確かめください」
そう言われ、ウィルはおずおずと夜着を捲り傷を探す。
傷は治っていた。昨日は確かに血が滲んでいた所が、今は古傷...
いるだけである。慌てて袖をまくってみると、前腕の小さな傷...
呆然とした顔で司教と傷跡を交互に見つめるウィルに向って、...
「これが神の御業なのです」
数日後。ウィルはまだ教団を離れられずにいた。
医師の見立ては間違ってはいなかった。一日もすると体の疲れ...
彼は回復していた。信徒達が留めだてしたわけでもなかった。...
行動を制限するようなことはなく、専ら身の回りの世話に専念...
すぐに水や書物を用意してくれる。頼めば、教団内外の事情に...
おそらくウィルが頼めば、帰郷の用意もしてもらえただろう。...
彼にはわかっていた。
教団はウィルを、必要ならば再び神への捧げ物にしようと考え...
ここに留まる以上、ウィルはそれに従うということになる。
彼の触手への嫌悪感は、決して消えてはいなかった。
それでいて彼は、ここを離れる決意が出来ずにいる。
ウィルの気持ちを迷わせているものは、一つはわき腹の傷跡だ...
動かしようのない事実として体と記憶に刻み付けられている。
そして、もう一つ。ウィル自身があまり認めたくない後ろめた...
思いは複雑に絡み合い、ウィルの足をこの場所に押し留めてい...
さらに十日も過ぎた頃だろうか。昼過ぎから振り出した雨は夕...
窓を叩いている。ウィルはその音を一人で聞いていた。常に側...
夜更け頃から教団の動きが慌しくなっていた。聞けば、近くで...
負傷したものが次々と運び込まれてくる。医師が忙しく走り回...
信徒達が機敏に対応する。手伝いを申し出たウィルだったが、...
「この様子では今一度、ウィリウス殿のお力をお借りすること...
それまでどうか、お体を休めください」
その言葉の意味するところを、ウィルは正確に理解していた。
(考えよう…)
他には誰一人いない。雨音が心の雑念を追い払ってくれる。ウ...
かつての戦場へと引き戻されていた。
同じ部隊にいたのは、彼と同じような身の上の者ばかりであっ...
名はなんといっただろう。漁師がいた。小間物屋のせがれだと...
ウィルより歳の若い者も、妻の髪を一房、懐に入れている者も...
本来の兵士ではない、徴兵されてきた者ばかりだった。
今、運び込まれている兵士達もまた、同じような身の上なのだ...
放り込まれ、嵐に紛れた奇襲に追い詰められ傷を負い、倒れ運...
雨は止まないまま、外は朝を迎えていた。ウィルはそれにも気...
めぐらし続けていた。
戸の外から声をかけられたのはその日の夜深く、じきに空も白...
いつの間にか雨は止んでいた。
「ウィリウス殿。お休みのところを失礼いたします。」
返事を待たずに戸が開けられる。姿を現したのは司教ただ一人...
「我らが『神』の贄となり、お力をお貸し願いたい」
深く下げられた額に向かい、ウィルが答える。
「わかりました。…ただ、お話したいことがあるのですが」
「道々でよろしければ。ご同行いただけますか?」
「はい」
あの日とは違い、ウィルはしっかりと自分の足で部屋を出て廊...
もう一つ、あの日と違うことがあった。前回は返事も返せない...
語りかけていた。今回は逆である。ウィルは、前を行く司教に...
「…私は、戦場から逃げ出してきました」
出来る限り率直に、胸のうちを伝える。言葉を飾る必要は感じ...
「怖かったのです。戦うことが…目の前で、人が死ぬことに耐え...
「無理からぬことにございます」
顔を向けることもなく司教が答える。
「お見受けしたところ、ウィリウス殿は本来の兵士ではないご...
「はい。粉引き屋の三男坊でした。ただ体力があるからという...
前線に放り込まれました」
暗い廊下に二人の足音が響く。
「本当に嫌でした。誰の為かもわからないまま戦って死ぬなん...
それだけを考えていた…本当に、自分が助かることだけを考えて...
廊下は外廊下となり、大聖堂へと続く。二人はその中へ入って...
大聖堂の中は人で埋め尽くされていた。誰もが大きな傷を負っ...
表情は見受けられない。ただ深く、規則正しい呼吸を繰り返し...
見知ったものはいないか―それと気付かないまま、ウィルは足を...
「眠っているのですよ、皆。神はご自身のお姿を人に見られる...
だから地下にお住まいになられたと言い伝えられている。その...
薬を飲んで眠ってから御元に向うのです。あの時のあなたと同...
ウィルは息を飲んだ。爪が掌に食い込むほど強く手を握り締め...
「…私は眠ってなかった。なのに何故、傷を治されたのでしょう...
気に入られたのですか?私は…ただ逃げ出しただけの臆病者です...
司教は何も答えない。
大聖堂の最奥、小さな扉へと辿り着いた。信徒達は皆、怪我人...
二人で小さな扉を開き、ウィルが中へと足を踏み入れる。
「私は逃げるとき、誰かを助けようなんて考えられなかった。...
人助けをしているつもりになっているだけなのかもしれません...
「ウィリウス殿」
二人は扉を挟み、向かい合って立っている。司教が表情を和ら...
ウィルを見つめる。
「神の御前にあって全てのものは等しく同じ。癒されるべき『...
ございません。恐れ多き事ながら、それこそが神の真意かと」
ウィルはゆっくりと夜着を脱ぐ。放り投げようとしたそれを司...
そのまま背を向けて、奈落の淵に立つ。司教が跪いたのか、背...
扉が閉じられる。ウィルは一人、神が現れるのを待った。
しかし神の様子は前回とは明らかに違っていた。伸びてきた二...
支えようとして落としてしまう。ウィルは二本の触手でできた...
滑り、したたかに床に背中をぶつけた。呻きながら身を起こし...
伸びた二本の触手はそのまま床の上に横たわっていた。わずか...
こようとはしない。そして本体とも呼ぶべき部分は明らかに一...
動きも弱く、燐光は消えかかり地下はほぼ暗闇で覆われている。
ウィルはそっと、本体に向って歩き始めた。
弱弱しい触手が、その足に絡まろうとする。試しに足を引いて...
床の上に落ちる。
少しためらった後、ウィルは触手をかき分け、押しつぶさない...
床の上に座り込んだ。
その大腿に触手が這い登ってくる。懸命に収縮を繰り返し、少...
その一部がウィルの中心にたどり着き、羽のような愛撫を始め...
尾てい骨から男根の根元まで、窄めた先端で吸い付きながら何...
ぺちゃり、ぺちゃりという音が響くたび、ウィルの下半身に甘...
いつの間にか手を後ろに付き、膝を開いて自ら腰を突き出すよ...
その腰から鼠径部へと触手が伸びる。その動きの弱さに焦らさ...
「…は…ぁ…」
あれだけ恐れていたはずなのに。猛々しさを失った触手に対し...
ようやく一本の触手が男根へと絡みついた。くるりとそれに巻...
先端が解け、鈴口から裏筋を繰り返し撫でつけ、再び亀頭部に...
ずるりと収縮する。
「んあぁ…はぁ…」
(なんだか自慰をしているみたいだ)
当たっているかもしれない、その考えは。苦笑いをかみ殺しな...
一本を手繰り寄せる。前回はどうしたんだろう。考えて、それ...
口に含んでみる。奇妙な感触だった。触手は器用に動き回り、...
歯列をなぞり、口内に吸い付きながら粘膜をこすりつける。粘...
直接、頭に響く。飲みきれない唾液が一筋、こぼれて顎まで伝...
口を触手に犯されるままに任せると、もう一本を手繰り寄せ、...
その弾力と暖かさを確かめるようにしっかりと指を絡ませ、揉...
手を上下に大きく移動させる。
ウィルの下半身はいっそうの熱を帯びてきた。男根は半ば立ち...
滲み出している。それを受け止めるように、触手はさらに力を...
忠実な快楽に、背を反らせて耐える。後孔を嬲る触手も徐々に...
ただ漫然と撫でていただけの触手が意思を得たように後孔を責...
皺の一本づつを舐めるように這い回る。先端をわずかにめり込...
硬く張った会陰に場所を移し縮んで瘤のできた表面を擦り付け...
咥えた触手に声を封じられたまま、ウィルはゆっくりと、確実...
手に抱いた触手を胸に押し付け、彼自身のもののように握り締...
慣れようと息を整える。
口の触手がぬるりと這い出した。涎を伝い、先端で首筋に吸い...
つんと硬くなった乳首に身を摺り寄せ、収縮して強く揉み、転...
ウィルに密着したまま大きく波打ち、下腹部へ、鼠径部へと這...
移り軽く捏ね、強く吸い上げる。くすぐったさの中に、体の芯...
「んぁっ!…あぁ…はぁ…あ……あっ」
ウィルは触手の感触に身を委ね、知らず知らずのうちに腰を動...
敏感な先端の括れを優しく揉みこんでくる。そのまま果てそう...
次の行動に出るのを待つ。
胸の触手がするりと滑り落ちる。そのまま内股まで降り、腿に...
滑り込ませる。少しでも楽な姿勢で受け入れようと、ウィルは...
少し考え、手の触手を離して両手を床につく。大きく息を吐き...
唾液と混ざり合った粘膜が孔に押し当てられる。一瞬、肩に力...
肩をつたい口元に現れる。ウィルはためらいもせずそれを口に...
後孔の違和感を忘れようとする。
ゆっくりと、孔が開かれた。
「ふぅ…ん…んぅ…っ」
入ってくる。普段、意識することもない内側の粘膜を押し開き...
繰り返し入ってくる。慣らされていたせいか、痛みはなかった...
体が震え、膝が崩れそうになる。その腰を他の触手が支える。...
確認するように一撫でし、背中を這い耳元へ進む。耳朶を愛撫...
大きく聞こえる。音に犯される感触にウィルの心は強張りを解...
「うぅん…ふぅ…んっ!むうぅぅっ…ふっぁ」
孔の触手が一旦下がり、再度奥へと進む。それが繰り返され、...
搾り出された粘液がウィルの内股をつたう。浅い息を繰り返し...
触手の暖かな愛撫を感じていた。違和感は次第に消えてゆき、...
違う感覚へと変わり始める。それに応じるかのように男根が激...
喘ぎに細く、声高い嬌声が混ざる。
じりじりと焦らされた末に、ウィルは鼓膜がしびれるほどの勢...
ポタポタと床に落ちる精を、触手たちが掬い取る。うつろな瞳...
ウィルはゆっくりと崩れ落ちる。その体を触手が抱き上げ、そ...
全身をなぞる。姿勢を変えられる瞬間、孔の触手がよじれ、粘...
鈍痛にも似た快感が再び体の中心へと集まりだす。
暖かい触手の海に抱かれながら、ウィルは涙を流していた。痛...
ただ訳もなく涙が流れ出す。
(これも神の癒しなんだろうか…)
漠然と考えるウィルの涙をおって、一本の触手が這い上がって...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
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