ページ内容へ
ナビゲーションへ
当サイトをご覧いただくにはブラウザの設定で
JavaScriptを有効に設定
する必要がございます。
ページの一覧
最終更新一覧
ヘルプ
ホーム
使い方
文字サイズ:小
文字サイズ:中
文字サイズ:大
1つ前のページに戻る
61-315
をテンプレートにして作成
開始行:
#title(ヴぁんぷ! ミラルド・ミラー→キー・ドリッキー)
ヴぁんぷ!最新刊から鏡の人→自称探偵です
奴ら描写が少ないのでほぼ捏造
>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
船の中はそこそこ混んでいた。
人ごみは好きだ。混沌とした人々の心の声に耳を傾け、それら...
ハーモニーを作り上げるのには恍惚とした気持ちにすらなる。...
「うー…う、うー(気持ち悪いー…すっごく気持ち悪いー)」
隣でひたすら吐き気に耐えている男が気にかかって他に気持ち...
「…君、なんで一緒に来たのさ?僕を『組織』の招集に誘いに来...
「うぅ…(きもちわるい…)」
ため息をひとつついて心を読むのも話しかけるのもあきらめる。
流水に弱い体質のくせに、なんで船に乗ろうとするのさ、君は。
「………」
「ちょ、何?」
突然こちらに寄りかかってきたことに驚いて声をあげる。
「……(…うー?)」
どうやら半分眠りかけているみたいだ。
そういえば、乗船してすぐに真っ青な顔してるからって乗客の...
酔い止めの薬を貰って飲んでたっけ…
…自分が人間の天敵であるって自覚、あるのかな君は…
もちろん、そのおばあさんの心を読んで悪意がないことは確認...
それに人間の薬がここまで効いちゃうってのもどうなんだろう。
そのままずるずると床に落ちそうになるのを肩をつかんで止め...
…しょうがないなぁ…
座っていた場所を少し横にずれると僕の膝の上に頭を置いてや...
後から「大の男が人前で!膝枕とか!恥ずかしい!恥ずかしい...
怒るかもしれないけど、まぁそのときはそのときで恥ずかしが...
堪能させて貰おう。うん、ちょっと楽しみになってきたぞ。
「…う…(…なに…?)」
あ、起きちゃった。
「(いや、ほらさ。流水に弱いわけでしょ、君。僕の膝ごしだ...
ワンクッションできてちょっとは受けるダメージ少なくなる...
「んー…(…?…そう…なのか…な…)」
…納得した。前から思ってたけど、君は自称名探偵のわりに…い...
「島に着くまでこのまま寝てなよ」
苦笑しながら、膝の上に乗っている髪に触れる。
結構柔らかい。
「…ん…(…そうする…)」
手触りが思いのほか心地よくてそのまま指で梳くようにしてみ...
「…(……きもちいい……)」
………。
思わず手を止めてしまうと、それが不満なのか少し身じろぎさ...
「……んぅ(…もっと)」
ちょ、どんな殺し文句だよそれ!
「きもちいい、もっと」ってまるでねだってるみたいじゃない...
ああ、いや撫でられることをねだってはいるのか…
っていうか、だいたい君はいつも無防備すぎるよ!
僕に対してだって、心を読めることも性格が悪いことも全部知...
なんだって警戒心もなくノコノコと会いにくるのさ!?
正直、ドゥーの奴が相手でもその無防備さであっさり騙されて...
するんじゃないかと思うと気も抜けないよ!
幹部になったときカルジミールを脅して配下を少なくして自由...
しといて本当によかった……
………。
ああ、なんか動揺してしまった。いや、今のは表情には出てい...
そっと周りの思考を読んでみる。
うん大丈夫、ワトソン君はなんか窓にへばりついて肉のこと考...
周りの人間たちからも気分の悪そうな彼を心配する気持ちと男...
という若干引き気味の思考しか伝わってこない。
よし。
こんなこと考えてるなんて誰かに知られたら恥ずかしくって軽...
そうして船は滞りなく島へ進んでいったわけだが、宇宙の彼方で
テレパス能力を持った某ブラックホール氏が
「…暇だから話相手になって貰おうと思ったのだが…
うっかり混乱している最中の思考を読んでしまった等と言っ...
ややこしいことになりそうだ。このことは私の最期が来るま...
などとつぶやいたのは他の誰にもあずかり知らぬことだった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
- 萌え過ぎて鼻から子爵が -- &new{2010-11-12 (金) 02:50:2...
#comment
終了行:
#title(ヴぁんぷ! ミラルド・ミラー→キー・ドリッキー)
ヴぁんぷ!最新刊から鏡の人→自称探偵です
奴ら描写が少ないのでほぼ捏造
>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
船の中はそこそこ混んでいた。
人ごみは好きだ。混沌とした人々の心の声に耳を傾け、それら...
ハーモニーを作り上げるのには恍惚とした気持ちにすらなる。...
「うー…う、うー(気持ち悪いー…すっごく気持ち悪いー)」
隣でひたすら吐き気に耐えている男が気にかかって他に気持ち...
「…君、なんで一緒に来たのさ?僕を『組織』の招集に誘いに来...
「うぅ…(きもちわるい…)」
ため息をひとつついて心を読むのも話しかけるのもあきらめる。
流水に弱い体質のくせに、なんで船に乗ろうとするのさ、君は。
「………」
「ちょ、何?」
突然こちらに寄りかかってきたことに驚いて声をあげる。
「……(…うー?)」
どうやら半分眠りかけているみたいだ。
そういえば、乗船してすぐに真っ青な顔してるからって乗客の...
酔い止めの薬を貰って飲んでたっけ…
…自分が人間の天敵であるって自覚、あるのかな君は…
もちろん、そのおばあさんの心を読んで悪意がないことは確認...
それに人間の薬がここまで効いちゃうってのもどうなんだろう。
そのままずるずると床に落ちそうになるのを肩をつかんで止め...
…しょうがないなぁ…
座っていた場所を少し横にずれると僕の膝の上に頭を置いてや...
後から「大の男が人前で!膝枕とか!恥ずかしい!恥ずかしい...
怒るかもしれないけど、まぁそのときはそのときで恥ずかしが...
堪能させて貰おう。うん、ちょっと楽しみになってきたぞ。
「…う…(…なに…?)」
あ、起きちゃった。
「(いや、ほらさ。流水に弱いわけでしょ、君。僕の膝ごしだ...
ワンクッションできてちょっとは受けるダメージ少なくなる...
「んー…(…?…そう…なのか…な…)」
…納得した。前から思ってたけど、君は自称名探偵のわりに…い...
「島に着くまでこのまま寝てなよ」
苦笑しながら、膝の上に乗っている髪に触れる。
結構柔らかい。
「…ん…(…そうする…)」
手触りが思いのほか心地よくてそのまま指で梳くようにしてみ...
「…(……きもちいい……)」
………。
思わず手を止めてしまうと、それが不満なのか少し身じろぎさ...
「……んぅ(…もっと)」
ちょ、どんな殺し文句だよそれ!
「きもちいい、もっと」ってまるでねだってるみたいじゃない...
ああ、いや撫でられることをねだってはいるのか…
っていうか、だいたい君はいつも無防備すぎるよ!
僕に対してだって、心を読めることも性格が悪いことも全部知...
なんだって警戒心もなくノコノコと会いにくるのさ!?
正直、ドゥーの奴が相手でもその無防備さであっさり騙されて...
するんじゃないかと思うと気も抜けないよ!
幹部になったときカルジミールを脅して配下を少なくして自由...
しといて本当によかった……
………。
ああ、なんか動揺してしまった。いや、今のは表情には出てい...
そっと周りの思考を読んでみる。
うん大丈夫、ワトソン君はなんか窓にへばりついて肉のこと考...
周りの人間たちからも気分の悪そうな彼を心配する気持ちと男...
という若干引き気味の思考しか伝わってこない。
よし。
こんなこと考えてるなんて誰かに知られたら恥ずかしくって軽...
そうして船は滞りなく島へ進んでいったわけだが、宇宙の彼方で
テレパス能力を持った某ブラックホール氏が
「…暇だから話相手になって貰おうと思ったのだが…
うっかり混乱している最中の思考を読んでしまった等と言っ...
ややこしいことになりそうだ。このことは私の最期が来るま...
などとつぶやいたのは他の誰にもあずかり知らぬことだった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
- 萌え過ぎて鼻から子爵が -- &new{2010-11-12 (金) 02:50:2...
#comment
ページ名:
ページ新規作成
新しいページはこちらから投稿できます。
作品一覧
シリーズものインデックス3
シリーズものインデックス2
シリーズものインデックス
第71巻
第70巻
第69巻
第68巻
第67巻
第66巻
第65巻
第64巻
第63巻
第62巻
第61巻
第60巻
第59巻
第58巻
第57巻
第56巻
第55巻
第54巻
第53巻
第52巻
第51巻
第50巻
第49巻
第48巻
第47巻
第46巻
第45巻
第44巻
第43巻
第42巻
第41巻
第40巻
第39巻
第38巻
第37巻
第36巻
第35巻
第34巻
第33巻
第32巻
第31巻
第30巻
第29巻
第28巻
第27巻
第26巻
第25巻
第24巻
第23巻
第22巻
第21巻
第20巻
第19巻
第18巻
第17巻
第16巻
第15巻
第14巻
第13巻
第12巻
第11巻
第10巻
第9巻
第8巻
第7巻
第6巻
第5巻
第4巻
第3.1巻
第3巻
第2巻
第1巻
ページ新規作成: