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61-242
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#title(三匹が斬る! 殿様×千石 「夢路愛し君恋し Par...
時代劇「参匹がKILL!」より、素浪人の殿様×仙石。
[[>>84>61-78]]の話のその後です。
前回書けなかった殿仙エロを張り切ったら、内容ほぼエロで、...
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
道外れの青々とした竹やぶの中に、その井戸はひっそりとあっ...
かたわらに土地神を祀ってあるらしい小さな祠があるのを見つ...
「ほう、こりゃあえらく甘露な味わいの水だ。祠まであるし、大...
ふくよかな甘味に感じ入りひとりごちると、兵四郎は再び道に...
のどかな田園の中を歩いていると、急激に眠気に襲われた。ま...
はて昼飯を食い過ぎたかなと兵四郎は不思議に思い、自分の頬...
耐え切れず近くにあった水車小屋に入り込み、腰から刀を取っ...
「いかんなあ、疲れてるのかなあ。それにしても、ふわぁ、ああ...
むにゃむにゃとあくび混じりに呟くと、誘われるままに目を閉...
肩を優しく揺らされて目を開けた。すると寝そべった横に膝を...
色褪せた黒い着物と袴を身に纏い、伸ばした髪を後ろで高く結...
それは間違いなく旅仲間の浪人、九慈真之介だった。
「仙石、お前か。こんな所で会うとはな」
起き上がり胡座をかいて声をかけると、真之介は何も答えず、...
顔と姿形は間違いなく真之介だが、どこか雰囲気が違った。い...
目元と唇にはほんのりと朱が指し、そこから色香が漂っている...
愛刀をかたわらに置いた真之介は見つめる兵四郎ににじり寄り...
「仙石?どうした……」
やはり何も言わないので、訝しく思い尋ねる口を、顔を傾けた...
普段の彼からは考えられない行動に兵四郎は仰天したが、つい...
唇を舌でくすぐられ口を開くと、すかさず中に滑り込ませてき...
真之介は舌なめずりをして離れると、今度は兵四郎の首筋に唇...
とりあえず話をするために身体を離そうと、真之介の肩に手を...
その間に真之介の唇は下に降りていき、袷を開いて兵四郎の胸...
「おい、おい仙石、ちょっと待て。お前何か、おかしくはないか...
これではまるでいつもとあべこべだと、兵四郎は慌てた。しか...
着流しの裾を割り下帯を下げられ、自身を取り出し手に握られ...
「せ、仙石……真之介!どうしたんだ。お前がこんなこと、するな...
戸惑う叫びも意に介さず、頭を下げた真之介は手の中の兵四郎...
真之介は唇と舌と喉を使い、反り返り猛るものを丁寧に舐めて...
口で兵四郎に、手で自分に愛撫を丹念に与える真之介を、極上...
やがて真之介の頭がせわしく動いて追い上げにかかり、兵四郎...
「し、真之介っ、待たんか。そんなにしては、出ちまうぞ……おい...
呻くと同時に、兵四郎は真之介の口内で弾けた。
喉奥にたたき付けられた熱いほとばしりを、真之介は音を立て...
はあはあと息を荒げる兵四郎から身を離して立ち上がると、真...
その褐色のしなやかな肢体はほの赤く染まり、中心は天を仰い...
目を丸くする兵四郎の真正面にまた座り、半開きの唇を吸った...
達したばかりだというのに、みるみるうちにそれは隆々と頭を...
満足そうに笑う真之介は、兵四郎の上に跨がり膝をつき、熱い...
「い、いかん!それは、駄目だろう、真之介!」
ろくに馴らしもしていないのに、怪我をするのではと兵四郎は...
しかし後ろの口は驚くほどたやすく杭を飲み込み、ずっぷりと...
真之介は絶え入るような高い声を上げ、きゅうきゅうと中のも...
「ああ、し、真之介……すごいぞ、なんて、熱さだ」
たまらず囁くと真之介は妖艶に笑い、腰を上下に動かし始めた...
身体の上で乱れる彼を抱きしめたいと誰にともなく願うと、動...
これ幸いと、兵四郎は真之介を力強く抱きすくめた。下から腰...
引き合うようにまた唇を重ねたふたりは、呼吸を合わせた動き...
「真之介、真之介……今日のお前は、大胆すぎる……だが、そんなお...
耳朶をしゃぶりながら囁いてやると、真之介は兵四郎の首に回...
兵四郎も真之介の腰を強く抱き、更に深くその身体を貫き突き...
真之介の鳴き声は止まらず、湿った摩擦音とともにふたりのい...
「んっ……真之介、真之介……」
「殿様、おい、殿様……」
「なんだ真之介、水臭いぞ。こんな時は、兵四郎と呼んでくれ……」
「こんな時たあ、どんな時だ。おいこら、殿様!」
起きろ!と怒鳴る声と同時に、額に強い衝撃を感じた。驚いて...
「し、真之介!?」
「……おい殿様、名前呼ぶの、やめろ」
照れたような怒ったような口調と仏頂面は、まさに見慣れたい...
叩かれて痛む額を撫でながら、兵四郎はようやく夢を見ていた...
それにしてもなんと淫らな夢だったのかと、内心でいささか恥...
「もうすぐ日が暮れるし、金がねえから飯も宿も諦めてここに落...
「いやあ、それがなあ……」
正直に話したら、こいつは間違いなく俺をぶん殴るだろうなあ...
「殿様……さてはろくでもねえ夢、見てたな」
「ん?なんでわかったんだ、仙石」
「ふん、やっぱりか。なんでって、そこ。自分でも見りゃあわか...
真之介が指差す先を見つめると、着物の下から猛々しく盛り上...
「ああー、なるほどなあ!」
「なるほどなあじゃねえだろ。全く、寝てても助平だな、殿様は」
「助平はひどいな、夢は仕方なかろう。好きで見るわけじゃない...
「……おい、話さなくっていいぞ」
「どんな夢かって、お前が訊いてきたんじゃないか、仙石。夢で...
「あーっ!うるさい、黙れ!そんな話、俺は聞きたかないっ」
喚いて背中を向けた真之介を、兵四郎は楽しげに見つめた。夢...
もっとからかってやりたくなり、近寄った兵四郎は慎之介を後...
うろたえ振り返ろうとしたうなじに唇を落とすと、真之介はび...
「と、殿様……何してる!」
「何って、仙石……わからんか?」
うなじをねぶりつつ、兵四郎が腰に押し付けてきたものの固さ...
「ばっ、馬鹿野郎!日も暮れねえうちから、何考えてんだっ」
「夜になればいいのか?仙石」
「……そんなこと、言ってねえ!いいからとにかく、離せ殿様」
「いや、離さん。こうしてお前に触れるのも、久しぶりだからな」
「……!」
きっぱりと言い切り髪に顔を埋めた兵四郎を、真之介は振りほ...
兵四郎は左手を手首から離し、抗いを止めた真之介の袷に差し...
乳首を摘んでいじりながら、右手を袴の隙間から突っ込んで前...
「あ……っ!と、殿様、ま、待てっ」
「すまんな、待てん。あんな夢を見た後に、すぐ側にお前がいて...
「そ!そんなの、お、俺に関係、ねえだろうがっ」
「いや、ある。他ならぬお前が夢に現れて、俺をこんな風にした...
「か、勝手なこと、抜かすな!俺のせいだとでも、言うつもりか...
「そうは言わんが……もったいないとは思わんか?」
「思わん!全っ然、思わん!」
「そうか?おかしいなあ。お前のものは、もうこんなに熱くなっ...
のらくらと口説きながら、兵四郎は真之介の身体を優しくじっ...
真之介の身体は段々と前に傾き、あえかな鳴き声を絶えず漏ら...
「あ……はぁ、との、さまっ……いやだ、いや……あぁっ……」
「ああ、その声だ。恥ずかしそうに感じる声が、まさにお前だ。...
「な、何言って、殿様!あ、あっ、うあ、は……んんっ」
「もっと感じて、もっと鳴いてくれ。真之介……」
「う、んあっ……ああっ!だめ、駄目だ、とのさ……はぁっ」
快楽から逃れようと前に進んだ身体を、俯せに倒させてから仰...
一旦手を離すと、袴の紐を解き一気に引き下ろした。下肢を晒...
「ばっ、馬鹿!風邪ひくだろうがっ」
「大丈夫だ。すぐに、暖かくなるさ」
「ふざけんなっ……ん、ん!ふうっ」
真っ赤になって喚く裸の真之介の両手を掴み、唇を塞いだ。夢...
混ざった唾液が滴るまで味わってから唇を離し、喉元を甘噛み...
唇でなぞり舌で舐め上げ、徐々に顔を下肢へと下ろした。
中心の繁みからそそり立って、可憐に震えているものにたどり...
兵四郎はやはり夢と同じように、深く口内にそれを迎え入れた...
「と、とのさ……!あうっ、ひ、やめ……あっ、ふぁっ、あ!」
「いいや、やめない。お前のを飲み干すまで、今日はここを離さ...
「なんっ……!ばか、馬鹿っ、なに、言ってやがる……あぁ!いや、...
両手を掴んだまま、のしかかった身体で脚を押さえ、兵四郎は...
「あ……あっ!駄目だっ、殿様っ……もう、ほんとに、駄目っ……は、...
「……真之介、構わんから出せ。出せば、もうしゃぶるのはおしま...
「あ、あっ、馬鹿!ば……かっ……ふぅあっ、あ、あーっ……」
とうとう耐え切れず、腰を浮かせた真之介は、兵四郎の口に愛...
射精の衝撃と、吐き出したものを飲まれてしまったことへの羞...
かたわらに積まれた藁を掴んで腹の下に厚めに敷くと、床に膝...
兵四郎は、眼下に晒された真之介の秘所をまじまじと見つめた...
「お、おいっ殿様!どこ見てんだっ、馬鹿!」
「真之介……もうここは、痛みはしないか?」
いたわるような優しい声音に、真之介は罵倒する言葉を飲み込...
二月ほど前、かどわかし騒動に巻き込まれた真之介は、人掠い...
兵四郎は医者の指示に従って看病し、真之介を完治させた。
その時、下肢も幾分か傷を負った。それをただひとり知る兵四...
返事をしない真之介に、兵四郎は更に告げた。
「真之介、見られているからって、今更恥ずかしがることはない...
「ばっ……!いや、まあ、そりゃあ、あの時のこたあ、ありがたい...
うろたえながらも改めて礼を言ってきた真之介に、兵四郎は笑...
「いや、恩を着せるつもりはないんだ。また怪我をさせたくはな...
ほとんど強引に身体を開かせておきながら、兵四郎は本気で真...
全くよくわからん男だ、だがどれもこの男の本心なんだと心中...
「なあ、どうなんだ、真之介。ちゃんと治ったのか」
「……大丈夫だ。もう、痛みはない」
ため息混じりに返答すると、そうか、と安堵して頷いた。続い...
「じゃあ、入れてみてもいいか?」
「……てめえっ、調子に乗んな!」
「そう怒るなよ。念のために訊いたんじゃないか」
「知らんっ!自分で確かめろ!」
売り言葉に買い言葉で思わず怒鳴ると、兵四郎は神妙な声で返...
「そうだな、わかった。確かめてみよう」
「お、おい、殿様……?あ、あっ!?な、なに……」
ぬるり、と何かが後ろの口を撫でた。指ではない湿った感触は...
舐められている、と悟った真之介は、あまりの恥ずかしさに、...
「ふあっ、あ、や、やだ……っ!離せ、馬鹿、殿様!そ、そんなと...
「真之介……お前が確かめろと言ったんじゃないか。恥ずかしがら...
「かっ……勝手なことばっか、言いやがってっ!あっ、やだ、いや...
吐息を吹きかけながら欲望を語ると、兵四郎は尖らせた舌先を...
勝手な言い草に真之介はまた怒ったが、脚をがっしりと押さえ...
ぴちゃぴちゃと音を立てて、兵四郎はしつこく後ろを舐めては...
真之介は甘い鳴き声の合間に、いやだ、やめろと消え入りそう...
だが生き物のようにうごめく舌に秘所を思う様蹂躙されて、い...
ふいに、ぐしゅっというような音が聞こえ、舌を離した兵四郎...
また鼻を啜るような音とかすかな呻きを耳にし、気になった兵...
「し、真之介……どうした。なぜ、泣いてる」
「……う、うるせえ!見んなっ……う、うぐっ」
腕で顔を庇う真之介は、赤い目からぽろぽろと涙を流し、鼻も...
とりあえず真之介の側に寄って抱き起こし、震える身体を優し...
「おおよしよし、泣くな泣くな。一体どうしたんだ、真之介」
「……く、悔しくて、情けねえからだよっ」
「だから、何がだ。何がそんなに悔しくて、情けないんだ」
「てめえに、いいように遊ばれてるからだよ!俺をからかってな...
「な、何を言うんだ。そんなことはない」
「いいや、絶対そうだ!俺が泡食って、女みたいな声出すのを見...
涙が止まらない真之介は片手で顔を覆い、振り絞るような声で...
「いいか、聞け、真之介」
「……やだっ、聞きたくねえ」
ふて腐れた口調に困ったように笑うと、兵四郎は真之介の額に...
「聞くんだ。俺は、お前のことを見て嘲笑ったりなぞしてはおら...
「ほらっ、やっぱり」
「聞けというのに。それは、お前があまりにもかわいく、色っぽ...
腕の中の真之介は憎まれ口をやめ、俯いておとなしく聞いてい...
「俺はお前を縛る気持ちはない。お前は、自由にどこまでも駆け...
だが、だからこそ、こんな時は……ふたりでいるこの時だけは、...
「……やっぱり、勝手だ」
「そうだ、勝手だ。だが本当だから、仕方がない。お前は俺に、...
夕暮れのほの暗さの中、兵四郎は真之介を見下ろして静かに想...
あの時、傷を負って床に伏した真之介に、兵四郎は想いを告げ...
だから、聞かなくていいと思った。それ以上に、聞くのが怖か...
兵四郎は優しく、あまねく弱い者を慈しみ手を差し延べる、菩...
真之介は、兵四郎が女に追っかけられるのは何度か見たことが...
海のように広く深い兵四郎の情愛が、一心に誰かに向けられた...
脚を捕られて深海の底深くに引きずられ、沈められて動けなく...
真之介は、兵四郎の熱情に飲み込まれるのを恐れた。だから、...
だがこうして熱く強い腕に抱かれると逃げることは叶わず、一...
全ては自分が招いたことなのかと、真之介は長くため息を吐い...
[][] PAUSE ピッ ◇⊂(・∀・;)チョット チュウダーン!
気の利いたタイトルがなかなか思い付かず、大御所マソザイコソビの...
次回に続きます。
- お -- [[意パパか]] &new{2011-10-30 (日) 09:23:15};
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終了行:
#title(三匹が斬る! 殿様×千石 「夢路愛し君恋し Par...
時代劇「参匹がKILL!」より、素浪人の殿様×仙石。
[[>>84>61-78]]の話のその後です。
前回書けなかった殿仙エロを張り切ったら、内容ほぼエロで、...
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
道外れの青々とした竹やぶの中に、その井戸はひっそりとあっ...
かたわらに土地神を祀ってあるらしい小さな祠があるのを見つ...
「ほう、こりゃあえらく甘露な味わいの水だ。祠まであるし、大...
ふくよかな甘味に感じ入りひとりごちると、兵四郎は再び道に...
のどかな田園の中を歩いていると、急激に眠気に襲われた。ま...
はて昼飯を食い過ぎたかなと兵四郎は不思議に思い、自分の頬...
耐え切れず近くにあった水車小屋に入り込み、腰から刀を取っ...
「いかんなあ、疲れてるのかなあ。それにしても、ふわぁ、ああ...
むにゃむにゃとあくび混じりに呟くと、誘われるままに目を閉...
肩を優しく揺らされて目を開けた。すると寝そべった横に膝を...
色褪せた黒い着物と袴を身に纏い、伸ばした髪を後ろで高く結...
それは間違いなく旅仲間の浪人、九慈真之介だった。
「仙石、お前か。こんな所で会うとはな」
起き上がり胡座をかいて声をかけると、真之介は何も答えず、...
顔と姿形は間違いなく真之介だが、どこか雰囲気が違った。い...
目元と唇にはほんのりと朱が指し、そこから色香が漂っている...
愛刀をかたわらに置いた真之介は見つめる兵四郎ににじり寄り...
「仙石?どうした……」
やはり何も言わないので、訝しく思い尋ねる口を、顔を傾けた...
普段の彼からは考えられない行動に兵四郎は仰天したが、つい...
唇を舌でくすぐられ口を開くと、すかさず中に滑り込ませてき...
真之介は舌なめずりをして離れると、今度は兵四郎の首筋に唇...
とりあえず話をするために身体を離そうと、真之介の肩に手を...
その間に真之介の唇は下に降りていき、袷を開いて兵四郎の胸...
「おい、おい仙石、ちょっと待て。お前何か、おかしくはないか...
これではまるでいつもとあべこべだと、兵四郎は慌てた。しか...
着流しの裾を割り下帯を下げられ、自身を取り出し手に握られ...
「せ、仙石……真之介!どうしたんだ。お前がこんなこと、するな...
戸惑う叫びも意に介さず、頭を下げた真之介は手の中の兵四郎...
真之介は唇と舌と喉を使い、反り返り猛るものを丁寧に舐めて...
口で兵四郎に、手で自分に愛撫を丹念に与える真之介を、極上...
やがて真之介の頭がせわしく動いて追い上げにかかり、兵四郎...
「し、真之介っ、待たんか。そんなにしては、出ちまうぞ……おい...
呻くと同時に、兵四郎は真之介の口内で弾けた。
喉奥にたたき付けられた熱いほとばしりを、真之介は音を立て...
はあはあと息を荒げる兵四郎から身を離して立ち上がると、真...
その褐色のしなやかな肢体はほの赤く染まり、中心は天を仰い...
目を丸くする兵四郎の真正面にまた座り、半開きの唇を吸った...
達したばかりだというのに、みるみるうちにそれは隆々と頭を...
満足そうに笑う真之介は、兵四郎の上に跨がり膝をつき、熱い...
「い、いかん!それは、駄目だろう、真之介!」
ろくに馴らしもしていないのに、怪我をするのではと兵四郎は...
しかし後ろの口は驚くほどたやすく杭を飲み込み、ずっぷりと...
真之介は絶え入るような高い声を上げ、きゅうきゅうと中のも...
「ああ、し、真之介……すごいぞ、なんて、熱さだ」
たまらず囁くと真之介は妖艶に笑い、腰を上下に動かし始めた...
身体の上で乱れる彼を抱きしめたいと誰にともなく願うと、動...
これ幸いと、兵四郎は真之介を力強く抱きすくめた。下から腰...
引き合うようにまた唇を重ねたふたりは、呼吸を合わせた動き...
「真之介、真之介……今日のお前は、大胆すぎる……だが、そんなお...
耳朶をしゃぶりながら囁いてやると、真之介は兵四郎の首に回...
兵四郎も真之介の腰を強く抱き、更に深くその身体を貫き突き...
真之介の鳴き声は止まらず、湿った摩擦音とともにふたりのい...
「んっ……真之介、真之介……」
「殿様、おい、殿様……」
「なんだ真之介、水臭いぞ。こんな時は、兵四郎と呼んでくれ……」
「こんな時たあ、どんな時だ。おいこら、殿様!」
起きろ!と怒鳴る声と同時に、額に強い衝撃を感じた。驚いて...
「し、真之介!?」
「……おい殿様、名前呼ぶの、やめろ」
照れたような怒ったような口調と仏頂面は、まさに見慣れたい...
叩かれて痛む額を撫でながら、兵四郎はようやく夢を見ていた...
それにしてもなんと淫らな夢だったのかと、内心でいささか恥...
「もうすぐ日が暮れるし、金がねえから飯も宿も諦めてここに落...
「いやあ、それがなあ……」
正直に話したら、こいつは間違いなく俺をぶん殴るだろうなあ...
「殿様……さてはろくでもねえ夢、見てたな」
「ん?なんでわかったんだ、仙石」
「ふん、やっぱりか。なんでって、そこ。自分でも見りゃあわか...
真之介が指差す先を見つめると、着物の下から猛々しく盛り上...
「ああー、なるほどなあ!」
「なるほどなあじゃねえだろ。全く、寝てても助平だな、殿様は」
「助平はひどいな、夢は仕方なかろう。好きで見るわけじゃない...
「……おい、話さなくっていいぞ」
「どんな夢かって、お前が訊いてきたんじゃないか、仙石。夢で...
「あーっ!うるさい、黙れ!そんな話、俺は聞きたかないっ」
喚いて背中を向けた真之介を、兵四郎は楽しげに見つめた。夢...
もっとからかってやりたくなり、近寄った兵四郎は慎之介を後...
うろたえ振り返ろうとしたうなじに唇を落とすと、真之介はび...
「と、殿様……何してる!」
「何って、仙石……わからんか?」
うなじをねぶりつつ、兵四郎が腰に押し付けてきたものの固さ...
「ばっ、馬鹿野郎!日も暮れねえうちから、何考えてんだっ」
「夜になればいいのか?仙石」
「……そんなこと、言ってねえ!いいからとにかく、離せ殿様」
「いや、離さん。こうしてお前に触れるのも、久しぶりだからな」
「……!」
きっぱりと言い切り髪に顔を埋めた兵四郎を、真之介は振りほ...
兵四郎は左手を手首から離し、抗いを止めた真之介の袷に差し...
乳首を摘んでいじりながら、右手を袴の隙間から突っ込んで前...
「あ……っ!と、殿様、ま、待てっ」
「すまんな、待てん。あんな夢を見た後に、すぐ側にお前がいて...
「そ!そんなの、お、俺に関係、ねえだろうがっ」
「いや、ある。他ならぬお前が夢に現れて、俺をこんな風にした...
「か、勝手なこと、抜かすな!俺のせいだとでも、言うつもりか...
「そうは言わんが……もったいないとは思わんか?」
「思わん!全っ然、思わん!」
「そうか?おかしいなあ。お前のものは、もうこんなに熱くなっ...
のらくらと口説きながら、兵四郎は真之介の身体を優しくじっ...
真之介の身体は段々と前に傾き、あえかな鳴き声を絶えず漏ら...
「あ……はぁ、との、さまっ……いやだ、いや……あぁっ……」
「ああ、その声だ。恥ずかしそうに感じる声が、まさにお前だ。...
「な、何言って、殿様!あ、あっ、うあ、は……んんっ」
「もっと感じて、もっと鳴いてくれ。真之介……」
「う、んあっ……ああっ!だめ、駄目だ、とのさ……はぁっ」
快楽から逃れようと前に進んだ身体を、俯せに倒させてから仰...
一旦手を離すと、袴の紐を解き一気に引き下ろした。下肢を晒...
「ばっ、馬鹿!風邪ひくだろうがっ」
「大丈夫だ。すぐに、暖かくなるさ」
「ふざけんなっ……ん、ん!ふうっ」
真っ赤になって喚く裸の真之介の両手を掴み、唇を塞いだ。夢...
混ざった唾液が滴るまで味わってから唇を離し、喉元を甘噛み...
唇でなぞり舌で舐め上げ、徐々に顔を下肢へと下ろした。
中心の繁みからそそり立って、可憐に震えているものにたどり...
兵四郎はやはり夢と同じように、深く口内にそれを迎え入れた...
「と、とのさ……!あうっ、ひ、やめ……あっ、ふぁっ、あ!」
「いいや、やめない。お前のを飲み干すまで、今日はここを離さ...
「なんっ……!ばか、馬鹿っ、なに、言ってやがる……あぁ!いや、...
両手を掴んだまま、のしかかった身体で脚を押さえ、兵四郎は...
「あ……あっ!駄目だっ、殿様っ……もう、ほんとに、駄目っ……は、...
「……真之介、構わんから出せ。出せば、もうしゃぶるのはおしま...
「あ、あっ、馬鹿!ば……かっ……ふぅあっ、あ、あーっ……」
とうとう耐え切れず、腰を浮かせた真之介は、兵四郎の口に愛...
射精の衝撃と、吐き出したものを飲まれてしまったことへの羞...
かたわらに積まれた藁を掴んで腹の下に厚めに敷くと、床に膝...
兵四郎は、眼下に晒された真之介の秘所をまじまじと見つめた...
「お、おいっ殿様!どこ見てんだっ、馬鹿!」
「真之介……もうここは、痛みはしないか?」
いたわるような優しい声音に、真之介は罵倒する言葉を飲み込...
二月ほど前、かどわかし騒動に巻き込まれた真之介は、人掠い...
兵四郎は医者の指示に従って看病し、真之介を完治させた。
その時、下肢も幾分か傷を負った。それをただひとり知る兵四...
返事をしない真之介に、兵四郎は更に告げた。
「真之介、見られているからって、今更恥ずかしがることはない...
「ばっ……!いや、まあ、そりゃあ、あの時のこたあ、ありがたい...
うろたえながらも改めて礼を言ってきた真之介に、兵四郎は笑...
「いや、恩を着せるつもりはないんだ。また怪我をさせたくはな...
ほとんど強引に身体を開かせておきながら、兵四郎は本気で真...
全くよくわからん男だ、だがどれもこの男の本心なんだと心中...
「なあ、どうなんだ、真之介。ちゃんと治ったのか」
「……大丈夫だ。もう、痛みはない」
ため息混じりに返答すると、そうか、と安堵して頷いた。続い...
「じゃあ、入れてみてもいいか?」
「……てめえっ、調子に乗んな!」
「そう怒るなよ。念のために訊いたんじゃないか」
「知らんっ!自分で確かめろ!」
売り言葉に買い言葉で思わず怒鳴ると、兵四郎は神妙な声で返...
「そうだな、わかった。確かめてみよう」
「お、おい、殿様……?あ、あっ!?な、なに……」
ぬるり、と何かが後ろの口を撫でた。指ではない湿った感触は...
舐められている、と悟った真之介は、あまりの恥ずかしさに、...
「ふあっ、あ、や、やだ……っ!離せ、馬鹿、殿様!そ、そんなと...
「真之介……お前が確かめろと言ったんじゃないか。恥ずかしがら...
「かっ……勝手なことばっか、言いやがってっ!あっ、やだ、いや...
吐息を吹きかけながら欲望を語ると、兵四郎は尖らせた舌先を...
勝手な言い草に真之介はまた怒ったが、脚をがっしりと押さえ...
ぴちゃぴちゃと音を立てて、兵四郎はしつこく後ろを舐めては...
真之介は甘い鳴き声の合間に、いやだ、やめろと消え入りそう...
だが生き物のようにうごめく舌に秘所を思う様蹂躙されて、い...
ふいに、ぐしゅっというような音が聞こえ、舌を離した兵四郎...
また鼻を啜るような音とかすかな呻きを耳にし、気になった兵...
「し、真之介……どうした。なぜ、泣いてる」
「……う、うるせえ!見んなっ……う、うぐっ」
腕で顔を庇う真之介は、赤い目からぽろぽろと涙を流し、鼻も...
とりあえず真之介の側に寄って抱き起こし、震える身体を優し...
「おおよしよし、泣くな泣くな。一体どうしたんだ、真之介」
「……く、悔しくて、情けねえからだよっ」
「だから、何がだ。何がそんなに悔しくて、情けないんだ」
「てめえに、いいように遊ばれてるからだよ!俺をからかってな...
「な、何を言うんだ。そんなことはない」
「いいや、絶対そうだ!俺が泡食って、女みたいな声出すのを見...
涙が止まらない真之介は片手で顔を覆い、振り絞るような声で...
「いいか、聞け、真之介」
「……やだっ、聞きたくねえ」
ふて腐れた口調に困ったように笑うと、兵四郎は真之介の額に...
「聞くんだ。俺は、お前のことを見て嘲笑ったりなぞしてはおら...
「ほらっ、やっぱり」
「聞けというのに。それは、お前があまりにもかわいく、色っぽ...
腕の中の真之介は憎まれ口をやめ、俯いておとなしく聞いてい...
「俺はお前を縛る気持ちはない。お前は、自由にどこまでも駆け...
だが、だからこそ、こんな時は……ふたりでいるこの時だけは、...
「……やっぱり、勝手だ」
「そうだ、勝手だ。だが本当だから、仕方がない。お前は俺に、...
夕暮れのほの暗さの中、兵四郎は真之介を見下ろして静かに想...
あの時、傷を負って床に伏した真之介に、兵四郎は想いを告げ...
だから、聞かなくていいと思った。それ以上に、聞くのが怖か...
兵四郎は優しく、あまねく弱い者を慈しみ手を差し延べる、菩...
真之介は、兵四郎が女に追っかけられるのは何度か見たことが...
海のように広く深い兵四郎の情愛が、一心に誰かに向けられた...
脚を捕られて深海の底深くに引きずられ、沈められて動けなく...
真之介は、兵四郎の熱情に飲み込まれるのを恐れた。だから、...
だがこうして熱く強い腕に抱かれると逃げることは叶わず、一...
全ては自分が招いたことなのかと、真之介は長くため息を吐い...
[][] PAUSE ピッ ◇⊂(・∀・;)チョット チュウダーン!
気の利いたタイトルがなかなか思い付かず、大御所マソザイコソビの...
次回に続きます。
- お -- [[意パパか]] &new{2011-10-30 (日) 09:23:15};
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