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#title(続・じゃじゃ馬ならし 後編) [#h30142db]
>>372の続き、20年位前の時代劇「参匹がKILL!」より、素浪人の...
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
兵四郎は酒瓶を手に取り、耳元で振った。
かすかに水音がしたので、口を付けて傾けた。
わずかに残っていた酒が流れ込み、口内を隈なく濯いでから飲...
空の瓶を置いて戻り、荒く息をつき横たわる真之介の身体と頬...
暖かい掌の心地良さに、真之介はほうっと甘い吐息を漏らした。
「仙石、まだ少し酒があった。口を濯いで消毒したから、いいだ...
「……本当か」
「本当だ。ほら、匂いがするだろ」
吹き掛けられた息には、確かに強い酒の香りがした。
「お前の味はもうしない。なあ、だからいいだろう、仙石」
「だ、だから、味とか、言うなっ」
「吸ってもいいか?」
「……勝手にしろっ」
許された兵四郎は真之介の顔を両手で包み、嬉しそうに口づけ...
同時に広がった酒の味と、絡められた甘い舌にくらくらとしな...
兵四郎はねっとりとしつこく丁寧に口内をなぶり味わいながら...
かたわらに放っていた真之介の袴を丸めて、腰の下に差し入れ...
名残惜し気に唇を離し自分の袴を下げて、痛い程たぎった高ぶ...
入り口をつつくと、真之介は身をよじった。
兵四郎は笑って、軟膏を自身に塗り付けた。
「真之介、俺が欲しいか」
「……っ、く、くだらんこと、聞くなっ」
「ふふ、そうは言っても、こっちは素直だぞ。いい子だな、今、...
「ばっ、ば……かっ!う、あっ!は、あ、あああぁっ……!」
淫らにうごめく口を指で押し広げ、兵四郎はぐぐっ、と突き入...
灼熱の杭はじわじわと侵入し、真之介はその熱さと太さをまざ...
「はあっ、ん、ああっ、との、殿様……ふ、あ、あっ」
「真之介、相変わらず熱いな。ぴたりと吸い付くようで、気持ち...
「くぅ、うるっ、せえ……!ひ、あぁ!うっく、あ……ふぅっ」
両脚を肩に担ぎ、深く繋がったままで、兵四郎は罵倒する唇を...
手は胸や担いだ太股を摩り、馴染むまであらゆる場所に愛撫を...
やがて内壁は兵四郎に纏わり付き、締め上げ始めた。
真之介の変化にほくそ笑み、兵四郎は緩やかに抜き差しを始め...
「あっ、ま、待て……うあっ、はぁ、あぁ……はぁあっ」
「真之介、気持ちいいか?俺はもう、とろけそうだ」
「ふぅ、く、あっ、との、さ、ま……あっ、あ、ひぁ、あっ!」
くぷりくぷりと音を立てて突かれる度、真之介は細かく高いよ...
力が入らない手の指に指を絡めて床に縫い付け、兵四郎は上か...
小刻みに腰を動かしながら、震える唇や首筋を吸い舌を這わせ...
爛れるような悦びに涙を浮かべた真之介はもっと快楽を欲しが...
「ああ、真之介、なんて具合がいいんだ。極楽に、いるみたいだ...
「あ、ひっ、あふぅっ、殿様、も、もっと……あっ、んあ、は、ん...
「真之介、兵四郎だ。兵四郎と、呼んでくれ」
「あぁ……あっ、へ、へい、し、兵四郎っ……んっ、へいし、ろ……」
「もっとだ、もっと呼んでくれ、真之介……!」
早められた突き上げにがくがくと身体を揺さぶられ、恍惚とな...
頭には霞がかかったように何も考えられず、耳元で告げられた...
名前を呼ばれて喜びに溢れた兵四郎は、ますます優しく激しく...
「ふぁあっ、あぁ、へ、兵四郎……も、うっ、もう……あうっ」
「んっ、真之介、出そうか?」
「あっ……で、るっ、もう、出る……あぁ!」
「わかった。お前の手ぬぐいを、借りるぞ」
「うぁっ、あ、くぅあっ、あ、ああぁー……っ!」
「う、しん、のすけ……!」
兵四郎が前を手ぬぐいで包むと同時に、真之介はその中に欲を...
急激にきつく締め上げられた兵四郎は低く呻き、抜く間もなく...
最奥に叩き付けられた兵四郎の熱いほとばしりを感じ、真之介...
肩から脚を下ろした兵四郎は、真之介の残滓を拭き取り、衝撃...
「あ……あっ、はぁ、はっ、うぅ……」
「真之介……大丈夫か?」
「と、殿様……よくも、な、中で、だっ、出しやがったなっ……」
「うん、咄嗟に抜くことが出来なかった。許せ。だがそれもこれ...
「……お、俺のせい、だってのか!」
「まあ、半分はそうなるな」
「て、て、てめえ……くそ!離せっ、離れろ、殿様!」
「いや、もうちょっとこのままでいさせてくれ」
怒りにもがく真之介を押さえ付けて、兵四郎は笑ってまた抱き...
真之介は逃れようと下から身体を押したが、動くと中の萎えた...
おとなしく抱かれる真之介の髪や頬に口づけ、兵四郎は取り出...
真之介はうっとりとされるがままになっていたが、貫かれたも...
「……おい、殿様。もうよかろう」
「ん?何がだ、仙石」
「何がって、その、なんだ、いい加減……ぬ、抜けよっ」
「あー、これか」
「あーじゃない。終わったんだから、さっさと出てけ」
「またそんな、つれないことを。俺はもうちょっと、お前の中を...
心から残念そうに呟くと、兵四郎はまた真之介を抱きしめた。
「なんなら、朝まで繋がっていたいくらいだ」
「……またぶん殴られてえのか、殿様」
「いやいや、それは勘弁してくれ。わかった、わかったよ、仙石」
兵四郎は笑うと名残惜し気に身体を離し、真之介の身体を床に...
「じゃあ仙石、抜くぞ」
「……んっ、う、うぅ……っ」
「ふふ、抜く時もかわいい声を出すんだなあ」
「う、ば、馬鹿……!」
兵四郎はからかいながら、ゆっくりと自身を引き抜いた。
去っていく感触に眉根を寄せ、真之介は長い息を吐いた。
兵四郎は抜いたものを懐紙で拭うと、袴を上げて着衣を直した。
真之介も着物の前を合わせて中心を隠し、かたわらに散らばっ...
「待て待て、仙石。まだ、着ちゃいかん」
「あ?なんでだ」
「俺の出した物が、中に入ったままじゃないか」
「……っ!」
確かに気を緩めると中から零れそうで、抜かれてからは身体を...
指摘されて、真之介の赤い顔に更に血が上った。
兵四郎は真之介に向き直り、帯と袴と下帯をその手から取った。
「仙石、そのまま横になっていろ。中を綺麗にしてやる」
「……い、いいっ!殿様、そんなこと、しなくていい!」
「そうは言っても、気が落ち着かんだろう。遠慮せず、任せてお...
「遠慮なんか、してないっ。わ、わかった、自分でやるから、ほ...
「だが、自分じゃやりにくかろう。俺が出したんだ、後始末を付...
「や、やめろったら、こら、触るなっ」
合わせただけの裾をめくろうとする手を抑え、真之介は泡を食...
これ以上不様にいじられるのは御免だと、力が入らない身体を...
兵四郎はふうっとため息をつき、着物から手を離した。
諦めてくれたかと安堵した途端、被さるようにきつく抱きしめ...
「こら、おいっ、と、殿様……!」
「真之介……あまり、暴れて煽るな。また、抱きたくなる」
「な、なっ……!」
「嫌がるお前を見てると、どうも俺は、余計に可愛がりたくなっ...
甘く優しい声で脅されて、真之介はびくりとわななき、逆らう...
くたりと身体を預けた真之介の髪に、兵四郎はそっと口づけた。
真之介の身体が冷えることを心配した兵四郎は、着物を纏わせ...
開かせた脚の間を見つめ、探るように指を差し入れた。
「うーん、よく見えんな……仙石、明かりを点けていいか?」
祭壇の蝋燭に目をやりながら訊くと、真之介が怒鳴り付けて来...
「……やめろ、絶対点けるな!点けたら、斬るぞ!」
「斬るとはえらく、物騒だなあ。わかったわかった。じゃあ、お...
「うるさい、さっさとやれ……っ、う、う、くっ」
広げた懐紙の上に丁寧に掻き出し、手ぬぐいで拭いてやる間、...
指が動く度に震える真之介を、兵四郎は愛らしく思った。
冴えた月の光の中に浮かぶ無意識なその媚態は、たまらなく煽...
「やはり、煽られるな……」
聞かれぬよう小さく呟くと、ほのかに感じた熱を抑え、真之介...
明け方の冷気に顔を撫でられ、目を覚ました。
左肩を下にし大刀を抱いて横たわった真之介は、身体に暖かな...
肩に目をやると、逞しい腕が自分を包むように回されていた。
真之介のすぐ後ろに寄り添って横になり、兵四郎は眠っていた。
起こさないように腕をそっとどけ、真之介は起き上がった。
左腕を枕にして胸に刀を抱き、すやすやと寝息を立てる穏やか...
その頬に触れようと、ふと手を伸ばしかけてやめた。
手を握りしめて戻し、その甲を唇に当てた。
しばらくまた眺め、やがて真之介は笠と刀を掴み立ち上がった。
ぱたりと扉が閉められてから、兵四郎は目を開けた。
身体を起こすと、真之介に触れていた右腕を摩った。
そこにはまだ、彼の温もりが残っていた。
「逃げちまったか……まあいい。また、捕まえてやるさ」
扉を見やって兵四郎は笑い、立ち上がってうぅんと大きく伸び...
林を抜けた眼下に小川を見つけ、真之介は岸に降り立った。
しゃがみ込んで水を掬い、口を濯ぎ喉を潤してからぱしゃぱし...
濡れた顔を拭こうとして腰に手をやり、手ぬぐいを置いてきた...
仕方なく袖を掴み、ごしごしと乱暴にぬぐった。
「くそ、手ぬぐいを新調しなくちゃな……ふん、いいさ。金はその...
ひとりごちてから、ふと水面に映る自分の顔に目をやった。
どこからどう見てもむさ苦しい男なのに、兵四郎は何がよくて...
ただ一度きりの悪ふざけだと思ったから、あの夜真之介は兵四...
だが兵四郎はお前がかわいいだの、欲しいだのと告げ、言われ...
この身を貫いた時、極楽にいるようだとまで言っていたが、あ...
元来が嘘をつくような男ではない。
かと言って、柔らかい女の身体を差し置いて、真剣に自分なぞ...
しかし兵四郎はあくまでも優しく、まるで惚れた女にするが如...
あの男の気持ちが、真之介にはわからなかった。
しかめっ面の真之介はため息をひとつつくと、水に映った自分...
「考えてもわからんことを、いくら考えたってしょうがねえ。な...
また呟くと、腰を上げた。
小川を跨いで対岸の斜面を昇り、しばらく行くと道らしきもの...
ほっと安堵し、道を歩き始めた。
とりあえず歩け、歩くことだ、俺には今それしかない、と真之...
朝焼けの空はピンクと青のまだらに染まり、朝の空気は爽やか...
「それにしても……腹減ったなあ~」
彼方を見つめてぼやくと、懐に突っ込んだ手でへこんだ腹を摩...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
天然無邪気攻め殿様バンザイ!(・∀・)
貴重なスペースありがとうございました。
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>>372の続き、20年位前の時代劇「参匹がKILL!」より、素浪人の...
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兵四郎は酒瓶を手に取り、耳元で振った。
かすかに水音がしたので、口を付けて傾けた。
わずかに残っていた酒が流れ込み、口内を隈なく濯いでから飲...
空の瓶を置いて戻り、荒く息をつき横たわる真之介の身体と頬...
暖かい掌の心地良さに、真之介はほうっと甘い吐息を漏らした。
「仙石、まだ少し酒があった。口を濯いで消毒したから、いいだ...
「……本当か」
「本当だ。ほら、匂いがするだろ」
吹き掛けられた息には、確かに強い酒の香りがした。
「お前の味はもうしない。なあ、だからいいだろう、仙石」
「だ、だから、味とか、言うなっ」
「吸ってもいいか?」
「……勝手にしろっ」
許された兵四郎は真之介の顔を両手で包み、嬉しそうに口づけ...
同時に広がった酒の味と、絡められた甘い舌にくらくらとしな...
兵四郎はねっとりとしつこく丁寧に口内をなぶり味わいながら...
かたわらに放っていた真之介の袴を丸めて、腰の下に差し入れ...
名残惜し気に唇を離し自分の袴を下げて、痛い程たぎった高ぶ...
入り口をつつくと、真之介は身をよじった。
兵四郎は笑って、軟膏を自身に塗り付けた。
「真之介、俺が欲しいか」
「……っ、く、くだらんこと、聞くなっ」
「ふふ、そうは言っても、こっちは素直だぞ。いい子だな、今、...
「ばっ、ば……かっ!う、あっ!は、あ、あああぁっ……!」
淫らにうごめく口を指で押し広げ、兵四郎はぐぐっ、と突き入...
灼熱の杭はじわじわと侵入し、真之介はその熱さと太さをまざ...
「はあっ、ん、ああっ、との、殿様……ふ、あ、あっ」
「真之介、相変わらず熱いな。ぴたりと吸い付くようで、気持ち...
「くぅ、うるっ、せえ……!ひ、あぁ!うっく、あ……ふぅっ」
両脚を肩に担ぎ、深く繋がったままで、兵四郎は罵倒する唇を...
手は胸や担いだ太股を摩り、馴染むまであらゆる場所に愛撫を...
やがて内壁は兵四郎に纏わり付き、締め上げ始めた。
真之介の変化にほくそ笑み、兵四郎は緩やかに抜き差しを始め...
「あっ、ま、待て……うあっ、はぁ、あぁ……はぁあっ」
「真之介、気持ちいいか?俺はもう、とろけそうだ」
「ふぅ、く、あっ、との、さ、ま……あっ、あ、ひぁ、あっ!」
くぷりくぷりと音を立てて突かれる度、真之介は細かく高いよ...
力が入らない手の指に指を絡めて床に縫い付け、兵四郎は上か...
小刻みに腰を動かしながら、震える唇や首筋を吸い舌を這わせ...
爛れるような悦びに涙を浮かべた真之介はもっと快楽を欲しが...
「ああ、真之介、なんて具合がいいんだ。極楽に、いるみたいだ...
「あ、ひっ、あふぅっ、殿様、も、もっと……あっ、んあ、は、ん...
「真之介、兵四郎だ。兵四郎と、呼んでくれ」
「あぁ……あっ、へ、へい、し、兵四郎っ……んっ、へいし、ろ……」
「もっとだ、もっと呼んでくれ、真之介……!」
早められた突き上げにがくがくと身体を揺さぶられ、恍惚とな...
頭には霞がかかったように何も考えられず、耳元で告げられた...
名前を呼ばれて喜びに溢れた兵四郎は、ますます優しく激しく...
「ふぁあっ、あぁ、へ、兵四郎……も、うっ、もう……あうっ」
「んっ、真之介、出そうか?」
「あっ……で、るっ、もう、出る……あぁ!」
「わかった。お前の手ぬぐいを、借りるぞ」
「うぁっ、あ、くぅあっ、あ、ああぁー……っ!」
「う、しん、のすけ……!」
兵四郎が前を手ぬぐいで包むと同時に、真之介はその中に欲を...
急激にきつく締め上げられた兵四郎は低く呻き、抜く間もなく...
最奥に叩き付けられた兵四郎の熱いほとばしりを感じ、真之介...
肩から脚を下ろした兵四郎は、真之介の残滓を拭き取り、衝撃...
「あ……あっ、はぁ、はっ、うぅ……」
「真之介……大丈夫か?」
「と、殿様……よくも、な、中で、だっ、出しやがったなっ……」
「うん、咄嗟に抜くことが出来なかった。許せ。だがそれもこれ...
「……お、俺のせい、だってのか!」
「まあ、半分はそうなるな」
「て、て、てめえ……くそ!離せっ、離れろ、殿様!」
「いや、もうちょっとこのままでいさせてくれ」
怒りにもがく真之介を押さえ付けて、兵四郎は笑ってまた抱き...
真之介は逃れようと下から身体を押したが、動くと中の萎えた...
おとなしく抱かれる真之介の髪や頬に口づけ、兵四郎は取り出...
真之介はうっとりとされるがままになっていたが、貫かれたも...
「……おい、殿様。もうよかろう」
「ん?何がだ、仙石」
「何がって、その、なんだ、いい加減……ぬ、抜けよっ」
「あー、これか」
「あーじゃない。終わったんだから、さっさと出てけ」
「またそんな、つれないことを。俺はもうちょっと、お前の中を...
心から残念そうに呟くと、兵四郎はまた真之介を抱きしめた。
「なんなら、朝まで繋がっていたいくらいだ」
「……またぶん殴られてえのか、殿様」
「いやいや、それは勘弁してくれ。わかった、わかったよ、仙石」
兵四郎は笑うと名残惜し気に身体を離し、真之介の身体を床に...
「じゃあ仙石、抜くぞ」
「……んっ、う、うぅ……っ」
「ふふ、抜く時もかわいい声を出すんだなあ」
「う、ば、馬鹿……!」
兵四郎はからかいながら、ゆっくりと自身を引き抜いた。
去っていく感触に眉根を寄せ、真之介は長い息を吐いた。
兵四郎は抜いたものを懐紙で拭うと、袴を上げて着衣を直した。
真之介も着物の前を合わせて中心を隠し、かたわらに散らばっ...
「待て待て、仙石。まだ、着ちゃいかん」
「あ?なんでだ」
「俺の出した物が、中に入ったままじゃないか」
「……っ!」
確かに気を緩めると中から零れそうで、抜かれてからは身体を...
指摘されて、真之介の赤い顔に更に血が上った。
兵四郎は真之介に向き直り、帯と袴と下帯をその手から取った。
「仙石、そのまま横になっていろ。中を綺麗にしてやる」
「……い、いいっ!殿様、そんなこと、しなくていい!」
「そうは言っても、気が落ち着かんだろう。遠慮せず、任せてお...
「遠慮なんか、してないっ。わ、わかった、自分でやるから、ほ...
「だが、自分じゃやりにくかろう。俺が出したんだ、後始末を付...
「や、やめろったら、こら、触るなっ」
合わせただけの裾をめくろうとする手を抑え、真之介は泡を食...
これ以上不様にいじられるのは御免だと、力が入らない身体を...
兵四郎はふうっとため息をつき、着物から手を離した。
諦めてくれたかと安堵した途端、被さるようにきつく抱きしめ...
「こら、おいっ、と、殿様……!」
「真之介……あまり、暴れて煽るな。また、抱きたくなる」
「な、なっ……!」
「嫌がるお前を見てると、どうも俺は、余計に可愛がりたくなっ...
甘く優しい声で脅されて、真之介はびくりとわななき、逆らう...
くたりと身体を預けた真之介の髪に、兵四郎はそっと口づけた。
真之介の身体が冷えることを心配した兵四郎は、着物を纏わせ...
開かせた脚の間を見つめ、探るように指を差し入れた。
「うーん、よく見えんな……仙石、明かりを点けていいか?」
祭壇の蝋燭に目をやりながら訊くと、真之介が怒鳴り付けて来...
「……やめろ、絶対点けるな!点けたら、斬るぞ!」
「斬るとはえらく、物騒だなあ。わかったわかった。じゃあ、お...
「うるさい、さっさとやれ……っ、う、う、くっ」
広げた懐紙の上に丁寧に掻き出し、手ぬぐいで拭いてやる間、...
指が動く度に震える真之介を、兵四郎は愛らしく思った。
冴えた月の光の中に浮かぶ無意識なその媚態は、たまらなく煽...
「やはり、煽られるな……」
聞かれぬよう小さく呟くと、ほのかに感じた熱を抑え、真之介...
明け方の冷気に顔を撫でられ、目を覚ました。
左肩を下にし大刀を抱いて横たわった真之介は、身体に暖かな...
肩に目をやると、逞しい腕が自分を包むように回されていた。
真之介のすぐ後ろに寄り添って横になり、兵四郎は眠っていた。
起こさないように腕をそっとどけ、真之介は起き上がった。
左腕を枕にして胸に刀を抱き、すやすやと寝息を立てる穏やか...
その頬に触れようと、ふと手を伸ばしかけてやめた。
手を握りしめて戻し、その甲を唇に当てた。
しばらくまた眺め、やがて真之介は笠と刀を掴み立ち上がった。
ぱたりと扉が閉められてから、兵四郎は目を開けた。
身体を起こすと、真之介に触れていた右腕を摩った。
そこにはまだ、彼の温もりが残っていた。
「逃げちまったか……まあいい。また、捕まえてやるさ」
扉を見やって兵四郎は笑い、立ち上がってうぅんと大きく伸び...
林を抜けた眼下に小川を見つけ、真之介は岸に降り立った。
しゃがみ込んで水を掬い、口を濯ぎ喉を潤してからぱしゃぱし...
濡れた顔を拭こうとして腰に手をやり、手ぬぐいを置いてきた...
仕方なく袖を掴み、ごしごしと乱暴にぬぐった。
「くそ、手ぬぐいを新調しなくちゃな……ふん、いいさ。金はその...
ひとりごちてから、ふと水面に映る自分の顔に目をやった。
どこからどう見てもむさ苦しい男なのに、兵四郎は何がよくて...
ただ一度きりの悪ふざけだと思ったから、あの夜真之介は兵四...
だが兵四郎はお前がかわいいだの、欲しいだのと告げ、言われ...
この身を貫いた時、極楽にいるようだとまで言っていたが、あ...
元来が嘘をつくような男ではない。
かと言って、柔らかい女の身体を差し置いて、真剣に自分なぞ...
しかし兵四郎はあくまでも優しく、まるで惚れた女にするが如...
あの男の気持ちが、真之介にはわからなかった。
しかめっ面の真之介はため息をひとつつくと、水に映った自分...
「考えてもわからんことを、いくら考えたってしょうがねえ。な...
また呟くと、腰を上げた。
小川を跨いで対岸の斜面を昇り、しばらく行くと道らしきもの...
ほっと安堵し、道を歩き始めた。
とりあえず歩け、歩くことだ、俺には今それしかない、と真之...
朝焼けの空はピンクと青のまだらに染まり、朝の空気は爽やか...
「それにしても……腹減ったなあ~」
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