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#title(I'm in inferno with you)
本日の公開処刑は、青空無罪×大阪府大芸人です。
時間軸は先生がちちん○い○い火曜組だった頃です。
今更すぎ&愛方以外の攻なんかあり得んと思ってたのに、ちき...
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
*I'm in inferno with you [#w64571a1]
“むばたまの夜の寝覚めの朧月 花踏む鬼(ひと)の名を問へ...
「二人だけこの世に残して、みんな死んだらええのにな」
ぼくの裸の肩に頭を凭せかけて、蠍座生まれの愛人は物騒な...
「真剣に好きやのに、不倫や言われて非難される。ぼくはた...
いなくなればいいって、君の本当の恋人の宇治原くんもかい...
「それとも、ぼくらが死にましょか?新曽根崎心中と洒落こ...
乱暴にして繊細なキスを貪った後で、妖しい瞳が顔を覗きこ...
「大スキャンダルになるよ」
殊更に冗談めかしてそう言って、彼の頭を抱え、今度は自分...
彼はふふっと笑って、しれっと言ってのける。
「そうなったかて、その頃にはもうぼくらはこの世におらへ...
とんだ小悪魔を相手にしてしまったものだ。
いつかの蒸し暑い夏の夜、京都の旅館でのことだったか。床...
「んっ・・・・あっ・・・・そう、それ。親指で・・・・し...
「こんなとこ感じるの?菅くんて女の子みたいだね」
いい加減草臥れ、早く挿入させてほしくて、呆れたように言...
「うん、よう言われる・・・・やっ、そんなやらしいいらい...
「自分がやれって言ったくせに。よく言われるって、宇治原...
彼は含み笑いして答えず、Tシャツの裾を咥えてみせる。悪...
お願いだからもう入れさせてほしいと、一回り下の同じ辰年...
「あかん。まーだ。もっとぼくを気持ちようさしてから」
彼は赤んべをする。宇治原くんも日頃、こんな風に足蹴にさ...
「こんなこと、誰に教わったんだい?やっぱり宇治原くん?」
「へへーっ」
「君は女を知ってるの?」
唐突にそう尋ねた。彼はまじめそうな顔をしているけど、実...
遊びだろうが真剣な恋愛だろうが、そもそも、この青年が女...
彼は息を弾ませながら、殊更に胸を突き出すようにする。
「ええやないですか、そんなこと。ほら先生、お手々がお留...
「今まで何人くらいの男に抱かれたの?」
「あいつと先生だけですよ」
「嘘つき。その顔と体で伸し上がったんだろ」
闇のパーティのメインディッシュとして、泣きながら、無数...
「失礼な。仕事は実力ですよ。だいたい、業界にそんなにホ...
そのけしからぬ心象を読み取ったわけではないだろうが、彼...
発言の前半部に関して言えば、確かにその通りだ。ぼくだっ...
しかし、後半部には全面的な同意はできない。ぼくだって、...
「先生、そんなしょうもないこと言うてる暇があったら、さ...
「しょ、しょうもない・・・・」
少し傷つきながらも、彼の胸に唇を寄せ、最前からの愛撫に...
何の繋がりもなく、昼間彼と二人で見た、蓮華王院三十三間...
古の人は、これほど夥しい仏に、どれほどの悩みを託したの...
長く法律などに携わっていると、しばしば、絶望的な厭世感...
「ねえ、ひろ」
胸から顔を上げ、ぼくだけの愛称を呼ぶ。宇治原くんでさえ...
「うん?」
「この世に生きるってことは、苦しみそのものだね。人は結...
思わず、空気の読めないマジ語りをしてしまってから、しま...
「な、何ですか急に。さっきぼくがしょうもないって言うた...
最後の言葉について言えばかなり真実だが、慌てて手を振っ...
「いや、そういうわけじゃないけど。ごめん、忘れて。君は...
「身長以外はね」
と深刻そうな顔をするので、思わず笑ってしまった。
「バスケットやってたんでね、あいつと違て、チビなんが恨...
いや、ぼくなんか大したことないですよ。先生の方こそ、何...
そう言って、ぼくの大好きな、コロコロコロ、という甲高い...
そう。生まれた時から、明るく暖かい日なただけを歩いて来...
昔、裁判官として人を裁いていたことがある。自分にはそう...
初めて彼を抱いた、あの日までは。
彼はふと遠くを見るような目になり、しんみりと言った。
「さっきの話ですけど、わかりますよ。ぼくかて、芸人やし...
無言で彼を抱きしめ、その愛しい唇に深く口づけた。ベルト...
ぼくは明日の朝一番の新幹線で東京に戻らなくてはならない...
古都の仏たちよ、目を逸らせ。
仕事に向かう車の中に、彼の歌う甘ったるいメロディが流れ...
「嫌や、聞かんといて」と散々言っていたけれど、彼が随分...
妻子と一緒の時はさすがに後ろめたくてかけられないけれど...
内容は、マイルドで他愛ない恋の歌だ。この歌を録音したの...
作詞は彼ではないようだが、「語りあった日のさりげない言...
風に弄ばれる木の葉のように、思いは千々に乱れるが、凄惨...
青山の交差点で信号待ちをしながら、彼のアンニュイな鼻声...
あの晩は二人とも、いつになく燃えた。夜の底に遠く轟く瀑...
今は遥かな西の空の下にいる彼を思う。「緩やかに流れる時...
信号が青に変わり、アクセルを踏んだ。誰の側にいてもいい...
夜半過ぎ、ふと目が覚めた。脇を見ると、ぼくの腕を枕に寝...
部屋を見回すと、一糸纏わぬ姿のままで窓辺に腰掛け、カー...
彼の側に立った。大阪湾の上空に浮かぶアメジストの月が、...
「ひろ・・・・どうして泣いてるの」
蘭の花の強い香りが立ち籠める中、そっと、後ろから彼を抱...
不意に、激情が胸に込み上げた。殺したいほどの憎しみと、...
「今は忘れてくれよ」
「え?」
「忘れろ、宇治原のことなんか!」
何という奴だろうかぼくは。自分だって、妻のことをすっか...
「おまえは俺のものだ。俺のことだけ見てりゃいいんだよ!」
引きずるようにしてベッドに連れ戻し、力ずくで押し倒した...
髪の毛を掴んで、荒々しくキスを奪った。ぼくの勢いに戸惑...
足を開かせた。すぐさまあの温かい、ぬらぬらと湿った肉の...
代わりに、片足を肩に掛け、太腿の内側に唇を這いずらせて...
彼の最も男性的な部分が、かわいそうになるくらいに固くそ...
「いや、見んといて・・・・。見たら・・・・あかん」
細い声で訴えかけるのを無視して、熱い息を吹きかけた。両...
濡れた指で、ゆっくりと時間をかけて、奥へ通じる所を揉み...
「ひろ、入っていい?」
「はよ・・・・早う、ちょうだい、八代さん」
月明かりの差しこむ白いベッドの上で、ぼくは花を踏み荒ら...
英輝、ああ、英輝、死ぬ、死んでまう、もう、殺して、殺し...
もしも彼岸というものがあり、この世の法で裁かれることの...
上等だ。ぼくは彼と共に、六道を巡ろう。
だってこの世には、今という時しかないのだから。こことい...
銀青の鱗を光らせて、ぴちぴちと跳ねる魚のように、彼の小...
「・・・・八代さん」
汗ばむ胸に頬を擦り寄せて、彼は囁く。
「ぼくはさっき、あいつのことを思い出してたんやないです...
「・・・・ああ」
嘘か本当かわからない。もうどちらでも構わなかった。彼が...
「ごめん」
頭を抱き寄せ、そっと瞼に口づける。
「気にせんといて下さい。お互い朝から忙しいんやし、休み...
謎めいた弱々しい微笑みを見せて、ぼくにタオルケットを着...
ぼくはその手を頑なに拒む。
「眠らない。寝かせない」
別の誰かの夢を見てほしくないから。
彼を俯せにさせた。うなじを軽く噛む。彼がシーツを握りし...
Fin.
* [#y58b8fc5]
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
しかし、コキュという役所が妙に似合いますな。>京大出の人
song 中島みゆき「雪・月・花」(決して工藤静香のバージョン...
そして勿論、菅広文「I'm in love with you」
#comment
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#title(I'm in inferno with you)
本日の公開処刑は、青空無罪×大阪府大芸人です。
時間軸は先生がちちん○い○い火曜組だった頃です。
今更すぎ&愛方以外の攻なんかあり得んと思ってたのに、ちき...
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
*I'm in inferno with you [#w64571a1]
“むばたまの夜の寝覚めの朧月 花踏む鬼(ひと)の名を問へ...
「二人だけこの世に残して、みんな死んだらええのにな」
ぼくの裸の肩に頭を凭せかけて、蠍座生まれの愛人は物騒な...
「真剣に好きやのに、不倫や言われて非難される。ぼくはた...
いなくなればいいって、君の本当の恋人の宇治原くんもかい...
「それとも、ぼくらが死にましょか?新曽根崎心中と洒落こ...
乱暴にして繊細なキスを貪った後で、妖しい瞳が顔を覗きこ...
「大スキャンダルになるよ」
殊更に冗談めかしてそう言って、彼の頭を抱え、今度は自分...
彼はふふっと笑って、しれっと言ってのける。
「そうなったかて、その頃にはもうぼくらはこの世におらへ...
とんだ小悪魔を相手にしてしまったものだ。
いつかの蒸し暑い夏の夜、京都の旅館でのことだったか。床...
「んっ・・・・あっ・・・・そう、それ。親指で・・・・し...
「こんなとこ感じるの?菅くんて女の子みたいだね」
いい加減草臥れ、早く挿入させてほしくて、呆れたように言...
「うん、よう言われる・・・・やっ、そんなやらしいいらい...
「自分がやれって言ったくせに。よく言われるって、宇治原...
彼は含み笑いして答えず、Tシャツの裾を咥えてみせる。悪...
お願いだからもう入れさせてほしいと、一回り下の同じ辰年...
「あかん。まーだ。もっとぼくを気持ちようさしてから」
彼は赤んべをする。宇治原くんも日頃、こんな風に足蹴にさ...
「こんなこと、誰に教わったんだい?やっぱり宇治原くん?」
「へへーっ」
「君は女を知ってるの?」
唐突にそう尋ねた。彼はまじめそうな顔をしているけど、実...
遊びだろうが真剣な恋愛だろうが、そもそも、この青年が女...
彼は息を弾ませながら、殊更に胸を突き出すようにする。
「ええやないですか、そんなこと。ほら先生、お手々がお留...
「今まで何人くらいの男に抱かれたの?」
「あいつと先生だけですよ」
「嘘つき。その顔と体で伸し上がったんだろ」
闇のパーティのメインディッシュとして、泣きながら、無数...
「失礼な。仕事は実力ですよ。だいたい、業界にそんなにホ...
そのけしからぬ心象を読み取ったわけではないだろうが、彼...
発言の前半部に関して言えば、確かにその通りだ。ぼくだっ...
しかし、後半部には全面的な同意はできない。ぼくだって、...
「先生、そんなしょうもないこと言うてる暇があったら、さ...
「しょ、しょうもない・・・・」
少し傷つきながらも、彼の胸に唇を寄せ、最前からの愛撫に...
何の繋がりもなく、昼間彼と二人で見た、蓮華王院三十三間...
古の人は、これほど夥しい仏に、どれほどの悩みを託したの...
長く法律などに携わっていると、しばしば、絶望的な厭世感...
「ねえ、ひろ」
胸から顔を上げ、ぼくだけの愛称を呼ぶ。宇治原くんでさえ...
「うん?」
「この世に生きるってことは、苦しみそのものだね。人は結...
思わず、空気の読めないマジ語りをしてしまってから、しま...
「な、何ですか急に。さっきぼくがしょうもないって言うた...
最後の言葉について言えばかなり真実だが、慌てて手を振っ...
「いや、そういうわけじゃないけど。ごめん、忘れて。君は...
「身長以外はね」
と深刻そうな顔をするので、思わず笑ってしまった。
「バスケットやってたんでね、あいつと違て、チビなんが恨...
いや、ぼくなんか大したことないですよ。先生の方こそ、何...
そう言って、ぼくの大好きな、コロコロコロ、という甲高い...
そう。生まれた時から、明るく暖かい日なただけを歩いて来...
昔、裁判官として人を裁いていたことがある。自分にはそう...
初めて彼を抱いた、あの日までは。
彼はふと遠くを見るような目になり、しんみりと言った。
「さっきの話ですけど、わかりますよ。ぼくかて、芸人やし...
無言で彼を抱きしめ、その愛しい唇に深く口づけた。ベルト...
ぼくは明日の朝一番の新幹線で東京に戻らなくてはならない...
古都の仏たちよ、目を逸らせ。
仕事に向かう車の中に、彼の歌う甘ったるいメロディが流れ...
「嫌や、聞かんといて」と散々言っていたけれど、彼が随分...
妻子と一緒の時はさすがに後ろめたくてかけられないけれど...
内容は、マイルドで他愛ない恋の歌だ。この歌を録音したの...
作詞は彼ではないようだが、「語りあった日のさりげない言...
風に弄ばれる木の葉のように、思いは千々に乱れるが、凄惨...
青山の交差点で信号待ちをしながら、彼のアンニュイな鼻声...
あの晩は二人とも、いつになく燃えた。夜の底に遠く轟く瀑...
今は遥かな西の空の下にいる彼を思う。「緩やかに流れる時...
信号が青に変わり、アクセルを踏んだ。誰の側にいてもいい...
夜半過ぎ、ふと目が覚めた。脇を見ると、ぼくの腕を枕に寝...
部屋を見回すと、一糸纏わぬ姿のままで窓辺に腰掛け、カー...
彼の側に立った。大阪湾の上空に浮かぶアメジストの月が、...
「ひろ・・・・どうして泣いてるの」
蘭の花の強い香りが立ち籠める中、そっと、後ろから彼を抱...
不意に、激情が胸に込み上げた。殺したいほどの憎しみと、...
「今は忘れてくれよ」
「え?」
「忘れろ、宇治原のことなんか!」
何という奴だろうかぼくは。自分だって、妻のことをすっか...
「おまえは俺のものだ。俺のことだけ見てりゃいいんだよ!」
引きずるようにしてベッドに連れ戻し、力ずくで押し倒した...
髪の毛を掴んで、荒々しくキスを奪った。ぼくの勢いに戸惑...
足を開かせた。すぐさまあの温かい、ぬらぬらと湿った肉の...
代わりに、片足を肩に掛け、太腿の内側に唇を這いずらせて...
彼の最も男性的な部分が、かわいそうになるくらいに固くそ...
「いや、見んといて・・・・。見たら・・・・あかん」
細い声で訴えかけるのを無視して、熱い息を吹きかけた。両...
濡れた指で、ゆっくりと時間をかけて、奥へ通じる所を揉み...
「ひろ、入っていい?」
「はよ・・・・早う、ちょうだい、八代さん」
月明かりの差しこむ白いベッドの上で、ぼくは花を踏み荒ら...
英輝、ああ、英輝、死ぬ、死んでまう、もう、殺して、殺し...
もしも彼岸というものがあり、この世の法で裁かれることの...
上等だ。ぼくは彼と共に、六道を巡ろう。
だってこの世には、今という時しかないのだから。こことい...
銀青の鱗を光らせて、ぴちぴちと跳ねる魚のように、彼の小...
「・・・・八代さん」
汗ばむ胸に頬を擦り寄せて、彼は囁く。
「ぼくはさっき、あいつのことを思い出してたんやないです...
「・・・・ああ」
嘘か本当かわからない。もうどちらでも構わなかった。彼が...
「ごめん」
頭を抱き寄せ、そっと瞼に口づける。
「気にせんといて下さい。お互い朝から忙しいんやし、休み...
謎めいた弱々しい微笑みを見せて、ぼくにタオルケットを着...
ぼくはその手を頑なに拒む。
「眠らない。寝かせない」
別の誰かの夢を見てほしくないから。
彼を俯せにさせた。うなじを軽く噛む。彼がシーツを握りし...
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□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
しかし、コキュという役所が妙に似合いますな。>京大出の人
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そして勿論、菅広文「I'm in love with you」
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