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#title(オリジナル 魔王×勇者 「消えた勇者と闇の魔像2」)
またお邪魔致します。
>>226->>230の魔王×勇者の続きです。よろしくお願いします~
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. // 生 || ...
//_.再 ||__ (...
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|_____レ"
針のような細い月の浮かぶ夜空がにわかにかき曇る。
勇者はその晩、魔王の足下にくずおれた。もはやとどめを刺す...
鎌を構えた魔王の足首を掴み、苦しい息の下から懇願した。
「魔軍を…ひけ…王国の人々を襲うのはもうやめてくれ!」
「ならん、魔像は人の精気を必要としている。そして魔像無く...
生きられぬ。我は魔を束ねる王。一族を守り、種を保たねばな...
それにこれも貴様たち人間と同じ、生き残る為の戦いをしてい...
”まばゆき正義とふかき博愛”。大いなる力の継承者として選ば...
勇者は、互いに流された血を思うとどちらか他方しかならぬと...
悲しい選択なのだろうと感じた。
「ならば…俺を…生け贄にすれば良い」
「俺から精気を吸い取れば良い。俺は大いなる力の継承者だ。...
吸えば良い」
魔王は思いも寄らぬ言葉に、表情を失った。
「魔像とやらが腹一杯なら人間を襲わなくても済むんだろう?...
お前たち魔物の一族も滅びずにすむ…」
「なんだと…?」
人間の勇者として、己と同族にとっての最大の敵として、挑ん...
言葉。戦える力はもう無いが、その言葉は強く、そして勇者の...
輝き、血に塗れた顔は、途方も無く美しく見えた。
「…精気を吸い尽くされ、死ぬ事になっても、なおそれを望むか...
「闇に堕ちてまで、人々を救いたいのか?まして、我らが一族...
救おうだと?」
「俺は、大いなる力の継承者…生けるものを守る為に戦う…勇者…...
その傷ついた手が、ついに魔王の手首を握りしめた。瞬間、か...
目が見開く。
「自惚れるな、こわっぱ!」
「ぐぁああっ!」
たちまち魔王の身体から電撃が走り、勇者の身体はあっという...
弾き飛ばされた。しばし、痛みに呻く勇者の姿を見やり、ふっ...
伏せると魔王は静かに倒れた勇者の元へと歩を踏み出す。
「よかろう…望みを叶えてやろう。ここまで渡り合った勇者を讃...
稀なる栄誉を与える」
「人と魔を救った大いなる救世主として…我も直々に礼を尽くそ...
「う…」
魔王の銀の髪が、己の顔に被さるのを感じたが、ついに勇者は...
頬を伝う血にそっと舌を這わせたあと、それは愛おしむように...
身体を抱き上げ、魔王は静かに地下へと続く階段を下り始める...
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// .|| ...
. // 止 || ...
//, 停 ||__ (...
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次からが少々長いのですが、またよろしくお願いしますm(__)m
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#title(オリジナル 魔王×勇者 「消えた勇者と闇の魔像2」)
またお邪魔致します。
>>226->>230の魔王×勇者の続きです。よろしくお願いします~
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針のような細い月の浮かぶ夜空がにわかにかき曇る。
勇者はその晩、魔王の足下にくずおれた。もはやとどめを刺す...
鎌を構えた魔王の足首を掴み、苦しい息の下から懇願した。
「魔軍を…ひけ…王国の人々を襲うのはもうやめてくれ!」
「ならん、魔像は人の精気を必要としている。そして魔像無く...
生きられぬ。我は魔を束ねる王。一族を守り、種を保たねばな...
それにこれも貴様たち人間と同じ、生き残る為の戦いをしてい...
”まばゆき正義とふかき博愛”。大いなる力の継承者として選ば...
勇者は、互いに流された血を思うとどちらか他方しかならぬと...
悲しい選択なのだろうと感じた。
「ならば…俺を…生け贄にすれば良い」
「俺から精気を吸い取れば良い。俺は大いなる力の継承者だ。...
吸えば良い」
魔王は思いも寄らぬ言葉に、表情を失った。
「魔像とやらが腹一杯なら人間を襲わなくても済むんだろう?...
お前たち魔物の一族も滅びずにすむ…」
「なんだと…?」
人間の勇者として、己と同族にとっての最大の敵として、挑ん...
言葉。戦える力はもう無いが、その言葉は強く、そして勇者の...
輝き、血に塗れた顔は、途方も無く美しく見えた。
「…精気を吸い尽くされ、死ぬ事になっても、なおそれを望むか...
「闇に堕ちてまで、人々を救いたいのか?まして、我らが一族...
救おうだと?」
「俺は、大いなる力の継承者…生けるものを守る為に戦う…勇者…...
その傷ついた手が、ついに魔王の手首を握りしめた。瞬間、か...
目が見開く。
「自惚れるな、こわっぱ!」
「ぐぁああっ!」
たちまち魔王の身体から電撃が走り、勇者の身体はあっという...
弾き飛ばされた。しばし、痛みに呻く勇者の姿を見やり、ふっ...
伏せると魔王は静かに倒れた勇者の元へと歩を踏み出す。
「よかろう…望みを叶えてやろう。ここまで渡り合った勇者を讃...
稀なる栄誉を与える」
「人と魔を救った大いなる救世主として…我も直々に礼を尽くそ...
「う…」
魔王の銀の髪が、己の顔に被さるのを感じたが、ついに勇者は...
頬を伝う血にそっと舌を這わせたあと、それは愛おしむように...
身体を抱き上げ、魔王は静かに地下へと続く階段を下り始める...
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次からが少々長いのですが、またよろしくお願いしますm(__)m
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