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#title(オリジナル 「チーム・オナホ」)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
オリジナル。現代モノ。その後。
全自動セルフプレジャーマシンといえばドイツのKohlだ。
実験や試作を重ね、膨大な時間とエナジーをかけて生み出され...
それがコール社のセルフプレジャーマシンだ。セルフプレジャ...
オナニーを大まかに分けると2種ある。手を用いるものと道具...
道具を用いる場合、「持ってする」か「置いてする」かで動か...
それから価格も異なる。「置いてするタイプ」は値が張る。リ...
「腰」を動かして快感を得たいが、財布が淋しいユーザーのた...
通は存在感と重量感のある「置いてするタイプ」に挿入し腰を...
ドイツのコール社はオナホの世界シェア第1位だ。持ってする...
固定用ホルダーも扱っているが、一番人気は全自動セルフプレ...
挿入して腰を振るのもわずらわしい時、スカッと抜いてくれる...
それと知らなければ何かわからないスタイリッシュなデザイン...
ただ高い。それからメンテナンスも必要だ。より手軽に使える...
自社のオナホ部門をコール社に売却した後、株式会社志井商事...
それまでオナホ部門を率いていた息子に今後のビジョンを語っ...
コンドーム屋はコンドームを、オナホ屋はオナホをつくるのに...
社長は更に言葉を重ねた。時代はエコだ。オナホをコンドーム...
オナホはロングライフデザインであるべきだ。使い捨てるべき...
「コンドームの志井」はオナニー専用のコンドームをつくる。
「オナホールのコール」はコンドーム着用で使用するネオ・オ...
「オナホはコンドームを着用して使用する方がキレイで気持ち...
その方向でコールのミハエルと意見の一致を見た。お前はコン...
オナニー専用のコンドームを開発しろ。チーム・オナ専を率い...
ゲーム好きの株式会社志井商事・代表取締役社長は、「M」で...
パッとしなかった「P」ではじまるハードの売り上げに貢献し...
コールのネオ・オナホを一気に広める起爆剤となるコンドーム...
常務の職を辞し、干される覚悟を決めていた社長の息子は、自...
それから一拍ほどおくれて父がコール社の業務執行取締役を「...
三拍おくれて、父とコール氏のビジョンに驚愕した。
オナニー専用のコンドームとコンドームを着用した方が具合の...
オナホのプロとコンドームのプロが手を携えてつくる。それは...
役員からは外れたが志井商事の基幹社員であることは変わらな...
コンドームの志井の社員として胸を張れるオナニー専用コンド...
はくだけで気持ちいい着圧ソックスのように、着けた方が気持...
そういうわけでドイツと日本を往復する毎日がはじまる旨、志...
ドイツには三鷹の元同僚で志井の元部下であるデザイナー六六...
六六六はノーマルな男だが志井の奇異な生活改善に乗り出す程...
志井の部屋には六六六がドイツに立つ前、「向こうの部屋には...
どうしても手放したくないので帰国するまで預かっていただけ...
苦しい言い訳をしつつ置いていった寝心地のよさそうなポケッ...
窓際には「処分するのが忍びないんです。ときどき水を……」と...
三鷹は思う。預かる志井も志井だ。預かったなら責任をもって...
志井はときどき水遣りを忘れる。見かねた三鷹が水をやってい...
それとも殺風景な志井の部屋にこの南国産の緑が枯れずにある...
鉢底から根が見えたら鉢替えのサインらしい。この分だと鉢替...
いや、六六六のことだ。鉢替えにかこつけて一時帰国するかも...
逆光にきらめく眩い緑の葉に目を細めながら三鷹は寝袋から這...
六六六が置いていったベッドはカバーをかけられたまま、一度...
志井は相変わらず寝袋を常用している。だから志井の部屋に泊...
それぞれの寝袋に入ってアザラシのようにリビングでごろごろ...
三鷹は通算2度志井にふられた。2度目にふられたとき、半端...
志井が自分か六六六かを選べないでいるのがわかったから、当...
三鷹は金沢在住だ。小松空港から飛行機に乗り寝袋持参で東京...
普通じゃないのは百も承知だ。本音を言えばまた共寝したい。...
志井と同じメーカーの最新の寝袋は三鷹が学生時代に使ってい...
六六六が志井にふかふかのベッドをすすめるのなら、自分は寝...
三鷹はそう決め、何気に実践している。
デア・シュピーゲル、シュテルン、フォーカス。寝袋に体を突...
六六六が置いていったベッドとオーガスタを見て、もう一度志...
志井と六六六の距離が縮まろうとしている。妬けて妬けてしか...
コール社に転職してやろうか。なんて思いながらインスタント...
志井がキッチンに常備しているのはインスタントコーヒーだ。
コーヒー好きの三鷹のマンションには、淹れる都度豆を挽くタ...
コーヒー豆の抽出液を乾燥させて粉末状に加工した、湯をそそ...
味も香りも三鷹の好みではないはずだったのに、最近、妙にう...
「三鷹、俺にも」
寝袋の中から上目でオーダーされ白いマグにブラウンの粉を入...
珈琲を飲んだあとモカの匂いのするキスでも交わせたら上々な...
「熱いぞ」
「うん。ありがとう」
「どういたしまして」
付き合っていた時より近い距離に二人同時に苦笑した。
互いの家も下の名前も仕事も何も知らなかった。訊かないでい...
あれはあれでよかった。でも、今は志井を知っている。そして...
志井は寝そべったままマグに口付けコーヒーを飲んでいる。三...
横顔の綺麗な男だと思う。Eラインが完璧だ。三鷹はコーヒー...
志井が飲み終えたマグをカーペット敷きの床に置いたとき、三...
じたばたと寝袋から飛び出そうとした志井をがばっと捕らえ、...
突然のことにうろたえ、目を見開いている志井を離したくない...
当面は親しい友人でいようと決めた心がころころ変わってく。...
セフレとは別れて久しい。エロい意味でも志井と繋がりたい。
(六六六じゃなくて俺を選んで欲しい)
六六六がいい男なのは知っている。能工巧匠、また一緒に仕事...
だからこんなにも不安で離したくない。
「なあ、俺にしとかねえ?」
耳元でそう囁き三鷹は志井を抱きしめる腕に力を込めた。
短調より長調が、切ないラストよりハッピーエンドが大好きだ...
「志井とセックスがしたい」
覚えている限り、志井とは「能ある鷹は爪隠す」的なセックス...
あのセックスを「三鷹のセックス」だと思われたくない。
自嘲し三鷹は「志井と気持ちいいセックスがしたい」と言った。
「付き合っていた時は、トーコーカイセキ系のセックスしかし...
深い川は静かに流れる。そういうセックスも悪くはないが時に...
春の小川のせせらぎや、きらめく天の川を思わせるセックスも...
特技は性技。三鷹は誰にも負けないセックスが出来ると自負し...
(本気の俺を体感して欲しい。俺と愚息を知って欲しい。)そ...
三鷹は六六六に花束を贈れる。三鷹は志井に「好きだ」と言い...
生まれてはじめて、ひとが自分に恋の告白をするのを聞き、志...
「志井は徹底的にオナニーが好きだろ? 気持ちいいことが好...
三鷹はにやりと男くさい笑みを浮かべ、「六六六とだと素敵な...
「六六六は絶対、男は好きにならない。志井だから好きになる...
三鷹は志井の耳元で睦言を囁き続けた。
「いつだって悦ばせてやるよ」
三鷹の言葉にボッと亀頭が熱くなり、志井は下着を濡らしなが...
選ばないことを選んだつもりだったのに、六六六からベッドと...
六六六へと傾きかけた想いが三鷹に傾いでく。
誰かにただの欲情だと指摘されても、三鷹と二コイチになりた...
だから志井は脱ぎ捨てた寝袋の上で三鷹と抱き合った。
もう濡れているそこを晒すよう三鷹に促され、志井は恥じらい...
仰向けになり、立てた足を35度ほど開いた。膝頭に手を置か...
「志井って隠れ巨根だよなぁ」
じっくりと見られたあと、がばっと足を開かされ、三鷹の舌で...
予期せぬフェラに志井は腰を引いた。途端引き寄せられる。
三鷹の口内に含まれ志井は焦った。先端に舌先が入り込む。亀...
三鷹にフェラをされるのは初めてだ。付き合っていたときは互...
きょう、三鷹の口は志井をくわえ、舌は器用に動いている。
丁寧に舐められ、優しい気持ちを感じた。このフェラは志井が...
早くイカせるためのフェラではなく、相手にめいっぱい気持ち...
瞬間、もの凄く深いところから涙がこみあげてきた。感激と喜...
三鷹の舌技に酔った。しゃぶられる快感に身悶えた。もっとと...
鈴口に熱いキスをされた。三鷹と目が合った。興奮した。目と...
音を立ててしゃぶられた。羞恥心を煽られた。強く吸われた。
吸われながら右の陰嚢に三鷹の右手を感じた。左には左手を感...
陰茎を舐められながらゆっくりと揉みしだかれ、志井はよがっ...
片方ずつ口に入れられ打ち震えた。とろけそうだ。
深いキスをするように吸われ、今までになくかなり濡れた。ぐ...
気持ちよくて気持ちよくて、いまにも、いきそうだ。
なのに、三鷹はここぞというところで志井の股間に埋めていた...
うらめしくて三鷹を目で追う。目と目がぶつかったとき志井は...
「……!」
どこを舐められるよりも感じた志井は三鷹の声でいった。いっ...
汚れを拭き取ろうとティッシュに伸ばした手をつかまれる。
「俺にやらせて」
そう囁かれ、射精直後の常より敏感になっているそこに三鷹の...
志井は羞恥のあまり両手で顔を覆った。やさしく頬張られ尿道...
「あっ…ぁあっ」
ゆっくり、とてもゆっくり丁寧にフェラをされ、びくん、びく...
息を吸うときにも吐くときにも声が出た。こんなのは、初めて...
射精直後のフェラチオはいつものフェラより強烈で頭がまっし...
もう、もう今すぐやめて欲しい。
なのに三鷹は志井の会陰にまでキスをした。舌先でつつかれ身...
何度も舌でなぞられた。会陰は反則だ。会陰を行ったり来たり...
「あんぅぅ…っ」
いきたくて、いきたくて、たまらない。でもまだ、いきたくな...
後ろに挿入されたとき押し出されるように達したかった。
志井は自分がいってしまわないように、顔を覆っていた両手を...
三鷹は志井がほっそりとしたオナニストの長い指で濡れそぼっ...
いつもは涼しげな志井の顔が紅潮している。きゅっと寄せられ...
じっと見つめていたら、潤んだ瞳から音もなくこぼれ落ちた涙...
泣くほどいきたいのを我慢している志井にそそられた。
「出せよ」
そう囁き、三鷹は志井の指にくちづけた。それからギュッとそ...
そっと自分の手を重ねた。
張り詰めた性器を握る自分の手の甲に三鷹の大きな手を感じ、...
陰茎を伝うそれはいつもより量が多く、志井だけでなく三鷹の...
三鷹はわざと音を立てながら志井と自分の手を上下に動かした。
まずは、ゆっくり。次いで三倍速で、激しく。三鷹の手にリー...
独りで耽る自慰よりはるかに気持ちよかった。快感が津波にな...
一瞬で弾けた。身体を波打たせながら志井は果てた。
三鷹はしどけない姿で息を整えている志井の顔を覗き込み、目...
志井の精液で濡れた手を引き締まった尻の、割れ目に這わせ優...
志井はオナホで前を愛撫するオナニーが大好きだ。けれどたま...
そんな時はいつも主に、仁科に調合してもらった、トルマリン...
スペイン原産のハーブから抽出した興奮剤を高配合したローシ...
でもきょうは、早々と二度も達し、垂れ流れたものがそこを潤...
後孔にくわえこんだ三鷹の指を感じながら、志井が自分の淫ら...
中指と人差し指に、たっぷり奥を突かれた。
「あっ、あっ、…」
気持ちよくてたまらない。箍が外れた。笑顔がこぼれる。
三鷹の手が動かしやすいように大きく股を開き、志井は夢中に...
けれど三鷹はぴたりと抜き差しをやめ、2本の指を前立腺に遊...
三鷹の2本の指が軽やかにリズムを刻む。前立腺の上でコビト...
ビートの効いた三鷹の指の動きに志井は翻弄された。オナホ一...
ペニスに比べて感度が鈍いと思っていたアナルが、いまありえ...
こんなに気持ちいいなんて知らなかった。
幸せで死にそうだ。ひくつくアナルからすっかり指を抜かれ、...
「あっ、ぁああ!」
三鷹の肩の上に大きく開いた脚を上げ、志井はしっかりと三鷹...
繋がっているのがたまらなく嬉しい。セックスがこんなに気持...
こころもからだもぽかぽかする。ぜんぜん日々のオナニーに負...
遅ればせながら知った。セックスも凄くいい。やみつきになり...
気持ちが盛り上がってきた志井は、アナルから三鷹が抜けてし...
細心の注意をはらいながら、腹筋を使って上半身を起こした。
それから三鷹の目を見つめ、笑顔に定評のある兄の微笑みを参...
三鷹のくちびるにあたたかいキスをした。
> □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
完! ありがとうございました。
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#title(オリジナル 「チーム・オナホ」)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
オリジナル。現代モノ。その後。
全自動セルフプレジャーマシンといえばドイツのKohlだ。
実験や試作を重ね、膨大な時間とエナジーをかけて生み出され...
それがコール社のセルフプレジャーマシンだ。セルフプレジャ...
オナニーを大まかに分けると2種ある。手を用いるものと道具...
道具を用いる場合、「持ってする」か「置いてする」かで動か...
それから価格も異なる。「置いてするタイプ」は値が張る。リ...
「腰」を動かして快感を得たいが、財布が淋しいユーザーのた...
通は存在感と重量感のある「置いてするタイプ」に挿入し腰を...
ドイツのコール社はオナホの世界シェア第1位だ。持ってする...
固定用ホルダーも扱っているが、一番人気は全自動セルフプレ...
挿入して腰を振るのもわずらわしい時、スカッと抜いてくれる...
それと知らなければ何かわからないスタイリッシュなデザイン...
ただ高い。それからメンテナンスも必要だ。より手軽に使える...
自社のオナホ部門をコール社に売却した後、株式会社志井商事...
それまでオナホ部門を率いていた息子に今後のビジョンを語っ...
コンドーム屋はコンドームを、オナホ屋はオナホをつくるのに...
社長は更に言葉を重ねた。時代はエコだ。オナホをコンドーム...
オナホはロングライフデザインであるべきだ。使い捨てるべき...
「コンドームの志井」はオナニー専用のコンドームをつくる。
「オナホールのコール」はコンドーム着用で使用するネオ・オ...
「オナホはコンドームを着用して使用する方がキレイで気持ち...
その方向でコールのミハエルと意見の一致を見た。お前はコン...
オナニー専用のコンドームを開発しろ。チーム・オナ専を率い...
ゲーム好きの株式会社志井商事・代表取締役社長は、「M」で...
パッとしなかった「P」ではじまるハードの売り上げに貢献し...
コールのネオ・オナホを一気に広める起爆剤となるコンドーム...
常務の職を辞し、干される覚悟を決めていた社長の息子は、自...
それから一拍ほどおくれて父がコール社の業務執行取締役を「...
三拍おくれて、父とコール氏のビジョンに驚愕した。
オナニー専用のコンドームとコンドームを着用した方が具合の...
オナホのプロとコンドームのプロが手を携えてつくる。それは...
役員からは外れたが志井商事の基幹社員であることは変わらな...
コンドームの志井の社員として胸を張れるオナニー専用コンド...
はくだけで気持ちいい着圧ソックスのように、着けた方が気持...
そういうわけでドイツと日本を往復する毎日がはじまる旨、志...
ドイツには三鷹の元同僚で志井の元部下であるデザイナー六六...
六六六はノーマルな男だが志井の奇異な生活改善に乗り出す程...
志井の部屋には六六六がドイツに立つ前、「向こうの部屋には...
どうしても手放したくないので帰国するまで預かっていただけ...
苦しい言い訳をしつつ置いていった寝心地のよさそうなポケッ...
窓際には「処分するのが忍びないんです。ときどき水を……」と...
三鷹は思う。預かる志井も志井だ。預かったなら責任をもって...
志井はときどき水遣りを忘れる。見かねた三鷹が水をやってい...
それとも殺風景な志井の部屋にこの南国産の緑が枯れずにある...
鉢底から根が見えたら鉢替えのサインらしい。この分だと鉢替...
いや、六六六のことだ。鉢替えにかこつけて一時帰国するかも...
逆光にきらめく眩い緑の葉に目を細めながら三鷹は寝袋から這...
六六六が置いていったベッドはカバーをかけられたまま、一度...
志井は相変わらず寝袋を常用している。だから志井の部屋に泊...
それぞれの寝袋に入ってアザラシのようにリビングでごろごろ...
三鷹は通算2度志井にふられた。2度目にふられたとき、半端...
志井が自分か六六六かを選べないでいるのがわかったから、当...
三鷹は金沢在住だ。小松空港から飛行機に乗り寝袋持参で東京...
普通じゃないのは百も承知だ。本音を言えばまた共寝したい。...
志井と同じメーカーの最新の寝袋は三鷹が学生時代に使ってい...
六六六が志井にふかふかのベッドをすすめるのなら、自分は寝...
三鷹はそう決め、何気に実践している。
デア・シュピーゲル、シュテルン、フォーカス。寝袋に体を突...
六六六が置いていったベッドとオーガスタを見て、もう一度志...
志井と六六六の距離が縮まろうとしている。妬けて妬けてしか...
コール社に転職してやろうか。なんて思いながらインスタント...
志井がキッチンに常備しているのはインスタントコーヒーだ。
コーヒー好きの三鷹のマンションには、淹れる都度豆を挽くタ...
コーヒー豆の抽出液を乾燥させて粉末状に加工した、湯をそそ...
味も香りも三鷹の好みではないはずだったのに、最近、妙にう...
「三鷹、俺にも」
寝袋の中から上目でオーダーされ白いマグにブラウンの粉を入...
珈琲を飲んだあとモカの匂いのするキスでも交わせたら上々な...
「熱いぞ」
「うん。ありがとう」
「どういたしまして」
付き合っていた時より近い距離に二人同時に苦笑した。
互いの家も下の名前も仕事も何も知らなかった。訊かないでい...
あれはあれでよかった。でも、今は志井を知っている。そして...
志井は寝そべったままマグに口付けコーヒーを飲んでいる。三...
横顔の綺麗な男だと思う。Eラインが完璧だ。三鷹はコーヒー...
志井が飲み終えたマグをカーペット敷きの床に置いたとき、三...
じたばたと寝袋から飛び出そうとした志井をがばっと捕らえ、...
突然のことにうろたえ、目を見開いている志井を離したくない...
当面は親しい友人でいようと決めた心がころころ変わってく。...
セフレとは別れて久しい。エロい意味でも志井と繋がりたい。
(六六六じゃなくて俺を選んで欲しい)
六六六がいい男なのは知っている。能工巧匠、また一緒に仕事...
だからこんなにも不安で離したくない。
「なあ、俺にしとかねえ?」
耳元でそう囁き三鷹は志井を抱きしめる腕に力を込めた。
短調より長調が、切ないラストよりハッピーエンドが大好きだ...
「志井とセックスがしたい」
覚えている限り、志井とは「能ある鷹は爪隠す」的なセックス...
あのセックスを「三鷹のセックス」だと思われたくない。
自嘲し三鷹は「志井と気持ちいいセックスがしたい」と言った。
「付き合っていた時は、トーコーカイセキ系のセックスしかし...
深い川は静かに流れる。そういうセックスも悪くはないが時に...
春の小川のせせらぎや、きらめく天の川を思わせるセックスも...
特技は性技。三鷹は誰にも負けないセックスが出来ると自負し...
(本気の俺を体感して欲しい。俺と愚息を知って欲しい。)そ...
三鷹は六六六に花束を贈れる。三鷹は志井に「好きだ」と言い...
生まれてはじめて、ひとが自分に恋の告白をするのを聞き、志...
「志井は徹底的にオナニーが好きだろ? 気持ちいいことが好...
三鷹はにやりと男くさい笑みを浮かべ、「六六六とだと素敵な...
「六六六は絶対、男は好きにならない。志井だから好きになる...
三鷹は志井の耳元で睦言を囁き続けた。
「いつだって悦ばせてやるよ」
三鷹の言葉にボッと亀頭が熱くなり、志井は下着を濡らしなが...
選ばないことを選んだつもりだったのに、六六六からベッドと...
六六六へと傾きかけた想いが三鷹に傾いでく。
誰かにただの欲情だと指摘されても、三鷹と二コイチになりた...
だから志井は脱ぎ捨てた寝袋の上で三鷹と抱き合った。
もう濡れているそこを晒すよう三鷹に促され、志井は恥じらい...
仰向けになり、立てた足を35度ほど開いた。膝頭に手を置か...
「志井って隠れ巨根だよなぁ」
じっくりと見られたあと、がばっと足を開かされ、三鷹の舌で...
予期せぬフェラに志井は腰を引いた。途端引き寄せられる。
三鷹の口内に含まれ志井は焦った。先端に舌先が入り込む。亀...
三鷹にフェラをされるのは初めてだ。付き合っていたときは互...
きょう、三鷹の口は志井をくわえ、舌は器用に動いている。
丁寧に舐められ、優しい気持ちを感じた。このフェラは志井が...
早くイカせるためのフェラではなく、相手にめいっぱい気持ち...
瞬間、もの凄く深いところから涙がこみあげてきた。感激と喜...
三鷹の舌技に酔った。しゃぶられる快感に身悶えた。もっとと...
鈴口に熱いキスをされた。三鷹と目が合った。興奮した。目と...
音を立ててしゃぶられた。羞恥心を煽られた。強く吸われた。
吸われながら右の陰嚢に三鷹の右手を感じた。左には左手を感...
陰茎を舐められながらゆっくりと揉みしだかれ、志井はよがっ...
片方ずつ口に入れられ打ち震えた。とろけそうだ。
深いキスをするように吸われ、今までになくかなり濡れた。ぐ...
気持ちよくて気持ちよくて、いまにも、いきそうだ。
なのに、三鷹はここぞというところで志井の股間に埋めていた...
うらめしくて三鷹を目で追う。目と目がぶつかったとき志井は...
「……!」
どこを舐められるよりも感じた志井は三鷹の声でいった。いっ...
汚れを拭き取ろうとティッシュに伸ばした手をつかまれる。
「俺にやらせて」
そう囁かれ、射精直後の常より敏感になっているそこに三鷹の...
志井は羞恥のあまり両手で顔を覆った。やさしく頬張られ尿道...
「あっ…ぁあっ」
ゆっくり、とてもゆっくり丁寧にフェラをされ、びくん、びく...
息を吸うときにも吐くときにも声が出た。こんなのは、初めて...
射精直後のフェラチオはいつものフェラより強烈で頭がまっし...
もう、もう今すぐやめて欲しい。
なのに三鷹は志井の会陰にまでキスをした。舌先でつつかれ身...
何度も舌でなぞられた。会陰は反則だ。会陰を行ったり来たり...
「あんぅぅ…っ」
いきたくて、いきたくて、たまらない。でもまだ、いきたくな...
後ろに挿入されたとき押し出されるように達したかった。
志井は自分がいってしまわないように、顔を覆っていた両手を...
三鷹は志井がほっそりとしたオナニストの長い指で濡れそぼっ...
いつもは涼しげな志井の顔が紅潮している。きゅっと寄せられ...
じっと見つめていたら、潤んだ瞳から音もなくこぼれ落ちた涙...
泣くほどいきたいのを我慢している志井にそそられた。
「出せよ」
そう囁き、三鷹は志井の指にくちづけた。それからギュッとそ...
そっと自分の手を重ねた。
張り詰めた性器を握る自分の手の甲に三鷹の大きな手を感じ、...
陰茎を伝うそれはいつもより量が多く、志井だけでなく三鷹の...
三鷹はわざと音を立てながら志井と自分の手を上下に動かした。
まずは、ゆっくり。次いで三倍速で、激しく。三鷹の手にリー...
独りで耽る自慰よりはるかに気持ちよかった。快感が津波にな...
一瞬で弾けた。身体を波打たせながら志井は果てた。
三鷹はしどけない姿で息を整えている志井の顔を覗き込み、目...
志井の精液で濡れた手を引き締まった尻の、割れ目に這わせ優...
志井はオナホで前を愛撫するオナニーが大好きだ。けれどたま...
そんな時はいつも主に、仁科に調合してもらった、トルマリン...
スペイン原産のハーブから抽出した興奮剤を高配合したローシ...
でもきょうは、早々と二度も達し、垂れ流れたものがそこを潤...
後孔にくわえこんだ三鷹の指を感じながら、志井が自分の淫ら...
中指と人差し指に、たっぷり奥を突かれた。
「あっ、あっ、…」
気持ちよくてたまらない。箍が外れた。笑顔がこぼれる。
三鷹の手が動かしやすいように大きく股を開き、志井は夢中に...
けれど三鷹はぴたりと抜き差しをやめ、2本の指を前立腺に遊...
三鷹の2本の指が軽やかにリズムを刻む。前立腺の上でコビト...
ビートの効いた三鷹の指の動きに志井は翻弄された。オナホ一...
ペニスに比べて感度が鈍いと思っていたアナルが、いまありえ...
こんなに気持ちいいなんて知らなかった。
幸せで死にそうだ。ひくつくアナルからすっかり指を抜かれ、...
「あっ、ぁああ!」
三鷹の肩の上に大きく開いた脚を上げ、志井はしっかりと三鷹...
繋がっているのがたまらなく嬉しい。セックスがこんなに気持...
こころもからだもぽかぽかする。ぜんぜん日々のオナニーに負...
遅ればせながら知った。セックスも凄くいい。やみつきになり...
気持ちが盛り上がってきた志井は、アナルから三鷹が抜けてし...
細心の注意をはらいながら、腹筋を使って上半身を起こした。
それから三鷹の目を見つめ、笑顔に定評のある兄の微笑みを参...
三鷹のくちびるにあたたかいキスをした。
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完! ありがとうございました。
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シリーズものインデックス3
シリーズものインデックス2
シリーズものインデックス
第71巻
第70巻
第69巻
第68巻
第67巻
第66巻
第65巻
第64巻
第63巻
第62巻
第61巻
第60巻
第59巻
第58巻
第57巻
第56巻
第55巻
第54巻
第53巻
第52巻
第51巻
第50巻
第49巻
第48巻
第47巻
第46巻
第45巻
第44巻
第43巻
第42巻
第41巻
第40巻
第39巻
第38巻
第37巻
第36巻
第35巻
第34巻
第33巻
第32巻
第31巻
第30巻
第29巻
第28巻
第27巻
第26巻
第25巻
第24巻
第23巻
第22巻
第21巻
第20巻
第19巻
第18巻
第17巻
第16巻
第15巻
第14巻
第13巻
第12巻
第11巻
第10巻
第9巻
第8巻
第7巻
第6巻
第5巻
第4巻
第3.1巻
第3巻
第2巻
第1巻
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