ページ内容へ
ナビゲーションへ
当サイトをご覧いただくにはブラウザの設定で
JavaScriptを有効に設定
する必要がございます。
ページの一覧
最終更新一覧
ヘルプ
ホーム
使い方
文字サイズ:小
文字サイズ:中
文字サイズ:大
1つ前のページに戻る
33-89
をテンプレートにして作成
開始行:
#title(オリジナル、エルフ×ダークエルフとエルフのハーフそ...
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
| 五回目になりま...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 感想毎度...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
「あ…愛だなんて…私たちは男同士だぞ?」
震える声で、それに、と付け足した。
「それに、それに、お前にはレナや昔の恋人が…」
人間であり、仲間のレナ。スペルの弟ケイの恋人、レイムの妹...
回復魔法が得意な彼女は、誰が見ても明らかなほど、クィンに...
その様子を見ていると、あまり深くクィンにかかわってはいけ...
その言葉に、クィンは、首をかしげた。
「昔の恋人は昔だろ。レナ?なんでレナの名前が出て来るんだ...
心の底から分からない、といったようだった。
「クィン、知らないのか?」
「何が?」
思わず、深いため息をつく。
レナが報われない。
「彼女は…いや…ううん…なんでもない。でも、愛なんてきっと錯...
レナのことは伏せておこう。レナの恋心のことを思うたび、胸...
う言うことなのか、スペルには分からなかった。
「愛なんて…」
ずきん。
「…?スペル?俺は…ずっと前からお前のことが好きだった。最...
ただ、いつも泣いてるお前を助けたいと思っていただけで、そ...
た。俺の思いは通じないか。どうしても、受け入れてはもらえ...
だ弟のためだけであったか」
ならばほかの男と交われといわれていたら、どうだっただろう。
だが弟の命がかかってるというのなら結果的には交わっていた...
それでも、どこかで…
どこかで。
クィンなら良いと思ったのではないか。
「知らない、知らない、分からない、そんなこと、わかるはず...
スペルがつぶやいたかと思うと、今度は叫びだす。
何度も首を横に振る。
「知らない!!!知らない!!そんなこと知らない!!私には...
を愛するはずなんて無い!!私には穢れた血が流れているのだ...
今度は己の体を抱きしめる。
この体には呪われた血が、流れている。
そのせいで昔から迫害されてきた。人間には分からなくとも、...
かってしまう。それに、この目の色。間違いなく呪われた血の...
森の精霊とは天と地ほどの差だ、それが、呪われた血をもつ自...
「!?スペル!?」
スペルが起き上がる。こちらからは顔が見えない。だが、その...
を描くように六個浮いている。
ダークエルフのつかう攻撃技だ。
今、スペルは混乱している。
「落ち着け、スペル」
慌てて炎に触れないように、スペルの肩をつかんだ。
「私は…お前とつり合わない。私の…血は穢れている」
ポツリと、天井を見上げながらつぶやいた。
その目はうつろだ。
「スペル、聞いてくれ」
「嫌だ!」
クィンの手を振り解く。
再び顔を覆うと、その場で泣き崩れた。
「…スペル」
後ろからスペルを抱きしめた。スペルの顔が、驚きを表したも...
ッドに落ちた。
「…クィン、私には穢れた血が」
「お前は穢れてなんかいない、どのエルフより純粋だ。弟のた...
だろう。それほどまでに純粋なのに、どうして穢れてるなんて...
血なんて関係ない。エルフからすれば憎むべき存在の血が入っ...
かもしれない。でも俺はそうは思わない。愛してる、スペル。...
う」
抱きしめる手に力がこもる。
ぽっ、と、炎の塊は消えていった。
一個、また一個とその形を残すことなく消えていった。
「ああ…」
また、涙が流れた。
後から後から、涙は流れて止まらなかった。
「その言葉…ずっと…?」
振り向いたとき、スペルははらはらと涙を流していた。クィン...
と、瞼に口付けた。
「勿論だ」
首筋に口付け。
バスローブをゆっくりと脱がせて行く。
背中に、腰に、口付けを残すと、スペルは戸惑ったようにクィ...
「あ、あの」
「ん?嫌か?こっち向けよ」
バスローブもそのままに、クィンのほうへ体を向ける。
「ほんとに…本当に?」
「当たり前だ、昔だってお前に手を差し伸べたのに、お前は嫌...
う逃げないだろ、俺だって逃がさない」
きっとクィンのとりこになったら逃げられない。逃がしてくれ...
逃げることはしないだろう。
今までと何かが変わる。きっと変わる。
柔らかく微笑むと、スペルは軽くクィンの唇に、唇を重ねた。...
だが、クィンがそれを抱きしめて離さなかった。
舌を入れられ、歯列をなぞられる。
舌を絡める濃厚なキスが、スペルの頭を朦朧とさせた。
「んっ、ふぁ、クィン…」
涙が一筋流れる。
「な、に、泣いてんだよ…」
離れてはまたくっついて、そして口付けを。
次に離れたとき、スペルはクィンの背に腕を回し、頭を胸に預...
「…ありがとう」
クィンの体温が心地良い。
「スペル…」
嬉しそうに微笑みながら胸に顔を預ける彼を見ていると、下半...
ゆっくりと押し倒すと、一瞬あっけにとられた顔をしていたが...
た。
今度は抵抗しない。
「良いか?」
クィンが問う。
「うん…」
バスローブの小さなポケットに入れておいた軟膏を取り出すと...
り出した。
「?」
「それは使わないで…」
「でもよ、これ使わないと痛い…らしいぞ?十分に慣らすけどさ...
「痛くてもいい…正気のまま受け入れたい…」
薬で熱に浮かされるより、今は痛くても、今の状態のままでク...
頬を染めてうつむいて告げるスペルに、鼓動が早くなる。
可愛い。
純粋だ。
そんな純粋な彼を滅茶苦茶にして自分のものにしたいという衝...
(いかんいかん、今度こそ優しく抱こう)
そうだ。優しく抱いてやろう。
体だけでなく、心も一つになるように。
クィンは、もう一度口付けた。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
#comment
終了行:
#title(オリジナル、エルフ×ダークエルフとエルフのハーフそ...
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
| 五回目になりま...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 感想毎度...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
「あ…愛だなんて…私たちは男同士だぞ?」
震える声で、それに、と付け足した。
「それに、それに、お前にはレナや昔の恋人が…」
人間であり、仲間のレナ。スペルの弟ケイの恋人、レイムの妹...
回復魔法が得意な彼女は、誰が見ても明らかなほど、クィンに...
その様子を見ていると、あまり深くクィンにかかわってはいけ...
その言葉に、クィンは、首をかしげた。
「昔の恋人は昔だろ。レナ?なんでレナの名前が出て来るんだ...
心の底から分からない、といったようだった。
「クィン、知らないのか?」
「何が?」
思わず、深いため息をつく。
レナが報われない。
「彼女は…いや…ううん…なんでもない。でも、愛なんてきっと錯...
レナのことは伏せておこう。レナの恋心のことを思うたび、胸...
う言うことなのか、スペルには分からなかった。
「愛なんて…」
ずきん。
「…?スペル?俺は…ずっと前からお前のことが好きだった。最...
ただ、いつも泣いてるお前を助けたいと思っていただけで、そ...
た。俺の思いは通じないか。どうしても、受け入れてはもらえ...
だ弟のためだけであったか」
ならばほかの男と交われといわれていたら、どうだっただろう。
だが弟の命がかかってるというのなら結果的には交わっていた...
それでも、どこかで…
どこかで。
クィンなら良いと思ったのではないか。
「知らない、知らない、分からない、そんなこと、わかるはず...
スペルがつぶやいたかと思うと、今度は叫びだす。
何度も首を横に振る。
「知らない!!!知らない!!そんなこと知らない!!私には...
を愛するはずなんて無い!!私には穢れた血が流れているのだ...
今度は己の体を抱きしめる。
この体には呪われた血が、流れている。
そのせいで昔から迫害されてきた。人間には分からなくとも、...
かってしまう。それに、この目の色。間違いなく呪われた血の...
森の精霊とは天と地ほどの差だ、それが、呪われた血をもつ自...
「!?スペル!?」
スペルが起き上がる。こちらからは顔が見えない。だが、その...
を描くように六個浮いている。
ダークエルフのつかう攻撃技だ。
今、スペルは混乱している。
「落ち着け、スペル」
慌てて炎に触れないように、スペルの肩をつかんだ。
「私は…お前とつり合わない。私の…血は穢れている」
ポツリと、天井を見上げながらつぶやいた。
その目はうつろだ。
「スペル、聞いてくれ」
「嫌だ!」
クィンの手を振り解く。
再び顔を覆うと、その場で泣き崩れた。
「…スペル」
後ろからスペルを抱きしめた。スペルの顔が、驚きを表したも...
ッドに落ちた。
「…クィン、私には穢れた血が」
「お前は穢れてなんかいない、どのエルフより純粋だ。弟のた...
だろう。それほどまでに純粋なのに、どうして穢れてるなんて...
血なんて関係ない。エルフからすれば憎むべき存在の血が入っ...
かもしれない。でも俺はそうは思わない。愛してる、スペル。...
う」
抱きしめる手に力がこもる。
ぽっ、と、炎の塊は消えていった。
一個、また一個とその形を残すことなく消えていった。
「ああ…」
また、涙が流れた。
後から後から、涙は流れて止まらなかった。
「その言葉…ずっと…?」
振り向いたとき、スペルははらはらと涙を流していた。クィン...
と、瞼に口付けた。
「勿論だ」
首筋に口付け。
バスローブをゆっくりと脱がせて行く。
背中に、腰に、口付けを残すと、スペルは戸惑ったようにクィ...
「あ、あの」
「ん?嫌か?こっち向けよ」
バスローブもそのままに、クィンのほうへ体を向ける。
「ほんとに…本当に?」
「当たり前だ、昔だってお前に手を差し伸べたのに、お前は嫌...
う逃げないだろ、俺だって逃がさない」
きっとクィンのとりこになったら逃げられない。逃がしてくれ...
逃げることはしないだろう。
今までと何かが変わる。きっと変わる。
柔らかく微笑むと、スペルは軽くクィンの唇に、唇を重ねた。...
だが、クィンがそれを抱きしめて離さなかった。
舌を入れられ、歯列をなぞられる。
舌を絡める濃厚なキスが、スペルの頭を朦朧とさせた。
「んっ、ふぁ、クィン…」
涙が一筋流れる。
「な、に、泣いてんだよ…」
離れてはまたくっついて、そして口付けを。
次に離れたとき、スペルはクィンの背に腕を回し、頭を胸に預...
「…ありがとう」
クィンの体温が心地良い。
「スペル…」
嬉しそうに微笑みながら胸に顔を預ける彼を見ていると、下半...
ゆっくりと押し倒すと、一瞬あっけにとられた顔をしていたが...
た。
今度は抵抗しない。
「良いか?」
クィンが問う。
「うん…」
バスローブの小さなポケットに入れておいた軟膏を取り出すと...
り出した。
「?」
「それは使わないで…」
「でもよ、これ使わないと痛い…らしいぞ?十分に慣らすけどさ...
「痛くてもいい…正気のまま受け入れたい…」
薬で熱に浮かされるより、今は痛くても、今の状態のままでク...
頬を染めてうつむいて告げるスペルに、鼓動が早くなる。
可愛い。
純粋だ。
そんな純粋な彼を滅茶苦茶にして自分のものにしたいという衝...
(いかんいかん、今度こそ優しく抱こう)
そうだ。優しく抱いてやろう。
体だけでなく、心も一つになるように。
クィンは、もう一度口付けた。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
#comment
ページ名:
ページ新規作成
新しいページはこちらから投稿できます。
作品一覧
シリーズものインデックス3
シリーズものインデックス2
シリーズものインデックス
第71巻
第70巻
第69巻
第68巻
第67巻
第66巻
第65巻
第64巻
第63巻
第62巻
第61巻
第60巻
第59巻
第58巻
第57巻
第56巻
第55巻
第54巻
第53巻
第52巻
第51巻
第50巻
第49巻
第48巻
第47巻
第46巻
第45巻
第44巻
第43巻
第42巻
第41巻
第40巻
第39巻
第38巻
第37巻
第36巻
第35巻
第34巻
第33巻
第32巻
第31巻
第30巻
第29巻
第28巻
第27巻
第26巻
第25巻
第24巻
第23巻
第22巻
第21巻
第20巻
第19巻
第18巻
第17巻
第16巻
第15巻
第14巻
第13巻
第12巻
第11巻
第10巻
第9巻
第8巻
第7巻
第6巻
第5巻
第4巻
第3.1巻
第3巻
第2巻
第1巻
ページ新規作成: