ページ内容へ
ナビゲーションへ
当サイトをご覧いただくにはブラウザの設定で
JavaScriptを有効に設定
する必要がございます。
ページの一覧
最終更新一覧
ヘルプ
ホーム
使い方
文字サイズ:小
文字サイズ:中
文字サイズ:大
1つ前のページに戻る
23-547
をテンプレートにして作成
開始行:
#title(タイトルがつけられない) [#w28c18da]
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
| まとめて投下...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 残り全...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
あれ以来、ドクターの事が頭から離れない。自分はいつの間に...
今まで性別に関係なく特別に親しい関係の人はいなかった、特...
なく、そう思える人物が今までいなかったという事だったのだ...
他人とは適度な距離感を持って付き合ってきた、決して踏み込...
しかし・・・今、ドクターとの付き合いにおいてその距離が寂しい...
その人の心にもっと踏み込みたい、そして自分の心に踏み込ん...
それは『友情』なのではないか?そう思った。しかしドクター...
確信してしまった。
普段はゆるく結んでいる少しウェーブのある金髪、光の加減に...
白いうなじに触れたい、淡い青色の瞳をいつまでも見つめてい...
それは間違いなく『恋情』・・・そう確信してしまった。気がつい...
同性愛は決して異端視されるものでもなくなった、だが少数派...
同姓にこんな感情を抱いてしまった事を否定し続けた。
その結果、ドクターを必要以上に避けるようになった。だが怪...
処置の際は視線を逸らし、会話をしないようにし、処置が終わ...
当然そんな余所余所しい態度をドクターは不審に思っていた、...
理解できなかった。問い質しても何も言わない、何か気に障る...
「別に何でもありません」と言うばかりで埒が明かない。分か...
・・・仕方ない、中尉が話してくれるのを待つしかない。臨時の任...
夜、中尉は珍しく地球産のブランデーを手にしながら物思いに...
ドクターの臨時期間は明日まで、それが済めば首都の軍病院に...
そうなればもうこの不可解な感情に翻弄されることもないだろ...
きっとこの二週間の事など、ドクターの人生にとっても大した...
その時心の中で「いやだ!!」と叫ぶ自分の存在をはっきりと...
『けれどそんなに毎日張り詰めていたらある日突然、プツンと...
出逢った時、言われた言葉を思い出す・・・今がその時なのかも知...
このまま終わりたくない、ドクターに忘れ去られたくない、ど...
自分をドクターの中に刻み付けたい!!
そう考えた時、ふいに笑いが込み上げてきた。それはこの上も...
翌日、最後の処置に医務室へ立ち寄る。そしていつものように...
「怪我の件はドクターウェンにも申し送りしておきますから、...
中尉の態度の変化にも変わらず優しい笑顔で接してきたドクタ...
「今日で最後です、短い間でしたが中尉とお会いできて楽しか...
「ドクター、こちらこそありがとうございました。そして申し...
華奢ではない、しかし繊細さを感じさせるドクターの手。それ...
ドクター、中尉が呼びかける
「今晩、職務が終わりましたら少々お付き合いいただけません...
ここ数日の事だろうか?それは自分も気になっていたので話す...
力になりたいと思っていた。
「私に嫌などありません、是非」微笑んで承諾の意を示した。
中尉が薄く微笑む・・・その紺碧の瞳の中に浮かんだ不穏な色にド...
鳩尾の鈍い痛みに意識を取り戻す、そこで自分がソファー寝て...
窓のない、間接照明による仄かな灯りだけのそこは見知らぬ部...
「う・・・私は、いったい!?」どうやってこの部屋に来たのかを...
そこで先ほどの中尉の行動を思い出した。
職務を終えた後、約束した通り中尉と会い軽く食事と酒を出す...
肝心な話を切り出さないまま、店を出たところまでは覚えがあ...
何で中尉はこんな事を?何か気に障るような事をしただろうか...
そんな事をあれこれ考えていたが、自分の手首が縛られている...
「な、何ですか?これは!!」反射的に紐を解こうともがく・・・...
コツコツコツ・・・階段を下りる音が聞こえ、ドアが開く。
「・・・気が付きましたか」おそらく自分をこうしたであろう中尉...
「ここは私に貸与された仕官住宅です。一応軍の所有なので地...
必要なさそうなものなんですが、これも軍の規定というもの...
特に興味もなさそうに淡々と話す
「シェルターだけあって防音は完璧なので、普段はオーディオ...
一変剣呑な光が紺碧の瞳に宿る
「どんなに大声を上げても外部には絶対に聞こえません」
・・・思わず背筋に冷たいものが走る。が、努めて冷静に余裕があ...
「で、何のために私をご招待下さったのですか?」
「・・・何のため?」何故か中尉が聞き返す
「当然私に何らかのご用件があるからではないのですか?」
「・・・そう、用事は・・・ある」そう言うと、ドクターを寝かせた...
何だろう?明らかにいつもの中尉と様子が違う。そして本能的...
「私は・・・あ、なたと・・・」そう言いかけた時、突然目の前にい...
「ん・・・っ!」恐慌状態に陥りとにかくもがく、しかしそれは却...
重ねた唇を更に強く押し付け、強引に入れられた舌は容赦なく...
頭を支える手が、結ばれた髪を解き柔らかい金髪をかき乱す、...
「っん!・・・ふぁっ」ようやく開放された口でとにかく息を吸い...
胸を撫で回しながら、唇は首筋から胸へと徐々に滑り落ちてい...
「ち、中尉!!これは何のマネなんですか!!」
その白い胸に朱い花を散らしていた中尉が、ちらと顔をあげる
「何のって・・・あなたを抱くんですよ」それだけ言うと、再び白...
「ご自分のしている事がどういう事か分かっておいでですか!...
やれやれ、とでも言いたげに再び顔をあげる・・・暗い海のような...
「あなたとは今日でお別れです、ここで過ごした日々など、あ...
あなたはすぐに忘れてしまうでしょう・・・そう、私の事も。私...
こんな事を他人に願うのは生まれて初めてです」
中尉は更に言葉を紡いだ
「そしてその感情が、友情などではない事に気付いてしまった...
中尉の告白は衝撃的だった、まさかそんな風に思われているな...
「これは私の一方的且つ自分勝手な願望です、押し付けられる...
あなたが絶対に忘れる事のない刻印を、あなたに刻みたい!...
「だ、だめです!やめてください!!ち、中尉ー!!」叫んで...
「すみません、出来るだけ、優しくしますから」そういいなが...
縛られたままの腕を振り上げて唯一届く肩の辺りをとにかく殴...
その両拳を軽々と受け止め、冷ややかに言い放つ
「そういうのを無駄な抵抗というのですよ」そのまま片手でグ...
足を掴んでいた手を離し、そのまま横たわったドクターの秘所...
「・・・っ!」思わずビクッと背中がのけぞる
「そんなに力まないで下さい」再びドクターの唇を自分のそれ...
「んーーーっ!!」堪らず足をバタつかせるが、より中尉を煽...
冷静に考えてみれば、軍人である中尉に体力で敵うはずがない。
抵抗のために入っていた力がドクターの身体から抜けたのを感...
今は何も考えず、目の前にあるドクターの身体の全てを手に入...
思ってた以上に白く柔らかな肌、しかし決してひ弱でも脆弱で...
「医者という職業も、案外体力勝負の仕事なんですよ」と言っ...
「ドクター・・・好きなんです、愛しています」熱にうなされてい...
熱っぽい声、激しく求めて来る姿は、普段の生真面目で実直な...
彼にこんな一面があったとは・・・いや、ひょっとしたらこれが本...
うつ伏せにし、背中に口付けるとソファーと身体の間に手を滑...
堅さを持ち始めていたものが、中尉の手の中でどんどん大きく...
「気持ち良くなりましたか?」尚も扱きながら腹に手を回し腰...
そしてそのまま抱きしめるように腕を胸にまわし、乳首を弄る...
何箇所も同時に刺激され、堪らずイかされる
「あっ…ああっ、あーっ! 」ドクターは中尉に抱きしめられ、...
ドクターの精液でねた付く手を一舐めし、恍惚とした表情を浮...
湿り気を得て、くちゅっ、くちゅっといやらしい音をたてるそ...
そして遂に、中尉の堅いものが突き立てられ激しく挿し込まれ...
「だめですっ!中尉・・・っ!!っ…うあ」ドクターの必死の訴...
どんどん強く突きたてられ、堪らずガクッと膝が崩れかかる。...
独りよがりの、相手の気持ちも誇りも踏みにじるようなセック...
快感よりも苦痛が先立ち、もう失神寸前だった。
「お、願い・・・します、も、もうこれ以上は・・・」ようやくそれ...
ソファーに崩れ落ちたドクターの背中にキスをひとつ落とし、...
部屋の隅に置いてあるブランケットをドクターの上にそっと掛...
束の間の安息に身を委ねている整った顔に見惚れつつ幸せな気...
自分の欲望のために何よりも大切な、誰よりも愛しい人をこれ...
この罪は、たとえ己の命を差し出した所でも贖いきれるもので...
ならばせめて、これ以上恐怖や不快感を味わわせないようすべ...
「う・・・ん」瞼をこすりながら寝返りをうった時、腕が自由にな...
それが自分に掛けられていた事に気付く。
「・・・中尉?」辺りを見回す、だがそこには人の気配がなくシン...
乱れきった衣服を整え、階段を上り他の部屋も探すがどこにも...
やはり何の手掛かりもない、一体これはどういう事なんだろう...
突然の凶行・・・自分の意思を無視し手籠にされ辱められた、その...
あの時中尉は何度も「愛している」と言った、その言葉だけは...
自分の知る限り・・・たった二週間分ではあるが、あの生真面目な...
そう思うと、こんな酷い事をされたにも拘わらず、責める事が...
いや、むしろ自分も中尉に対してこんな気持ちを抱いていたの...
そんな気持ちを確かに自分も抱いていた。その事を中尉に伝え...
・・・しかし、それを伝えたい人はどこにもいなかった。
「お疲れさまでした!!」門を警備する兵士に敬礼され、無言...
あれから4ヶ月・・・何も変わらない毎日、その日々に何の不満も...
だがあれ以来・・・ドクターを抱いたあの日以来、心に埋まらない...
激しく後悔している部分と、決して後悔していない部分・・・相反...
一人でいる時は、殊更に・・・そんな事を考えつつ、いつもと同じ...
自分の前方に人が立っているのがぼんやりと見える、特に気に...
しかし次の瞬間足が止まった、すらりとした肢体に光りの加減...
それは決して忘れる事のない人の姿だった。
自分が目にしているものが信じられない、淡青の瞳には強い意...
真っ直ぐに自分に向かって歩いて来る。
「・・・ドクター」中尉は小さく呟く。
呼ばれた人物は目の前まで来て立ち止まる、淡青の瞳は紺碧の...
決して消える事のない罪を犯した後ろめたさから、先に視線を...
視線を逸らすように俯いたまま言葉を口にのせる、後にして思...
「どうして・・・こんな所にいるのですか?」
もうこの基地に来る理由はないはず、まして自分の目の前に現...
しかしたったひとつ心当たりはある、それは決して自分にとっ...
それに気付き思わず自嘲の笑みがこぼれた。そう、彼にその権...
「私に報復するために、いらしたのですか?」
ドクターは何も言わず中尉の軍服の襟を両手で掴み、睨みつけ...
一発や二発殴られたくらいでは到底済むようなものではないだ...
そう思い、中尉は目を閉じその瞬間を待った。
しかし報復は思いも寄らないものだった、ドクターは引き寄せ...
驚きに目を明ける、間近にあるドクターの顔・・・思わずドクター...
「な、何なんですか!?これは!!」
驚きのあまり初めて口調が乱れる。
「何って、中尉が思っていらっしゃる通り、報復ですよ」
ドクターは何食わぬ顔でにっこり微笑む。
「なっ・・・!た、確かに意表を突かれました、こんなに驚いたの...
思わず心停止しそうになった、本当にそうなればこれ以上ない...
「そう、私は怒っているんですよ、こんなに怒ったのは生まれ...
再びドクターは中尉を睨みつけながら言葉を続ける
「私の意思を無視して散々好き勝手な事をして、挙句に私の話...
「・・・到底償える事でないのは分かっています。私の身勝手でド...
言い置いて更に続ける
「私をドクターの気の済むようにしていただいて結構です」
「良い覚悟ですね、ではそうさせていただきます」
今度は中尉の首に自分の腕を回す、鼻と鼻がぶつかりそうなく...
「あなたのこの先の人生、私が貰い受けます。もちろんあなた...
それだけ言い、今度は先ほどより強く中尉の唇に自分の唇を重...
重ねられた唇は中尉のそれを割って入り、舌を絡め取る。
それに応えて中尉も激しく貪るように舌を絡め、きつくドクタ...
どれくらいそうしていたのか、ようやく抱きしめた腕を弛め再...
どちらからともなく笑みがこぼれる。
「そうそう」
ドクターが楽しげに中尉に向かって爆弾発言をする。
「明日より正式に基地の医務室に配属となりました」
「えっ!?どういう事ですか!?」
「ドクターウェンが首都の軍病院に戻ることになったのです、...
更に爆弾発言は続く
「で、住まいは中尉の仕官住宅にご一緒させていただきます。...
「えっ!?な、何も私は聞いていませんよ!!」
ドクターがムッとした顔で中尉を見る
「・・・いやなのですか?」
「い、いえ、そんな事はっ!」・・・あるはずがない。
むろん、とドクターが言葉を続ける
「あなたに拒否権はありませんよ。先ほど言いましたよね、こ...
こんな報復ならいくらでも受けます!!思わずそう叫びそうな...
「さあ、そろそろ帰りましょう」
極上の笑みを浮かべて中尉の手を取る
「今夜は語るべき事もすべき事も山積みです、寝かせませんよ」
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
#comment
終了行:
#title(タイトルがつけられない) [#w28c18da]
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
| まとめて投下...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 残り全...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
あれ以来、ドクターの事が頭から離れない。自分はいつの間に...
今まで性別に関係なく特別に親しい関係の人はいなかった、特...
なく、そう思える人物が今までいなかったという事だったのだ...
他人とは適度な距離感を持って付き合ってきた、決して踏み込...
しかし・・・今、ドクターとの付き合いにおいてその距離が寂しい...
その人の心にもっと踏み込みたい、そして自分の心に踏み込ん...
それは『友情』なのではないか?そう思った。しかしドクター...
確信してしまった。
普段はゆるく結んでいる少しウェーブのある金髪、光の加減に...
白いうなじに触れたい、淡い青色の瞳をいつまでも見つめてい...
それは間違いなく『恋情』・・・そう確信してしまった。気がつい...
同性愛は決して異端視されるものでもなくなった、だが少数派...
同姓にこんな感情を抱いてしまった事を否定し続けた。
その結果、ドクターを必要以上に避けるようになった。だが怪...
処置の際は視線を逸らし、会話をしないようにし、処置が終わ...
当然そんな余所余所しい態度をドクターは不審に思っていた、...
理解できなかった。問い質しても何も言わない、何か気に障る...
「別に何でもありません」と言うばかりで埒が明かない。分か...
・・・仕方ない、中尉が話してくれるのを待つしかない。臨時の任...
夜、中尉は珍しく地球産のブランデーを手にしながら物思いに...
ドクターの臨時期間は明日まで、それが済めば首都の軍病院に...
そうなればもうこの不可解な感情に翻弄されることもないだろ...
きっとこの二週間の事など、ドクターの人生にとっても大した...
その時心の中で「いやだ!!」と叫ぶ自分の存在をはっきりと...
『けれどそんなに毎日張り詰めていたらある日突然、プツンと...
出逢った時、言われた言葉を思い出す・・・今がその時なのかも知...
このまま終わりたくない、ドクターに忘れ去られたくない、ど...
自分をドクターの中に刻み付けたい!!
そう考えた時、ふいに笑いが込み上げてきた。それはこの上も...
翌日、最後の処置に医務室へ立ち寄る。そしていつものように...
「怪我の件はドクターウェンにも申し送りしておきますから、...
中尉の態度の変化にも変わらず優しい笑顔で接してきたドクタ...
「今日で最後です、短い間でしたが中尉とお会いできて楽しか...
「ドクター、こちらこそありがとうございました。そして申し...
華奢ではない、しかし繊細さを感じさせるドクターの手。それ...
ドクター、中尉が呼びかける
「今晩、職務が終わりましたら少々お付き合いいただけません...
ここ数日の事だろうか?それは自分も気になっていたので話す...
力になりたいと思っていた。
「私に嫌などありません、是非」微笑んで承諾の意を示した。
中尉が薄く微笑む・・・その紺碧の瞳の中に浮かんだ不穏な色にド...
鳩尾の鈍い痛みに意識を取り戻す、そこで自分がソファー寝て...
窓のない、間接照明による仄かな灯りだけのそこは見知らぬ部...
「う・・・私は、いったい!?」どうやってこの部屋に来たのかを...
そこで先ほどの中尉の行動を思い出した。
職務を終えた後、約束した通り中尉と会い軽く食事と酒を出す...
肝心な話を切り出さないまま、店を出たところまでは覚えがあ...
何で中尉はこんな事を?何か気に障るような事をしただろうか...
そんな事をあれこれ考えていたが、自分の手首が縛られている...
「な、何ですか?これは!!」反射的に紐を解こうともがく・・・...
コツコツコツ・・・階段を下りる音が聞こえ、ドアが開く。
「・・・気が付きましたか」おそらく自分をこうしたであろう中尉...
「ここは私に貸与された仕官住宅です。一応軍の所有なので地...
必要なさそうなものなんですが、これも軍の規定というもの...
特に興味もなさそうに淡々と話す
「シェルターだけあって防音は完璧なので、普段はオーディオ...
一変剣呑な光が紺碧の瞳に宿る
「どんなに大声を上げても外部には絶対に聞こえません」
・・・思わず背筋に冷たいものが走る。が、努めて冷静に余裕があ...
「で、何のために私をご招待下さったのですか?」
「・・・何のため?」何故か中尉が聞き返す
「当然私に何らかのご用件があるからではないのですか?」
「・・・そう、用事は・・・ある」そう言うと、ドクターを寝かせた...
何だろう?明らかにいつもの中尉と様子が違う。そして本能的...
「私は・・・あ、なたと・・・」そう言いかけた時、突然目の前にい...
「ん・・・っ!」恐慌状態に陥りとにかくもがく、しかしそれは却...
重ねた唇を更に強く押し付け、強引に入れられた舌は容赦なく...
頭を支える手が、結ばれた髪を解き柔らかい金髪をかき乱す、...
「っん!・・・ふぁっ」ようやく開放された口でとにかく息を吸い...
胸を撫で回しながら、唇は首筋から胸へと徐々に滑り落ちてい...
「ち、中尉!!これは何のマネなんですか!!」
その白い胸に朱い花を散らしていた中尉が、ちらと顔をあげる
「何のって・・・あなたを抱くんですよ」それだけ言うと、再び白...
「ご自分のしている事がどういう事か分かっておいでですか!...
やれやれ、とでも言いたげに再び顔をあげる・・・暗い海のような...
「あなたとは今日でお別れです、ここで過ごした日々など、あ...
あなたはすぐに忘れてしまうでしょう・・・そう、私の事も。私...
こんな事を他人に願うのは生まれて初めてです」
中尉は更に言葉を紡いだ
「そしてその感情が、友情などではない事に気付いてしまった...
中尉の告白は衝撃的だった、まさかそんな風に思われているな...
「これは私の一方的且つ自分勝手な願望です、押し付けられる...
あなたが絶対に忘れる事のない刻印を、あなたに刻みたい!...
「だ、だめです!やめてください!!ち、中尉ー!!」叫んで...
「すみません、出来るだけ、優しくしますから」そういいなが...
縛られたままの腕を振り上げて唯一届く肩の辺りをとにかく殴...
その両拳を軽々と受け止め、冷ややかに言い放つ
「そういうのを無駄な抵抗というのですよ」そのまま片手でグ...
足を掴んでいた手を離し、そのまま横たわったドクターの秘所...
「・・・っ!」思わずビクッと背中がのけぞる
「そんなに力まないで下さい」再びドクターの唇を自分のそれ...
「んーーーっ!!」堪らず足をバタつかせるが、より中尉を煽...
冷静に考えてみれば、軍人である中尉に体力で敵うはずがない。
抵抗のために入っていた力がドクターの身体から抜けたのを感...
今は何も考えず、目の前にあるドクターの身体の全てを手に入...
思ってた以上に白く柔らかな肌、しかし決してひ弱でも脆弱で...
「医者という職業も、案外体力勝負の仕事なんですよ」と言っ...
「ドクター・・・好きなんです、愛しています」熱にうなされてい...
熱っぽい声、激しく求めて来る姿は、普段の生真面目で実直な...
彼にこんな一面があったとは・・・いや、ひょっとしたらこれが本...
うつ伏せにし、背中に口付けるとソファーと身体の間に手を滑...
堅さを持ち始めていたものが、中尉の手の中でどんどん大きく...
「気持ち良くなりましたか?」尚も扱きながら腹に手を回し腰...
そしてそのまま抱きしめるように腕を胸にまわし、乳首を弄る...
何箇所も同時に刺激され、堪らずイかされる
「あっ…ああっ、あーっ! 」ドクターは中尉に抱きしめられ、...
ドクターの精液でねた付く手を一舐めし、恍惚とした表情を浮...
湿り気を得て、くちゅっ、くちゅっといやらしい音をたてるそ...
そして遂に、中尉の堅いものが突き立てられ激しく挿し込まれ...
「だめですっ!中尉・・・っ!!っ…うあ」ドクターの必死の訴...
どんどん強く突きたてられ、堪らずガクッと膝が崩れかかる。...
独りよがりの、相手の気持ちも誇りも踏みにじるようなセック...
快感よりも苦痛が先立ち、もう失神寸前だった。
「お、願い・・・します、も、もうこれ以上は・・・」ようやくそれ...
ソファーに崩れ落ちたドクターの背中にキスをひとつ落とし、...
部屋の隅に置いてあるブランケットをドクターの上にそっと掛...
束の間の安息に身を委ねている整った顔に見惚れつつ幸せな気...
自分の欲望のために何よりも大切な、誰よりも愛しい人をこれ...
この罪は、たとえ己の命を差し出した所でも贖いきれるもので...
ならばせめて、これ以上恐怖や不快感を味わわせないようすべ...
「う・・・ん」瞼をこすりながら寝返りをうった時、腕が自由にな...
それが自分に掛けられていた事に気付く。
「・・・中尉?」辺りを見回す、だがそこには人の気配がなくシン...
乱れきった衣服を整え、階段を上り他の部屋も探すがどこにも...
やはり何の手掛かりもない、一体これはどういう事なんだろう...
突然の凶行・・・自分の意思を無視し手籠にされ辱められた、その...
あの時中尉は何度も「愛している」と言った、その言葉だけは...
自分の知る限り・・・たった二週間分ではあるが、あの生真面目な...
そう思うと、こんな酷い事をされたにも拘わらず、責める事が...
いや、むしろ自分も中尉に対してこんな気持ちを抱いていたの...
そんな気持ちを確かに自分も抱いていた。その事を中尉に伝え...
・・・しかし、それを伝えたい人はどこにもいなかった。
「お疲れさまでした!!」門を警備する兵士に敬礼され、無言...
あれから4ヶ月・・・何も変わらない毎日、その日々に何の不満も...
だがあれ以来・・・ドクターを抱いたあの日以来、心に埋まらない...
激しく後悔している部分と、決して後悔していない部分・・・相反...
一人でいる時は、殊更に・・・そんな事を考えつつ、いつもと同じ...
自分の前方に人が立っているのがぼんやりと見える、特に気に...
しかし次の瞬間足が止まった、すらりとした肢体に光りの加減...
それは決して忘れる事のない人の姿だった。
自分が目にしているものが信じられない、淡青の瞳には強い意...
真っ直ぐに自分に向かって歩いて来る。
「・・・ドクター」中尉は小さく呟く。
呼ばれた人物は目の前まで来て立ち止まる、淡青の瞳は紺碧の...
決して消える事のない罪を犯した後ろめたさから、先に視線を...
視線を逸らすように俯いたまま言葉を口にのせる、後にして思...
「どうして・・・こんな所にいるのですか?」
もうこの基地に来る理由はないはず、まして自分の目の前に現...
しかしたったひとつ心当たりはある、それは決して自分にとっ...
それに気付き思わず自嘲の笑みがこぼれた。そう、彼にその権...
「私に報復するために、いらしたのですか?」
ドクターは何も言わず中尉の軍服の襟を両手で掴み、睨みつけ...
一発や二発殴られたくらいでは到底済むようなものではないだ...
そう思い、中尉は目を閉じその瞬間を待った。
しかし報復は思いも寄らないものだった、ドクターは引き寄せ...
驚きに目を明ける、間近にあるドクターの顔・・・思わずドクター...
「な、何なんですか!?これは!!」
驚きのあまり初めて口調が乱れる。
「何って、中尉が思っていらっしゃる通り、報復ですよ」
ドクターは何食わぬ顔でにっこり微笑む。
「なっ・・・!た、確かに意表を突かれました、こんなに驚いたの...
思わず心停止しそうになった、本当にそうなればこれ以上ない...
「そう、私は怒っているんですよ、こんなに怒ったのは生まれ...
再びドクターは中尉を睨みつけながら言葉を続ける
「私の意思を無視して散々好き勝手な事をして、挙句に私の話...
「・・・到底償える事でないのは分かっています。私の身勝手でド...
言い置いて更に続ける
「私をドクターの気の済むようにしていただいて結構です」
「良い覚悟ですね、ではそうさせていただきます」
今度は中尉の首に自分の腕を回す、鼻と鼻がぶつかりそうなく...
「あなたのこの先の人生、私が貰い受けます。もちろんあなた...
それだけ言い、今度は先ほどより強く中尉の唇に自分の唇を重...
重ねられた唇は中尉のそれを割って入り、舌を絡め取る。
それに応えて中尉も激しく貪るように舌を絡め、きつくドクタ...
どれくらいそうしていたのか、ようやく抱きしめた腕を弛め再...
どちらからともなく笑みがこぼれる。
「そうそう」
ドクターが楽しげに中尉に向かって爆弾発言をする。
「明日より正式に基地の医務室に配属となりました」
「えっ!?どういう事ですか!?」
「ドクターウェンが首都の軍病院に戻ることになったのです、...
更に爆弾発言は続く
「で、住まいは中尉の仕官住宅にご一緒させていただきます。...
「えっ!?な、何も私は聞いていませんよ!!」
ドクターがムッとした顔で中尉を見る
「・・・いやなのですか?」
「い、いえ、そんな事はっ!」・・・あるはずがない。
むろん、とドクターが言葉を続ける
「あなたに拒否権はありませんよ。先ほど言いましたよね、こ...
こんな報復ならいくらでも受けます!!思わずそう叫びそうな...
「さあ、そろそろ帰りましょう」
極上の笑みを浮かべて中尉の手を取る
「今夜は語るべき事もすべき事も山積みです、寝かせませんよ」
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
#comment
ページ名:
ページ新規作成
新しいページはこちらから投稿できます。
作品一覧
シリーズものインデックス3
シリーズものインデックス2
シリーズものインデックス
第71巻
第70巻
第69巻
第68巻
第67巻
第66巻
第65巻
第64巻
第63巻
第62巻
第61巻
第60巻
第59巻
第58巻
第57巻
第56巻
第55巻
第54巻
第53巻
第52巻
第51巻
第50巻
第49巻
第48巻
第47巻
第46巻
第45巻
第44巻
第43巻
第42巻
第41巻
第40巻
第39巻
第38巻
第37巻
第36巻
第35巻
第34巻
第33巻
第32巻
第31巻
第30巻
第29巻
第28巻
第27巻
第26巻
第25巻
第24巻
第23巻
第22巻
第21巻
第20巻
第19巻
第18巻
第17巻
第16巻
第15巻
第14巻
第13巻
第12巻
第11巻
第10巻
第9巻
第8巻
第7巻
第6巻
第5巻
第4巻
第3.1巻
第3巻
第2巻
第1巻
ページ新規作成: