ページ内容へ
ナビゲーションへ
当サイトをご覧いただくにはブラウザの設定で
JavaScriptを有効に設定
する必要がございます。
ページの一覧
最終更新一覧
ヘルプ
ホーム
使い方
文字サイズ:小
文字サイズ:中
文字サイズ:大
1つ前のページに戻る
22-362
をテンプレートにして作成
開始行:
#title(鰈一族 父×次男続き) [#d9b0f4c8]
レスくれた姐さんたちありがとう!意外なほど父次男に萌えて...
人がいて嬉しかったので続きも投下してみる。
連投済みません('・ω・`)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )
帰国した兄は、僕を含めた周囲の予想通りに身を立てていっ...
経営者として製鉄を継ぎ、学んだ専門知識を生かしながら技...
慕われていた。また、美しい妻を迎え、その後ろ盾をも同時に...
まさに一点の汚れもない人生だった。それは僕もとっくに予...
憧れであり、嫉妬の対象であり、比較される対象であった。だ...
内心ちりちりと弱火で焦がされるような苛立ちを覚えることも...
しかし兄が僕を弟として愛する態度は、留学前と何ら変わら...
空港に迎えに出た時も、兄は父と母に礼をした後で僕と姉妹を...
自分に厳しく、周囲に親しく。人格的にも非の打ち所のない兄...
それを相変わらずだなと冷めた目で見つつも、やはり彼に憧れ...
兄は僕の頭上に手をかざし、背を測るような身振りをしなが...
僕は兄の印象が大人びたことを告げて、その後で出かかった...
学と経験を積んで一人前の成人男性として帰ってきた兄は、...
兄特有の明るい表情が一瞬真顔になる時など、それは瓜二つで...
なぜそれをすぐに口に出せなかったのか。それは家に戻って...
いたからである。
父は家で、特に兄と親しげに話すことはなかったが、祖父の...
それが僕には、兄を見ているようにしか思えなかった。父の兄...
あれ以来ーー僕が自ら父と交わって以来しばらく忘れられてい...
僕は父の寝室でさりげなく糾した。父が僕のことを本当に可...
「兄さんよりもですか?」
そう訊いてみた。一度目は、父はじっと僕の顔を見た後で、...
同じことを聞いた時、父は黙り込んでしまったので、その唇に...
その後は、兄の話は寝室ではまずいと思って避けている。そ...
呼び、僕を愛した。身も心も夜通しかけて。まるでもう一人息...
父と兄、そしておそらくは父と祖父と兄、その間にある何か...
深入りは危険だと判断し、気にしない風を装った。
しかし日に日に心中に焦りが生じてきた。はっきりと自覚し...
「お前もじきに嫁を取って暮らすのだな」
睦言の間にも父はそう零すようになっていた。それは僕にと...
も響いた。そうでなくても、自分は成人し、父が最初に求めた...
筋肉と細長く固い四肢を持つ、男の体になっていた。それでも...
体もその都度愛でた。しかし不安は募っていた。そこへ伴侶の...
冗談ではない。そう思った。
「お父さん…寂しいですか?」
「うん?お前はどうなんだ」
結婚は避けられるものではないが、それをきっかけにこの関...
しれないし、父の側で暮らすとしても夫婦の寝室を設けられる...
考えるだけで厄介だった。そもそも縁談を取り仕切る父の愛人...
立場でもある。本人に聞いたことはないが、僕と父の関係を知...
「…お父さんの部屋へこうして来れなくなるとしたら、勿論寂し...
父と情事を持つこと。そしてそれを兄に秘すること。それだ...
「可愛いことを言うものだな。綺麗で従順な娘が来れば、私の...
「まさか…お父さん、お父さんが今までずっとお世話して下さっ...
いくらいい娘が来ても彼女にはどうにもできない、この熱は…」
情事。そんなことで何が優越しているのかと、聞く者が聞け...
「父のせいにするのか?お前の、過敏な体を」
「お父さん、あぁ、悪戯をしないで下さい。あぁ、駄目だ…駄目...
しかし僕にはもうそれしかなかった。僕にできて兄にできぬ...
父の前で股を開き、父の体の上で卑猥な言葉を叫んでは、舌を...
「どうにもできない熱だと?どこが熱い。私に見せてみなさい」
「お父さん、ああもう貴方が欲しい。もう、あぁ焦らさずに…お...
見合い写真を見せられた時は、いずれ避けられないと思って...
家柄も利害も器量も良く、断る理由もなかった僕はその場で承...
心なしか勝ち誇ったように見えた。
焦ってはいたが、何か行動を起こさねばと思うたびに自ら待...
からだ。兄が帰国してからも相変わらずただ厳格な態度を示し...
ないかと思える時もあった。そうだとすれば一人疑心暗鬼な自...
夢だけを見て走り回る兄の高潔さを見ていると吐きそうになっ...
自分が縋り付く唯一の誇りは自分を男娼に堕とし男娼であり続...
忘れる為に父と交わった。
しかし壁伝いに迷路を彷徨いながら婚約を待つだけの日々は...
「お父さんは、僕が嫌いなのですか」
その兄の言葉、全く彼にしては珍しく馬鹿らしいとしか言い...
物陰から見ていた僕には気づかずに、父は言った。
「…私は、いつもお前のことを一番に考えているよ」
そんな言葉を、
僕はかけられたことがあっただろうか。
一度でさえも。
虚言であるはずはなかった。その一言を紡ぎ出すまでの、父...
何事か逡巡するような…そんな彼が普段他人に見せることのない...
流れ出していた。企業家として幾多の修羅場を口八丁手八丁で...
ために!
愕然とした。色に濡れた吐息で、お前だけを愛していると確...
何度もお前は私の子だと聞かされた。けれどもそんな言葉が欲...
兄のような言葉をかけられたことはなかった。父の勧めを拒...
欲しいといえばそれさえ捧げ、どんなに仕事で疲労した日でも...
そんな言葉は、一度でさえも。
兄は…傷ついたような顔をしていた。僕が何より望んだ台詞を...
男の反応だったのだ。
その瞬間、僕は決意した。結婚する前にやらなければならな...
どうしても、兄を僕のいるところまで堕とさなければ。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )オソマツサマ!
そろそろ原作を読んで勉強しなきゃかな・・・
この後も書こうと思ったのですが、連投の上あまり長くなると...
姐さんが投下しにくくなると思ったのでいったん切ります。
#comment
終了行:
#title(鰈一族 父×次男続き) [#d9b0f4c8]
レスくれた姐さんたちありがとう!意外なほど父次男に萌えて...
人がいて嬉しかったので続きも投下してみる。
連投済みません('・ω・`)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )
帰国した兄は、僕を含めた周囲の予想通りに身を立てていっ...
経営者として製鉄を継ぎ、学んだ専門知識を生かしながら技...
慕われていた。また、美しい妻を迎え、その後ろ盾をも同時に...
まさに一点の汚れもない人生だった。それは僕もとっくに予...
憧れであり、嫉妬の対象であり、比較される対象であった。だ...
内心ちりちりと弱火で焦がされるような苛立ちを覚えることも...
しかし兄が僕を弟として愛する態度は、留学前と何ら変わら...
空港に迎えに出た時も、兄は父と母に礼をした後で僕と姉妹を...
自分に厳しく、周囲に親しく。人格的にも非の打ち所のない兄...
それを相変わらずだなと冷めた目で見つつも、やはり彼に憧れ...
兄は僕の頭上に手をかざし、背を測るような身振りをしなが...
僕は兄の印象が大人びたことを告げて、その後で出かかった...
学と経験を積んで一人前の成人男性として帰ってきた兄は、...
兄特有の明るい表情が一瞬真顔になる時など、それは瓜二つで...
なぜそれをすぐに口に出せなかったのか。それは家に戻って...
いたからである。
父は家で、特に兄と親しげに話すことはなかったが、祖父の...
それが僕には、兄を見ているようにしか思えなかった。父の兄...
あれ以来ーー僕が自ら父と交わって以来しばらく忘れられてい...
僕は父の寝室でさりげなく糾した。父が僕のことを本当に可...
「兄さんよりもですか?」
そう訊いてみた。一度目は、父はじっと僕の顔を見た後で、...
同じことを聞いた時、父は黙り込んでしまったので、その唇に...
その後は、兄の話は寝室ではまずいと思って避けている。そ...
呼び、僕を愛した。身も心も夜通しかけて。まるでもう一人息...
父と兄、そしておそらくは父と祖父と兄、その間にある何か...
深入りは危険だと判断し、気にしない風を装った。
しかし日に日に心中に焦りが生じてきた。はっきりと自覚し...
「お前もじきに嫁を取って暮らすのだな」
睦言の間にも父はそう零すようになっていた。それは僕にと...
も響いた。そうでなくても、自分は成人し、父が最初に求めた...
筋肉と細長く固い四肢を持つ、男の体になっていた。それでも...
体もその都度愛でた。しかし不安は募っていた。そこへ伴侶の...
冗談ではない。そう思った。
「お父さん…寂しいですか?」
「うん?お前はどうなんだ」
結婚は避けられるものではないが、それをきっかけにこの関...
しれないし、父の側で暮らすとしても夫婦の寝室を設けられる...
考えるだけで厄介だった。そもそも縁談を取り仕切る父の愛人...
立場でもある。本人に聞いたことはないが、僕と父の関係を知...
「…お父さんの部屋へこうして来れなくなるとしたら、勿論寂し...
父と情事を持つこと。そしてそれを兄に秘すること。それだ...
「可愛いことを言うものだな。綺麗で従順な娘が来れば、私の...
「まさか…お父さん、お父さんが今までずっとお世話して下さっ...
いくらいい娘が来ても彼女にはどうにもできない、この熱は…」
情事。そんなことで何が優越しているのかと、聞く者が聞け...
「父のせいにするのか?お前の、過敏な体を」
「お父さん、あぁ、悪戯をしないで下さい。あぁ、駄目だ…駄目...
しかし僕にはもうそれしかなかった。僕にできて兄にできぬ...
父の前で股を開き、父の体の上で卑猥な言葉を叫んでは、舌を...
「どうにもできない熱だと?どこが熱い。私に見せてみなさい」
「お父さん、ああもう貴方が欲しい。もう、あぁ焦らさずに…お...
見合い写真を見せられた時は、いずれ避けられないと思って...
家柄も利害も器量も良く、断る理由もなかった僕はその場で承...
心なしか勝ち誇ったように見えた。
焦ってはいたが、何か行動を起こさねばと思うたびに自ら待...
からだ。兄が帰国してからも相変わらずただ厳格な態度を示し...
ないかと思える時もあった。そうだとすれば一人疑心暗鬼な自...
夢だけを見て走り回る兄の高潔さを見ていると吐きそうになっ...
自分が縋り付く唯一の誇りは自分を男娼に堕とし男娼であり続...
忘れる為に父と交わった。
しかし壁伝いに迷路を彷徨いながら婚約を待つだけの日々は...
「お父さんは、僕が嫌いなのですか」
その兄の言葉、全く彼にしては珍しく馬鹿らしいとしか言い...
物陰から見ていた僕には気づかずに、父は言った。
「…私は、いつもお前のことを一番に考えているよ」
そんな言葉を、
僕はかけられたことがあっただろうか。
一度でさえも。
虚言であるはずはなかった。その一言を紡ぎ出すまでの、父...
何事か逡巡するような…そんな彼が普段他人に見せることのない...
流れ出していた。企業家として幾多の修羅場を口八丁手八丁で...
ために!
愕然とした。色に濡れた吐息で、お前だけを愛していると確...
何度もお前は私の子だと聞かされた。けれどもそんな言葉が欲...
兄のような言葉をかけられたことはなかった。父の勧めを拒...
欲しいといえばそれさえ捧げ、どんなに仕事で疲労した日でも...
そんな言葉は、一度でさえも。
兄は…傷ついたような顔をしていた。僕が何より望んだ台詞を...
男の反応だったのだ。
その瞬間、僕は決意した。結婚する前にやらなければならな...
どうしても、兄を僕のいるところまで堕とさなければ。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )オソマツサマ!
そろそろ原作を読んで勉強しなきゃかな・・・
この後も書こうと思ったのですが、連投の上あまり長くなると...
姐さんが投下しにくくなると思ったのでいったん切ります。
#comment
ページ名:
ページ新規作成
新しいページはこちらから投稿できます。
作品一覧
シリーズものインデックス3
シリーズものインデックス2
シリーズものインデックス
第71巻
第70巻
第69巻
第68巻
第67巻
第66巻
第65巻
第64巻
第63巻
第62巻
第61巻
第60巻
第59巻
第58巻
第57巻
第56巻
第55巻
第54巻
第53巻
第52巻
第51巻
第50巻
第49巻
第48巻
第47巻
第46巻
第45巻
第44巻
第43巻
第42巻
第41巻
第40巻
第39巻
第38巻
第37巻
第36巻
第35巻
第34巻
第33巻
第32巻
第31巻
第30巻
第29巻
第28巻
第27巻
第26巻
第25巻
第24巻
第23巻
第22巻
第21巻
第20巻
第19巻
第18巻
第17巻
第16巻
第15巻
第14巻
第13巻
第12巻
第11巻
第10巻
第9巻
第8巻
第7巻
第6巻
第5巻
第4巻
第3.1巻
第3巻
第2巻
第1巻
ページ新規作成: