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#title(野球 トレードされた先輩×千葉ロッテマリーンズの一...
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
| ナマモノ棒球 ト...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 降留戦頃...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
「どぞ、ビール。」
「え、アルコールじゃなくてもいいよ。」
「俺、あっても飲めないっすから。ね、飲んで下さい。」
結構強引に酒を押しつけた。自分が舞い上がってしまっていた...
「それじゃ、遠慮なく。」
ソファに掛けた彼はかしゃ、と音を立てて缶を開けて口をつけ...
「ああ、すいません俺、折角だったのに、あんまり話できなか...
「ううん、俺もあまりお前とは話せなかったから。」
そう言って左隣の俺を見上げる視線は穏やかで、ホッとした、...
その表情に俺は嫌われていないんだなと安心する一方、そうい...
「前に・・・幕張で会った時の事、覚えてます?」
「うん。」
だったら思い出してもらおう、と唐突に切り出してみたが、即...
「・・・やっぱり駄目っすか、俺じゃ。」
仕方ないから開き直って、もう一度彼に訊く。あれこれ細かく...
「うん。ごめんな。」
缶を置きながら、半年前と全く同じ口調で言われる。しかし今...
知人を挟んでの夕食という席で彼に久々に会えて嬉しかったの...
彼の方はタイトルおめでとうと言ってくれて、あまり話す方で...
だから俺もごく普通に振る舞って、来年もお互い頑張りましょ...
それなのに6月以来あれこれ思いを巡らしていたその本人にど...
あの時は自覚してしまった自分の気持ちが抑えられずに、いき...
その勢いのまま告白したら、強くはねつけられた訳ではないが...
いつまでもそれを引きずって、色々意識してしまって話せない...
それで帰り際、どうしてもこのままにしたくなくて、彼を俺の...
だがちょっと考えてみれば、いきなり部屋に来てくれなんて不...
まさか彼が部屋まで来てくれるとは思わなかったというのもあ...
「何でですか?」
「一番は、好きな人がいるから、かな。」
かちん、という音がどこかでした気がした。気が付くと、彼の...
「・・・は?誰っすか?俺の知ってる人?」
「それは言えない。」
「何で?やっぱ、知ってる人なんや。」
「言えないよ。」
睨みつけてもユニフォームを着ている時同様、表情が変わらな...
「・・・分かりましたよ、俺を好きじゃないのは。でも一度く...
口を引き結んで俺をキッと見上げるばかりで、彼は俺を止めも...
どうしようもなく苛立って、彼の胸に飛びついた。初めて彼の...
俺の方がずっと体格は大きいし、さすがに彼も慌ててもがくだ...
それなのに一呼吸置いて、まるで子供を宥めるような手が俺の...
頭に血が上った。顔を上げて、彼の唇を自分のそれで捕らえた...
憧れも思いも込めて、忘れられなかった感触に浸る。それに、...
びっくりして目を開けると彼は、軽く目をつむってどこか幸せ...
彼はさらに舌と舌のひらめきを楽しみ、触れあう瞬間を味わう...
やっと口が離れたと思ったら、その唇が今度は首筋に押しつけ...
いつのまにか腰と肩に手がしっかり回されていて、咄嗟に逃げ...
「ちょっ、何するんですか!」
びくっと感じてしまって思わず叫んだら、あっさりと離された...
「何って、そのつもりなんだろ?」
顔を見つめ合うが、事態が飲み込めない。キョトンとした顔で...
何だか現実感がないが、つまり俺の意図を分かっていてくれて...
「はい・・・そうっすけど。」
俺は「そのつもり」だが、何かが違うような気がして戸惑う。...
「ん。大丈夫だから。」
訳が分からない事を言って、彼は俺をソファに横倒しにする。...
彼が何を勘違いしているのかぼんやりと、分かってきた。でも...
それに彼がそんな事する訳ないと頭のどこかで思い続けていた...
***
朝の光に、まだ腕の中の彼が身じろぎした。目を開けて何とな...
「あ、おはよう。」
「・・・おはよーございます。」
胸に頬を当ててきて、素肌の感触に浸っているようだ。その様...
彼に好かれている事はずっと前から気付いていた。そして半年...
でも彼と離れた今、応えてはいけないと思っていた。それなの...
「俺、こういうつもりじゃなかったんすけど。」
「うん。俺もそのつもりじゃなかった。」
勢いでしてしまった事なのだろうか。それなら俺がしっかりし...
彼はムスッとした顔をしながらも、胸に頬ずりしてきたり撫で...
「でも、すごく良かった。」
目を合わせて、はっきり伝えた。全て覚悟の上の事、彼で遊ん...
「なっ、何言って・・・!」
彼はやはり、後悔しているのだろうか。つい宥めるように軽く...
「お前はもしかして、辛いだけだった?」
口づけで誤魔化すのはいけないと思い直して、聞いた。これだ...
「え!いやそんな事は。普通に・・・・・・良かったすよ。」
相当辛そうだったし何度もねだってしまったから、今だって起...
しかし彼もそう言ってくれて、こうして気持ちよさそうに触れ...
「そうか、良かった。」
グラウンド上では抑えている微笑みを向けてしまった。彼も嬉...
彼も俺も互いへの気持ちが募っていた事は確かで、それがぶつ...
もうずっと一緒にいられないからと自分を戒めてきたが、今充...
「・・・好きな人がいるんじゃ、もう会えないっすね?」
彼も似たような事を考えていたらしい。顔を合わせたくないの...
「会えないつもりでいたい。」
「つもり?」
「いつも一緒にはいられないから、期待したら苦しい。」
「あー。」
彼を振り回したくないと決意していたからこう答えた。でも、...
彼は生返事を返して背や腕を手のひらで撫で回してくる。抱き...
俺も彼の胸を抱く。言葉とは裏腹に彼も俺も、また球場以外で...
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 降留戦頃...
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
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「どぞ、ビール。」
「え、アルコールじゃなくてもいいよ。」
「俺、あっても飲めないっすから。ね、飲んで下さい。」
結構強引に酒を押しつけた。自分が舞い上がってしまっていた...
「それじゃ、遠慮なく。」
ソファに掛けた彼はかしゃ、と音を立てて缶を開けて口をつけ...
「ああ、すいません俺、折角だったのに、あんまり話できなか...
「ううん、俺もあまりお前とは話せなかったから。」
そう言って左隣の俺を見上げる視線は穏やかで、ホッとした、...
その表情に俺は嫌われていないんだなと安心する一方、そうい...
「前に・・・幕張で会った時の事、覚えてます?」
「うん。」
だったら思い出してもらおう、と唐突に切り出してみたが、即...
「・・・やっぱり駄目っすか、俺じゃ。」
仕方ないから開き直って、もう一度彼に訊く。あれこれ細かく...
「うん。ごめんな。」
缶を置きながら、半年前と全く同じ口調で言われる。しかし今...
知人を挟んでの夕食という席で彼に久々に会えて嬉しかったの...
彼の方はタイトルおめでとうと言ってくれて、あまり話す方で...
だから俺もごく普通に振る舞って、来年もお互い頑張りましょ...
それなのに6月以来あれこれ思いを巡らしていたその本人にど...
あの時は自覚してしまった自分の気持ちが抑えられずに、いき...
その勢いのまま告白したら、強くはねつけられた訳ではないが...
いつまでもそれを引きずって、色々意識してしまって話せない...
それで帰り際、どうしてもこのままにしたくなくて、彼を俺の...
だがちょっと考えてみれば、いきなり部屋に来てくれなんて不...
まさか彼が部屋まで来てくれるとは思わなかったというのもあ...
「何でですか?」
「一番は、好きな人がいるから、かな。」
かちん、という音がどこかでした気がした。気が付くと、彼の...
「・・・は?誰っすか?俺の知ってる人?」
「それは言えない。」
「何で?やっぱ、知ってる人なんや。」
「言えないよ。」
睨みつけてもユニフォームを着ている時同様、表情が変わらな...
「・・・分かりましたよ、俺を好きじゃないのは。でも一度く...
口を引き結んで俺をキッと見上げるばかりで、彼は俺を止めも...
どうしようもなく苛立って、彼の胸に飛びついた。初めて彼の...
俺の方がずっと体格は大きいし、さすがに彼も慌ててもがくだ...
それなのに一呼吸置いて、まるで子供を宥めるような手が俺の...
頭に血が上った。顔を上げて、彼の唇を自分のそれで捕らえた...
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彼はさらに舌と舌のひらめきを楽しみ、触れあう瞬間を味わう...
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「何って、そのつもりなんだろ?」
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「はい・・・そうっすけど。」
俺は「そのつもり」だが、何かが違うような気がして戸惑う。...
「ん。大丈夫だから。」
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朝の光に、まだ腕の中の彼が身じろぎした。目を開けて何とな...
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胸に頬を当ててきて、素肌の感触に浸っているようだ。その様...
彼に好かれている事はずっと前から気付いていた。そして半年...
でも彼と離れた今、応えてはいけないと思っていた。それなの...
「俺、こういうつもりじゃなかったんすけど。」
「うん。俺もそのつもりじゃなかった。」
勢いでしてしまった事なのだろうか。それなら俺がしっかりし...
彼はムスッとした顔をしながらも、胸に頬ずりしてきたり撫で...
「でも、すごく良かった。」
目を合わせて、はっきり伝えた。全て覚悟の上の事、彼で遊ん...
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彼はやはり、後悔しているのだろうか。つい宥めるように軽く...
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「え!いやそんな事は。普通に・・・・・・良かったすよ。」
相当辛そうだったし何度もねだってしまったから、今だって起...
しかし彼もそう言ってくれて、こうして気持ちよさそうに触れ...
「そうか、良かった。」
グラウンド上では抑えている微笑みを向けてしまった。彼も嬉...
彼も俺も互いへの気持ちが募っていた事は確かで、それがぶつ...
もうずっと一緒にいられないからと自分を戒めてきたが、今充...
「・・・好きな人がいるんじゃ、もう会えないっすね?」
彼も似たような事を考えていたらしい。顔を合わせたくないの...
「会えないつもりでいたい。」
「つもり?」
「いつも一緒にはいられないから、期待したら苦しい。」
「あー。」
彼を振り回したくないと決意していたからこう答えた。でも、...
彼は生返事を返して背や腕を手のひらで撫で回してくる。抱き...
俺も彼の胸を抱く。言葉とは裏腹に彼も俺も、また球場以外で...
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