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#title(寅と鈍太) [#t5113178]
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
| 小さい寅と鈍...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 保存庫...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
小寅よ。何故だ。なにゆえと書いて何故なんだ。
そりゃあ気に入らない事もあったろう。全く思い浮かばないけ...
ああもうそんなに怖い顔してホッペをなでなでしないでおくれ...
鈍太は泣きそうになりながら硬直していた。
と、いうよりも先程から小寅にされるがままになっている。
小寅に付いて来いと言われて付いて行き、乗れと言われて車に...
何処をどう通ったか何時の間にやら小奇麗なホテルに到着して...
分からない。経緯が分からない。ネオンがキラキラしてるホテ...
どう見たってラブの付くホテルですよ。
しかもコイツ脱いじゃってるよ。小寅ちゃんってば体制万全に...
ヤる気満々だよ。舌噛んで死んで良いですか。舌噛んだら痛い...
通路側には小寅が居て、ってえ事はドアは小寅の向こう側で、...
唯一の救いはコイツがヤり方を知らないってえ事だけだよ。
そんな思いがぐるぐると渦を巻いて、思考回路の何処か隅っこ...
泣けてきた。否、むしろ笑えてきた?どうしよう。助けて俺の...
鈍太の吹き出しそうな口元を見詰めて、小寅は不思議そうな表...
「……何笑ってんだよ」
「笑ってません御免なさい」
首を傾げながら凄む小寅に、思わず竦み上がる鈍太。
頬が引き攣り、動かなくなってしまったので手で真顔に戻す。
「理由を聞いてんだよ。いいから答えろ」
小寅は追求しながら迫って来る。
じりじりと後退しつつ顔面を小刻みに震わせながら、鈍太は意...
「御免なさい分かりません。理由が思い浮かびません」
やがてこれ以上行ったら落ちますと腰が伝える場所まで行き着...
広いベッドだから此処まで逃げられたと感謝して良いのか此処...
それでも小寅はのすのすとやって来る。やって来るものだから...
と、一瞬の浮遊感が体を襲った。
目を見開いた小寅が見えた。
思わず腕が伸びる。
伸びた腕を掴まれる。
反射的にその腕にしがみ付く。
いやいやいや。逃げるでしょう、普通は。すっころんでも這っ...
馬鹿か俺は。俺は馬鹿か。
小寅の腕に抱かれ、落ちずに済んだと安堵する暇も無く――
――やっぱり二人は仲良く、ずるべしゃあと転げ落ちた。
落ちる時に情けない声を出したなあと思っていると、小寅はピ...
もがいてみる。動かない。
少しだけ暴れてみる。動かない。
小寅が上に乗っかっていて、けれどもコイツの腕は俺の下敷き...
逃げられねえよ!!脱出不可能かよ!?
「怪我してねえか」
低い低い、地獄の底から声が聞こえた。
「ねえよ。どんな段差だよ。ああごめんなさいごめんなさい痛...
鈍太はぎゅうと抱き竦められて、自分でも呆れてしまうほど謝...
それでも小寅は力を緩めない。
ぎゅう。ぎゅうぎゅう。
「……いっ…ってぇえよ!寧ろ死ぬ。お前で死ぬ。俺はお前に殺さ...
キレちゃったよ情けない。情けないったらありゃしない。
三下みたいにきゃんきゃん吠えているのは自分だけ。そうです...
「アンタ、落ちるから」
「何ですか急に」
「……消えるかと、思った」
消えねえよ、という言葉が喉で引っ掛かる。
引っ掛けたのは小寅の肩だ。
後頭部を手の平で押され、小寅に押し付けられている肩だ。
顎に細かな振動が伝わる。多分、震えているのだろう。
より一層、強く押し付けられる。
ぐえぇ。何だコレ。本当に窒息死しますやめて下さい勘弁して...
「…て、手、手!痛くありませんか?」
むせ返りそうになりながら苦し紛れに言う。
確か頭を打ったんだよな、俺。そうそう。コイツの手の平越し...
ハ ズ カ シ ー 。
何だよそれ何なんですかそれ。思いっきり助けられてるじゃな...
「痛えけど痛くねえ。」
あ、答えですね。訳が分かりません。
鈍太は、混乱しきってどこかのお花畑へと飛んで行っていた自...
「痛いけど痛くないって事は痛いんですか痛くないんですかど...
「うるせえ」
一蹴。
折角アフロなしでも取り戻しつつあった自信が、くしゃりと丸...
っていうか何してんですかアンタ。
うるせえって言うのは黙れって事で、で、何でそこでチューで...
黙って欲しかったんですか。言えば分かります。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ PAUSE. | |
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
次はエロくなりそう。つうか書けるのか…!?ああギャグがorz
初投稿でした。自分の中の萌えで一気に書いた。反省はしない。
#comment
終了行:
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| 小さい寅と鈍...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 保存庫...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
小寅よ。何故だ。なにゆえと書いて何故なんだ。
そりゃあ気に入らない事もあったろう。全く思い浮かばないけ...
ああもうそんなに怖い顔してホッペをなでなでしないでおくれ...
鈍太は泣きそうになりながら硬直していた。
と、いうよりも先程から小寅にされるがままになっている。
小寅に付いて来いと言われて付いて行き、乗れと言われて車に...
何処をどう通ったか何時の間にやら小奇麗なホテルに到着して...
分からない。経緯が分からない。ネオンがキラキラしてるホテ...
どう見たってラブの付くホテルですよ。
しかもコイツ脱いじゃってるよ。小寅ちゃんってば体制万全に...
ヤる気満々だよ。舌噛んで死んで良いですか。舌噛んだら痛い...
通路側には小寅が居て、ってえ事はドアは小寅の向こう側で、...
唯一の救いはコイツがヤり方を知らないってえ事だけだよ。
そんな思いがぐるぐると渦を巻いて、思考回路の何処か隅っこ...
泣けてきた。否、むしろ笑えてきた?どうしよう。助けて俺の...
鈍太の吹き出しそうな口元を見詰めて、小寅は不思議そうな表...
「……何笑ってんだよ」
「笑ってません御免なさい」
首を傾げながら凄む小寅に、思わず竦み上がる鈍太。
頬が引き攣り、動かなくなってしまったので手で真顔に戻す。
「理由を聞いてんだよ。いいから答えろ」
小寅は追求しながら迫って来る。
じりじりと後退しつつ顔面を小刻みに震わせながら、鈍太は意...
「御免なさい分かりません。理由が思い浮かびません」
やがてこれ以上行ったら落ちますと腰が伝える場所まで行き着...
広いベッドだから此処まで逃げられたと感謝して良いのか此処...
それでも小寅はのすのすとやって来る。やって来るものだから...
と、一瞬の浮遊感が体を襲った。
目を見開いた小寅が見えた。
思わず腕が伸びる。
伸びた腕を掴まれる。
反射的にその腕にしがみ付く。
いやいやいや。逃げるでしょう、普通は。すっころんでも這っ...
馬鹿か俺は。俺は馬鹿か。
小寅の腕に抱かれ、落ちずに済んだと安堵する暇も無く――
――やっぱり二人は仲良く、ずるべしゃあと転げ落ちた。
落ちる時に情けない声を出したなあと思っていると、小寅はピ...
もがいてみる。動かない。
少しだけ暴れてみる。動かない。
小寅が上に乗っかっていて、けれどもコイツの腕は俺の下敷き...
逃げられねえよ!!脱出不可能かよ!?
「怪我してねえか」
低い低い、地獄の底から声が聞こえた。
「ねえよ。どんな段差だよ。ああごめんなさいごめんなさい痛...
鈍太はぎゅうと抱き竦められて、自分でも呆れてしまうほど謝...
それでも小寅は力を緩めない。
ぎゅう。ぎゅうぎゅう。
「……いっ…ってぇえよ!寧ろ死ぬ。お前で死ぬ。俺はお前に殺さ...
キレちゃったよ情けない。情けないったらありゃしない。
三下みたいにきゃんきゃん吠えているのは自分だけ。そうです...
「アンタ、落ちるから」
「何ですか急に」
「……消えるかと、思った」
消えねえよ、という言葉が喉で引っ掛かる。
引っ掛けたのは小寅の肩だ。
後頭部を手の平で押され、小寅に押し付けられている肩だ。
顎に細かな振動が伝わる。多分、震えているのだろう。
より一層、強く押し付けられる。
ぐえぇ。何だコレ。本当に窒息死しますやめて下さい勘弁して...
「…て、手、手!痛くありませんか?」
むせ返りそうになりながら苦し紛れに言う。
確か頭を打ったんだよな、俺。そうそう。コイツの手の平越し...
ハ ズ カ シ ー 。
何だよそれ何なんですかそれ。思いっきり助けられてるじゃな...
「痛えけど痛くねえ。」
あ、答えですね。訳が分かりません。
鈍太は、混乱しきってどこかのお花畑へと飛んで行っていた自...
「痛いけど痛くないって事は痛いんですか痛くないんですかど...
「うるせえ」
一蹴。
折角アフロなしでも取り戻しつつあった自信が、くしゃりと丸...
っていうか何してんですかアンタ。
うるせえって言うのは黙れって事で、で、何でそこでチューで...
黙って欲しかったんですか。言えば分かります。
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
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