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#title(R.S.3_LxM 3) [#ede96680] 術書の間で、属性の項目を調べる。 知りたいと思ったことを存分に調べられる環境。 朝からこの部屋に篭りきりで、ミカエルは術書を開いていた。 朱鳥 火 腕力 玄武 水 器用さ 蒼龍 風 素早さ 白虎 土 体力 太陽 意志力 月 魔力 良く使う術でも現在契約している術でもなく、 最初に契約した術の属性が、その人の属性となる。 たとえ現在契約しているのが朱鳥と月だとしても、 最初に契約をしたのが蒼龍であるなら、その人は風の属性を持つ。 「不思議なものだな・・・。」 地の術の契約はまだ何もしていないが、自分がその属性を持つことはない。 「月は、魔力・・・か。」 細い月が、昨夜と同じ高さに昇る。 ミカエルは術書を閉じ、部屋の隅を見た。 その空間がうっすらとした灯りを帯びて、やがて人の形となる。 「そろそろだと、思っていました。」 足音も無く近寄るレオニードに、微笑みかける。 「私も、貴方がこの部屋にいると思っていたところです。」 隣の椅子に腰掛けると、彼も微笑んだ。 炎から現れても、火ではない。 生まれながらに魔力を持つ種族であっても、月ではない。 全ての能力に秀でてみえるこのヴァンパイアの、属性がわからない。 「伯爵。貴方の属性は、何なのですか?」 興味を持たれたことの嬉しさからか、彼は柔らかな声で応じた。 「私の属性は、“闇”」 #comment
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#title(R.S.3_LxM 3) [#ede96680] 術書の間で、属性の項目を調べる。 知りたいと思ったことを存分に調べられる環境。 朝からこの部屋に篭りきりで、ミカエルは術書を開いていた。 朱鳥 火 腕力 玄武 水 器用さ 蒼龍 風 素早さ 白虎 土 体力 太陽 意志力 月 魔力 良く使う術でも現在契約している術でもなく、 最初に契約した術の属性が、その人の属性となる。 たとえ現在契約しているのが朱鳥と月だとしても、 最初に契約をしたのが蒼龍であるなら、その人は風の属性を持つ。 「不思議なものだな・・・。」 地の術の契約はまだ何もしていないが、自分がその属性を持つことはない。 「月は、魔力・・・か。」 細い月が、昨夜と同じ高さに昇る。 ミカエルは術書を閉じ、部屋の隅を見た。 その空間がうっすらとした灯りを帯びて、やがて人の形となる。 「そろそろだと、思っていました。」 足音も無く近寄るレオニードに、微笑みかける。 「私も、貴方がこの部屋にいると思っていたところです。」 隣の椅子に腰掛けると、彼も微笑んだ。 炎から現れても、火ではない。 生まれながらに魔力を持つ種族であっても、月ではない。 全ての能力に秀でてみえるこのヴァンパイアの、属性がわからない。 「伯爵。貴方の属性は、何なのですか?」 興味を持たれたことの嬉しさからか、彼は柔らかな声で応じた。 「私の属性は、“闇”」 #comment
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