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#title(鬼百合) [#g7eec14a] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 牛乳ぶったぎりでネタ投下モナ ____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 日曜朝バイク、後輩×先輩らしいな | | | | \ | | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 本スレのカキコに萌えちゃったんだって | | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) | | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 柔らかなロングヘアはナチュラルブラウン。 長いまつげに縁取られた大きな瞳は黒曜石のごとく。 白く透き通る肌に、桃色の唇が映える。 彼女の周りには、常に凛とした空気が漂っており―― 「――とりあえず、仮のバイクで仕事してちょうだい」 「えっ」 書類を読みもせず霞さんに見惚れていた僕は、突然の言葉に戸惑った。 霞さんは僕の憧れの女性だ。包容力のある、美しく魅力的な人。 でも形の良い眉が今日はちょっとつり上がり気味だ。いや、いつもかな。 「しかたないでしょ。急に新しいの買うのはキツイし。・・・も~!竜巻性能良かったのになぁ。 イヴキ君からもキツく言っておいてよね」 「・・・・・・そうします」 言われた箇所への記入が終わると、霞さんは竹氏所有物貸出手続きの書類を手に、橘の会議室を出て行った。 そうだ。霞さんに会えたことはうれしいけれど、僕はここ最近落ち込んでいる。 タシマキ。大切な愛車。緊急時であり、やや致し方ない面もあるにはあるけど―― 「普通、止め方がわからないのにバイク走らせたりしないですよね」 「・・・・・・いやあイヴキクン。来ていたんだね!」 背後から声を掛けると、比゛キさんは白々しい態度で応じた。 比゛キさん。僕の仕事の先輩。そこそこ整った顔立ちをしているが、口を開けばこんな人だ。 そしてわが愛車を壊してくれた張本人でもある。 「ええ、タシマキが不慮の事故により壊れてしまいまして、違うバイクを借りる手続きをしに来たんです」 実際には霞さんに呼ばれて、理由を聞きもせずにすっ飛んできたんだけど。 「あー・・・あー、そう」 目が泳いでいる。 比゛キさんは今日オフのようだ。日系新聞片手にコタツでくつろいでいる姿が目に入った途端、 嫌味を言わずにはいられなくなってしまった。 「反省してます?責任は取ってもらいますよー」 比゛キさんの横に片ひざをついて彼の目をじっと覗き込む。 比゛キさんは一瞬たじろいだが、すぐにニッと笑って言った。 「わかったわかった。ちゃんとベンショーするからさ、カラダで」 あはははは、といつものあの明るい笑い声を上げる。 相変わらず比゛キさんの冗談はつまらない。 「何ですか、それ――」 ――いや、まてよ。 ふと、僕の心に悪戯心が芽生えた。 このままナメられっぱなしというのもおもしろくないし。 「それじゃあ、タシマキの代価には安すぎか?」 相変わらず笑っている比゛キさんの片手首を握り締めた。かなり強く。 「そうですね。ちょっと足りないです。でもまあ、とりあえず手付金ってことで」 にこやかに言ってみせると、比゛キさんは笑顔のまま固まった。 空いている方の手でその肩を掴んで、そのまま後ろへ押し倒す。 畳にしたたか頭をぶつけて彼が唸っているうちに、さっさとシャツのボタンをはずしていく。 「ちょっと待て、待てって!タンマタンマ!!」 焦っている。してやったりだ。のしかかる僕を押しのけようとするのを無視して、行為を続ける。 片手を乱れたシャツの中に突っ込んでまさぐる。もう片方の手を彼のズボンの上へと伝わせた、時。 「・・・・・・・・・っ」 一瞬、ビクリと比゛キさんの体がはねた。 ・・・・・・感じたから?いや、おそらく驚いただけなんだろう。 でもその瞬間の、瞳を閉じて苦しげに眉を寄せる表情を目にした時、僕の中で何かが起きた。 ゾクリと肌があわ立つような、奇妙な感覚。 おふざけのつもりの行為が、僕は止められなくなってしまった。 まだボタンの外しきれていないシャツを破り裂き、露出した肌に唇を這わす。 鍛えているためか、張りのあるきれいな肌。首筋に軽く歯を立て、鎖骨を舌でなぞる。 ズボンのベルトも半ば無理やり取り外した。 そして僕の手は彼の形の良い腹筋を下へと辿った。 ズボンの中へそのまま手を滑り込ませようとしたところで。 「イヴキ」 子供に言い聞かせるような、大きくはないが毅然とした声。僕はハッとなって手を止めた。 目が覚めたような感覚だった。 「・・・・・・本当に悪かったと思ってる。冗談じゃなく、弁償もするつもりだよ。な、もうやめとけって。 あんまりいじめるなよ~」 前半は真面目に、後半はおちゃらけた風に言って、比゛キさんは苦笑した。 「ホラ、いい加減どいてよ。今火中とかおやっさんが来たら、どう思われるよ」 確かにすごい状態だ。かなりヤバいかも。 あわてて比゛キさんから離れると、彼は身を起こして、乱れた着衣を整えた。 ――それが残念に思えるなんてどうかしている。 「あー、えっと・・・・・・」 気まずい。しかし比゛キさんはその嫌な沈黙をあっさり破った。 「霞が出かけてて幸いだったな」 ニヤっと笑って見せる。 「か、霞さんが出かけてるのは、ご存じだったんですね」 「うん。さっきちょっと出るって言ってったから・・・あれって貸出手続きをしに行ってたんだなー。 いやーホントごめんね」 「あ、いえ、大丈夫です。その、霞さんと話せましたから」 言うと、あははは、と彼はまた明るく笑った。そしておもむろに立ち上がった。 「そんならよかった。じゃあオレ、ちょっと土手走ってくるから」 「そうですか。ぼくもそろそろおいとましますね」 「まあゆっくりしていきなよ。あ、晃によろしくな」 比゛キさんが部屋から出て行った途端、僕は頭を抱えてうずくまった。 ・・・・・・今の出来事。一瞬とはいえ、本気になってしまった。 比゛キさんのあの表情を見た時、認めたくないけれど、僕は欲情していた。男相手に。 それも十歳も年上で鬼の先輩でもある人に。 僕は霞さんが好きなのに! いや、たとえ好きな人がいなくても、この反応は異常じゃないか。 次にどんな顔して比゛キさんと会えばよいというのか。 それは前途多難な日々の幕開けだった。 ____________ | __________ | | | | | | | □ STOP. | | | | | | ∧_∧ お目汚しスマヌ。 | | | | ピッ (・∀・ ) まさか小説自体初書きだなんて言えるわけないよな | | | | ◇⊂ ) __ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || | #comment
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