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#title(芸人 ロザン 宇治原×菅 「金曜日に変わった直後」) 生注意 高学歴ゲイニソ 炉算 京大×大阪府大 飴話「愛.方」の回でこのふたりに転んだ全国の姐さん方に捧げます |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 『×××××見ましたよ!相変わらずラブラブじゃないですか~』 『ちょお!全国ネットであんな告白してもええんですか!?』 東京で放送が終わった直後から、後輩たちから続々と入ってくるメール。 大阪府大はボタンに指を置き、画面を次々に切り替えながら届いた文面を読んでいく。 ガラスのテーブルに置いてあるもう一つの携帯。 マナーモードになっているそれがヴィィィン、ヴィィィンと2度振動した。 大阪府大はチラッとそちらを見たが、すぐに視線を元の位置に戻し、自分の手の中にある携帯のキーをカカッ、カカカッと押し始めた。 大阪府大が送信ボタンを押すと同時に、リビングの扉が開いた。 「すが~、シャワー空いたで~」 間延びした声の主は、タオルで短い髪をわしゃわしゃと拭きながら、バスローブ姿で中へと入ってきた。 「うじー、メール来てたで」 「メール?誰からやろ」 京大は小首を傾げながらテーブルの方へ歩みより、そこに置いてあった自分の携帯を手に取った。 「んー、ああ、東京はこっちより放送早いんやったな」 どうやら京大に来たメールも、大阪府大に来たメールと同様のものだったらしい。 誰からなん?と大阪府大が尋ねると、先程自分にメールを送ってきたのと同じ後輩の名前が返ってきた。 ちなみに出身は関西だが、現在は東京在住の男である。 リアルタイムで番組を視聴し、その直後にふたりにそれぞれ別々にメールを送ってくるところを見ると、今日はもう家に帰っているのだろうか。夜遊び好きで知られているヤツにしては珍しいことだ。 「なんやあいつ、おまえにもメール送ってんか。暇なヤツやなー。で、返信したん?」 「たった今したで」 「何て?」 「『こっちは今放送あってる最中や。先にオチバラすな、アホ』て」 「黒い!黒いで~、すがちゃん!」 京大は苦笑いを浮かべながら、ソファーに座る相方の隣に腰を下ろした。 「冗談や。そんなん送ってどないすんねん」 大阪府大は白い歯を見せてケタケタ笑う。 「でもまぁこの番組に限ったことやないけど、全国ネット言うたかて、地域で放送時間がずれることはままあるんやから、そこは配慮してもらいたいよなー」 「せやな」 そう言って二人は、目の前に鎮座するテレビの液晶画面に目を遣った。 先日自分たちが出演し、ラブラブぶりを余すところなく見せ付けた某番組が、東京とは約1時間遅れで放送中であった。 それからしばらくの間、互いに寄り添うようにソファーに座り、大阪府大も京大も無言でテレビ画面を眺めていた。 テレビの中ではちょうど、大阪府大が京大の好きなところを熱く語っている最中であった。 「なぁ、うじ」 視線は前方に固定したまま、大阪府大が口を開く。 「何や?」 京大も肩にもたれかかる相方の方を向くことなく、短い言葉だけで応答する。 「俺、どうしてもわからんことが一つあんねん」 「うん?」 「さっきあいつからメールもろたて言うたやろ」 あいつ、とは先程京大にもメールを送ってきた、例の後輩のことだ。 「うん」 「あいつな、『全国ネットでこれはちょっとやりすぎたんとちゃいます?』って言ってきてん」 「あー、あいつ、俺に送ってきたのにも同じようなこと書いとったわ」 「これ、やりすぎなんか?」 「え?別に、普通なんとちゃう?」 「やんなあ」 会話はさらに淡々と続く。 「あとな、もう一つうじに聞きたいことあんねん」 「うん」 「これの打ち合わせん時、スタッフに『ちょっと大げさすぎるくらいの言い方や動きをするように心がけて下さい』って釘さされたやろ?」 「言われたなあ。『がっつりコントのノリでお願いします』とかな」 トーク番組でいくら台本がないと言えど、一応大まかな流れは存在するしリハーサルも行う。 視聴率獲得のため、多少の演出を制作側に求められるのは当然の話だ。 「おまえこれ、大げさに言うたりしたりしてるんか?」 「いやあ、全然。素のまんま…いやちゃうな、むしろその逆で、抑えてた方やけど?」 「やんなあ。俺だって、いらんことべらべら喋らんようにて、抑えてんもんなあ」 「……………」 「……………」 ふたりとも口にこそ出さなかったが、それぞれ頭の中では思っていた。 これは、漫才のネタにすればダダすべりに違いない、と。 なんせどちらもボケまくり(にしか見えない)で、互いにツッコむところがないのだから。 「…うじ。俺、その、別にネタ振ったわけやないで?」 沈黙を気まずく思った大阪府大が、ほんのり頬を染めて京大を見上げる。 「わかっとるよ。そんな弁明せんかてええわ」 その上目遣いが、あいも変わらず愛くるしく、京大は大阪府大の瞼にちゅっ、と口づけを落とす。 「少なくとも俺たちにとっては、逆にコントのノリやと思ってもらった方が都合ええやろ?テレビではこんくらい抑えるぐらいでちょうどええねん」 「うん……あっ」 京大が大阪府大の首筋に唇を寄せ、軽く吸った。 弱いところを攻められて、大阪府大の体がビクンと跳ねる。 「けどな、本音言うたら実はそんなことないねん。俺たちは相思相愛や、菅は身も心も全部俺のもんやて、もっともっと言いふらしたり見せつけたりしたい気持ちもあるんや」 京大はゆっくりと大阪府大をソファーに押し倒す。 シャツをまくりあげ、親指の腹で乳首を弄れば、そこはすぐに硬くなりぷっくりと膨れ上がった。 「あっ、うじぃ……あかん、そんなん…」 「だからって俺らがこんなんしとるの…いや、その前におまえのこんなイヤラシイ姿、公共の電波に乗せるわけにはいかんもんな」 「なっ…そっ、そんなん俺かてイヤや!お前以外に見せるとか、じゃなくて、こんなんお客さんに見せれるわけないやろ!!」 かあっと赤くなり声を荒げる大阪府大に、京大は思わずふきだしてしまいそうになるのを必死でこらえた。 「やんなあ。お客さんもこんな風には笑ってくれへんよ。多分絶対ドン引きや」 つけっぱなしのテレビから断続的に上がる笑い声。 もちろんあの日の収録を観覧していた客の声に相違ない。 だけど―――。 「……うーちゃん」 「うん?」 大阪府大はふたりきりになり甘えモードに入ると、例外なく京大を『うーちゃん』と呼ぶ。 相方のスイッチが入ったことに気づいた京大は、大阪府大の胸の辺りを執拗に愛撫していた舌の動きを止め、顔を上げた。 「テレビ、消してや」 「何で?先に見よったんはおまえやろ」 「そらそうやけど……何や、逆に見られてるみたいでイヤや。集中できひん」 大阪府大は近くにあったクッションを顔の辺りに引き寄せて、少し潤んだ瞳で京大を見つめながら懇願する。 《ああ、もうこいつときたら何でこんなにかわいいんや。そんな顔されたら俺、敵わへんよ、すがちゃん》 京大はふうっと溜め息をついて、大阪府大に覆い被さっていた上体を起こす。 「ほんなら、寝室行くか?」 「…うん」 大阪府大はふわりと微笑んで、両腕を京大の方へ突き出した。 「うーちゃん、抱っこ」 「もう、相変わらずめっちゃ甘えたやなー、すがちゃんは」 そんなことを言いつつも、言葉の響きはちっとも嫌そうには聞こえない。 京大はくすくす笑いながら、大阪府大の体躯をよいしょっと抱き上げた。 男同士とはいえ、京大と15㎝差のある大阪府大の体は、抱えるにはちょうどよいサイズである。 「うーちゃん、ええ匂いする」 大阪府大は京大の首に腕を回し、顔に顔を近づけて耳元で囁く。 「いつもと同じシャンプーやん。ちゅーか、すがちゃん、シャワー浴びんでええのん?」 「ええよ、ってうーちゃん、俺がシャワー浴びる前からヤる気満々やんか」 「あ、やっぱバレた?」 「うーちゃん!」 大阪府大の大声とともにリビングの扉が閉められ、辺りには静寂が訪れ―――たわけではなかった。 ソファーの隅に置いたままの大阪府大の携帯からは、メールの着信を告げる音楽が鳴り響き、つけっぱなしのテレビの画面には、背中合わせに立つ大阪府大と京大の姿が大写しになっているところであった。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! 言うまでもなく妄想630%全開なんだぜ 最初飴話が大阪では1時間遅れの放送だって知らなかったんだぜ 毎度大阪府大が甘えん坊受バリバリ全開だけどいつか京大受も書いてみたいんだぜ 私信レス:前回「どっちが大事?」に感想くれた皆様、㌧㌧! - 誤字がありましたので訂正しておきました -- [[作者]] &new{2009-05-17 (日) 20:47:12}; #comment
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#title(芸人 ロザン 宇治原×菅 「金曜日に変わった直後」) 生注意 高学歴ゲイニソ 炉算 京大×大阪府大 飴話「愛.方」の回でこのふたりに転んだ全国の姐さん方に捧げます |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 『×××××見ましたよ!相変わらずラブラブじゃないですか~』 『ちょお!全国ネットであんな告白してもええんですか!?』 東京で放送が終わった直後から、後輩たちから続々と入ってくるメール。 大阪府大はボタンに指を置き、画面を次々に切り替えながら届いた文面を読んでいく。 ガラスのテーブルに置いてあるもう一つの携帯。 マナーモードになっているそれがヴィィィン、ヴィィィンと2度振動した。 大阪府大はチラッとそちらを見たが、すぐに視線を元の位置に戻し、自分の手の中にある携帯のキーをカカッ、カカカッと押し始めた。 大阪府大が送信ボタンを押すと同時に、リビングの扉が開いた。 「すが~、シャワー空いたで~」 間延びした声の主は、タオルで短い髪をわしゃわしゃと拭きながら、バスローブ姿で中へと入ってきた。 「うじー、メール来てたで」 「メール?誰からやろ」 京大は小首を傾げながらテーブルの方へ歩みより、そこに置いてあった自分の携帯を手に取った。 「んー、ああ、東京はこっちより放送早いんやったな」 どうやら京大に来たメールも、大阪府大に来たメールと同様のものだったらしい。 誰からなん?と大阪府大が尋ねると、先程自分にメールを送ってきたのと同じ後輩の名前が返ってきた。 ちなみに出身は関西だが、現在は東京在住の男である。 リアルタイムで番組を視聴し、その直後にふたりにそれぞれ別々にメールを送ってくるところを見ると、今日はもう家に帰っているのだろうか。夜遊び好きで知られているヤツにしては珍しいことだ。 「なんやあいつ、おまえにもメール送ってんか。暇なヤツやなー。で、返信したん?」 「たった今したで」 「何て?」 「『こっちは今放送あってる最中や。先にオチバラすな、アホ』て」 「黒い!黒いで~、すがちゃん!」 京大は苦笑いを浮かべながら、ソファーに座る相方の隣に腰を下ろした。 「冗談や。そんなん送ってどないすんねん」 大阪府大は白い歯を見せてケタケタ笑う。 「でもまぁこの番組に限ったことやないけど、全国ネット言うたかて、地域で放送時間がずれることはままあるんやから、そこは配慮してもらいたいよなー」 「せやな」 そう言って二人は、目の前に鎮座するテレビの液晶画面に目を遣った。 先日自分たちが出演し、ラブラブぶりを余すところなく見せ付けた某番組が、東京とは約1時間遅れで放送中であった。 それからしばらくの間、互いに寄り添うようにソファーに座り、大阪府大も京大も無言でテレビ画面を眺めていた。 テレビの中ではちょうど、大阪府大が京大の好きなところを熱く語っている最中であった。 「なぁ、うじ」 視線は前方に固定したまま、大阪府大が口を開く。 「何や?」 京大も肩にもたれかかる相方の方を向くことなく、短い言葉だけで応答する。 「俺、どうしてもわからんことが一つあんねん」 「うん?」 「さっきあいつからメールもろたて言うたやろ」 あいつ、とは先程京大にもメールを送ってきた、例の後輩のことだ。 「うん」 「あいつな、『全国ネットでこれはちょっとやりすぎたんとちゃいます?』って言ってきてん」 「あー、あいつ、俺に送ってきたのにも同じようなこと書いとったわ」 「これ、やりすぎなんか?」 「え?別に、普通なんとちゃう?」 「やんなあ」 会話はさらに淡々と続く。 「あとな、もう一つうじに聞きたいことあんねん」 「うん」 「これの打ち合わせん時、スタッフに『ちょっと大げさすぎるくらいの言い方や動きをするように心がけて下さい』って釘さされたやろ?」 「言われたなあ。『がっつりコントのノリでお願いします』とかな」 トーク番組でいくら台本がないと言えど、一応大まかな流れは存在するしリハーサルも行う。 視聴率獲得のため、多少の演出を制作側に求められるのは当然の話だ。 「おまえこれ、大げさに言うたりしたりしてるんか?」 「いやあ、全然。素のまんま…いやちゃうな、むしろその逆で、抑えてた方やけど?」 「やんなあ。俺だって、いらんことべらべら喋らんようにて、抑えてんもんなあ」 「……………」 「……………」 ふたりとも口にこそ出さなかったが、それぞれ頭の中では思っていた。 これは、漫才のネタにすればダダすべりに違いない、と。 なんせどちらもボケまくり(にしか見えない)で、互いにツッコむところがないのだから。 「…うじ。俺、その、別にネタ振ったわけやないで?」 沈黙を気まずく思った大阪府大が、ほんのり頬を染めて京大を見上げる。 「わかっとるよ。そんな弁明せんかてええわ」 その上目遣いが、あいも変わらず愛くるしく、京大は大阪府大の瞼にちゅっ、と口づけを落とす。 「少なくとも俺たちにとっては、逆にコントのノリやと思ってもらった方が都合ええやろ?テレビではこんくらい抑えるぐらいでちょうどええねん」 「うん……あっ」 京大が大阪府大の首筋に唇を寄せ、軽く吸った。 弱いところを攻められて、大阪府大の体がビクンと跳ねる。 「けどな、本音言うたら実はそんなことないねん。俺たちは相思相愛や、菅は身も心も全部俺のもんやて、もっともっと言いふらしたり見せつけたりしたい気持ちもあるんや」 京大はゆっくりと大阪府大をソファーに押し倒す。 シャツをまくりあげ、親指の腹で乳首を弄れば、そこはすぐに硬くなりぷっくりと膨れ上がった。 「あっ、うじぃ……あかん、そんなん…」 「だからって俺らがこんなんしとるの…いや、その前におまえのこんなイヤラシイ姿、公共の電波に乗せるわけにはいかんもんな」 「なっ…そっ、そんなん俺かてイヤや!お前以外に見せるとか、じゃなくて、こんなんお客さんに見せれるわけないやろ!!」 かあっと赤くなり声を荒げる大阪府大に、京大は思わずふきだしてしまいそうになるのを必死でこらえた。 「やんなあ。お客さんもこんな風には笑ってくれへんよ。多分絶対ドン引きや」 つけっぱなしのテレビから断続的に上がる笑い声。 もちろんあの日の収録を観覧していた客の声に相違ない。 だけど―――。 「……うーちゃん」 「うん?」 大阪府大はふたりきりになり甘えモードに入ると、例外なく京大を『うーちゃん』と呼ぶ。 相方のスイッチが入ったことに気づいた京大は、大阪府大の胸の辺りを執拗に愛撫していた舌の動きを止め、顔を上げた。 「テレビ、消してや」 「何で?先に見よったんはおまえやろ」 「そらそうやけど……何や、逆に見られてるみたいでイヤや。集中できひん」 大阪府大は近くにあったクッションを顔の辺りに引き寄せて、少し潤んだ瞳で京大を見つめながら懇願する。 《ああ、もうこいつときたら何でこんなにかわいいんや。そんな顔されたら俺、敵わへんよ、すがちゃん》 京大はふうっと溜め息をついて、大阪府大に覆い被さっていた上体を起こす。 「ほんなら、寝室行くか?」 「…うん」 大阪府大はふわりと微笑んで、両腕を京大の方へ突き出した。 「うーちゃん、抱っこ」 「もう、相変わらずめっちゃ甘えたやなー、すがちゃんは」 そんなことを言いつつも、言葉の響きはちっとも嫌そうには聞こえない。 京大はくすくす笑いながら、大阪府大の体躯をよいしょっと抱き上げた。 男同士とはいえ、京大と15㎝差のある大阪府大の体は、抱えるにはちょうどよいサイズである。 「うーちゃん、ええ匂いする」 大阪府大は京大の首に腕を回し、顔に顔を近づけて耳元で囁く。 「いつもと同じシャンプーやん。ちゅーか、すがちゃん、シャワー浴びんでええのん?」 「ええよ、ってうーちゃん、俺がシャワー浴びる前からヤる気満々やんか」 「あ、やっぱバレた?」 「うーちゃん!」 大阪府大の大声とともにリビングの扉が閉められ、辺りには静寂が訪れ―――たわけではなかった。 ソファーの隅に置いたままの大阪府大の携帯からは、メールの着信を告げる音楽が鳴り響き、つけっぱなしのテレビの画面には、背中合わせに立つ大阪府大と京大の姿が大写しになっているところであった。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! 言うまでもなく妄想630%全開なんだぜ 最初飴話が大阪では1時間遅れの放送だって知らなかったんだぜ 毎度大阪府大が甘えん坊受バリバリ全開だけどいつか京大受も書いてみたいんだぜ 私信レス:前回「どっちが大事?」に感想くれた皆様、㌧㌧! - 誤字がありましたので訂正しておきました -- [[作者]] &new{2009-05-17 (日) 20:47:12}; #comment
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