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#title(朋友)
羅具ビーにわかですが、テレビでこの二人を見て萌えてしまいました。 
お目汚しすみません。畑矢真×語労円です。 

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 

「ッよせっ畑矢真、何する、お前はそんなヤツじゃ」 
畑矢真の太い二の腕を必死に掴み、押し倒された語労円は下から睨み上げた。 
畑矢真の顔は影になり、平素の柔和な面立ちが今はどんな表情を浮かべているのか、語労円には判別できなかった。 
ややして含み笑いと、その吐息が語労円の頬にかかり、畑矢真の顔がいかに至近距離にあるのかを知らせた。 
「…へえ、じゃあ、どんなヤツだと思ってたんだ?」 
低い声だった。普段の彼からは想像もつかないほどの。 
語労円は密かに震撼した。これほどの彼の腕力、そして地の底から聴こえてきたような声音に、尋常ではない事態を今さら感じたのだ。 
月光に照らされた語労円の顔を、美しいと畑矢真はあらためて思った。 
その通った鼻筋、引き締まった小ぶりの唇、そして、意志を明確に伝える切れ長の瞳。 
突然の暴挙に狼狽しながらも、古の武士を思わせる彼の清廉な美は、まったく損なわれてはいなかった。 
畑矢真はそんな顔を見下ろしながら、もう引き返すことは出来ないと、自分に杭を打ち込む。 
「…お前は、俺がどんな思いで今までお前の側にいたか、知らないだろう」 
今まで幾度、この言葉を飲み込んできただろう。 
試合に負けて握りしめる拳より、おそらくそれは多かったことだろう。 
「どんな思い?」 
語労円は、不意を突かれた表情をした。畑矢真はそんな彼の表情を見て、苦笑する。 
予想通りだった。彼は自分の気持ちに全く気づいてはいないだろうということは。 
不器用な自分なりに、今まで必死に隠し通してきたのだ。そして同時に、猛烈な怒りの感情がこみ上げてきた。 
語労円はいつもそうだ。同級のくせをして、常に下にいる。 
まるで、庇護されるのが当然と思っている幼子のように。 
畑矢真は突如として湧いてきたどす黒い感情をこらえ、語労円を睨むように見つめて、 
「…知らないよな、知ってるはずがない」 


なおも不思議そうな顔をする語労円に、手を伸ばした。 
一瞬、語労円がピクリと震える。 
だが構わず、畑矢真は伸ばした手で、語労円の頬に触った。 
冷たいその感触を、語労円は甘んじて受けた。 
一瞬の震えが嘘だったかのように、見下ろしている畑矢真をじっと見つめ、されるがままになっている。 
畑矢真は嘆息した。 
やはり、彼、なのだ。 
自分は彼には一生敵わないし、そして一生、手に入れることもできない。 
それほどに、彼は美しく清廉で、それでいて、狡猾だった。 
手に入れることが出来ないと分かっていても、魅かれずにはいられない。 
畑矢真は内心の落胆を悟られぬよう、語労円を睨む目を強くした。 
すると、まるで合わせるかのように、自分の下からの語労円の強い視線にぶつかった。 
「…いったい、何を知らないっていうんだ」 
語労円の、月光よりも真っすぐな声が、端正な唇から漏れた。 
低くもなく高くもなく、それは畑矢真がよく知る声音だった。 
この期に及んでも、冷静なのか? 
畑矢真は語労円の顔を注視したまま、読めない彼の感情を読もうとして必死になる。 
キック時に見せる、冷静さを通り越した静謐なのか? 
時折見てきた、語労円の不可思議なまでの感情を殺した表情に、畑矢真は戸惑った。 
ふいに、語労円が微笑んだ。それは、笑みとも呼べないような微かな兆しだった。 
唇の端だけにそれを見せ、 
「やっぱり、バカだ、お前」 
「なにを」 
畑矢真が言い終わらないうちだった。語労円が下から手を伸ばし、ぐいっと畑矢真のシャツの襟を掴んだ。 
「言いたいことがあったなら、早く言えよバカやろう」 
声と同時に、畑矢真の唇に、語労円の唇が微かに触れた。 


何が起きたのか分からぬまま、呆然と語労円を見返す畑矢真に、語労円はさらに笑みを強くして、 
「チームメイトの間に、隠し事は無しだ…」 
言った語労円の唇に、吸い寄せられるように畑矢真は口づけた。 
重なった二つの唇は、最初は探り合い、徐々に深くなっていった。 
離れるころには、お互い息が上がっていた。 
「ッ…は…ぁ」 
語労円の濡れた唇から、惜しむように畑矢真の唇が離れた。 
唇を離したあとも、顎に添えた指を離さぬまま、畑矢真は語労円を見つめた。 
語労円も、上がった息を抑えるように胸で息をしながら、畑矢真を見つめ返した。 
「…分かってたのか」 
畑矢真の囁くような声に、語労円は微かにうなずき、 
「顔に出やすいもんな、お前」 
いつもの憎まれ口に近くなった声音に、畑矢真はやられたというように破顔した。 
「人が悪いぞ…まあ、お前らしいか」 
「ああ」 
語労円は言いながら、再び畑矢真に顔を寄せていった。 
「いいのか」 
自分でも何のことを言っているのかよく分からずに、畑矢真は問いかけた。 
「ああ」 
語労円のあくまで冷静な声と表情に、畑矢真は、やはり俺はこいつには敵わない、と思いながら、 
「こんな、俺が相手で、いいのか」 
「ああ」 
語労円の声に、手繰り寄せられるように畑矢真は体を再び倒していった。 
床の上に、語労円の体を寝かせた。 
真上から、語労円の顔と肢体を見下ろし、畑矢真は再び囁いた。 
「本当に、いいのか俺で」 
すると語労円の手が、畑矢真の分厚い上体の背に回された。 


温かいその掌を、自分の背に感じ。 
畑矢真はため息をつき、 
「…まったく、お前には完敗だよ」 
畑矢真を見上げる語労円の瞳が、少しだけ潤んで見えた。 
「…ごたくはいいから、はやくしろ」 
臨むところだと、畑矢真は体を倒し、語労円の体の上に重ねた。 
もちろん全体重は掛けぬよう、いまだ腕で支えてはいたが。 
「温かいな」 
くすっと笑い、語労円が畑矢真の耳元で囁いた。 
畑矢真は語労円の顔を真っすぐに見据え、 
「今に、熱くしてやる」 
「はやく」 
しろと言う語労円の言葉は、それ以上発せられなかった。 
再び重なった唇の間から、飲み込めない唾液が溢れる。 
湿った音が、静寂のなかに響く。 
二つの体が、一つに重なる。 
脚を絡め、腕で抱き合った。 
まるで最初から決まっていたかのように、静かで完璧な交合だった。 
畑矢真が一人で今まで感じてきたような、焦りも苛立ちも、そこには無い。 
いるのはただ、二匹の獣だった。 
欲求のままに求め合う、二つの魂だった。 
服を脱がせ合うのももどかしく、畑矢真は語労円のシャツを引き裂いた。 
静寂に響くその音が、求める気持ちの激しさを物語った。 
「あゆ…む…ッ」 
語労円の名前を初めて呼び、畑矢真は語労円の下着に手を掛けた。 
「っあ」 
下着に強引に手を入れ、彼の源を引きずり出す。 


「やっ…」 
抵抗を見せる語労円の手を、畑矢真は掴み、 
「いいって言っただろ…」 
低く問いかけて語労円の顔を見ると、語労円は耳まで赤くし、目を伏せた。 
目をつぶったのを了解と取り、畑矢真は動きを再開した。 
「俺も、名前で呼べよ」 
強要するように語労円に言い、畑矢真は愛撫を続けた。 
体格やプレーに不似合いなほどの、繊細な手の動きだった。 
そのため思わず声を抑えられず、語労円はごまかすように彼の名を呼んだ。 
「けん…す…け…っあぁ」 
震える声で、快感をこらえるように、語労円は唇を噛んだ。 
「いいから…聴かせろよ」 
畑矢真は強い口調で言い、語労円の唇を開かせるように、再び口づけた。 
「…もうっ…お…れ」 
おかしくなりそうだ、という語労円の声を、畑矢真は肩で聞きながら、愛撫の手を強くした。 
「ほしいって…言えよ」 
畑矢真の激しい囁きに、語労円は目を強くつぶり、そして見開いた。 
「あっ…」 
哀願するような嬌声に、畑矢真は自身の分身に力が漲るのが分かった。 
この俺が、男に勃起するとは。 
少し苦笑し、それでもそれが運命だったのだと。 
この男と大学で出逢ったあの時から。 
語労円の手が、畑矢真の体を遠ざけるように、逆に引き寄せるように、力がこもる。 
さまよう彼の手首を、畑矢真は握りしめ、 
「俺がほしいって、言ってくれ…」 
眉根を寄せた、それでも端正なその顔を畑矢真は見つめた。 


分身は既に、張り裂けそうに熱を持っていた。 
今までのどんな女だって、こんなに興奮させはしなかった。 
語労円の瞳から、涙が滑り落ちた。 
透明なその雫が、頬を伝い顎に落ちるのを、畑矢真はじっと待った。 
「あぁ…ほしい…っお前がほしいよ」 
感極まったように、語労円が絞り出すように言った。 
畑矢真ははち切れんばかりの自分を、語労円の腰に押し当てた。 
驚きに、語労円の目が見開かれる。 
「こんなになっちまった…お前のせいだ」 
畑矢真は苦笑しながら言った。語労円は目を見開いたまま、恐る恐るそこに手を伸ばす。 
手で触られ、畑矢真は目を閉じた。 
もうこれ以上は、我慢の限界だった。 
「…手で、いいか」 
震える声で、語労円が尋ねた。 
出来れば、お前の中に入りたい、という言葉を畑矢真は飲み込んだ。 
さすがに、それは酷だろう。…まだ。 
「ああ、たのむ」 
その行為すら、互いの裸を日常のように見ている二人でも初めてだった。 
語労円は生唾を飲み込み、一つ息をして、畑矢真の顔を見た。 
「…下手でも、かまわないか」 
何を聞くんだ、と畑矢真は内心可笑しかったが、平静を装い、 
「いいさ…お前に触られているだけで、じゅうぶんだ」 
語労円は意を決したように、あらためて畑矢真の分身を握った。 
その動きは畑矢真が、普段語労円が自分で処理する時はどうしているのだろう、と不思議に思うほどの拙さだった。 
「う…ッ」 
畑矢真の欲望を耐える表情を見ていると、語労円も興奮してきたのか、呼吸が粗くなっていった。 


「っ…」 
徐々に動きを速くした語労円の手に、畑矢真の手が重なった。 
もっと強く握れということなのだろう。 
語労円はさらに羞恥に顔を赤くした。 
「あ…あゆむっ…お前が…すきだっ」 
畑矢真は吠えるような声と共に、語労円の掌の中で欲望を爆発させた。 
鉄の棒のようになった畑矢真の分身を握りしめ、語労円は呆然とした。 
処女でもあるまいに、と畑矢真は頭の片隅で思いながら、シャツを引き寄せ、語労円の掌の上から被せた。 
「…すまなかったな」 
穏やかな声に戻って言った畑矢真に、語労円は耳を赤くしながら、 
「…それは…こっちの台詞だ」 
消え入るような声で言った。 
普段では考えられない、しおらしい態度の語労円の横顔に、畑矢真は微笑んだ。 
「じゃあ、今度はお前の番だな」 
えっと言うように振り向いた語労円に、畑矢真は耳元に口を寄せ、 
「何も考えられなくしてやる」 
言いざま、自分の体を下へ移動した。 
「っえ…あ」 
語労円の驚きの声を上方に聞きながら、畑矢真は、シャツを引き裂いて現れた彼の滑らかな胸に唇を寄せた。 
無駄な脂肪の無い、それでいて弾力のある胸は、驚きと興奮に大きく上下していた。 
「いくぞ」 
畑矢真は言い、語労円の乳首にねっとりと舌を這わせた。 
「っんう」 
語労円の吐息混じりの声が、心地よい音楽のように畑矢真の耳に届いた。 
小さく形の良い乳首は、畑矢真の愛撫を待ち望んでいたかのように震えていた。 
舌と同時に、もう片方を指で摘んでやる。 
それだけで、面白いように語労円の体は跳ねた。 

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! 

行為の途中ですが、ひとまず終わりますw 
お目汚し大変失礼しました。 
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