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66-70 の変更点


#title(アラウンド70)

皇帝×公爵 

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 

「心優しい卿はこれを笑ったりはしないだろう」 
雨後に虹が映じた昼下がり、宮殿の執務室で、精悍なるも老齢の皇帝は、 
懐に忍ばせていた陰萎に効く薬を、麗しく老いた美しい友に見せ、片目をつぶりニヤリと笑った。 
「挿入だけが和合の道ではないと思うていたが、やはり余は威厳を取り戻し、卿にめくるめく悦びを与えたい」 
気品ある老齢の公爵は、白皙の頬を朱で染め、皇帝の手から薬の入った茶色い小瓶を取り上げると、皇帝の執務机に書類の山を積み上げた。 
二人は昨夜、離宮でむつみあったばかりだ。 
老いて花芯の硬度を保てなくなった皇帝は、その分、公爵を慈しむように愛撫する。 
香り高い精油を纏った最も長い指をただ一本、後ろの蕾にあてがわれ、ゆっくり沈められたそれで、中を丹念に愛された公爵は深く感じいった。 
(…陛下は、指の運びが…押す・擦る・突くの…使い分けが…実に…巧みになられた……) 
青年の時分は、中指一本で涙が出るほど喘がされた覚えはない。くいくい動く皇帝の指に高められ、昨夜公爵は、絹の敷布を握りしめはらはら涙を流した。 
老いて涙腺が緩んだ公爵は、涙を零し零し、年若き頃は激しさと熱さで攻めていた皇帝が、技巧派に転身したのを後孔でしみじみと感じた。 
一夜明けてもまだ、皇帝の指の感触が、公爵の中に深く残っている。 
今も、たまらなく気だるい。事に及んだ後、こんなにも疲れが取れないのは、決して年のせいだけではない。 
なのに皇帝は実に元気だ。茶色の小瓶を手に公爵に微笑む笑顔が眩しい。公爵は大きく深くなまめかしい溜め息を吐いた。 





「余は卿が欲しい」 

皇帝は公爵のほっそりとした手を取り、皴深い甲に接吻をした。 

「陛下、いけません」 

日の高いうちから執務室で淫らな行いをし、快楽に耽るのは憚られる。常識ある公爵は、やんわりと皇帝を拒んだが、 
真夜中、ローブを脱ぎ捨てた麗しの公爵は、仰向けに寝た皇帝の腹筋に手を突き、騎乗位で乱れた。 
若い頃は恥ずかしがり、皇帝が上に乗れと命じても、皇帝に跨がるなど臣下として出来ないと頑なに拒んでいた公爵が、 
老いて膝を病んでからは、上になったほうが椅子に腰掛けている様で楽なため、 
素直に己に跨がるようになったのが皇帝は嬉しい。 

「…ああっ、凄い! 陛下ッ、陛下ッ!!」 

例の薬もいい具合に効いている。麗老の公爵の腰を両手で支え、下から激しく突きあげながら皇帝は笑った。 

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
- 素晴らしい…!!新たな扉が開けた --  &new{2011-09-21 (水) 03:22:52};
- 続ききてたっ…!こんな素晴らしいものをどうも有難う! --  &new{2011-09-28 (水) 07:27:28};

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