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43-33 の変更点


*超掌編、二次 [#v418e200]
#title(アリアンロッド トラン×クリス)
元ネタ「蟻案ロッド・リプレイ・口紅」 トラン×クリス前提で 本編終了から一年後の設定 

|>PLAY ピッ ◇⊂ (・∀・ ) ジサクジエンガ オオクリシマース! 

簡素な墓石に花を添え、神への祈りを終えたクリスは、ふと気配を感じ振り返った 
「やれやれ、これだから神殿は」 
肩を竦めながら微笑むレントに苦笑を返す 
「お前も弔いに来たのか?」 
「なぜ私が? 前任者とは何の面識もないんですよ」 
言いながらも、摘んで来たのだろう野花を墓前に手向け 
「反神殿組織である、我がダイナストカバルの幹部、トラン・セプター。貴方の遺志は私が引き継ぎましょう」 
瞑目するでもなく、祈る訳でもなく。ただ淡々と誓いを述べる 
「祈り位捧げたらどうだ、悪の組織の幹部」 
仮にも聖騎士の前なんだぞ。と、敢えて茶々を入れてみる。 
「聞こえなかったのか、クリス・ファーディナント。我が組織、ネオ・ダイナストカバルは地域住民の皆様に愛される反神殿組織。神への祈りなど不要。…これだから神殿の犬は」 
こちらも、敢えていつも通りな返答を返す。 
そう、それはトランが生前の頃から頻繁にやり取りされていた、他愛のない言葉の応酬。 

レントは来た時と同じ様にふらりと元来た道を帰って行く。 



ただ、ポンとクリスの肩を叩いてから。 
それはレントなりの慰めだったのかもしれない。 


アルテナから聞いた 
『レントの記憶回路の一部は、トランの部品を使ったんだ』 
という言葉に、ノエルとエイプリルは純粋に嬉しそうな顔をしていた。 
自分は…どんな表情をしていた? 
喜び?困惑? 
初めて会った時のレントは、理路整然・効率優先の言動しかしなかった。 
だが今、レントはかなり人間くさい行動をとる様になってきている。 
(なあ、トラン。最近レントが気になると言ったら、お前は怒るだろうか?) 
墓石に向かって語りかける。 
あの熾烈な神竜との戦闘時、確かにレントに重なったトランを見た。 
あれから、自分に芽生えた新しい想い。 
果たして、これから続く旅で答えが出るのだろうか? 

「行きますよ、クリス」 
呼んでいるレントにトランが重なって見えた気がした。 

そっとトランの墓石を撫でてから、クリスはレントに向かって歩き出した。 
また、冒険の日々が始まる。 

□ STOP ピッ ◇⊂ (・∀・ ) イジョウ、ジサクジエンデシタ! 



原作知らない方には 
?(-"-;)? 

な話でスミマセン…m(_ _)m 

トランとレントは人造生命で、 
トランは話の途中で亡くなってます。 
ノエルやエイプリルは旅の仲間です。 

失礼しましたm(_ _)m
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