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*ア/ス/ガ/ル/ド 95鬼畜短髪鞭賊×91長髪ダガー賊6 [#id37786e]
#title(ア/ス/ガ/ル/ド 95鬼畜短髪鞭賊×91長髪ダガー賊6) [#id37786e]
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  └──────│多分ここまでしか描いてなかったと思うので←忘れた 
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「この犬が!」 
鈍い音を立てて、アイルは壁に打ち付けられる。 
長年の冒険生活によって、受身は得意だったが、首輪のせいで思うように体は動かせない。 
背中を強く打ち、呼吸困難に軽く陥った。 
「げほっ…げほっ」 
苦しむアイルの紙をつかんだその時、とんとん、と、扉を軽く叩く音が響いた。 
 続いて、がちゃりと扉が開くおとがする。 
「…チッ」 
「何してんのさ。うるさいよ」 
カルテラだった。 
 その声に、アイルも振り返る。その時すがるような顔をしていただろうか。 
床に広がるスープと、汚れた彼の顔。 
 ちらりとアイルを見ると、カルテラは持ってたものを、アイルの前に置いた、 
盆におかれた、スープと、パンだ。木のスプーンもちゃんと添付されている。 
「あーあ、床がぐちゃぐちゃ。ディース、ちゃんと自分で片付けるんだよー?」 
 べ。と、舌を出してディースをからかいながらたしなめる。 
「うるせぇな…、お前がこいつの世話当番なんだから、お前が片付けても」 
「ばーーーーか!僕はこの子の世話係であっても、お前のお守りしてるんじゃないんだよ!ほら、布かしたるから拭く拭く!」 
無造作にポケットから、厚手の布を取り出すと、ディースの顔に投げつけた。 
とても雑巾にするような安物とは思えない生地だったが、遠慮せずにディースはそれで床を拭き出した。 
だが、ある程度拭いて嫌になったのか、布を投げ返すと、アイルの鎖をつないでいるベッドにごろんと横になった。 
横目でそれを見ながら、カルテラは布を、アイルに貸す。 
「アイル君も、顔ふきな。床拭いたので悪いけどさ」 
「ああ…ありがとう」 
敵対の人間に、癒されたのは恥と取るべきか。 
 この暗い空間に、カルテラがいるだけで、心に張り詰めたものは、少しは取れる。 
顔を拭きながら、おかれた食事に目をやった。 
「おなかすいたでしょ。ディースと違って、僕はまだまだ良識あるもんね。ちゃんとスプーンで食べなよ?」 
「犬にスプーンなんざ、いらねぇ」 
「お前は黙ってろハゲ」 
「誰がハゲだ。まだハゲてねぇ」 



そんなやり取りをききながら、アイルはパンをかじった。 
「…」 



一方、リンドブルム。 
 アジトの一室で、ベッドで寝転がる男がいる。 
愛用のウルフキャップは床に投げ出され、冒険からかえったばかりだというのに、荷物も整理されていない。 
 ロアは、一人考え込んでいた。 
アイルが捕まってから、アイルの身を案じてばかりいた。 
カルテラ、ディース、ジン… 
スコルピオの人間は、強力な者達ばかりだ。この三人の名前を知らない、冒険者は少ないだろう。 
 何故このギルドと敵対してるかは、知らない。 
ジンとジークの間に何かがあったのだとは、アイルから聞いたが、それ以上は誰も知らなかった。 
 これまで襲撃を受けたことは、稀にはあったが、ジンに捕まることは無かった。 
だが。今回アイルが捕まった。 
アイルは捕まって、どうしたか? 
生きているか? 
自分たちへの信頼は、蒼薄いものではない。簡単に、リンドブルムのことを話すわけは無いと思っていたが… 

もしも。 
もしも、彼が寝返ったら。 
 何をして寝返ったかは想定していない。何か拷問でもうけて、こちらの事を吐いたかもしれない。 
吐くかもしれない。 
反面、心のどこかで、そんなことを疑ってはいけないと、警告してくる。 
 アイルの笑顔を思い出す。 
ジークのことになると、嬉しそうに語りだすアイル。 
ロアとジークを信用し、今までともに戦ってきた仲間だ。 
信じなければいけない。信じなければ。 
だけど…? 



 何かを思い立って、ロアは勢いよくベッドから起き上がった。 
そして荷物の中から、少量のものを持ち出すと、ミルレスから出て行った。 



それから時間は過ぎ、夜になる。 
スコルピオのアジトの一室、ディースの部屋である。 
首輪につながれたままのアイルに、ディースは明かりもつけず暗い部屋の中、語りかけていた。 
「…分かるか?」 
「はい…」 
恍惚とした表情、その目が見つめるのは、自分の命令に従う、従順な犬である。 
ベッドに座り、ぐ、と、アイルの頭を押さえ込む。 
「噛んだら、どうなるか…わかってるな。お前は…犬だ」 
 ぴちゃ、と、水音が響く。 
アイルは、ディースの前でかがんでいる。 
ディースのそれを、舌と、手とでなぜる彼がいる。 
いやだ。本来ならば、こんな事、娼婦にでもやらせるべきだ。 
それでも従ってしまうのは、彼が心底ディースに恐怖を感じているからだろう。 
だが、そのおびえた表情が、たまらなくディースにとってそそることを、彼は知らない。気付かない。 
「顔に出されたい?それとも口の中で、出されたいか?」 
「?」 
一心不乱にそれをなめる彼には、その言葉の意味がわからなかった。恍惚の表情でにやりと笑う、その男の口からつむがれる言葉の意味を。 
 次の瞬間、頭をぐ、と抑えられ、それを口の奥で受け止めることとなる。吐き出された精液は、アイルにとって経験したことの無い味だった。 
あまりの味の悪さに、おもわずはきだし、むせた。 
どろりとした液体が、アイルの口からこぼれる。その様子を、ディースはニヤニヤしながら眺めていた。 
 俺の犬。従順な犬。 



今すぐにでも犯してしまいたい。 
(いいや、楽しみは後に取っとくべきだ。今犯したりでもすれば、精神崩壊しかねない。弱そうな男だからな) 
「おい」 
くい、と、アイルの顎をつかんでこちらへ向ける。目線が合う。 
出されたばかりの精液を口に付着させ、おびえる彼に、告げる。 
「こんなことくらいで嫌がられちゃ、な。まだまだお前にはやってもらうことがある。それまでには口でやることくらいは、上手くなれよ」 
 いつまで続く? 
ずっと続く? 
それともこれは悪い夢なのか? 
助け出して欲しい。自分では逃れられない。 
師匠、ロア。リンドブルムの皆。助け出して欲しい。 



その次の日も同じだった。 
食事を前に、おびえながら男のそれをなめる。 
昨日よりはよっぽど上手くなっただろうか。あの後も、何度も何度もさせられた。 
恍惚とした表情のディースの顔が、上にある。 
「そうだ…上手く出来たら飯をやる。その調子だ。昨日よりは上手くなったじゃないか…」 
吐精されたものを飲み込むと、ディースはにやりと笑った。 
苦いそれは、吐き出したくなるほどだったが、これをやらねば何をするにも許してもらえない。 
「ディース、朝っぱらから何やってんの?仮にも男にさ」 
その瞬間後ろのドアからやってきたのは、カルテラだった。手には毛布を持っている。 
「お前には関係の無いことだ」 
「アイル君、拒否したっていいんだよー。それよりねー、今日はいつもより寒いから毛布もってきたよ。寒かったでしょ。この中で丸まってな」 
毛布はアイルの寝床に広げられ、大分温かくなった。 
にこり、と笑ったカルテラが天使に見えた。 
「ああそうだ」 
「?」 



今までへらへらとしていたカルテラの顔が、急に厳しくなる。 
「最近ちょっと…リンドブルムの人間がうろうろしてるみたいなんだ。団体じゃなくて一人らしいんだけど…まだ曖昧な情報なんだけどね。さっき帰ってきた奴が、つけられたような気がするってさ」 
その言葉に、はっとアイルの瞳には希望が湧いた。 
仲間が、助けにきてくれたのかもしれない。 
隠密行動を得意とするのは盗賊だ。親しい盗賊といえば…? 
「こいつ関連かな。ま、心にとどめておくよ」 
「…」 
ぼそ、と、アイルの見ぬうちに、カルテラがディースに耳打ちをした。 
それに気付かず、アイルは出された食事に手をつけた。 



それから二日が経った。 
夕方、いつものようにアイルはディースのをなめていた。 
 自分でも大分上手くなったと思う。あの味にも大分慣れた。 
ディースの表情を見れば、アイルのテクニックに感じているのがよく分かった。 
ごく、と、飲み干した。いつもはそれで終わる。 
アイルが無言でディースを離れようと思った矢先、腕を捕まれた。 
「マスター…?」 
 不安げに瞳がゆれる。 
「脱げ」 
「…!」 
その瞳の奥にはただならぬ欲望があった。 
ディースは抵抗するアイルの衣服をはぎとり、襲い掛かる。 
「いやだああああああっ!やめろっ、マスター、やめてください…!」 
犯される。 
ベッドから離れようと必死になる彼がいるが、鎖を捕まれ、自由はすでに無かった。 
服をはがれ、ぐ、と、腰を捕まれる。 
 手元にあった枕に顔をうずめ、ぎり、と歯を食いしばった。 
慣らされていないそこに、ずぶずぶと進入してくるものは、先ほどまた怒張を張り詰めたディースのものだった。 
「っ…ぐ、いた…痛いっ…!!」 



「わりぃな、唾液ででも慣らすべきだったか?」 
「嫌だ、嫌、だ、マスター、嫌だ…!」 
叫び声を上げるアイルの口を封じるため、頭を枕に押し付ける。 
息のしづらさと激痛とで、アイルは混乱した。 
そしていつのまにか気を失ってしまった。 
(…) 
ディースは、腰を動かしながら、ちらりと外を見た。 
カーテンの間から、何かうごめくものがいることに、彼は気付いていた。 



惨殺、狂乱 
「あー…、あ、は…」 
糸の切れた操り人形のように、四肢を投げ出して、よがり狂うアイルがいる。 
あれから何度目の射精をしただろう。同時に、流れ込んでくる熱いものは、ディースの精液だ。 
深深とそれはささり、がくがくと腰を動かされる。何度も、泣きながら首を振った。 
やめて欲しかった、これ以上かわっていく自分を感じたくなかった。 
最初は痛いだけだったそれは、回数を重ねるごとに、いまや快楽として体に受け入れられている。 
「気持ちいいか?」 
「…」 
答えは、yesだった。だがそれを肯定するのは、まだアイルにとって受け入れる準備は出来てなかった。 
信じたくない、こんな男に犯されて快楽によがる自分を。 
 ディースに背を向けて座るような体勢の彼は、ぐ、と、ディースに顎を引かれた。 
じゃら、と、首輪の音が響く。 
ディースもまた、快楽に没頭していた。 
「良いっていえよ、なあ?」 
「…いわ…ない…」 
「ちっ」 
そのまま顎からてを話すと、腰に手をかけた。 
「ああっ!んっ…は、ああ…っ」 
激しく上下に動かされる。こうして彼はこれを最後に開放された。 



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