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*オリジナル、エルフ×ダークエルフとエルフのハーフその4 [#yb5e0559] #title(オリジナル、エルフ×ダークエルフとエルフのハーフその4) [#yb5e0559] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 四回目になります。感想嬉しいですよぉぉぉぉ!! ____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 今回は更に短いですよ | | | | \ | | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ | | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) | | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「スペル」 ドアを開けたとき、ベッドの上にはスペルが小さな寝息を立てて眠っていた。 そういえば昨日から、一睡もしてない。 クィンは長いこと気絶していた様だから、一応寝たことにはなるのだろうが、体の負担もあって、スペルには限界が来ていたようだ。 起こすのをやめて、そっと足音を忍ばせて近づいてみる。 ふっくらとした唇にそっと触れてみる。 (…) 可愛い、と思った。 艶姿は美しいとも思ったが、寝顔はこうしてみると可愛らしい。 何度も見た光景のはずなのに、交わって一夜明けてみればいつもと違って見える。 この姿を見ていいのは自分だけだ。 無垢で純粋な寝顔、思わず口付けてみる。 柔らかい唇が、唇に触れた。起きる気配は無い。 スペルと再会して四年。 最初はクィンに心を開かなかった彼も、今ではすっかり心を開いて頼りにしている。 そんな思いに応えようと、クィンも今までがんばってきた。 ずっと交わりたかった。 ずっと口付けしたかった。 抱けといわれて思わず我慢できずにひどく抱いてしまったけど、大丈夫だろうか。 もしも抱ける日が来れば優しく抱いてやろうと思っていたのに、はやる気持ちは抑えられなかった。 もし次があるなら、優しく抱こう。 「愛してるよ」 心の声だ。 「愛してる…スペル」 毛布からはみ出た手を握りながら、つぶやいた。 スペルは眠ったままで、起きなかった。 ずっと言いたくて言えなかった。 交わっている最中にも、好きだとは言った。けれど、スペルには聞こえなかった。 好きだ、好きだ。 スペルの心に届いて欲しいような、このままでいて欲しいような、そんな複雑な感情が溢れ出る。 交わってしまったからには元の関係には戻れない。 かといって、交わることに怯えていたスペルに、無理強いはできない。 ああ…愛してるんだよ、スペル。 本当に、長い間の思いが恋に変わって、ずっと抱きたかった。 出会って、百年。恋に変わって、四年。 狂おしいほどのこの恋心はどうすれば良い? 「…スペル」 ぴく、と、握ったスペルの手が動いた。 「…クィン?どうした…?」 寝ぼけ眼で、ふわりと笑って見せる。 その笑顔に心臓が飛び跳ねた。 「いっ、いやっ、なんでもないっ」 上ずった声が出て、我ながら苦笑する。 「あ」 スペルが、クィンと手を握ってることに気づいて、あわてて振り払うように手を離す。 顔は一瞬にして真っ赤になり、何か言いたげに瞳を覗き込んできたが、そのうち会話がなくなったことが重く感じたのか、寝返りをうって向こうを向いてしまった。 「…」 「…」 会話が、無い。 「あの、スペル」 びくっと、スペルの体が震えた。 「な、なに?」 動揺している。 気まずさを紛らわすように、スペルが後ろを向いたまま答える。 「体、大丈夫か」 「…うん、ちょっと、痛い」 ひょこんと毛布から見える耳は、真っ赤だった。 「ごめんな、俺がもうちょっと優しく抱いてやれば…」 「!い、いいよ、そのことはいい」 スペルはプルプルと首を振った。その仕草さえ微笑ましく思えてしまうのは、気のせいだろうか。 相当自分は、スペルに入れ込んでるらしい。 立ち上がると、またもその気配にスペルの体が震えた。 そっと、覆いかぶさるように、スペルの手に己の手を重ねた。 耳元でつぶやく。 「なあ」 その声は熱を含んでいた。 「また、抱いても、良いか」 その声に、スペルが押し黙った。 何もいえない、硬直しているかのように体は動かない。 「好きだ」 と、クィンは続けていった。 「愛してる。それでは、駄目か?」 ____________ | __________ | | | | | | | □ STOP. | | | | | | ∧_∧ エロなしですみませぬ | | | | ピッ (・∀・ ) | | | | ◇⊂ ) __ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ #comment