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32-194 の変更点


*オリジナル、エルフ×ダークエルフとエルフのハーフ [#n5c24899]
#title(オリジナル、エルフ×ダークエルフとエルフのハーフ) [#n5c24899]
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                     | いきなりやってますが気にしないでください 
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 本編書くと長いのでエロ抜き出し。 
 | |                | |             \ 
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ 
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) 
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___ 
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  | 
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ぎしっ 
ベッドがきしむ。不安げに見上げてくるその顔が、たまらない。 
薬によって頬は上気し、体に服が、指がふれることさえ快楽に変わっているようだ。 
これはチャンスだ。 
とはいっても心の奥底に眠るこの思いを。あの人間の老婆は見透かしているのだろう。 
だからこのような要求をしてきたのだろう。 
これはチャンスなのだ。 
ただ、友人として接してきた関係が壊れるのを、どこかで聞いた気がした。 



二日前 
「すまないな、お前にまでこんな所までつき合わせて…」 
ダークエルフとエルフのハーフであるスペルは、赤い瞳をこちらへ向けた。 
ダークエルフの血が入ってるとは思えぬほど白い肌、長くみつあみにされた金の髪はとても美しく、女に見えても仕方ないと思う。 
ただその赤い瞳は、ダークエルフそのものである。 
とはいえ幼少期からその血のせいで村中から迫害されてきたのだ。 
ただ一人、その村のエルフ、クィンだけが好意を持って彼に接してきた。 
最初は心を閉ざしていたスペルだったが、半ば強引に仲間になり、接するうちに、友人として笑顔を見せてくれるようになった。 
 そう、クィンはスペルの事を見てきた。 
クィンは、幼いころから彼のことを。 
「いや、大丈夫さ。ケイがあんな状態じゃ、何人かはついていてやらないとな。お前一人では危ないし、そう思えばこの坂道だって…何とか…きっついけどな」 
ケイは腹違いの、スペルの弟だ。 
人間とエルフとのハーフになる彼は今、魂を死神に持っていかれている。 
その魂の行方を追うべく、この山を登っている。 
この山の頂上には、占い師が住んでいるという。 
「なんだって人間てやつぁ、こんな山のてっぺんに住みたがるかね」 
とても森を愛する種族とは思えないせりふである。 
昔から、クィンはほかのエルフとは一風変わった存在だった。 
だからこそ成長したスペルを見て、心底惚れ込んでしまったのかもしれない。 




中空に月が浮いている。 
まん丸の月は雲と雲の間で美しく光っている。 
その明かりを受けながら、スペルは微笑んだ。 
「疲れたな、今日は休むか?」 
得意の魔法で火をつけると、枯れ木に火を移す。岩場のちょっとくぼんだところに二人は腰掛けると、ぱちぱちと音を立てて燃える火を見つめていた。 
エルフには火をつけることはできない。 
火は破壊の象徴だ。それを付けることのできるのはダークエルフと人間だ。 
ダークエルフの血の入ったスペルは、とても攻撃魔法に強い。その細い体のどこにそんな力があるのかと思うほど、攻撃魔法を繰り出して戦う。 
だが、今となりにいるのは疲れてため息をつく、頼りなげな青年。 
弟のことを案じているのか、顔色が悪い。 
さらりと流れる髪が美しい。 
「大丈夫か」 
「…うん…」 
少しの沈黙の後、スペルが口を開いた。 
「ケイ…大丈夫かな…これでケイの魂がどこにあるのかわかるなら、何でもする…!」 
大丈夫、魂の輝きはうせていない。 
死神さえ何とかすれば、魂は戻ってくるのだ。 
その死神と魂さえ探し出せれば! 
「…気持ちはわかるが…無理すんなよ」 
クィンはスペルの肩をぽんぽんと叩いた。 





それが二日前。 
それがなんでこんなことになったのだろうか。 
自分たちはその後、山の上に立つ小さな小屋を見つけ。そこに住む老婆を訪ねた。 
何もかもを見透かしたような顔でクィンを見ると、二人を家に入れ、部屋をあてがった。 
だが占いをするには条件があるという。 
その部屋で。 
クィンが、スペルを抱けというのだ。 
最初は戸惑い、クィンは断った。 
だがそれではきた意味がない、と、スペルは受け入れた。 
クィンはスペルの肩をつかむと、本当にそれでいいのかと問いかけた。 
彼は、困ったように言った。 
「あ…お前が嫌なら…考える」 
「嫌じゃない!」 
「え」 
一瞬あっけにとられたような表情をすると、悲しげに微笑んだ。 
「ケイの命が助かるなら、私の体くらいどうってこと無いよ」 
体くらい? 
その程度にしか考えてないのか? 
そう思ったが、あえて口にしなかった。 
本当は今すぐ抱きたい。その唇を奪いたい。 
苦虫を噛み潰したような表情で、スペルを抱きしめる。 
こうして抱きしめたことすら初めてだったかもしれない。 
だが決心とは裏腹に、腕の中のスペルは震えているようだった。 





ベッドがきしむ。 
そんな音さえ卑猥に聞こえる。 
老婆とその下僕が見守る中、体を寝台に横たえる。硬い木に布を覆っただけの寝台に、横たわっている。 
普段は同室だ。いつも見慣れた光景が、今では違って見える。 
美しいスペル。このまま、このまま。 
「風呂が沸いておるぞ、長旅だったろう、する前に入ったらどうかね?狭いから一人用だがの」 
その言葉に飛び起きたスペルは、着替えを持って、下僕に風呂場に案内された。不安げな視線からすると、やはり怖いのだろう。 
誰もいなくなった寝台に腰掛けると、腰を曲げた老婆が杖をついてやってきて、愉快そうに尋ねてきた。 
「気分はどうかね?わしは何でも見えるぞ、おぬしの深層心理もな。心の奥で、あの美しいハーフエルフを抱きたかったのだろう?」 
「…」 
クィンは少しむっとして、顔をそらした。 
「何も異常な性癖だとは思わんよ。それよりあのハーフエルフ、童貞で処女じゃな。まったくの未体験者じゃ」 
男も女も相手にしたことが無い。 
その言葉に、反射的にクィンは老婆を見つめた。 
「…」 
「本当じゃ、わしの勘は当たるでな。おぬしが初めての相手となるわけじゃ。そうじゃのう…」 
なにやら近くの、大量の薬ビンが入ったたなから、一つの小さなビンを取り出した。 
中にはクリーム色の軟膏が入っている。 
「なんだ…これ?」 
クィンはそれを受け取り、蓋を開けて中を覗いた。甘いにおいがする。 
「すべりをよくする薬じゃ。追加効果も入ってるでな、それを使ってゆっくり楽しんでおくれ」 
けらけらと笑う。この老婆は何を考えているのだろう。 
「本当にこれでケイの魂の居所を探ってくれるんだな?」 
「もちろんじゃ」 
しばらく話し込んでいると、湯船から上がってきたスペルがいた。バスローブを着て、そのバスローブから見える胸板はピンク色に上気していた。 
髪は解いて、ゆるいロングのウェーブになっている。 
一瞬見ほれてしまったが、すぐにスペルの言葉に、はっと現実に戻される。 




「…クィンも入ってきたら?」 
少しうつむいて、恥ずかしそうに。 
クィンがベッドから離れると、今度はスペルがベッドに座った。髪はまだ濡れて冷たい。 
「じゃあ、はいってくるから」 
すぐに出よう。心の中ではやる気持ちを抑えながら、風呂場へと向かうクィンだった。そのクィンを見送って、スペルが手を振る。 
「いってらっしゃい」 
浮かべた笑顔は頼りないものだった。 
クィンの姿が見えなくなると、うつむいて床を見つめた。不安げな顔は、誰が見ても分かるほどだった。 
「不安かね」 
老婆は言った。 
「あ…はい…」 
「いい薬があるでな。飲むか?」 
またしても老婆は棚をあさる。出したのは、黄色や赤の粉薬だった。 
「ある植物の根から抽出した薬さ。飲めば不安なんてものはなくなるさ…、気持ちよくなりたいだろう。痛いのなんてごめんだろう?」 
「私は…その」 
老婆は台所から、おわんに水を入れ、粉薬を溶かした。 
溶かした水はとても綺麗なオレンジに染まり、その水面にスペルの顔を映した。 
「経験がないんじゃろ」 
「!」 
赤くなってうつむくスペルの頭をなでると、老婆は薬を勧めた。 
「そう赤くなるな、悪いことじゃないさ。だが男が男に抱かれるときは、どうしようもなく痛いと聞くのう」 
「私は…」 
「なんじゃ?」 
「いえ…薬を飲めば…少しは…よくなりますか?」 
薬を受け取って、オレンジ色の液体を見つめる。 
「少しはよくなるじゃろ」 
その言葉に、スペルは一気に飲み干した。 
甘くもなく苦くもなく、ただの水のような味に、スペルは首をひねった。 
本当に薬が入っているのだろうか。 
しばらくはなんともなかった。 
やがてクィンが風呂から上がった頃、その薬は効果を示しだした。 
スペルがうずくまる。 



カラン、と椀が床に転がった。 
「あ…」 
熱い。体が熱い。 
「熱い…あっ…」 
大きく呼吸をするスペルを見つけたクィンが、あわてて近寄る。背をなでようと触れた瞬間、大きく体が跳ねた。 
「あっ!!さ、触らないで…」 
熱い体に触れられて、すべての神経が敏感になっているようだった。 
「…おい!!何した、スペルに!大丈夫なのか!?」 
「媚薬じゃ。痛いのが嫌だというでな。ほれ、支度せんかい、辛いまま待たせとくつもりかの」 
うずくまるスペルの体に触れて、何度か嫌がったが、それでもそのままベッドに押し倒す。 
荒い息を上げてスペルが毛布をかぶる。 
クィンは、バスローブの腰紐を解こうとしたが、まだその場にいる老婆をにらみつけた。 
それに気づいた老婆は笑いながら下僕とともに、部屋を出て行った。 
「おおすまんすまん、軟膏を塗るのを忘れずにな」 
パタン、と音がして、扉が閉まる。 
あたりはスペルの荒いと息だけが響いた。 
「…苦しいか?スペル」 
赤い顔をしながら、何度かうなずいた。 
その額に口付けて、ゆるく笑った。 
「楽にしてやるからな…」 
そういうと、 
バスローブの紐を解く。 
ただし裸になるわけではない。少し肌寒いので、毛布を剥ぎ取って自分にかぶせた。その際、スペルを組み敷く形になった。 
「ちょっと寒いな。大丈夫か、スペル」 
「私はっ、あ、熱い、体が熱くて…はあっ、何とか、して…」 
熱い視線、乱れる吐息、乱れた着衣。 
何とかしてと訴えてくるその視線。 
頭を軽く持ち上げてやると、そのままクィンはスペルに口付けた。 
何度も何度も舌を絡ませて、唾液を飲み込んで。お互いがこれから行う儀式を暗示させるように。 
「んっ…はあっ…」 
初めての口付けに、戸惑うスペル。それでも振るえる舌を捕まえて、舐めあげて行く。 




 ____________ 
 | __________  | 
 | |                | | 
 | | □ STOP.       | | 
 | |                | |           ∧_∧ 長くなったのですん止め 
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) 
 | |                | |       ◇⊂    ) __ 
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