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*計画橙青エチー [#q940da21] #title(計画橙青エチー) [#q940da21] |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )またまた計画橙青、今回はヘボンなエチー有りだよ。 カチャカチャとベルトを外す音が、静かな部屋に響いた。 俺はベッドに腰掛け、自分の下半身に顔を埋めている男の顔をぼんやり見下ろしている。 「ん…っ…ふ…」 「ヒロツ……」 動きに合わせて揺れる前髪。 指先で触れながら名前を呼ぶと、ちらりと上目使いでこちらを見てきた。 「やらしいな…その目」 「んん…っ…」 くわえたまま首を振って否定するその姿が、どんなにやらしいか分かってるんやろか? 卑猥な水音は更に激しさを増していき、徐々に快楽が身体を支配していく様な感覚に襲われる。 「う…っ…あ、ちょ、ヒロツ…?」 さっき軽く虐めた仕返しだろうか。 舌の動きや吸い込み方が急激に激しくなって、段々こっちも余裕が無くなってきた。 「くっ…もう…あかんて…」 息が上がって苦しい。 ぎゅっと目を閉じて、快楽に身を委ねる。 「もう、出すで…ヒロツ…!」 「あ…駄目!!」 「へ?」 もう少しで吐精…という時に、何を思ったかヒロツは口を離して行為を止めてきた。 「……どないしたんや…新手の焦らしプレイ?」 「いや、その……」 「何」 「あまり言いたくないんですけど…」 「うん」 「……その……したくなりました」 「は?」 「っ…だから!」 急にヒロツが立ち上がって俺の手を掴む。 何をするかと思えば……それをいきなり自分の股間に押し付けてきたのだ。 …何て大胆。 「…………あー…」 「……分かりました?」 「めっちゃ勃ってるやん」 「そういう…事です…」 よっぽど恥ずかしいのか、ヒロツは俯いたまま顔を上げない。 その赤い頬に軽くキスしながら、股間に当てた手をゆっくり動かす。 「あ、ちょっと…名田気さんてば…」 「誰やったかなぁ…」 「…はい?」 「エッチすんの絶対嫌やから、フェラで我慢しろ言うたの……誰やったっけ」 「………っ……僕ですけど」 話している間にも、ヒロツの股間はどんどん硬さを増していく。 「珍しいなぁ…ヒロツから求めてくるなんて」 「…僕にだって、我慢出来なくなる時があるんですよ…!」 「お」 気付けば、ベッドに押し倒されていた。 しかも、ヒロツが上にまたがっている状態で。 「ヒロツ…重い」 「あ…ごめんなさ…!」 「待った!」 離れようとしたヒロツの腰を、がっちり押さえて阻止する。 「ちょ!名田気さん?」 「…もしかして…俺を下にしたいん?」 「いや、流れ上なんとなく…」 「何、騎乗位がえぇの?」 「正直…あまり挿れられたくは無いんですけど…」 話しながらぐっと腰を押し付けたら、さりげなく腰を浮かして逃げられた。 「まぁ、えーわ。ほら…脱いで自分で触ってみ」 「え…じ、自分で?」 「もっとして欲しいんやろ?」 「…………」 「睨むなって、恐いから…」 ヒロツはしばし鋭い目で俺を睨んでいたが、観念したのかおずおずとベルトを外し始めた。 「…すっごく…恥ずかしいんですけど」 「ほら、手ぇ動かさな気持ち良くなれんで?」 「ん…っ…分かってますよ…」 長い指がゆっくり動く度に、俺の上でヒロツが甘い声を出す。 「あっ…!」 「っと…大丈夫か?」 身体を支える足の力が抜けて来たのか、急に俺に覆いかぶさってきた。 耳に感じる、熱い吐息。 「ぁ…ん……」 「気持ち良さそうやなぁ、ヒロツ…」 「や…っ…!」 顎を舌先でゆっくりなぞると、今までとは違う声が上がった。 「弱いもんなぁ、顎」 「んっ…駄目だって…」 噛み付いたり、舌を這わせ吸い付く度にビクビクと痙攣するヒロツの身体。 「…もう、イキたいやろ?そろそろ、これ使うわ」 「……あ……それ…」 枕元に投げ出されていたローションの容器を手に取り、ヒロツに見せる。 「冷たいけど、我慢してな」 「わ…っ…嫌ですって…!」 たっぷりのローションにまみれた指で、ゆっくりアナルに挿入。 嫌がるヒロツの顔を楽しみながら、奥まで指を進めていく。 「どう?痛い?」 「っ顔…見ないで…」 「めっちゃ、えー眺め…」 普段のヒロツなら、行為の時は絶対に顔を隠して見せてくれない。 それが今は、俺の上で泣きそうな顔をして喘いでいる。 「恥ずかしいから…あっ…」 「ここ?」 「あぁっ…だから、嫌だってぇ…!」 ローションが渇く度に何度も垂らして、指の抜き差しを念入りに繰り返す。 「恥ずかしいから…あっ…」 「ここ?」 「あぁっ…だから、嫌だってぇ…!」 「ぁ…何か、変な感じ…」 「気持ちえぇやろ?」 「っく…あぁ…」 「いい声…出すやんか」 顔は何とか腕で隠せたみたいやけど、声だけは抑えられずに俺の欲望を絶え間無く刺激し続けていた。 「もう、イケるんちゃう?」 「…あ…」 指を抜いて、充分に勃ち上がった自分自身にもたっぷりローションをつける。 「腰、浮かせて…」 「……こう…ですか?」 「そう…力抜いて…っ…」 震える腰を押さえて、ゆっくり挿入していく。 ローションでたっぷり馴らしたお陰か、いつになく順調に。 しかし半分まで入った所で、急にヒロツが身体を強張らせた。 「ぅわ…力抜けって!」 「っ…あ…やっぱり、嫌です…!」 「ちょ、ヒロツ…二度目の待ったは無しやで!」 「いや……早く…抜いて…」 「…どないした?痛いんか?」 優しく髪を撫でながら、なだめる様にキス。 ヒロツは俯いたまま、小さく首を横に振った。 「苦手なんですよ…」 「何が?」 「この体位………」 「は?」 俺の反応に、ヒロツは恥ずかしそうに目を逸らして呟く。 「この体位だと、普通の時よりも奥まで入るから…抜けなくなりそうで恐いんですよ…」 何を言うかと思えば。 「…という訳で、出来ればいつも通りに…」 「ヒロツ」 「はい?」 「めっちゃ奥まで挿れたるから」 「え?あっ…うわぁ…!」 もうどんな抵抗も俺には効かない。 腰をがっちり掴み、奥まで一気に貫く。 「あっ…!!」 「っ…ヒロツの中…きつくてすぐイキそ…」 「名田気さ…卑怯、ですよ…こんなの…」 「でも…感じてるやろ?」 「いっ…そんな動いたら……あぁっ…!」 腰を思い切り突き上げる度に、ヒロツの嫌がる声が段々甘くなっていく。「んん…っ…あ…はぁ…」 「ヒロツ…気持ちいいやろ…?」 「ぅ…ん…」 ゆっくり身体を起こして、近付いた唇に深くキス。 激しく舌を絡ませたら、後は本能のまま求め合うだけ。 「このまま…イこうや…」 「ん…っ」 キスを続けたまま、俺は再び腰を動かした。 吐息混じりの嬌声が耳に響く度に、互いの動きは激しさを増していく。 「っ…俺、もう限界みたいや…」 「…ぁあ……っ…僕も…!」 下腹部に生温い温度を感じたと同時に、熱い粘膜が俺をきつく締め付ける。 その刺激に追い込まれ、次の瞬間には俺もヒロツの奥深くに吐精していた…。 「ヒロツ…」 「……………」 「なぁ…いいかげんこっち向いてくれへん?」 「………………もう貴方の顔は見れません」 行為が終わってから、ヒロツはずっとこの調子。背中を向けたまま、ベッドの隅で拗ねている。 「そんな恥ずかしかった?」 「当たり前です!!」 「ヒロツ…」 「…………何ですか」 後ろからそっと抱きしめて、風呂上がりの紅潮した頬にキス。 微かに身体が震えた気がしたのは、気のせいか。 「好きやで」 「そんな言葉…聞き飽きましたよ」 「……愛してる」 「……………それは、あまり聞いた事…無い」 さっきより真っ赤に染まった頬。 もう一度キスして、今夜はもうおしまい。 「そろそろ、寝よか」 「………はい」 今夜も二人、背中合わせで感じる幸せ。 明日もきっと、お前を愛してる。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )番号ミスやら何やら、長々と失礼いたしました…。 #comment