Top/15-160
15-160 の変更点
- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
- 15-160 へ行く。
- 15-160 の差分を削除
*呆×突 [#l04a7940] #title(呆×突) [#l04a7940] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ゲ仁ンという設定のオリジ。保宇(ボケ ×十都(ツッコミ 第4弾。 ____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 3の続き。スタジオでの収録中。 | | | | \ | | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 前スレ631・632thx!!姐さん達に捧ぐぞゴルァ | | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) | | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ スタジオでの収録が始まった。 中堅の先輩方と大勢の若手芸人のトーク番組。 流石というべきか、時折誰かがスベることもあるけど、テンポ良く会話が進んでいく。 あるコンビが仲えぇという話が一段落した時、ふいに先輩芸人の司会役が俺らに話を振った。 「ファンシーマンの二人も、なんかめっちゃ仲えぇらしいやん?」 俺らのコンビ名。けど周りにおる奴らが口々に反応する。おもろい事言うて、0.1秒でも多く映ったろうと皆必死や。 「あぁ。よぉ聞きますねぇ。」 「そうですよー、こいつらほんまベッタベタですよ。」 「保宇さんがむっちゃ構われたがりなんですよ。」 そんなに有名なんやろか俺ら。 確かにその辺のコンビよか、付き合いも長いし、プライベートでもめちゃくちゃ仲良いけども。 おもろそーな話題を探す。あぁ、そうや。あれにしよ。この前の、楽屋でやっとったやつ。 「この前楽屋おる時、カフェラテ、コップにストロー刺すみたいなやつ、あれ僕好きで、飲んでたんですよ。」 話し出した瞬間周りの視線がぴっと一点、自分に向く。 勿論皆、話を聞いて楽しもうという気持ちもあるんやけど、 その話から、ウマいこと言うたろうと思てるのが、無意識の内にあるのを感じた。 まぁ、それが仕事やから。 「そしたらこいつが”ちょーだい”て言うて来よるから”えぇよ。”って言うたら、 ”ストローも1本あれへん?”って。”そのまま俺ので飲めや”、 て言うたら、”ちゃうねん!”てワケの分からんこと言うんですよ。」 周りは相槌を打ったり頷きながら聞く。 でも何でか保宇までにこにこ頷いてる。ちょぉ、お前のこっちゃで…? 「ケータリングのカゴん中に探し始めて、そしたらそん中に何本かストロー見つけたみたいで、 そこからとってもう1本フタに差したんですよ。”何しとん。”ちゅうたら えっらい満足げな顔で、”ちょ、見てこれ!バカップルジュース!!”目の前持って来るんですよ。」 笑いでスタジオが沸き、司会がすかさずツッコむ。 「え、アホやん!何してんの!」 良かった、ウケた。密かに安堵しつつ笑って続ける。 「”何やこれ飲みにくいわ”とか言いながら男二人で飲みましたよ顔引っ付けて!」 「えぇ、飲んだんかい!!」 そしてやっと他人事みたいに聞いてたアホが口を開く。 「普通のストローやから二人で飲むには短いんですよー。」 「問題そこちゃうで。」 思わずツッこむ。何言うかと思ったら、ボケよって。…いや、多分素やな。 「やる意味分かりませんけど、自分でも。そんなんカフェとかでカップルがやっとんの見たら、 後ろからパンパーン!て叩きたぁなりますわ、俺やったら。」 言いながら空で2発、カップルにツッこむ素振りをする。 何か言う度、周りが頷いて、笑ってくれるのが嬉しい。 「とっにかく暇やったら俺に絡んでくるんですよ。」 「だってお前にツッコんでほしいねんもん!」 小さい子供か媚びたアイドルのように頬を膨らませて唇を尖らせる。 その顔を両手で挟んで思いっきり潰してやる。不細工な顔。 「もん、やあるか!お前たまには他の芸人さんとこ絡みにいけや!」 「ちょ、俺別に後輩とかと全く遊んでないわけちゃうねんぞ! ただちょっとした待ちの暇には行ってへんだけや!」 「行けや!ちょ、ホンマこいつどうにかして下さいよ!後輩の特にツッコミの皆、こいつと遊んだってくれ。」 司会に頼むように言い、後輩の芸人数人を見遣る。コレ、あんまり冗談ちゃうよー。 「ひどっ!」 とあいつは明らかに作りの極端に悲しそうな顔をして叫んだ。 「保宇、むっちゃ甘えたやな!十都、後輩に押し付けんな!お前の相方やろ!」 俺ら二人を含め、皆笑う。笑いながら、多分この収録後もっとしつこくちょっかいかけられて、 べたべた甘えられるわ…という予想が頭を過った。 こういうのをネタにしたら絶対そうなる。俺にウザがらせて面白がる嫌がらせっちゅうか。 で、それをまた俺が仕返しにどっかでネタにするからいたちごっこ。エンドレス。 でも、別にそれを鬱陶しいと思ってへんのは、お前ウザいと言う俺が、 相方とじゃれて遊ぶ為の口実やからなんやろう、多分。 案外甘えたで構われたがりは俺の方なんかも知れん。 ____________ | __________ | | | | | | | □ STOP. | | | | | | ∧_∧ 関西弁だと、他地方の方には読みにくいかも…。 | | | | ピッ (・∀・ ;)コンビ名の訳は愛人。 | | | | ◇⊂ ) __ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || | #comment