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流石兄弟、あんまり中身はない。

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 | __________  |     ウェブに貼るにはちょっと短くちょいエロなんで、
 | |                | |     こっちに貼ってみる。
 | | |> PLAY.       | |     ――――――v――――――――――
 | |                | |           ∧_∧ 
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) 
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |
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 兄者は俺はヒッキーだとちょっと得意げにいつも言うけど、たぶん本物じゃない。
休みがちだけど大学には行っているし、オタ友達も少しはいるみたいだ。頭はあん
まり良くないけど何故か学校の成績はそれほど悪くはなかったみたいで、無事に
大学に合格している。
 ただ、絶望的に社会性に欠け、人付き合いがヘタで他人との関係が薄いから外
に出る機会が自然と少なくなるというだけだ。
 そんな人としてダメな兄者に俺はもう3年以上も恋をしている。仮にも思春期の
暴走しがちな時期に好きな人と寝食を共にするということが、どれほど苦しいもの
だったか、周りの人間が一人残らず俺をクールだと評することからもわかると思う。
以前の俺はそんな風に言われたことはなかった。
 でも、地獄の苦しみを味わいながら、甘くて切なくて楽しい至福の瞬間も同時に
味わってきたのも事実だ。それに苦しみには結構慣れるもんで、ここ1年ぐらいは
比較的、落ち着いている。感情が薄れてきているのかとも思ったりしてみるけど、
兄者が寝ている隙に触れる唇は相変わらず俺を掻き乱す。何もかも忘れて、全て
を奪ってやりたい衝動は時が経つにつれて募る気がする。
 今も、寝ている兄者の顔を眺めながら、頭の片隅で何をしているんだ俺は、と
ブレーキをかける。

 兄者は大学に通いだしてから連日の夜更かしで朝はいつも寝ている。最近、俺は少し
早めに起きて兄者の寝顔を眺めて、薄く開いた唇にキスをする。
 初めて触れたのはもう1年以上も前だ。最初は起きないかビクビクしながら眺めるだけ
だった。そのうち、寝たらめったなことでは起きないってことがわかってきて、手で触れて
みるようになった。自分に似た顔がなんでこんなに愛しいのか確かめるようにまぶたとか
頬を撫でた。触れば触るほど兄弟に欲情している背徳感はだんだん薄れて、好きだけど
兄弟の、しかも兄に性的な行為を施すことへのタブーはだんだん敷居を下げてきた。最
初は考えられなかったキスも、繰り返されることで日常になる。
 そして、朝っぱらから実の兄の唇を貪るのが習慣になった。薄く開いた隙間から覗く舌
を舌先で触れる。脳が蕩けるような快感。青いカーテン越しの朝の光のなかで、清浄な
空気の中でまだ欲望を夢のように考えている兄のそこだけ深夜のような湿って暖かい舌
を貪る。
 Tシャツの中へ手を差し込み、素肌を撫でる。小さな乳首を弄る。いつか止まらなくなる。
そう遠くない未来に破綻は訪れる。もう、タブーというブレーキは壊れてしまって、

眠りが覚める程の行為に慣れて、蕩ける甘さを知ってしまった。
 小さくうめく兄者に身を離す冷静さが今はある。知られることの恐怖はかろうじて残っている。
 身を引いて、制服に着替えていると「うーん」と声がした。胃のちょっと上ががぎゅうっと引き
ぼられる。
「ふぅ・・・今何時?」
「まだ、7時だよ」
「そうか・・・・おはよう」
「うん」
 着替えを終えて、さっき貪った唇を信じられない気分で見る。Tシャツの胸にポツンと小さな乳
首が見える。
 終わりの見えない苦しみがドッと頭の上に圧し掛かって、なんだか涙が出そうで俺は早々に
部屋を出た。背中に優しい兄者の声がした。
「いってらっしゃい」

 その朝、閉じたドアの前で少し泣いた。

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 | | □ STOP.       | |                とりあえずこれで終わり。
 | |                | |           ∧_∧  続きを書くつもり。
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |
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