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振動×剤然(530 -7)

530です。他の方の作品を待つ間、また2レス使わせて下さい。

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「や、勉強になりました。症例が豊富で素晴らしいですね」
「はは、数だけはこなしてるんですよ。国にこき使われていると言った方がいいかな」
冗談まじりに答えた剤然はまた真顔に戻る。
「ところで先生、できれば先ほどの失礼のお詫びをしたい。仕事に戻られないのなら
一杯奢らせてはいただけないでしょうか」
「別に失礼など。気になさる事はありませんが、」
瞬間大きな瞳が曇ったのを見て振動は急いで言葉を継いだ。
「……そういえば私も喉が渇きました」
彼もこの、人を惹きつける笑顔を持った外科医ともう少し話してみたいと思っていた。
財前は大きく頷く。
「お誘いしておいて何ですが、私は横浜に不案内です。振動先生、どこかご存知あり
ませんか」
下駄を預けられた振動は少し考え回した。
「ビールと、軽く食事ができるような所でよろしいですか」
「ええけっこうです」

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