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萎えの配達員

『ユーたちに安穏は訪れないzqます・・・それではごきげんYO!』
(何とかしないと!)
マコティエルは、薄れ行く意識の中で必死に対抗する魔法を思い浮かべた。
(・・・・・・これは・・・時を止める呪文アヌス・・でない・・・と・・・)
だが、彼とイヤミエルは罵声と姫の飛び交う中、まほうによって羽をもがれ、地上の何処かにほうりださぇた。

「う・・・うん・・・?」
マコティエルが目を覚ますと、そこぁしろいへやだった。
おおきなベッドに、ブラウスに着替えさせられてねかされていぁ。
「目がさめたザマすか?(ニヤリ」
「はっ・・・おまえは…?」
目の前には憎き敵、イヤミエルが不適にたたづんでいた。
「イヤミエル!」
「もう私は天使じゃないざます」
 イヤミエルはふう。とため息をつき、髪をかきあげた。

 イヤミエルはふう。とため息をつき、髪をかきあげた。
「堕天したものが翼…エルを名に残すことは許されないざます。これからは貴方はマコト。
私はイヤミという名になるざます」
「ふざけるな!卑劣な嘘をついてr…!【怒」
 マコティエル・・・いや、マコトはベッドから跳ね起きると迷わず拳を振り上げた。振り上げた…
驚愕しながら、殴りかかろうとしていた相手――イヤミを、揺らぐ鋭利な双眸で見上げる。
「Σ・・・!」
「嘘なんかつぃてぃなないザマすよ。誰が何を言ってもここは人間の世界ざます」
イヤミは何処か、ひにくげな口調で、マコトにょ拳を収めるように手のひらで包んだ。
「ココは・・・まあ若いユーに言っても無駄かもしれないざますが、イースター島というところざますよ。
太古の人間の創った石造の人形…モアイという像の立ち並ぶ小さな島ザマす」
 そして困惑したようなマコトに。窓の外を見るように促す。
 海、空、そして、海の向こうを見つめている無数の石像達。
「寸分たがわぬようで、個性があるザマす。中にはふんどしをしめたものもいるらしいざますが」
 イヤミは視線を窓に向けたままのマコトに言った。
「ユーは手ひどい怪我を負っていたざます・・・出血多量、内臓破裂、その他。あれを見に、外へ出られるようになるには今しばらくかかるザマす・・・が」
人事のようにイヤミは言った。
「・・・このくらいのことならたえられるざましょ?」

どさ、とぃぅ音とともにマコトはイヤミにくみしかれていた。
「・なっ・・・!やめろ!離せ!!何する…」
「男2人がベッドルームにいたらやることはひとつざますよ?」
その言葉に。マコトは硬直した。
「な・・・」
「ミーのセックスでプレグナンシさせてあげるざます」
びりぃ、という大きぃな音とともにブラウスがさけ、マコトのほっそりとした淡雪のような白く美しい肌が露出する。
「流石は元天使、ざます」
「きゃ・・・」
イヤミに組み敷かれたからだが悲鳴を上げている。その痛みで、これが夢や幻ではないことを悟るマコト。
だが、イヤミはその考えにマコトがたどり着く前に、マコトの胸のルビーを探り出した。雪原に置き去りにされた赤い華のような、
ぽつんとした突起にイヤミは吸い付いた。
「んきゃはあぁぁぁぁん」
初めて感じる、びりっとした感覚に、元天使の少年は、体をくねらせて喘いだ。
「…淫乱」
イヤミはにやっと笑うと、さらにもう片方の突起を撫で回した。見る見る固くなる、肉粒。
「だぁ・・・ふぅん・・・」
羞恥に震えるマコト。
すでに抵抗する気力もぅせ、ただイヤミに流されるままに成っている。(ンなわけないでしょ!
さらに二つをもてあそびながら、イヤミはマコトの首筋に、すっと形の良い唇を寄せた。
「あうっ!(泣」
再びそこがあらわになったときには、赤いあとが付いていた。
「…今日をどれほど待ちわびたか…」
イヤミはそれをいとおしげに見つめ・・・

「・・・・・・?」
マコトは、ふとイヤミの重みが無くなったことに気がついて頭を上げかけた。
が、いくばくもたたなぃうちに
「きゃああああああああ!」
悲鳴のような、嬌声を上げてベッドに見を静めてしまった。
「いやんっ・・・何を…つ!!」
「ユーの唇に罵詈雑言は似合わないざますよ…?」
LERO、と長い_をマコトのポッキーに絡ませながら、イヤミはしごく幸せそうに逝った。
少年の聖機はまさに神が創った、と呼ぶにふさわしい可憐なものだった。使い古された、三流ドラマの言いようを使うなら――むしゃぶりつきたくなるような。
陶器のように白くすべらかな肌と同じような色合いだが、先端はまるで開いたばかりの桜を思わせる。さらに、そこからは至上の甘露がにじみ出ている――
LEOLEROLEROLERO・・・
「ああん・・・ぃ、やん・・・あはぁ~ん・・・!」
マコトは、イヤミの舌が底をかすめるたびに嬌声を上げた。
どうしよぅもない快感が、翼を無くした背筋を這い上がって、やるせなぃきもちにする。
「・・・なんで・・・こんなこと」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
イヤミはマコトの性器を離した。
露の滴るような唇で、告げた。
「・・・ミーは・・・ユーを恨み…憎んでいたざます」
「・復讐・・?」
つぶやぃたマコトの言葉を無視して、続ける。
「聖書の救い手として生まれたユーに、恵まれた世界の隙間で育ったうすぎたないミー。
 不自由の無いユーと、自由の無いミー。・・・復讐?」

頭を振って、続けるイヤミ。
「最初は其のつもりだったざます。平穏で甘ったれた世界で暮らす、上級天使たちに世の中を教えて差し上げるために反旗を翻した――これが復讐以外の何ざます?・・・だけどざます・・・ミーはユーを見るたび、憎しみとは違う感情があるのにも気がついたざます・・・」
そこまでゆっくりと話すと、イヤミは呆然としているマコトの唇に、KISSをした。
ハゲシク、アマク、ドウシヨウモナククルオシイカンジョウヲスベテブツケタ、キス。。。
「・・・つは」
「・・・憎しみなどではないざます。これは・・・」
すでに、愛。
憎しみ、悲しみ、恨みつらみ全てを超えて――

「・・・・・・それに」
「ひゃあ!」
イヤミの指が、マコトの肛門に舞い降りた。
まるで――堕天前の彼等のように。
「ユーのこの可愛いヒップが・・・敵のはずのミーにも、ぐちゃぐちゃに突っ込んで欲しいと語り掛けてくるざます」
「ああん・・・うう・・・いやぁ・・・」
イヤミはゆっくりとマコトの薔薇の蕾のようなすぼまりを撫で、ほぐし・・・ゆっくりと指を挿入させた。。。
「うふぅ~~ん・・・だめぇ・・・モアイが見てるっ・・・!」
「そんな事を言って・・・ユーのベニスはもうこんなになってるざます」
「嗚呼・・・!!」
ぎゅう、とそこを握られ、溜まらず少年は喘いだ。

「其れに・・・こっちも」
くちゅ・・・くちゅ・・・そんな音が漏れてくる、マコトの後孔を必要以上に掻き回しながら、イヤミはいとおしそうに微笑んだ。
「こんなに溢れかえらせて・・・全く、元天使も形無しざますね?」
更なる羞恥に体を震わせる少年の体に、畳み掛けるように青年は舌や掌を這わせる・・・
「いっ・・・ああん・・・!だめ、いっちゃう」
「いくざます・・・」
「跳びます、跳びますぅぅ!」

ひくひく、と少年が甘露以上に甘い液を、その性器から迸らせる。
甘んじて其れを受けとめたイヤミは、すでに濡れぼそったマコトの後にぬりつける。
「自分の精液でプレグナンシするかも・・・?」
「・・・だめぇ・・・」
いやいや、と首を振るマコト。
「安心するざます」
青年はそう言って、少年の足を胸に付くくらいまで折りまげ、其処をあらわにするー―
「少なくとも・・・孕むのはミーの子ざます」
「い・・・や・・・・・・み・・・えるぅ・・・」
か細い、喘ぎ混じりの泣き声。
其れに押されるようニー―イヤミは、彼自身を挿入した。
「ひあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんっ!」

「すこし・・・大げさざますよ?」
イヤミはそっと微笑むと、マコトのくびすじにキスおした。
「うごくざます・・・」

ぴょん、ぴょん、ぴょん・・・

「ああ~ん、いやぁ~!!」
しょっぱなからの激しい動きに、行為自体はじめてのマコトはついていけるはずも無い。
「恥ずか・・・しい・・・もう歌うしかない・・・!」
「いいざますよ?」
はあはあと息を切らせながらも、マコトは歌い出した。
「日本の未来はイエイエイエイエ あんたと私もオウオウオウオウ ♪・・・っああ!」
「言い声ざますね・・・出来れば喘ぎ混じりのほうが良かったざますけど」
其の言葉が、さらに少年を刺激する。
「ばっか・・・ぁん・・・ ばっかぁん・・・」
「・・・ユーももう・・・一人の少年に過ぎないざますね・・・」
こちらもずいぶんと余裕なく、腰を打ちつけながら、イヤミが言う。
「・・・全ての責務から解放された・・・のざますよ・・・?」
「・・・ぅうんっ・・!何。を・・・」
思わず聞き返すマコト。
其れに、イヤミは腰を止めて答えた。

「もう・・・・・・ユーを救ってくれる・・・存在は・・・無いざます。つまり其れは・・・同時に・・・・・・・・・ユーも誰かを救う必要がなくなるざますよ」

過多な期待を押しつけられた、救い手の天使の安息のとき。

「Σ・・・・・・!!」

マコトは思いきり目を見開いた。
そう言えば。
これまで、自分の意思で何かしたことがあったか。他人に操られるままのようではなかったか・・・

「・・・そう言うことざます」
「イヤミ・・・・・・」

いがぐりのような心(ハート)をかかえた少年の、汗と、よだれと、欲望にまみれた小さく端正な唇が。
いま、自分の意思で、青年の其れと重ねられた。

「いやあ!いやああ!!」
「・・・・・・・くぅ・・・」
もう、絶頂も近い。
心が、体が、とろけあい、ひとつの旋律をかなでー―
「中に・・・出すざます・・・・・・!!」
「嗚呼嗚呼嗚呼っ!は、はじまるぅぅぅ・・・!」
とろりとした体液が、マコトの胎内で弾けた。
同時に、彼自身もくな、と体を預ける。

「・・・・・・いや、み・・・」
「・・・愛してる・・・ざます」

反乱者と、討伐者。
闇と光、善と悪。
全く違う二人は引かれあい、共に天から堕ちた。
其れは終わりで、――また始まり。

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