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萎えの配達員

ぶった切ってスマソ…

「イヤミエルだ…マコティエル殿を人質にとって…!!」
「何と言うことだ…」
 次々と自らに向けられる剣。それを見て――イヤミエルは絶望した表情を――
『やむおえないざます』
 。。。浮かべていない。むしろ、狂気混じりのようにすら見える笑みをうかべて。
 その手が空中に不思議な図形を・・・引いては文字を描き始める。その軌跡が光の筋となって保管され、ひとつの「魔術」を作り上げる――
「・・・いまさら何を」
 ざわめく兵士と困惑するマコティエル、その両方から目をそらすイヤミエル。
『気がつかない、ユーが悪いざますよ・・・?』
「だから・・・」
 なにに・・・?
 そう聞こうとした戦闘の天使に、裏切り者は独り言のようにささやいた。
『…ユーにはその罪を償ってもらうざます』
 イヤミエルは止めど無く文字を描きつづけ――そして。
 ひとつの大きな魔法を完成させる。 
『共に堕天していただくざんすよ』
「な・・・・・・に。。。」
「なんだと!?」

 驚愕があちこちで重なった。

「貴様正気か!?」
「地階――人の世界へと降りるなど正気のさたでは」
「マコティエル殿!!」
 イヤミエルは口口に叫ぶ兵士達に渋面を向けた。

『ミーの反乱はひとまずココまでざますよ。・・・これで終わりではないざますけれどね!
でも!』
 そこまで一息に叫んだイヤミエルは渋面を崩した。晴れやかなまでの狂った笑みをその場の全員に見せる。

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