Top/S-107

ボード入社時のお話

 ____________      日曜朝8時からの闘うお兄さんの話だカラナ
 | __________  |     後輩×先輩、某度入社時のお話だカラナ
 | |                | |      無駄に長いけどエロくないカラナ
 | | |> PLAY.       | |     ――――――v――――――――――
 | |                | |           ∧_∧ 
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) 
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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スカウトされて某度って会社に入ったばかりの俺、兼崎は
ア/ンデッドから人類を救う仮/面ラ/イダーになるべく今二ヶ月の研修期間中。
ラ/イダーシ/ステム1号、つまり俺の先輩、立花さんによる特訓の毎日だ。
立花さんはすげー厳しい。まぁ命かかってるから当たり前っちゃ当たり前なんだけど
もう少し優しく教えてくれないかな~なんてたまに思う。
たまにだ!厳しくても俺の為にやってくれてるって、俺、わかってるからさ!
シミュレーション研修の後は俺が死んでいたであろう場面の対処法を徹底的に教えてくれるし。
俺が強くなる為に一生懸命教えてくれてんだって思う。

今日も朝から特訓でクタクタになって寮に帰ってきた。
家に帰る暇も無いのでこの二ヶ月は会社の寮に泊まってるんだけど
ぼろくてもやっぱ我が家が恋しいなぁ…
っつーか家賃払ってねぇよ。うちの大家さんうるさいからなぁ
ここ給料安いしこれからもきっついなぁ
でも人類の為に闘うんだし頑張らないと。
俺、皆を助けたいんだ。

立花さんはずっと寮住まいらしい。
今まで一人しか居なかったからなーラ/イダー。
大変だっただろうなー…
俺、がんばんなきゃ。
早く一流のラ/イダーになって立花さんと対当に闘えるようになって
ア/ンデッドを封印しまくって平和な世の中にするんだ!
そうだ!頑張ろう!!明日はもっと早く起きて、もっと特訓しよう!
立花さんにもお願いしよう!やばっ褒められるかも…
褒められる?あの立花さんに?しかめっ面しか見たこと無いけど、笑う事もあんのか?
褒められる、かな?笑顔、見てぇな…ちょっと内線かけてみるか!
TELLLLLLLLLLLLLL…
?出ないな。もしかしてもう寝てんのか?
まだ10時だけど…
TELLLLLLLLLLLLLL…
ガチャ

「あ、もしもし立花さんですか?」
「…」
「あれっ?もしもし?もしもーーし!」
「…ん?」
「立花さん?兼崎ですけど」
「ん」
「寝てました?すいません。…あのー、明日なんですけどー」
「んー」
「朝、8時からって言ってたけど、俺、早く強くなりたいんです!
 6時30分からお願いしてもいいですか?」
「ん?おねがい?」
「はい!!お願いします」
「ん」ガチャツーツーツー
「あれっもしもし?!もしもーし!」

全然褒められなかったな…

「いねーし」
約束通り6時30分に研修場に来たけど、立花さんが来ない。
立花さんは遅刻しない。
明らかに起きたてみたいな日はよくあったけど遅刻だけはしない。
やっぱり昨日のは伝わってなかったみたいだ。
仕方ない、起こしに行くか。

ピンポーン
「立花さーーん兼崎ですーおきてくださーい」
ピポピポピポピポピポピポピンポーン
居ないのか?もしかして入れ違いだったとか?
「たーーーちーーーばーーーーなーーーーさーーーーーー」
バンッ「うるっっさいわねーなんなのよ朝から!!」
「ウェッ弘瀬さん!立花さんの部屋の隣にお住まいで…?」
「なんだ兼崎君じゃない。違うわよ。こっちは仮眠室。
昨日夜ちょっとトラブルがあっからここに泊まったの。
何?立花さんに用?無理よ立花さん外から呼んだくらいじゃ起きないわよ」
「そ、そうなんですか?」
「もともと寝てたら起きないけど、昨日夜遅くトラブルがあってね。
立花さんも朝方までそれにかかりっきりだったから、余計ね。」
「えっでも10時には寝てたっぽかったけど」
「立花さん忙しい人だから。ラ/イダーだけど研究員でもあるから。
それに加えて今は君を育てなきゃならないし、ちょっとでも時間が空いたらその時が寝る時なのよ。」
「そうなのか…俺は、自分の事しか… すいません!俺、一人で頑張ってきます!!」
自分の考えて多事が恥ずかしくて、ダッシュした。
俺は、俺は、ちくしょーーーー!立花さんが来るまでに腕立て1000回やってやる!
…とか思っていたのに弘瀬さんの次の言葉に俺はユーターンせざるを得なかった。
「ちょ、どうしたのよ兼崎君!立花さんの部屋の鍵はいいのーー?!」
「なんだって?!」

立花さんを起こすのは至難の業
というわけで立花さんの部屋の鍵は隣の仮眠室に常備してあるらしい。
立花さんのプライバシーって…

ガチャリ
当たり前だけど鍵が回ってしまった。
うわ…なんかドキドキする。悪い事してるみたいだ。
「失礼しまーす…」
中は質素なものだった。
ワンルームで俺の部屋よりやや広め。
机の上には繋ぎっぱなしのパソコン。
小さな冷蔵庫。窓にはブラインド…ぺちゃんこの寝袋みたいなものから、人の寝息が聞こえてきた。
「たちば…」
あれっ?そういえば、入ったはいいけど…
俺もう立花さんを起こす気無いんだった。
じゃ、なんでこんな事してんだ?
強くなるための腕立て1000回は?
あれ?おかしくないか俺?
自分の行動が自分でわかんなくて、しばらく体育座りした。

立花さんは起きそうにない。ずっと規則正しい寝息が聞こえている。
…疲れてんだよなあ
俺は、自分の事しか考えないでこの人の時間をさらに奪おうとして。
馬鹿だから、一回で覚えられないし。ほんと、足引っ張ってばっかだ。
褒めてもらおうだなんて…馬鹿みてぇ。
強く…なりてぇな。いや、なるんだ。この人が少しでも楽になるように。
平和な世の中になって、立花さんの笑顔が見れるように。
立花さんの笑顔が、笑顔が、寝顔が、寝
寝顔…今寝てんだよな。
珍しい物だからちょっと見ておこうかな~
寝てるときもしかめっ面だったりして…

立花さんは顔まで寝袋みたいなのに埋まるように寝ていた。
俺はそっと近付いて、寝ている立花さんの顔の横に正座して、
顔に触らないように寝袋に手を掛けて、そっと下ろしてみた。

び っ く り し た 。
すげええええええええええびっくりした!!
なんで目開いてんだよ!寝てないのか?あんた寝てるんだろ!普通に寝てくれよ!!
寝息は相変わらずだから、どうやらこれでも寝ているらしい。
目が大きい人は寝てる間に目が開くとか聞いた事あるけど、本当だったんだな…
あまりの恐ろしさにマジマジ見ていたら色々気が付いた。
例えば眉間のしわがない。目つきも普通。いつもは睨んでいるような一重だけど、
この人本当は二重だったんだ。しかも結構なくっきり二重で切れ長、垂れてて黒目がちな澄んだ目をしてる。
鼻はスッと通ってるし、これあれだ、イケメンてやつだな。
あ、この唇の形好き。いいなー俺もこんな唇欲しい
ちょっと開いてて、よだれのあとみたいなのがついている。熟睡だなー
「かわいいー」

はっとした。
今、立花さんのほっぺたつっついてたのか俺?
唇とかぷにぷにしちゃってたのか俺?
よだれの後とかふいてあげてたのか俺?
最初は正座してたのに、いつのまにか頬杖ついてスゲー近くで見てるし。
俺、もしかしてヤバイ人?

ああーもういいかな~今日は。
俺ってイシハクジャクだ…腕立て1000回は明日絶対やりますから、すいません!
なんか、もうちょっとこのままで居たくてどうしようもないんだよ。
立花さんのまぶたを手で覆って、開いた目を閉じてあげた。
「あ、もっとかわいくなった…」
もういい。かわいくていい。だってなんか、かわいいんだからしょうがねぇや。
やっべニヤける。
笑顔もかわいいんだろうなぁ…
いつか笑顔も見たいです立花さん。
平和になっても、一緒に整備とかしちゃったりしてさ、
二人で、二人で一緒に頑張ろう!とか言っちゃってさ、たまんねー!
俺、頑張ります。もーめちゃくちゃ頑張りますから!
もっともっと、スッゲー頑張りますからね!

ひとしきり立花さんをながめた後、いつの間にか寝てしまったらしい俺は、
その後自力で起きたらしい立花さんの一撃で起きる事になる。

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 | | □ STOP.       | |
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 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) そのうち後日編も見る予定だからな。
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中途半端ですいません。。


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