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サッカー 逆視点

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )どうにも萌えが止まらず、逆視点で書き直して見ました。
               即死防止回避のためにも投下させていただきますね。

やっぱり一番最初に、自分の口で伝えたくて。

「もしもし、どうした?」
「俺、レンタルされることになったよ。」
「え、どこに?」
「こーべ。」
「うわ、あそこか、がけっぷちじゃん。」

からかうような口調だけど、多分心配してくれてる。
言葉の響きからそれがわかる。

「でもそういうところのほうが出番有りそうだし。」
「そっか、そうだよな。」
「それにさ…。」

それでレギュラー取れば、こっちでも一緒にできるかもだし。

「なんだよ。」
「いや、なんでもない。」
「ま、同じピッチに立つって約束したもんな。」
「え、え、うん。」

やべぇどもった、何焦ってるんだ俺。

「けっこう楽しみにしてるんだよ、マジで。」
「ありがと。」

頬が熱い、テレビ電話とかじゃなくて良かった、こんな顔見られたら
またなんか言われちゃうよ。

「頑張れ、うちと当たる時以外は。」
「そういうわけにはいかないんだけど。」
「なんだよそれ、じゃあ俺がゴールすっから。」
「いや、お前にだけは決められたくない。」
「けちくせー!!」

そうじゃなきゃ意味がないんだ、たった一つのあのポジションを奪うためには。
誰のどんなシュートでも止めるけど、特にお前のは絶対止めるよ。
そうすれば距離を縮められる気がするんだ。

「お前がいないうちに、こっちは優勝決めるてやるよ。」
「うん、俺も残留できるように頑張る、頑張るから…。」

…だから、言っていい?

「何?」
「…いや、いい。じゃあ明日早いから、支度とかあるし、おやすみ。」

いや、まだだめだ。まだそんなこと言える立場じゃない。
それでも言いたくなっちゃったから、そっと終話ボタンを押して、発信履歴の名前を撫でた。

「早く帰れるようにしなきゃな。」
そしていつかあの場所で、あの声援を背中に受けて、一緒に戦えるようになろう。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )オソマツサマデシタ。誤字直すの忘れた…すみませんorz


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