サッカー 逆視点
更新日: 2011-05-01 (日) 17:24:36
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )どうにも萌えが止まらず、逆視点で書き直して見ました。
即死防止回避のためにも投下させていただきますね。
やっぱり一番最初に、自分の口で伝えたくて。
「もしもし、どうした?」
「俺、レンタルされることになったよ。」
「え、どこに?」
「こーべ。」
「うわ、あそこか、がけっぷちじゃん。」
からかうような口調だけど、多分心配してくれてる。
言葉の響きからそれがわかる。
「でもそういうところのほうが出番有りそうだし。」
「そっか、そうだよな。」
「それにさ…。」
それでレギュラー取れば、こっちでも一緒にできるかもだし。
「なんだよ。」
「いや、なんでもない。」
「ま、同じピッチに立つって約束したもんな。」
「え、え、うん。」
やべぇどもった、何焦ってるんだ俺。
「けっこう楽しみにしてるんだよ、マジで。」
「ありがと。」
頬が熱い、テレビ電話とかじゃなくて良かった、こんな顔見られたら
またなんか言われちゃうよ。
「頑張れ、うちと当たる時以外は。」
「そういうわけにはいかないんだけど。」
「なんだよそれ、じゃあ俺がゴールすっから。」
「いや、お前にだけは決められたくない。」
「けちくせー!!」
そうじゃなきゃ意味がないんだ、たった一つのあのポジションを奪うためには。
誰のどんなシュートでも止めるけど、特にお前のは絶対止めるよ。
そうすれば距離を縮められる気がするんだ。
「お前がいないうちに、こっちは優勝決めるてやるよ。」
「うん、俺も残留できるように頑張る、頑張るから…。」
…だから、言っていい?
「何?」
「…いや、いい。じゃあ明日早いから、支度とかあるし、おやすみ。」
いや、まだだめだ。まだそんなこと言える立場じゃない。
それでも言いたくなっちゃったから、そっと終話ボタンを押して、発信履歴の名前を撫でた。
「早く帰れるようにしなきゃな。」
そしていつかあの場所で、あの声援を背中に受けて、一緒に戦えるようになろう。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )オソマツサマデシタ。誤字直すの忘れた…すみませんorz
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