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ピ工ーノレ2

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                    | 前スレの用微獣ピ工ーノレの続きです 
                    | 前回読んでくださった方々、ありがとうございます 
 ____________  \         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| ピ工ーノレ×風沖で
 | |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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【前回までの続き】
目の前で卵から孵化した美貌の『刷り込み』息子ピ工ーノレから抱かせろと迫られた義理の父、風沖。
そのときは何とか上手く誤魔化して危機を回避した風沖だが、ついに運命の日はやってきたのだった。
以下、風沖くんの一人称でお送りします。


「父さん、この前の続きなんですが」
何気ない会話をぶった斬って唐突にピ工ーノレがその話題を持ち出したのは抱えていた事件が漸く片付いた平和な午後のことだった。
「この前の続き?なんだそれ?」
この前の続きと言えば当然ピ工ーノレが俺に「性交してみませんか?」と迫った恐ろしい事件以外他にないのだが、俺は敢えて訳が分からないという風に装ってさりげなくソファーから立ち上がった。
今俺の頭にあるのは「三十六計逃ぐるに如かず」という過去の人間が残した偉大なる兵法であった。
非常に消極的、かつ弱気な兵法だがピ工ーノレの恐ろしさを知っている者なら誰でも納得する兵法に違いない。
とりあえず逃走資金の入った財布を掴み後ろ足に数歩下がる。
「父さん」
俺が逃走しようとしているのを察したのか怪訝そうな顔でピ工ーノレがソファーから立ち上がる。
「どちらへ?」
心なしかピ工ーノレの瞳が鋭い光を帯びているような気がするが気のせいだと思いたい。
「あー、急にアイスが食べたくなったからコンビニ行ってくるわ」
昨日TVで見た都市伝説「ベッドの下の男」(だったか?)での言訳を採用して俺は急いで玄関に向かった。
いや、向かおうとした。
実際は玄関に到着する前にピ工ーノレに腕を掴まれ壁に押し付けられてしまった訳だが。

「父さん、この前の続きをしてもいいでしょうか?」
と、真面目な顔でピ工ーノレ。
普通、セックスを迫る男はこんな糞真面目な顔をするだろうか?
思わずそんなことを考えつつも俺は諦め悪く全てを有耶無耶にしようと話題を変えてみる。

「それはそうと、お前、実の親のところに帰らなくていいのか?
あちらのご両親はお前のことをえらく気にかけてたじゃないか?親は大切にしねえといけないんだぞ」
しかし、それが普段から眉一つ動かさない冷静なピ工ーノレの気に障ってしまったらしかった。
「実の両親のことは考えたくもありません」

全てに無関心そうなピ工ーノレにしては珍しく吐き捨てるように言うとピ工ーノレは真っ直ぐに俺の顔を見つめた。
そう言えば、うっかり失念していたが、こいつな何故だか実の両親を毛嫌いしているんだった。
「僕にとって大切なのは父さんだけです」
実に感動的な台詞!!
出来れば将来美人のオネエちゃんと宜しくやって出来た可愛い娘に言って欲しかった台詞であるが、ピ工ーノレに言われると別の意味涙がちょちょ切れそうだ。

「まぁ、気持ちだけは戴いて置くけどな、そ、それはなんつーか」
流石にありがた迷惑だ、と率直に告げるのも僅かながらの親心(?)が痛み言葉を濁す俺にピ工ーノレは言った。

「だから抱かせてください、父さん」

だから、何が『だから』なんだ?!
普通の出来のいい息子は父親に向かって「抱かせてくれ」とは言わねえぞ!!
俺が「冗談じゃない!!」とお断りを入れるよりも早くピ工ーノレは更に強く俺の体を壁に押し付けてくる。
「こここ、こら、離せ」
抵抗を試みるも空しくピ工ーノレは、その優雅な白い両手で俺の頬を挟み唇を寄せてきた。
間近で見るには強烈過ぎるピ工ーノレの美貌に俺は慌てて目を逸らした。
こいつ相手に恋愛感情など抱くはずも無いが、それでも5秒以上ピ工ーノレの顔を見つめていると脳味噌が蕩けてしまいそうになる。
人外の美貌とはそういうレベルのものだ。
しかし、目を逸らしても奪われるものは奪われるものである。
信じがたいほど整った唇が俺の唇に重なる。
女の唇なら腐るほど奪った経験があるが、こんな風に自分が奪われるのは初めてで、その生々しさに俺は慌ててピ工ーノレの服の胸元を掴み押し返そうとした。
だが、ピ工ーノレの冷たい舌先が俺の口内に侵入してきた瞬間、押し返す為に掴んだはずの手で俺は必死にピ工ーノレの服を握り締め自分の体を支えていた。
甘く痺れるような感覚が喉元を締め付けて、項を辿り下半身へと降りていく。
全身の血がふつふつと沸き立っているかのように体が熱い。

「てめぇ、何しやがったっ?!」
情けない話だがガクガク震える体を足だけで支えることが出来なくて俺は背後の壁に崩れるように背をあずけピ工ーノレを睨み上げた。
ピ工ーノレは俺の様子をじっと見つめた後、申し訳なさそうな顔で礼儀正しく頭を下げた。
「すみません、うっかり失念していましたが我々の唾液は人間には強烈な催淫効果をもたらすこともあるようです」

「なん…だとぉ?」

催淫効果。

蛍光ピンクの文字で妖しい広告に書かれていそうな単語を綺麗な顔で優雅に口にするピ工ーノレを見上げ俺は気が遠くなりそうになった。
無論、耐えた。
ここで気を失っては俺の貞操の危機は誰が守る?
そんな必死の思いから俺は全身を苛む淫らな疼きに奇跡的に耐え父親の威厳を持ってピ工ーノレに命令した。

「とりあえず、おまえは帰れ」
頼むから帰ってくれ、大人しく糞して寝ろ。
そして俺にAVのネエちゃんを拝みつつ一人で気楽にシコシコ処理をさせろ!

「お断りします」
そんな父親のささやかな願いを馬鹿息子はあっさり切って捨てた。

「父さんには申し訳ないのですが僕の唾液のもたらす催淫効果は絶大です。
つまり、父さんは今誰かに襲われたら誰彼かまわず見境なく足を開く淫乱…、失礼、奔放的な体になろうとしています」
さすがに義理の父親相手に「淫乱」という言葉を使うのは気が引けたのかピ工ーノレは言葉を選び直したが俺にとっては、どっちも大した違いはなかった。

「阿呆、なら、お前がいる方が危険だろうが」
なんせ、この馬鹿息子は俺を抱きたいと宣言しているのだ。
そんな淫乱…じゃない、奔放的な体になった状態で二人っきりだなんて考えただけでも恐ろしい。

「そんなことはありません。それに僕には父さんを襲おうとする輩から父さんを守る義務があります」
「なら、尚更帰れ」
「何故でしょう?」
「お前といると却って危ねえんだよ」
女に襲われるのは割りと嬉しいし万が一男に襲われたとしても、この状況でもピ工ーノレ以外の相手なら、ひと捻りで片付けられるはずだ、多分。
「そんなことはありません」
駄目だ。いつもの会話のパターンだ。
こいつとの会話は毎回、こういう風に堂堂巡りになるのである。
「とにかく帰れって!!」
「帰りません、例え親子の縁を切られても」
そう宣言されて俺は言葉に詰まる。
自分でも卑怯だと思うが俺が一番迷惑に思っている「親子」という関係こそがピ工ーノレの暴走を阻止する唯一の歯止めになることを俺はよく知っていた。
親子の縁を切れば、こいつの自由裁量を大幅に広げ、こいつが何をしても親父の威厳を発揮できなくなるのだ。
何も言えなくなった俺を労わるように髪の毛を指先で梳いてピ工ーノレは軽々と俺の体を抱き上げる。
思わず体を硬直させる俺の気配を感じ取ったのか、ピ工ーノレは俺をベッドに降ろすと少しだけ微笑んだ。
「とにかく…唾液の効力が切れるまで寝ていてください」
ピ工ーノレの言葉に俺は思わず目を見張る。

「おまえ…、やらねえのかよ?」
思わず聞いてしまった馬鹿なオヤジに品行方正な息子は大真面目に答えた。
「まやかしや虚構の父さんを手に入れたいとは思いません」
世間のエロ親父どもに聞かせてやりたい感動物の台詞である。

本当は、こいつが本気で俺を犯そうとすれば何時でも簡単に出来る。
…そんなことはよく分かっている。

「そう…か」
俺は「親子の愛っていいよな」とか思いながらピ工ーノレの言葉に従って素直に眠ることにして目を閉じた。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ 本番は程遠いですな
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 | |                | |       ◇⊂    ) __
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