ホーム > 8-479

妖美獣 ピエール×風沖

少々場所をお借りします

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    | 菊/地秀/行の陽微獣ピ工ーノレでピ工ーノレ×風沖。
 ____________  \         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  風沖くんの一人称でお送りします。
 | |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「父さん、僕と性交を営んでみませんか?」
唐突の申し出に俺は唖然として外見上は俺とさほど変わらない年齢の義理の息子ピ工ーノレを見つめた。
義理の息子、と言っても養子縁組をした訳でもなければ俺がコイツの母親を射止めて年の差をものともせず結婚した訳でもない。
多分、誰も信じないだろうが俺はコイツが卵から孵化する瞬間に不幸にも居合わせて、そしてコイツは誕生して直ぐに目にした俺を「父親」だと認識してしまったという非常に不幸な親子関係なのである。
最も、人外生物のコイツは「違う世界」に本当の両親が居ることも自覚しているので本当に「父親」だと認識している訳ではない。
しかし、コイツは何故か俺を「父さん」と呼び、付きまとい元の世界に戻ろうとしない。
おかげで俺は違う世界絡みの化け物やら、コイツの恐ろしいほどの美貌に吸い寄せられてくる色ボケの馬鹿女(恐ろしいことに男もいる!!)の嫉妬の嵐やらに襲われて毎日が災難の連続なのである。
それだけでも迷惑この上ない話なのに、平和な学生探偵としての俺の優雅な毎日を奪った馬鹿息子は相変わらず嫌味なほどの美貌を一ミリも崩すことなく、俺にとんでもない提案をしてきやがったのだ。

性交を営んでみませんか?だとぉ…?

これが普通の男友達なら笑って冗談で済ませられるが相手はピ工ーノレだ。
恐る恐るピ工ーノレの顔をもう一度見ると恐ろしいことに奴は真剣そのものの顔で俺の顔を覗き込んでいた。
嫌味なほど長い睫、その下の妖しい光を帯びた魔性の瞳。

……駄目だ…!!絶対勃たねぇ…!!

世間の老若男女はこの美貌に腰砕けになるらしいが俺の息子(こっちは義理の息子ではなく生まれながら俺の股間に鎮座している自分でいうのも何だがナカナカ頼もしい息子である)は返って萎えてしまうだろう。
完璧な「美」、それは明らかに「人」の持つものではない。
いわば異種姦。
生憎俺はそこらへんを歩いている犬や猫や鶏に発情するような変態ではない。
付け加えるなら男も興味の対象外だ。

「悪いがお前相手に勃起しねぇから無理だよ」
ピ工ーノレが本当に本気で俺とセックスしたいと思っている訳ではないと思っていた俺はピ工ーノレの提案をそっけなく切り捨てた。するとピ工ーノレは至極真面目な顔でにっこりと微笑んだ。

「それは心配いりません。僕が全てやりますから父さんはじっとしていてください」
一瞬、ヘルス嬢並に奉仕して下さるピ工ーノレの姿を連想してしまい俺はますます寒気を感じクラクラする頭を抱え込んだ。

「やめてくれ、百戦錬磨の俺がマグロなんていう恥ずかしい真似が出来るもんか」
「お言葉ですが父さん、僕の調査したところによると父さんが過去に『戦った』女性は74人です。しかも、内数回は『負けて』いるようですが、この場合百戦錬磨という言葉は相応しいくないのでは?」

「な、なんでッ…そんな事を知ってるんだっ?!」
俺はピ工ーノレの言葉にぶったまげて思わずピ工ーノレの服の襟首に掴みかかった。
ピ工ーノレの発言内容も失礼極まりないが俺が知らない俺の過去の女の数までコイツが知っていることが納得いかない。
すると、ピ工ーノレは顔色一つ変えず、襟を掴んだ俺の手にそっと白い綺麗な手を重ねた。
瞬間、何故だか俺は物凄い危険を感じ手を引っ込めようとしたがピ工ーノがそっと手を重ねているだけの手はピクリとも動かなかった。
「人間の世界では『父親』は『息子』に仕事を継いでほしがっているものだ、と聞きました。
ですから僕も探偵としての仕事を覚えるために、まずは父さんの過去を調べてみました」
柔らかで無邪気な笑顔が怖い。

「勿論、過去だけでなく父さんの性感帯についても調査済みなので安心してください」

どうやって?!
とか、うっかり聞いたら「寝ている間に実験しました」とか恐ろしいことを言われそうで怖かったので俺は、あえて聞かずに大きく溜息を吐いた。

「いいか、ピ工ーノレ、お前は生まれたばっかりで世間知らずだがな、人間は道徳という尊いルールのもとに生きてるんだ。
父親と息子がセックスするなんてことは正気の沙汰じゃないんだ」
我ながら白々しい、そう思いながらピ工ーノレを諭す俺。
最も本人が「道徳なんて糞喰らえ」と思っているだけに非常に説得力が無い。

「しかし、父さんと僕は本当の親子ではありません」
冷静なピ工ーノレの突っ込みに思わず頭に血が昇った。
「てめー!!普段は『父さん』を連呼しているのに都合のいいときだけ他人の振りすんなっ!!」
するとピ工ーノレは静かな瞳でまっすぐに俺を見つめた。

「それは父さんも同じです」

「あ…」
確かに、普段は「お前の親になったつもりはない」と否定しまくっているのに、俺は。

「人間の子供は父親の背中を見て育つそうですね。だけど僕は背中だけを見ているのは嫌なんです。
父さんに僕の事を見ていてほしい」

ピ工ーノレの言葉に俺はうっかり「そういえばピ工ーノレは生まれてまだ一年も経ってない」ということに気が付いてしまった。
本当なら親が恋しい年頃の子供、いや赤子の年齢だ。
ちゃんと親が面倒を見てやらねば…、等とうっかり情に流されそうになった俺の耳にピ工ーノレの信じがたい言葉が届く。

「だから、父さんを抱けば…その間だけでも父さんは僕を見てくれる。
幸い我々一族は相手を天国へと誘う技術に優れています、安心して下さい」

へ?父さんを抱く?
俺が抱くんじゃないのかっ?!
男前でハードボイルドな俺と美青年のピ工ーノレ、普通に考えて抱かれるのはピ工ーノレだろう?
世間一般の常識で考えてみてもハードボイルド×美青年だろうがっ?!

俺がピ工ーノレに抱かれている、そんな場面は想像すらしてなかった。
しかしピ工ーノレの顔は真剣で、しかも何時の間にか俺を床に押し倒して頭上から俺を見下ろしている。

こ、このままではマズイ。

「い、今は生理中だから駄目だ」
焦った俺は間抜けにもほどがある言葉でピ工ーノレを制止した。
無論、そんな言葉にピ工ーノレが納得するとは思っていなかったがピ工ーノレは拍子抜けするほどあっさり俺の上から退いた。

「分かりました」

…こ、こいつ…実はまだ人間の仕組みについてよく分かっていない?
ラッキー!!!!

思わぬラッキーヒットに2,000本安打を達成したイチ/口ーのごとく控えめにガッツポーズをする俺にピ工ーノレの次の言葉が届いた。

「じゃあ続きは一週間後にでも」

しまった!!生理じゃなくてインキンが伝染るから駄目だ、と言えば良かった…!!
そう後悔したが全ては後の祭りであった。
一週間後、何処かに高飛びしようか?と本気で悩む俺であった。

| __________  |
 | |                | |
 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ お粗末様でした
 |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
思ったより長かった…。
陽微獣を知っている人がいればいいのですが。

このページを共有:
  • このページをはてなブックマークに追加 このページを含むはてなブックマーク
  • このページをlivedoor クリップに追加 このページを含むlivedoor クリップ
  • このページをYahoo!ブックマークに追加
  • このページを@niftyクリップに追加
  • このページをdel.icio.usに追加
  • このページをGoogleブックマークに追加

このページのURL:

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP