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ナイル川下り

                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 |60年代飴2人組ナマモノスラッシュ風
                 |臆病者だから本尊名は伏字でも出せないモナー。
                 |別名の当て字、シ゛ェリー×卜厶で書かせて頂くモナー。
                 |             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
 ___________\           | シ゛ェリー:身長160cm。ギター、ボーカル、        
 | __________  |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V |        ソングライター
 | |                | |            \ 卜厶:身長180cm。美声のボーカル
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧  舞台は80年前半、  
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )    2人は40代前半。  
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ_オジンカップルスマソ。 
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |

<注意>
※船室の描写は適当ですw。
※スカを連想させるシーンを少々含んでいます。
※具体的な描写はありませんが、攻め・受け両者とも、他の"女性"と
肉体関係を持っています。

 周囲の者たちも確かに不思議がっていた。いくら旧友であるとはいっても、
40歳過ぎの男が、同い年の友人と、15歳年下のその妻キャシーとの新婚
旅行に同行するのだから。もちろん卜厶も自分の恋人ペ二ーと2人で乗船
するのではあるが。
 ただ、皆が疑っているのは、彼らが新妻や恋人を交換して遊ぶのでは、
程度のことだった。
 新婚旅行はチャーターした船でのナイル川のクルーズ、1人1人に個室が
あてがわれている。夫妻も就寝は別室だ。

 初日の朝乗船して、船室に案内され、荷物を解いたとき、卜厶は洗面所の
キャビネットに潤滑剤を発見した。そしてグリセリンの小壜が1ダース。彼の顔に
かすかな苦笑いが浮かんだ。
 その日の午後―夕方の時間は楽しく過ぎた。2組のカップルである男女4人。
男同士、女同士はそれぞれ付き合いの長い親友同士だ。酒を飲み、他愛も
ないことを話し合う。お互いの伴侶の過去をほのめかしあい、気にしていないよ
と笑いあう。
 夜。食事をし、その後また酒を飲む。もちろん酔いつぶれて新婚夫婦が夜を
楽しめないことになってはいけない。卜厶とペ二ーは目配せを交わし、早めに
引き上げる。2人はペ二ーの部屋でもう少し、1時間ほどナイトキャップを楽しむ。
船主のシ゛ェリーから、船室で彼らが「して」もいいとほのめかされてはいた
("部屋は全室防音だよ。お互い、その方がいいと思ってね。")が、彼らにその
つもりはない。船室で卜厶はペ二ーにイヤリングをプレゼントする。特別な意味を
込めなくてすみそうな品。お互い、この関係が今後何か正式なものに発展すること
はないことを内心承知していて、ただ現在一緒にいることを楽しんでいる。居心地
の良い状態。感謝の言葉と微笑が飛び交い、唇で軽くキスを交わし、卜厶は
ペ二ーの部屋を退出する。その足取りとともに、その顔から徐々に表情が消えていく。

(体内洗浄部分注意)
 卜厶は自室に戻り、鍵をかける。その顔にはもはやなんの表情も浮かんでいな
い。
服を脱ぎ、まず体内を洗浄する。グリセリンをお湯で2倍程に薄め、温度を調節し、
そばに置かれた針のついていない注射器で吸い上げる。それを自らの肛門に差込み、
注入する。しばらくこらえ、排出し、徐々にグリセリンの濃度を薄めて同じ行為を
繰り返す。薬剤を1壜使い果たした頃には、自分の体内には何も残っていないと
思えるようになる。彼の顔にはある種の満足感が表れているが、その表情は
その体内と同じように虚ろなものだ。シャワーを浴びる。
 身体を拭き、下着はつけずに、船室に用意されていた純白のガウンを羽織る。
これから起こるだろう事をスムーズに進めるために。部屋が防音であることの本当の
理由のために。
 彼にはまた「誘っている」と揶揄されるのだろうか。椅子に座り、持参した本を
開く。ふと立ち上がり、ミニキッチンの冷蔵庫に向かい、ウォッカ&ライムを
作って椅子に戻る。
 酒を啜りながら読書を続けるが、内容はあまり頭に入ってこない。船の揺れのせい
だけではない。

 1時間ほどが経ち、今夜は何事も起こらないのかと思い始めた頃、ドアの鍵が
音を立てる。卜厶の身体が強張る。鍵を開けたということは、入ってくるのは
ただ1人、船主のシ゛ェリーだ。やはりガウンを羽織っている。ギターを手に
持っている。

 彼がすばやく部屋に入り込み、ギターはそのまま床に下ろし、ドアに立てかける。
後ろ手で鍵を閉める。
「出迎えてはくれないのか?」
 椅子に座ったまま見上げる卜厶の両肩をつかみ、唇を貪る。シ゛ェリーの身体
からは熱気と女性の匂いが立ち昇っている。さっきまで身体を重ねていた妻、
キャシーのものだろう。
 卜厶の口の中のウォッカのアルコールの刺激、ライムの味。そして一度歯を
磨いたらしい…ミントの香り。身体からは石鹸の匂いが漂う。
「相変わらず潔癖症だな。初夜を迎える処女でもないだろうに。」
 一度口を離し、離れたとたん噛み締めた卜厶の唇の縁をゆっくりと舌で辿る。
彼は相変わらず無表情だが、抵抗はしない。
 終わって身を離した頃には口元が緩み、ほんの少し息が荒くなっている。

「キャシーは?」
「睡眠薬を飲んで寝てしまった。朝まで起きないだろう。疲れさせたしな。ビール
もらうぞ。」
「君の船の冷蔵庫だ、ご自由にどうぞ。……キャシー、薬飲みすぎじゃないのか? 
 さっきも何か飲んでたろ。」
「戻ったらやめさせるさ。」
 シ゛ェリーはまずバスルームに向かう。中でキャビネットの扉を開閉する音と、
かすかな衣擦れが聞こえ、卜厶はシ゛ェリーが潤滑剤をガウンのポケットに
しまったことがわかる。シ゛ェリーにはグリセリンの壜の数から卜厶がすでに
体内を洗浄し、準備が整っていることがわかったろう。お互いがお互いの思惑を
承知している。ただし言葉には一切出さない。
 ビールを手に戻ってきたシ゛ェリーが卜厶の向かい側に座る。卜厶の顔にも
笑みが戻る。シ゛ェリーがビールを飲み終わるまで、先刻までのように、親友
同士として他愛もない世間話や昔話が続く。同時に発せられるジョークの落ち、
含み笑い。

 ビールの空壜がテーブルに置かれる。空気が変わる。シ゛ェリーがにやっと
笑う。
「ペ二ーがキャシーに愚痴っているぞ。卜厶はしゃぶってもいかないって。自分が
 キャシーと違って年喰っているせいかなって。」
卜厶は噎せて息が詰まり、危うく口の中のウォッカを吹き出しそうになる。
「え?」
「お前、女同士が彼氏の話をどれくらいどぎつく喋るか、まだわかっていないのか。」
「君と違って精力旺盛じゃないからね。咥えてもらっていっちゃったらその後が
 続かないんだよ。」
「それならお前に精液を補充してやるよ。」
 シ゛ェリーが歩み寄り、卜厶を引きおろして床に座らせる。そして今まで卜厶が
座っていた椅子に腰を下ろす。

 卜厶は一度立ち上がる。2人の身長差は元々6インチほどもある。今はシ゛ェリーが
座っているので、卜厶は彼の倍ほどの身の丈となる。彼は身をかがめ、驚き顔の
シ゛ェリーにキスをする。今夜初めて、自分の意思で。彼の唇に舌を差し込む。
ビールの味が口中に広がる。
 どうして自分はこの小男にこれほど惹かれるのだろう。子供の頃出会って以来
ほぼ30年間、自分はこの男の支配下におかれている。剥き出しのエネルギーと欲望。
強烈な自己愛と意志力。全て自分には欠けているものだ。それとも逆だろうか。
思春期をこの男と過ごしたから、自分はこんな受動的な性格になってしまったの
だろうか。10年以上心から離れない疑問が胸の中にまた広がる。それを振り払おうと、
キスに、シ゛ェリーの口の感触に集中する。自分の舌が彼の舌に弄ばれている。
目を開くと、シ゛ェリーの目が笑っている。目尻に浮かんだ笑い皺だけが、彼の
年齢を示している。卜厶が積極的に動いたことを喜んでいるようだ。彼の嬉しそうな
様子を見ると卜厶はぞくぞくする。
 口を離し、軽く彼の鼻先を噛む。そして彼の額の中心にキスをする。彼のガウンの
前を開いて、跪く。

 顔を屹立したそれに近づけていく。何度経験しても嫌な瞬間。いっそ強引に
突っ込んで欲しいほど。なるべくそれが目に入らないように、上目遣いになって
シ゛ェリーの目を見つめながら、口に含んでいく。彼のためにだけに発達させられた
技術。舌が、20年以上の間に覚えこまされたポイントを探る。さっきまで妻と
交わっていた彼のものは、すでに精液の味とにおいを纏っている。

 卜厶には自覚があるのだろうか、その行為にいまだに慣れることが出来ず、
こちらの目を見つめながら飲み込んでいく姿が、この上ない媚態であることに。
思わず手が伸び、彼の両頬を撫でる。頬の肉は薄く、自分の形を外からなぞれそうだ。
卜厶の口は、今まで寝てきた人間の中でも一番だ。自分が、彼の声を最大限に
賛美する者だからかもしれない。女と違い、大きく、奥の深い口腔。あの声の
響きを作る神殿。それが吸い付き、舌が這い回り、身体ごと揺らぎ、自分に奉仕し、
刺激する。
「他の男のを咥えたことは?」
 卜厶は口を塞がれたまま、軽く頭を左右させる。
「こんなに上手いのに、もったいない。」
 するとまた上目遣いでこちらを見つめてくる。恨みがましい目つき。両手の親指で、
その目の下をそっと撫でる。目が閉じられたので、今度は目蓋に指を走らせる。
 たまらなくなり、彼の頭をつかんで固定し、椅子から腰をあげて前後させる。
最奥まで圧し入れた後、唇の縁まで腰を引き、射精する。卜厶の顔に一瞬、
かすかだが見間違いようのない嫌悪の表情が走る。彼が女にしゃぶられても
いかないのは、彼自身が口の中で出されることを不快に感じる人間だからだろう。
―全く思いやり深いやつだ。シ゛ェリーは内心嗤う。
「もうそれほど濃くないだろう? 飲めよ。」
もう一度腰を押し付け、彼の喉仏が上下するまで口を塞ぐ。引き抜き、彼の顎に
手を添えて顔を持ち上げる。
「うまかったか?」
「そんなはずないのは知っているだろう?」
「そんな言い方ないだろ。もう少しリップサービスを勉強しろよ。」
 シ゛ェリーがくだらないジョークを言ったときにいつもしていたように、卜厶の
眉が顰められる。次いでその頬が緩む。

「ああ、その通りかも。」
 唇から舌先が覗き、硬いままのその付け根から丹念に辿って自らの唾液を
舐めとっていく。そして先端に口づけて、少しだけ溜まっている白い残滓を
吸い取る。

 卜厶の両脇に腕をさしこみ、ベッドへと誘導する。端に座らせ、ガウンの前を
開く。彼も昂ぶっている。
「ペ二ーとはやらなかったのか?」
「招かれた友人宅でファックするなんて、はしたないことはしないんだよ、私と
 ペ二ーはね。」
「その友人をベッドに引っ張り込んでおいて、よく言えるな。」
「お前が押し掛けてき…う…あぁっ。」
 潤滑剤をまぶしたシ゛ェリーの左手の人差指が、ゆっくりと侵入を開始していく。
 一瞬身体に力が入るが、少しずつ息を吐いて力を抜く。1本目は楽に飲み込まれる。
同時にシ゛ェリーの右手が卜厶の前を握る。緩急をつけて扱きたてると、卜厶は
余裕のなくなった声を立てて身悶える。こいつのこの声を知るのは自分だけのはずだ。
 指を3本に増やす。さすがに苦しそうだ。体内に埋め込んだ左手の指を前後させ、
指先は小刻みに動かして体内をこすりながら、前へ与える刺激を強める。
 射精がまもなくだと見てとると、彼の性器の先端を口に含む。卜厶は逃げよう
とするが、後ろに入り込んだ指で固定され、腰を引けない。
 放たれたものを飲み込み、指を抜き、肩を押して卜厶をベッドに押し付ける。
そのまま深く口づける。彼の口にはもはやライムの味もミントの香りも残って
いない。ただお互いの精液の味とにおいだけ。肩で荒い息をしている卜厶の上に
身体を乗せ、胸に耳をつけて心音を聞く。着衣の状態から想像するよりも胸板が
厚い。

 呼吸が平常に戻りかけた頃、卜厶の左手が持ち上げられ、シ゛ェリーの背中に
添えられる。そこから背筋を辿って首筋をなぞり、シ゛ェリーの頭を撫で、髪に
指が入り込み、乱し始める。まるで女にするように。いや違う、女にしたら
怒られるだろう。
 シ゛ェリーは髪をいじられるままにして、卜厶の上で腹這いになり、彼の胸を
触り、舌を這わせる。シ゛ェリーの腹の下で、再度反応を始めた卜厶のそれが頭を
もたげる。気づいたことを示すため、シ゛ェリーはお返しに自分のものを卜厶の
太腿に押し付ける。なんとなしに滑稽な気分になったシ゛ェリーの唇が卜厶の
胸の上で笑みを形作る。目を上げると、卜厶もはにかんだ笑みを浮かべている。
目を合わせて同時に軽い笑い声を上げる。

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 | __________  |
 | |                | |
 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ とりあえずここまで。
 | |                | |     ピッ   (   ;)長い上に視点不安定でスマソ
 | |                | |       ◇⊂    ) __
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |
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