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尿失禁シチュ

>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ「すか風味」デ オオクリシマース!
(【禿げ】801のエロ、これだけは外せない!4【萌え】の886、891です。
僭越ながら尿失禁シチュで書かせていただきました。
その特殊性ゆえ、通常のSSの形では、読み手を選んでしまうため、あえて様々なカプに対応可能なよう、汎用として作成しました。

名称は無し。2人の関係・状況・会話も極少>
そして、もう一つ。
投下できるのは失禁状況のみであり、Hシーンはありません。ごめんなさい。
楽しんでいただけたら、幸いです。

スカ注意・H無し。(現代・車社会・成人男性)

 運転している攻めが、何かおかしいな、と感じたのは受けが静か過ぎたからだった。
そう、先程から助手席の男は一言も発しない。
最初は寝ているのかと思ったが、そうではないようだ。よく見ると、顔つきも険しい。
体調でも悪いのかと聞いてみる。
「…違う」
それだけ言うと、受けはまた黙り込んでしまう。

受けは焦っていた。
少しずつ存在感を増してくる、感覚に。
それは、増えはすれど、けして減ることの無い、体内の警告音──尿意だった。
手は汗ばみ、頬が熱くなる。
思考はもはや、乗車前の後悔と、解放場所の事…それ以外、働かなくなっていた。
早く。早く言って、高速に乗る前にコンビニにつけて貰わなければ…そう思った時だ。
ヴィ──ン、ヴィ──ン  受けの携帯が、バイブで着信を知らせる。
よりによって、こんなときに…。
焦燥する気持ちを押さえ、服の裾を握り締めながら、携帯を取り出す。表示された名前は仕事先の者からだった。ビジネス関係の電話では、無視するわけにはいかない。
「はい、もしもし…」

思ったより、長い話になった。

「はい…はい、では失礼します」
通話を終わらせると攻めが、お疲れ、と受けに言葉をかける。

しかし、受けには答えるだけの余裕は無かった。
受けの膀胱は相当に膨張し、かなり切迫した状況にあったからだ。
だが既に車は高速上にあり、間の悪い事に少し流れが滞り始めていた。
「ドライブインが見えたら、入って」
努めて冷静な声を装って話した受けだが、発語に震えが出てしまう。
ただならぬ様子に、急に心配になり、攻めは受けの顔を凝視する。
白い手が更に真っ白くなるほど、膝を強く握り締めていた。
赤面した顔からは、うっすらと汗が見える。
そして初めて見る、苦悶に満ちた表情。
息は荒く、辛そうに呼吸をしている…。
「大丈夫か!?痛いのか、苦しいのか?車酔い…なら、これに吐いてしまえ」
ダッシュボードからエチケット袋を取り出す、攻め。
受けは、頭を振った。吐き気だったら、どんなに良いだろう。痛みだったら、どんなに楽だろう。しかし…今の自分が耐えているのは、排泄なのだ。
最悪な事に、車の速度は、大分落ちてきていた。
なのにドライブインは、まだ見えてこない。…受けは泣きそうになった。
いっそ、完全に止まってくれれば、そこで苦痛を解放する事が出来るのに。
だが、停止するにはスピードが速過ぎる…。

苦痛を耐える為に…受けはもう、体を揺するしかなくなっていた。
察しの良い攻めは、瞬時に彼の状態を理解する。
「…おしっこか?」
スバリと言われ、思わず涙が溢れる。
「おしっこ我慢していたのか?」
顔をくしゃくしゃにしながら、頷くしかない受け。
排泄欲求に悩まされていた事を知られた上、自ら肯定する恥ずかしさ。それだけでも羞恥で死にそうなのに…出口を求める狂暴な牙と化した尿意に、体をよじらなくてはならない。
「…頑張れ、もうすぐだ」
探し求めていた表記の看板が道の脇に表れた。
だが、受けは逆に絶望的な気持ちになった。今から、そこに入って、車から降りてトイレに行く…間に合うだろうか…?
背筋が段々冷えてくる。これ以上、力が入らない。
受けは恐怖した。いま、力が抜けてしまったら…もう。
攻めが車を、ドライブインの駐車場に滑り込ませた。
「攻め…どうしよう…」
小さく呟く。
攻めは急ぎ停車させる。しかし。
「どうしよう…もう…立てない」
顔面蒼白で、抑揚の無い声。
攻めは車から飛び降り、受けを抱え出してやろうと、助手席の扉を開けた。
そこで攻めが視たのは。
「あ、あぁ…い、いやだっ!」
ひときわ声高に泣いた受けと、ジュウウゥという決壊音、そして…。
見る間に変色してゆく、受けの衣服。
「まだ、だめ…っ、まだ、ぁ…」
ビジュウゥー。
体液は、意志とは関係無く、無常に激しく出続ける。

「受け…」
「せ、攻め…見な…」
ビチャチャ、ボチャ、ビチャパチャ…ピチャッ…。
水たまりと化した液体の上に、新たな流れが注ぎ落ちて、音をたてる。
止まらない流出。多分、腹腔が空になるまで続いてしまう。
「あ…ぁ…」
握り締めた両手は、ずぶ濡れであり、その上をとめどなく体液が通過していく…。

やがて、水音が止んだ頃、受けの頬からは涙が伝い落ちていた。
そんな受けに、攻めは自分の上着をかけてやる。
「すぐに綺麗にしてやるから…」
力強く抱き締めた後、攻めは再び車に乗り込んだ。
高速を降り、近くにあるモーテルを目指す為に。

【終わり】

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・;)イジョウ、ジサクジエンデシタ!
期待に添えなかったら、ごめんなさいっ。

  • オシッコネタ好き〜 -- ヤマ? 2009-10-10 (土) 21:09:50
  • 可愛いです(*´˘`*)♡ -- おね? 2014-07-13 (日) 07:15:44

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