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恋におちたら 鷹柳×紙屋

ITドラ紙屋ネタ流れに乗って前君主もので初投下
本スレのネタで萌えさせていただきました 寝室捏造

ITドラ(序盤) 鷹柳×紙屋
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ ) AAズレルカラッテ、テラモノグサw

人通りの多い夜の街を足早に歩いていく。土曜の帰途だというのに紙屋の頭には仕事のことしかない。
(そういえばそろそろ帰国する時間だろうか…?)
ふと鷹柳のスケジュールを思い出す。と、携帯が鳴った。鷹柳からだ。足取りを緩めもせずに取り出した携帯を開く。
「紙屋です …もうお帰りですか?早かったですね。先方の感触はどうでした。」
「ああ、こっちの条件で通った。また忙しくなる。」
手短に言い放つが、結果に満足していることは声でわかった。
「まだ仕事か?」
「いえ、今日はもう。明日は金融関係の昼食会ですけどね。 ああ、社長もご一緒でしたね?」
紙屋は日曜の仕事を冗談めかして嘆いて見せた。
「じゃあ、今から来れるな?」
有無を言わせぬ声。予想外の言葉に胸が鳴って自分でも気づかぬうちに足が止まった。
「…はい。」
平静を装ってそう応える。
タクシーを拾ってマンションへ向かう。対向車線のヘッドライトをねめつけながら、押し黙ることで昂る感覚をねじ伏せた。

独り身に広すぎる寝室にはクラシックなテーブルと一対のソファさえあった。
ここで向かい合ってシャンパンを交わすときにも、二人の最初の話題はいつも「仕事」だと決まっていた。
旅先での出来事を交えながら快活に話す。鷹柳のこんな気質はなにかしら人を虜にする一種の才能に思えた。初めのうち、紙屋は相槌を打ちながらそんな彼の様子を改めて楽しんだ。
だがもう2時間だ。さすがに焦れてくる。
急に黙り込んだ紙屋の・熱っぽい視線に晒されて、鷹柳は薄く笑った。
「どうした?」
わかりきった質問に答えないまま紙屋は座っていたソファを離れ、身じろぎ一つしない鷹柳の前に左右の膝をついた。
何も言わずに自分の左手を相手の右手にふわりと重ねる。左手の中指に光る指輪に視線を落としたまま、紙屋が静かに呟く。
「この為に呼んだんでしょう?」
紙屋はあえて鷹揚な仕種で鷹柳のベルトに手をかけた。鷹柳が満足げな表情で紙屋の行為を見下ろしている。
「いけない子だな…」
卑しい自分を揶揄する鷹柳の声を、紙屋の耳は聞いた。丁寧に、丁寧に―――仕込まれたとおりに鷹柳のそれを舐め上げていく。

革張りのソファの背に両手を突いて・体を支える紙屋の後ろから、鷹柳が指で慣らす。灯りを落とした部屋に息を飲む気配だけが響く。
脱ぎ散らした高価いスーツ。グラスに残ったシャンパン。新しいキスの痕。広い窓の下方には物言わぬ夜景が無造作に広がる。
数ヶ月ぶりの遊戯にすぐさま体は悦んで、紙屋の睫毛が黒く濡れて光っている。
「もう いいな?」
言って鷹柳の指が抜かれる。息をつく間もなく、強引に熱いものが割って入る。
「あッ…」
堪えきれずに声が漏れる。そのまま両手で腰をつかまれ一気に高みへ引きずり上げられる。
手荒な行為を鷹柳は楽しんだ。まるで自分の権力を誇示するかのように。
「んっ……アッ…アッ…!」
常にも似合わぬ声をあげて、痛みと快楽に翻弄された。
たとえ苦痛であっても――この人が与えるのならば――それが歓喜に変わることを紙屋はすでに知っていた。
鷹柳の右手が紙屋のものを捕らえた。先端から十分に濡れていることを確かめた上で耳元に囁く。
「あんまり部屋を汚さないでくれよ?ン?紙屋…」
諭すような声音に体の真芯が痺れる。容赦なく前まで嬲られて、とうとう紙屋は達した。

ようやく息を継ぎながら床にくずおれ・ソファに体を凭せ掛けて、恍惚と鷹柳を見上げる。遠い間接照明だけが汗ばんだ二人の体を浮かび上がらせている。
「残念だな、 一緒にイケなくて」
鷹柳は紙屋を・その不手際を、詰るように笑った。
鷹柳のそれはまだ――紙屋の中にあったときと変わらない形で――勃っている。それを目にした紙屋の唇が、またも熱を帯びて何か言いたげにわななくのを鷹柳は見逃さなかった。
「本当に、いけない子だ」
紙屋の欲望がまだ残る自らの手で、それをしごいて熱い体液で紙屋を汚した。

シャワーを浴びて身なりを整えた後、紙屋は一度寝室を覗いた。あのソファとテーブルの向こう、豪奢なベッドに鷹柳が横たわっているのが見える。もう深い眠りに落ちたようだ。
明日の昼食会には8時に起きても十分に間に合うだろう。自分の部屋へ帰っても4時間くらいは眠れるはずだ。
時計を確かめて静かに部屋を出た。

□ STOP ピッ
◇⊂(・∀・ )コンナツモリジャナカッタ…ナンカキティク

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