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中篇

弟×兄 中編
すんません。エロまで書いたら長くなったので中篇でお願いします。

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 | |  |> PLAY.      | |
 | |                | |           ∧_∧ >>383-390の続きダヨ。フェラ編。
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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 ジーパンを腰まで脱いで弟を睨むと、「いや、下着も脱がないと」と突っ込まれ、しぶしぶ下着も下ろした。
「片足抜いて」
 そういわれて怪訝な顔をしたが、強引に促されてそうした。
 見慣れているが、今は蛍光灯とテレビと弟の前にさらされている怒張した下半身が
なんだか哀れで目を覆いたくなった。
「よし、がんばるか」
 そういって弟は赤い舌をちろりと出した。
「……フェラする気じゃないよな?」
「だいじょーぶ。兄弟なんだし、汚くないって」
「ばか!唾とかそういうレベルの話じゃな……ッ!」
 言いかけたところで、弟が何もつけてないほうの足をぐいっと折り曲げて、ソファーの上にのせると、
いよいよそこに顔を近づけてきた。
 もうあとには引けないと、覚悟を決めて目を閉じると、弟が苦笑して柔らかに言った。
「兄さんの好きな子でも想像してればいいよ」
 ああそういう手もあるか、と思った瞬間に、弟が先端を口に含んで軽く吸い上げた。

「う、わっ」

 予想しなかった感覚に、思わずのけぞってしまった。
 弟は笑って、赤い舌を出すと、ゆっくりと竿を下から舐めあげた。
 柔らかい舌が、ぬるぬると不思議な感触で形をなぞっていく。

 背筋がびりびり痺れてきた。薄く目を開けると、弟の黒い髪の毛と、鼻筋が見える。
 その下の光景は見てはいけないような気がして、もれそうになる声を手の甲でおさえながら、
必死に声をかみ殺す。
 互いに男だから、ツボは心得ているらしく一分もたたないうちに、射精しそうになって慌てて弟の頭を
つかんで剥がそうとすると、弟がくわえたまま、にやにや笑って俺を見る。
「イくって、ヤバイ。外せ、ばか」
「いいからいいから」
 口に先端を含んだまましゃべるので、舌がぴちゃぴちゃと当たって、堪えきれなくなる。
 ふざけんな、と言おうとしたのに、気の抜けた変な吐息が出た。
 結局そのまま抵抗には身が入らず、我慢できずに結局弟の口の中に精液を出した。
 少しむせこんだ弟は、身体を離すと、近くに放り投げてあったままのスポーツバックを探ると、
スポーツタオルを取り出して、そこに俺の精液を出した。
「だから言ったじゃん……」
 疲れ果てて俺が言うと、弟はさらにスポーツドリンクを取り出して、ごくごくすごい勢いで飲み干したあと、
一仕事を終えた快活さで言った。
「兄さんの精液って俺のと同じ味なのかと思ったけど、よく考えたら自分の飲んだことなかった」
「あほか……」
「そういえば喉渇いてて唾液あんま出なかったなー。痛くなかった?」

「っつか、それどころじゃなかった……」
「良かった、と」
 さすがに否定できず、自棄気味に何度もうなずいてみせると、嬉しそうに笑ってもう一度
スポーツバックの中をごそごそ何か探している。俺は自分の精液の絡まったままの、スポーツタオルを
拾い上げて、唾液に卑猥に光る自分のを軽く拭いた。
 弟はいっつもこんなことしてるんだろうか。部活仲間やなんかと。
 俺はそういうスポーツ系は苦手だし、友達もそういうノリの奴は少ないから、こういうのはしたことなかった。
 弟の反応をみると、こんなことすらじゃれ合いの一種であるかのような感じだ。
 まァ、深く考えないほうがいいのか、と思って下着をはこうとしたら、弟の手がのびてきて、その足を掴んだ。

「ちょっと待て待て。まだ早いだろ」

 そういって、なぜか俺の脚を自分の肩にかつぐ。
「あ?何だよ」
「いいもんあった」
 そう言って弟が示したのは、よく薬局なんかで売っている、青い蓋つきのワセリンだった。
「マネがくれたんだよねー。テーピングの時使えってさー」
 嬉しそうに言いながら、てきぱきと蓋を開けて、人差し指で大量にすくいあげている。
「それのどこがいいもんなんだ。もういいよ……飯食おうや」
「ここまで来たら、試してみたくなるだろ」

「なにを…?」
 嫌な予感がしながら、弟を見下ろすと、弟が急に俺のアナルに大量のワセリンを塗りつけた。
 ほてった身体と反対にひんやりとしたワセリンの感触に驚いて大声をあげる俺の足を押さえつけて、
比較的おそろしいほど冷静な弟が苦笑していう。
「せっかくだし、やってみようよ。アナルが気持ちいいか」
「おいおいおいおい」
 冗談だろ、と笑おうとしたら本当に指が入ってきた。

「待ッ…そしたら俺、誰を想像すればいいんだよ。女の子はこんなことしてくれないだろ……っ」
「そりゃそうかもしれないけど。さっき誰想像した?」
 指を突っ込んだまま、弟が俺の胸元まで身体を押し上げてきて、そんなことを聞いてきた。
 ワセリンの効果か簡単に指が奥まで入ってくる。奇妙な異物感にまた下半身が立ち上がってくるのを
覚えながら、必死に冷静を装って弟を睨んだ。
「悪かったな。特に何も思いつかなかったよ。お前と違ってあんま女の子と接触ねえ」
「じゃぁおれでイッたのか。やった」
「何がやった、だ。気持ち悪いから指抜け」
 くねくねと中が掻き回されるのは変な気分になる。
 せっかくそういったのに、弟は笑って俺を見下ろしたまま逆に指の本数を増やしてきた。

「何、やって…」
「気持ちいい?」
「いいわけないだろ。無理だって」
「俺だからかな」
 相変わらず中で指をくちくち動かしながら、弟が俺の腹に額をくっつけてきた。
 言葉が妙に落ち込んでいるのが気になって、「何が?」と聞き返す。
「兄さんは、やっぱこういうの好きな子としたい?」
「ここまで来て何言ってんだ」
 腹に顔をくっつけたままいうからくすぐったくて、顔をのけようと身体をよじったら、
急に背筋がびりっとしびれた。
「あっ…うわ!」
「お、ついに来た」
 釣り糸に魚がかかりましたぐらいの冷静さで、弟が楽しげに言う。
 しかしそんなことに構ってられないぐらいに、奇妙な疼きが下半身を駆け巡った。
 相変わらず異物感はそのままだが、その指が中のどっかをひっかいたときに、ざわっと血がざわめいた。
 弟の肩の上にのせられたままの足が、思わず痙攣する。
「やばい、やばい…!」
「あははー兄さんやばい」
 ぐいっと身体を押し上げてきて、弟が俺の顔を真上から見下ろした。
 それに応じて俺の脚も上に上がってしまい、その刺激で下半身がびりびりと反応する。
「やばいくらいエロい」
 その声は笑ってなかった。そして急に、俺の唇を軽く吸い上げた。

 その瞬間、俺は昨日の夜の、弟の指の熱さを思い出した。
 相変わらずぐりぐりと指が中の方でこすれるたび、射精寸前の快感が襲ってくる。
 でも射精するには足りないもどかしさで、頭がおかしくなりそうになりながら、同時に弟のキスに
洒落にならないものを感じてパニックになりそうだった。
 必死に弟の後ろ髪をつかんで引き剥がす。
「ちょ、ちょっと待て…ッ! いいのか、おまえこそ、こういうのは…ッ、好きな子に……」
 いてて…と頭を振って俺の手を振り払うと、逆にその手を掴んでソファに押し付け、、
弟がまた俺の顔すれすれに顔を近づけてきた。
 その目は微かに笑っていたが、少し困ったように眉がゆがんでいる。

「ごめん。おれ好きだから」

 そういって悪戯が見つかった時のように舌を出した。
 え。とだけ言ったあと、視界が真っ暗になった。
 その中で、弟の舌の赤さに、警告のようなものを感じて心臓がどきどき鳴り出した。
「あ…え? だ、誰が」
 答えが分かりきっているように思うのに、どうしても聞かずにいられなくてそういうと、弟は
答えるかわりに、指をにゅるっと抜き取って、俺の両手を押さえつけながら俺を真正面から見つめた。
 放置された下半身に、弟の張り詰めたそこが当たる。
 ひくひく震えている場所に、ちょうど弟のひんやりしたナイロン地のジャージの感触がピンポイントで
あたっているのと、射精できないのと、弟の冗談抜きの視線に、俺はほとんど泣きそうになった。

(今度こそ)後編に続く。

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 | |                | |           ∧_∧ ヘタレ兄貴ガダイスキダ
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